国家予算と医療費の関係

2007/12/18 (Tue)
2005年6月の毎日新聞の紙面に「国家予算と医療費の関係」が掲載されている。本年はさらに増加しているとみるべきだろう。全国民の税収[44兆円]に対して、医療費が[31兆円]。 これを一般家庭に換算すると、どうなるか試算してみた。
年 収 440万円(月収:36万円と仮定してみると)
医療 費 310万円
借 金 360万円
借金総額 8400万円(隠借金4740万円)となる。
足らない分を国債(借金)が補填しているが、国債の累積は840兆円。
医療費が年ごとに増える原因は何か? いろいろ理由はあるだろうが、国民一人々々が医療に関する知識を持つべきであろう。日本人全般に言えることは病気を予防する考えに乏しく「病は医師が治してくれるものだ」との甘え考え方がとどまることを知らない医療費の高騰に繋がっているものと思われる。
中国には「医食同源」という言葉があり、[未病]という病気に罹る前の予防法がある。日本人のほとんどの人が実行していないことは医療費の高騰が示している。「医食同源」とは毎日の食事に留意することが健康を保つということで、[未病]とは病気に罹る前段階の予防することをいう。
そのどちらをも実行しない国民が現在の日本人だと思われる。世界一長者国といわれる日本人だが、長寿とは寝たきり老人、生き永らえるだけのベッド人間を含めた日本人の平均を示したものだ。必ずしも健康で余生をエンジョイしている人たちの平均値ではないのだ。
発病の原因は「冷えと牛飲馬食」が最大の原因となろうが、アレルギー症の日本人が多いようだ。杉花粉症などに罹っている人たちは油断禁物、今のうちに早期治療すべきことだ。大根足を腿のつけ根までまくしあげて歩いている女子学生をみかけるが「冷え」が「不妊症」の原因になったり将来悔いる人生となりかねないのだ。
所詮人間は雑食動物であるといっても極端な肉食や乳製品は合わない食物だ。乳製品に限って日本人では天皇家だけは別のようだ。
牛乳を多飲すると多くの日本人は消化するどころか、カルシウムを放出してしまう危険性がある。カルシウムを摂るために飲んだ牛乳がカルシウムを失う原因になるとは考えにくいことだが、現実には骨粗相症が発見されたのは北海道の畜産農家からだった。解決は自然食品にある栄養分の高い「旬の野菜・果物」を、生野菜だけではなく「煮る工夫」をして食べることである。
飲用水は水道水に頼ることだけではなく、医療効果のある水を愛飲することにしぼられることになろうか。

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