日本の借金はいかほど?

2007/12/19 (Wed)
財務省が6月25日に2007年3月末の国の借金残高が834.4兆円であると発表した。過去10年間の毎年度末の国の借金の増え方をみてみよう。2007年3月末 834.4兆円
2006年3月末 827.5兆円
2005年3月末 781.6兆円
2004年3月末 703.1兆円
2003年3月末 668.8兆円
2002年3月末 607.3兆円
2001年3月末 538.4兆円
2000年3月末 493.0兆円
1999年3月末 437.6兆円
1998年3月末 394.7兆円
年平均44兆円の増である。
その額を時系列で見てみると(驚いてはいけない)
1秒間 138万円
1分間 8、300万円
1時間 50億円
1日間 1、205億円
1年間 44兆円
これだけの「借金」が増え続けているのに、中央官僚はぬくぬくとして天下り先で国民のだれもが驚愕するような高額な給料と、渡り鳥よろしく点々と職場をかえて高額な退職金を取得する生活を送っている。
本日の「独立法人廃止折衝」に向かう渡辺大臣の勇気には凛々たるものがあったが、調整役の官房長官との話合いはどうなるのであろうか。
朝の報道では愛媛県警の一巡査部長が「警察の裏金」を告発し、地裁で「勝訴」したものの出世街道を歩めなかった内部告発警察官の末路をテレビは生々しく映し出していた。
警察の裏金は犯罪である。犯罪を摘発する警察が「税金をかすめる犯罪」に手を染めているのが事実だ。
一警察官が「警察官として犯罪に加担することはできない」として断固断りつづけたその結果は「上級試験」にも合格出来ず一平警察官として愛媛県内を転勤させられるだけの警察日記を送り続けてきた。
警察官ゆえに「公金を裏金」にかえることに同意しなかった警察官に天下の警察が下した処遇とは。 国民は何を信じ、だれを信じればよいというのだ。
なるほど世の中にはいろんな人たちがいて世の中だという。が、この格差はどうだ。税金を裏金としてチョロマカす警察官僚。これを犯罪だとしない警察官の不思議。
税金を湯水のごとく食い潰す元官僚たちの天下りの実態。よくぞ国民的規模の暴動が起きない日本の不思議。
米沢市の副市長が「公務員の待遇が悪い」と宣う現実離れした感覚で市政を担当するという図々しさはどうしたことだろう。

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