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市長選 №23 4市長候補そろい踏み

kage

2007/11/02 (Fri)

 10月31日ホテル・サンルートに於いて「賛O会」主催になる米沢市長選の立候補者による公開討論会が開かれた。
テーマは「広域合併問題」「行政改革」「少子化問題」に絞られ、他は質問時間にうつされた。

■ 広域合併問題
・ 安部市長:「選択肢のひとつとして視野に入れるべきだが2010年3月までに実現するとは思えない」
・ 野村候補:「好き嫌いを越えてせざるをえない実態。リーダーシップを発揮する」
・ 川野候補:「体力の残っている内に推進すべき」
・ 鈴木候補:「推進すべき、合併が困難なら県を巻き込んだ"広域連合"も考えられる」

行政改革
・ 安部市長:「事務内容の見直し、職員数の自然減、4年間で30億円の行財政効果をだす」
・ 野村候補:「職員数の自然減、物件費抑制、4年間で30億円の行財政効果を実現する」
・ 川野候補:「米沢独自の人事院制度を創設し、市民の意見を取り入れた給与制度改革に取り組みたい」
・ 鈴木候補:「少しぐらい借金しても景気浮揚策で税の増収をはかる」

■ 少子化問題
・ 安部市長:「中学校給食を可能なところから実施する」
・ 野村候補:「12才までの第3子までの医療費を無料にし、中学校給食は新たな施設をつくらずに官民で実施する」
・ 川野候補:「三世代同居推進に力を入れる」
・ 鈴木候補:「企業内保育所が設置できるような環境づくり」

老生の感想
・ 野村候補:個々の政策についてマニフェストの要件である「目的と実施方法、期限、財源、判断の基礎となる具体的な数値」等を明確に述べた点、特に中学校給食の具体策は評価できる。

・ 川野候補:未だかつて職員の給与制度改革に踏み込んだ考えを公にした候補者はいない。「米沢独自の人事院制度」は高く評価できる。

・ 鈴木候補:行財政改革で他候補は経費節減を訴えるなか、景気浮揚策や「広域連合」のアクティブな発想は評価できる。

・ 安部市長:一般質問の「現職市長として、私だからこそ出来たと思うことを1つあげよ」の問いに「2市5町の首町に自ら訪ね話合った事」をあげ場内から失笑を買っていた。
 いつも思うことだが市長は「アンケートを取った」「○○委員会を立ち上げて広く意見を聞いた」「他の首町から話を聞いた」と得意気に話すが、首長の責務は聞くことに有らず。決断と実行にある。聞いただけで行動を起こさないのは経費の無駄遣いというものであろう。

 出掛ける前に共産党員が来所。「偏ったブログは書くべきでない」と老生に詰問してきたが「安部市長とは市民と市長との関係の外つきあいはないが、安部市長の独善性に問題があるのだ。庁内規則を遵守すべき市長が"自由の風"だとして、市長なら良いのだと市長入口に展示している事実を怒っているので、市政を精査してみると組織にもない参与を連れてきたり、したい放題だからな」老生の説明で党員は納得して帰っていったが、断るまでもなく共産党が安部候補を応援するのは自由な意志である。


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