「ねじれ現象」は永田町政界だけではないぞ!

2007/11/08 (Thu)
米沢市長選に見られる地元の「ねじれ現象」はどうだろう。安部現職の再選を願っているのは「日本共産党米沢支部」と「公明党」のようだ。共産党米沢支部は「現職安部の実弟が日本共産党市議」であることから共産党が強力に推していることは間違いないが、安部自身が共産思想に近い人物だから支持するのは当然のことであろう。前回、公明党はこぞって安部候補に票を投じたことは知られている。公明党は共産思想と対決する立場にあるが、共産党支持の現職安部候補に票を投じようとするのであるか。
川野候補を支持しているのは木村忠三県議だ「ライオンズの仲間」というだけの理由で支持を表明したようだ。おかげで木村忠三陣営は大混乱に陥りこのままの状態が続いた場合、木村忠三県議は後援会からも見離され丸裸の状態もありうるという危機感がつづいている。
父親の木村莞爾氏は息子に対して「政治感覚が幼い」と手厳しい評価をし「野村支持」を表明して動いているが「だれが考えても安部市政は米沢市政を破壊する」と言う。
また、川野候補の事務長は選挙屋佐藤武三郎氏だが黒金建設からの出向社員として「エンタケ」「キムラ」両陣営の事務長を務めてきた人物だ。巷では何故いまさら川野なのだ? という声が多いようだ。
今回の米沢市長選挙は「米沢市の未来設計図」を描ける人物でなければならぬ急務の時期に「現職でよかんべ。何も悪いことしてねえべしな」では米沢市政が崩れてしまうという危機感がある。
他の3候補と違い安部三十郎候補はまがりなりにも市長経験者であり、その実績には見るべきものはないのだ。
他の3候補者には市長経験者はいないものの、3候補者ともに議員経験者であり、議会のルールや市政のあるべき姿を知り尽くした候補者たちである。 老生は米沢一市民として、米沢をこよなく愛し米沢市のあるべき姿を夢見て暮らしてきた者である。大切な米沢市を「一権力指向者」の遊びの場にさせてはおけないのだ。
みなが言う! 「投票は各自の自由意志だが、米沢市を遊びの場だとする安部市政のエゴを許すわけにはいかない」と。
米沢市をこれ以上「ねじれた町」にすることは避けなければならないのだ。全米沢市民のご理解を願いたいものだと考える。

12月8日は「立冬」。米沢市を政治的「極寒の地」にしてはならない。≪ | HOME | ≫米沢市民よ-それでも安部市長の暴走を許すのであるか!
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