賢い人たちの選択――賢くない人たちの書込み

2007/11/21 (Wed)
選挙戦も中盤に入っていよいよ盛り上がりを見せてきたようだ。書込みを見ていて思うのだが、米沢市の「有権者の声なき声」が聞こえてきそうである。老生の主張は「安部では米沢市は限りなき崩落の道をたどる」と書き、川野候補には「あまりにも節操がなさ過ぎる。政治を志すならば、毅然とした己れの立場を考えよ。自民党議員が当選するために、新社会党や公明党に組みするとは何ごとぞ。金力で何もかも買えるものでもあるまい。参議院議員に志を立てた男なら中央政界に名を連ねよ」男子には男子の志というものがあるものだ。
書込みの中には感動するものがある。「職場は自分たちで掃除すべきもので、すぐに業者依頼では省ける経費もなくなる」。 自分ごとで恐縮だが、老生の各種分野での活動を知っておられるらしく老生の申すことは間違いのないことだと書込みされた方もいられるのです。有り難いことだと感謝しております。
さて、安部候補、あなたは4年前に出されたマニフェストの何ひとつも実行していない人です。
現職の市長であったからわかるのです。それを知ってか知らないでか安部候補を再選させようとする人たちの軽薄さを疑うものです。マニフェストは候補自ら出したものでなく「みんなの会」が出したものだから責任の所在は「みんなの会」に問えはないでしょう。理屈に合わないことを平気で言う人物であることも4年間の行状で米沢市の賢い有権者は知っているはずです。公益合併に反対の立場を示しておりながら、わずか1週間後の告示日には「公益合併早期実現」はないでしょう。
これを私らの世界では「パクリ」だというのです。市民の要望を禁じた出前市長ってなんですか。トップのとるべき態度とは「市民の悩める声」を聞くのが最大の勤めというもの。それがなんですか!老人の肩もみではぐらかすとは! こんな大嘘をつきまくる候補者を地域の代表だとして支援する上郷地域の人々に恥ずかしさを誰ひとり感じないのでしょうか。それとも米沢藩政時代の屋代郷反発が残っているのでしょうか。老生も年令、4年後の選挙がどうなるものか確かめる自信はないのです。老生が生まれ育った米沢市の崩落を食い止めたい。政治をいたぶる人たちには気の毒ながら米沢市の市政を任せるわけには行かないのです。はっきり申して賢い人たちだけが暮らしている米沢市でないことが悲しいのです。米沢市の財政の悪化や崩落がこれ以上継続することを止めなければならないのです。そこから米沢市がリーダーとなって公益合併を実現し、各地の産物を総合した「置賜の産物」を開発して全国に販売すること以外に生きる道はないのです。「米」「牛肉」をはじめとする置賜ブランドの開発こそが遅れた置賜地方だと思いませんか。周囲は科が峨峨たる山脈に囲まれた置賜だからこそ産する物産があると思いませんか。これらの物産を総合的に売り出すこれがトップの役目なのです。4陣営が争って「市長遊戯」を楽しんでいる場合ではないでありましょう。ダメな者はダメです。住民のためにダメなのです。

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