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安部市政四年を顧みて。

kage

2007/11/12 (Mon)

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 佐藤病院が業務拡張のため米沢市に進出する話が、前市長との間で進んでいましたが、安部市長は「聞いていない」と病院進出を白紙に戻し「検討委員会」で審議することになりました。
 佐藤病院は「そんな悠長なことでは米沢市には行けない」と米沢進出を断り南陽市に大きな病院を建設しました。
 もし米沢市に建設されれば、工事費数十億円・間接を含む雇用人員150人・地域経済の活性化・老人介護、等に大きな効果が期待できたのに大変残念な事だと思いませんか?
 安部市長は企業誘致のため4年間に148社を訪問しましたが、目立つ功績は米沢市内の事業所が数社、オフィスアルカディアに移転したことです。
 その会社移転に補助金として約1億円の税金が使われました。

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 市長は広域合併について市民にアンケートを取りましたが結果は、合併に賛成43.7%反対41.7%でした。
 多数の意見を取り入れるのが民主主義の考えと思いますが、その後市長は合併について推進するような行動は取りませんでした。
 まもなく四年を経過しようとしているのに「多数意見を無視し」「少数意見に対する考えも表明しない」安部市長は何のために経費を使ってアンケートを取ったのでしょうか。
 今、合併問題は「だまって静観」するだけで良いのでしょうか。

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 安部市長は就任するや「参与」として二名の大学教授を米沢市政に参画させましたが、それまでに無いポストの新設で年間168万円という新たな経費が発生しました。
 しかし福島から招かれた教授は「組織に組み込まれていない参与職の意見をまともに聞く職員はいない」と嘆き「安部市長は何を考えているか分からない人」「変わった人」「人の意見を聞かない人」と言い残し米沢を去っていきました。
 人の意見に耳を貸さない市長であれば「参与」などの委嘱は無駄な支出と考えますが、皆さんどう考えられますか

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 「出前市長室」という市民と語る会を各地で開きましたが、話題が予め決められていて市民からの要望等は受付けない決まりでした。
 市民の要望を聞いてもらえない「市民と語る会」とはどのような意義があるのでしょうか。
 ある会場では予定に無い質問に激怒した市長は、会の途中に参加市民を残し、席を蹴って退場しました。
 参与が語った「安部市長は何を考えているか分からない人」「変わった人」「人の意見を聞かない人」を実証した一件でした。

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 前市長のときに市の財産である資源物(アルミ缶・古紙等)が一特定業者に無償で提供されていました。これは不当な行為ですから業者に正当な価格で買ってもらうよう安部市長に申し入れましたが聞いてもらえません。
 そこで「鬼の会」は2回の住民監査請求を行った結果、平成16年度から18年度まで1億2千万円が市の収入となり無駄を改めることが出来ました。
 その運動を通じて、なぜ安部市長は特定業者の庇護をするのか、なぜ市民の側に立った行動をとらないのか大変疑問に思いました。

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 市役所には「庁舎に旗などを勝手に掲示してはならない」「寄付を受けるには良く調べてから受け取る事」など守らなければならない規定が色々有りますが、安部市長は「市長は良いのだ」といって規則を守りません。
 議会でも問題とされましたが改めようとはしないのです。
 市長といえども決まりは守るべきで、上に立つ人がこのようでは職員に示しがつかないと思います。

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 安部市長になってから役所は「安ければ良い」と言うことで低価格での発注が増えました。
 一見、同じ予算で多くの事業が出来ることは良い事のようですが、結果は本市事業所の倒産が増えました。
 又、低価格で受注した地元業者は他市町村に外注に出すため、米沢市経済の活性化は望めません。
 県でも問題となりすでに検討に入りました。行政にもスピードが求められる時代です。
 市長には聞くだけでなく決断と実行が必要な時です。

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kage


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