清水修二(元米沢市参与・福島大学教授)殿

2007/11/14 (Wed)
老生年甲斐もなく貴殿の「言論の質を問う」の軽率さには激怒いたしました。確かに米沢信用金庫での貴殿の講演を直接聞いてはおりません。本会のスタッフがボイスレコーダーを携帯しての拝聴であったからことから、貴殿の言質を聞くに及んで慨嘆したものでありました。かりそめにも米沢市民の禄をはばんだ人物が米沢市長の本質論に及んで「米沢市長は何を考えている人か分からない」「米沢市長は変わった人だ」などの文言についてはボイスレコーダーが老生の耳に確実に伝えております。
他の文言についてはともかくも、貴殿は米沢市民に対して「米沢市長の人物像」を伝えたことにほかならないのであります。
貴殿は大学教授だということを聞いております。そして貴殿は老生スタッフが作成した宣伝用チラシを「言論の質」だとして、B級かC級のレベルだと評価されております。が老生は本会の責任者として申しあげれば「最高の作品」だと考えており、貴殿が米沢市民に対する講演内容の「言い訳」であるとして捉えているものであります。
「言論の質」を一々捉えて問題化するにはそれだけの裏づけと責任があることを承知しておかれるとよいでありましょう。
貴殿は大学教授の立場を甘く捉えられないことです。老生は「社団法人日本演劇協会」の劇作会員として、「日中演劇交流団」員の一員として北京大学・大連各地の大学を訪問している老生としてはプライドもあり簡単に承服するわけには行かないのです。
場合によっては貴殿の奇弁を弾劾する用意があることをご承知願います。多くの米沢市民の前で、老生と「言論の質」に関して討論会で白黒をつける用意があれば幸甚というものです。
貴殿は「米沢市の参与」を拝命したと承知しながら、報酬に見合う参与としての知恵及び伸張策の何を意見とされたものであるか。市民として伝わってこないのです。
貴殿は「貴殿らに支払った報酬の額については議会の承認であるから、市民が論ずることではない」と断じておりますが、議会制民主主義は、国民の声を防いでよいとは老生は考えていないのです。貴殿の言質にこそ問題があるといえましょう。ただし社会主義国家であれば貴殿が言われるとおりでありましょう。
結論を申しあげておきましょう。安部市長なる人物に「米沢市の参与」を要請された時点では「アカデミックな市政」の展開を期待されたものであったと考えます。
結果は安部市長の「市長遊戯の加担」でしかなかったことに反発と早期退任を決められたのではないかと考えているところです。以上、撤回する言質は何もないのです。
老生が願うことは貴殿の期待にも答えきれなかった安部市長には、疲弊つづける地方自治体の首長は勤まらない人物であることを言いつづけたいのです。貴殿が参与を辞すにあたり「そのことを言い残すこと」が参与を辞する責務であったと老生は考えるのです。
勇気こそ 地の塩なれや 梅真白(中村草田男)
今でも、参与辞任は貴殿の安部市長に寄せる本音であることを信じている老生だ。

市長選挙の-考察(正義の味方)氏の書込みを読んでさらなる考察≪ | HOME | ≫安部市政四年を顧みて。
コメントフォーム

この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)