市民よ、もっと数字に関心を!

2007/11/04 (Sun)
前回は「広報よねざわ」の財務内容について掲載したところ早速、山猿氏より「会計年度独立の原則」の書き込みが有り、市財政に関心の有る市民がいることに心丈夫とした次第だ。それでは「会計年度独立の原則」についてだが「地方自治法 第九章 会計年度及びその独立の原則 第208条 2項」の条文は「各会計年度における歳出は、その年度の歳入をもって、これに充てなければならない。」とある。
すなわち、本年度に支出する経費の財源は、本年度の収入から支出しなければならないということで、次年度に見込まれる収入を本年度の経費に充てたり、前年度に収入済の財源を確保しておいて本年度の経費に充てることはできない、ということである。
本会はその事を問題としているのではなく、市報には「収入-支出=黒字」で「健全な財務内容」であると報じた点にある。
確かに「収入-支出」がプラスであれば黒い字で記帳されるであろう。が、これが健全な財務内容である事とは全く関係がないにもかかわらず、これを強調し報じた事を問題としているのである。
さらに7ページのバランスシートをみると負債は何と9百48億もあり、赤ちゃん子供まで市民一人当たり100万円を越える借財を背負っていることになる。しかしこの借財に見合う資産があればあまり心配したことではないが、資産明細を市財政課に問い合わせると誠に歯切れが悪い返事が返ってくる。担当官には「近いうち伺う」ことを告げたが「本会だけの関心事にあらず」市民がもっと市財政に関心を示すべきであろう。

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