市長選挙の-考察(正義の味方)氏の書込みを読んでさらなる考察

2007/11/15 (Thu)
貴殿が言われる通りに、確かに市長の椅子ひとつを巡って候補者4人のそろい踏みであるが、いずれにしても「ねじれた選挙」に見受けられる。この要因の最たるものは「市長があまりにも軽い印象」を与え過ぎたのであろう。候補者ならずとも、だれしもが感じる市長のひ弱さであり、手前勝手な振る舞いによるものであろう。
米沢市の場合、歴代市長は置賜地方をリードする力量をもっていたものである。その情況が一変したのは安部市長になってからのことである。市長に当選する前の安部三十郎氏はオフィス・アルカデアの用地買収に「売却の印鑑を最後まで押さず」ある建設会社々長の説得によって渋々押したのが真実なのだ。彼は最後まで「ゴネた」ため用地を売り渡した人たちが「売却を承諾したが、お前えのせいで金がもらえない」と騒ぎだしたことも事実なのだ。こんな軽い市長が米沢市全体の市政に目が届くわけがない。
鈴木睦夫候補は泡沫候補とみてよいが、川野候補に至っては母体になるはずの置賜建設の激怒を振り切っての立候補であるから、当然ながら冷飯を承知での立候補である。
書込み氏の考察のとおり、川野候補は市長当選を期待していない。野村候補落として次の市長の椅子を射止める考えのようだが、これまた市長になってなんとするのだ。 入づきあいが悪く、高等的でよくもまあ議員生活が勤まったような人物だとお見受けしている。
彼のご尊父とは同年の間柄であるから趣味の絵画などで親しかったから知っているのだが、川野の選挙はすべてご尊父が采配をふるってなされたものだ。だから、彼は本当の選挙の実際を知らないのだ。そんな彼が「自民党が公認するならば参議院議員候補になる」と県自民党に名乗り出てペケにされたことは周知の事実だ。悪いことに参議院議員候補に手を揚げることを選挙母体である「置賜建設」ならびに「川野親族」には相談なしでの単独行動であった。これを称して母体らは「人目悪いことをしてくれた」として、川野に関するかぎり、彼の選挙母体は崩壊したまま「ねじれた選挙」戦となっている。加えて、事情を察知した選挙の大プロ「佐藤武三郎氏」が事務長を買って出た。エンタケ、木村らの選挙事務長を永年つとめてきた人物である。その大プロがよもや当選すると読んでいるわけでもなかろう。野村潰しが主眼のようだ。少なくとも4年後の県会議員に当選させるのが狙いであることは間違いのないところであろう。興味深いことは現職県会議員の木村忠三氏が浮き世の義理を果たすとして川野の応援に駆けつけていることだ。当然ながら木村陣営は支持議員をめぐって真っぷたつの分裂選挙となった。木村忠三議員は後援会からは裸にされ「裸の王様」となっているが、考えても見るがいい。来期の県会議員には裸の王様の票を食って県会議員さまとなるのは誰だ。「裸の王様」は選挙の苦しみを知らないから「義理を尽くすのだ」と純粋な気持ちで応援を続けるつもりだが、自分が裸になっていくのに気がついてないボンボン県議だ。「政治の世界は裏切りの世界なのだ。そんなに甘いものじゃない」大プロ住藤武三郎氏は読んでいるはずだ。
かわって木村莞爾氏は重い腰をあげて野村研三候補予定者の支持に動きはじめた。ここも親子のねじれ現象だ。こうして距離をおいたところで現職対3新人候補である。これでは現職有利は間違いないが、米沢市民は安部市長を再選させるようなことがあってはならないのだ。老生は安部の再選を防ぐことは即ち米沢市の伸張とつつがなさを意味するのだと信ずる。どんなことがあっても安部市政だけは防ぎたい。米沢市民のためにだけ祈る。
正義の味方氏よ心あるならば安部以外の候補に投票願いたい。

木村莞爾氏おおいに吠える!≪ | HOME | ≫清水修二(元米沢市参与・福島大学教授)殿
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