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安部市政の隠蔽!!

kage

2012/05/26 (Sat)

【5/15議員全員協議会の総括】

 市議団から不祥事を追求され、
・テナントが立ち退かないことを隠蔽し予算獲得した事は「隠蔽したのでは無い。報告が遅れ  ただけ」。
・減俸という責任追及に「今回は不祥事では無いので減給は無い」。
・責任の取り方は「スミマセンを二回言えば良い」(市報と議会)。
・建設用地変更で損害が発生したら「市民に持たせる」。
などと返答し、改めて安部三十郎の思考回路の異常さを認識した全員協議会傍聴であった。

 今回の不祥事を「議会のチェックが甘かった」との世論や新聞論調に納得出来ない思いの議員団では無かろうか。

 そもそも議会で審議する事柄は「当局提出の資料にウソ偽りが無い」との前提で行われるものである。
もしも議員に、資料の正否まで調査してから審議する事を求めるのであれば、時間とその費用は莫大なものとなろう。
ここは議員のチェック能力をなじるのでは無く「当局の隠蔽工作」について徹底した責任追及が肝要であろう。

 今年3/9の予算特別委員会に於いて中村圭介議員は「ポポロ館跡地の24年度購入に問題点が無いか」と鋭く質問を行ったが、我妻課長はテナントとビルオーナー間の退去問題に付いては微塵も報告していない。もし問題を報告しての予算審議であったなら決して承認する事は無かったであろう。
ここに安部三十郎の「予算さえ獲得すれば、後は如何様にも誤魔化せる」との議会軽視の思惑が感じられる。
「報告をしなかったのでは無く遅れただけ」と言う詭弁は、万引き犯が「払わなかったのでは無い。払うのが遅れたのだ」と言っているようなものでは無いか。

 又、「高橋幸翁市長」が南部土地区画整理事業が挫折し、「減俸」という重い責任を自らに科せのは「非を認めた」からであり、自分は「非を認めない」から減俸に値しないと答弁した。
罪を認めなければ無罪となる法など存在しない。
 それに、市庁舎使用規定では「何人もポスターや幟等を掲げる事」を禁じているにも係わらず「市長が認めれば良い」と「自由の風」なる選挙時の旗を市長室入り口に掲げ、コンプライアンス(法令遵守)など「ドコ吹く風」の将軍様である。

 5/15全員協議会で市議は厳しく当局を糾弾したが何一つとして問題は解決していない。
しかしながら共産党の白根澤澄子市議は、
「事実も殆ど明らかになってきていますので問題点はどこかと言うより図書館建設の話を進めましょう」と事件の幕引きと図書館建設に焦る発言は何を意図しての事であろうか。
もしも事件をウヤムヤで片付け、嘘偽りの資料で予算を獲得し、バレたら「済みません」を二回言えば良いという前例を作るのであれば後世に大なる禍根を残す事となるであろう。

 当会は当初より「街中活性化基本計画」の疑義を訴えてきたが山村明・鈴木章郞市議を除く議員の賛成により図書館用地購入予算は承認された。
予算を承認した責任からも百条委員会の設置をする事により、問題点を市民に明らかにし、為政者へ責任の追及を行い、損害を市民に持たせる事は阻止してもらいたいものである。


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