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各候補者を選別する。「米沢市政に必要な人物はだれだ!」

kage

2007/10/31 (Wed)

 米沢市の改革・伸張を考える時、現況ではそれに匹敵する候補者はいないと考えるのが常道ではあるまいか。

■ まず、市長経験者である安部三十郎候補の独善さに付き合っていたとしたら、米沢市政は安部三十郎候補の思い上りによって、解体の危機に遭遇するであろう。

■ 野村研三候補には安部三十郎候補のような独善性はないだろう。首長の経歴はないにしても、市議会議員および県議会の副議長まで務めあげた人物であるから、議会の任務と市長の責務には熟知しているに違いない。 前回の市長選で、告示を前にして「敵前逃亡」したという市民を裏切る結果となっていることから、彼の健康度合いに関心が集まっているのは当然のことだ。見るところ健康の心配はないようだが、市長選に突入した場合には健康に留意することが肝心であろう。

■ 川野候補は先の参議院議員候補に手をあげたまでは良かったが、山形県候補とはならなかったことが尾を曳いている。参議院候補に手をあげたとあれば、いまさら市議会議員でもあるまいとして、噂通りに市長選に立候補してきた。が、選挙には滅法強い置賜建設がソッポを向き、兄弟親戚からもソッポを向かれているという気宇な候補者と聞く。 川野候補はまだ若いこともあって、次の選挙かまたは次々の市長を狙っているのであるか。見るところ市長としては時期尚早との見方が強いようだが、油断大敵は選挙時の戒めだ。婦人層が声をかけあっているからあるいはヒョッとすることもあるかも知れない。

■ 鈴木睦夫候補は「野村候補の邪魔をして!などと謗りを受けています」と頭を掻いて事務所に来所。「細君と息子らに家を出られて、それで選挙ができるのか」という老生にたいして彼は答えた。「二人がいなくなったから市長選に出られるのだ。必ず反対するのは二人だったからな」 結論からすれば「市長報酬は半分にする」「退職金はいらない」とのマニフェストだけではどのような市政が展開されるのであるか。

 口はばったいようだが、各候補とも市長としての資質に物足りなさを感じるのは否めない。
各陣営のマニフェストや公約なるものは、それを実現するにはお金のかかることが殆どであり、疲弊した米沢市であれば税の増収をもって臨むより、経費を足元から軽減し公約を果たすのがスジであろう。
 それには気の毒だが市職員の給料をカットすべきである。夕張市は市職員給料を30%カットして生き残りをかけ、長井市、上山市は一般職員給与の5~10%のカットをして伸張を図っているが、米沢市政はこのままで良いのであるか。
国、地方を問わず行政における人件費の占める割合は予算執行の大きなウェートを占めることから、これを避けて公約の実行は不可能であり、次期の首長たらん候補者なら真摯に労務問題に取り組み、労働組合と渡り合う気概を示すべきである。好景気が持続しているという政府でさえ人事院勧告を蹴ったではないか。
 格差社会の問題が取りざたされる昨今だが、本市に於いて実感するのは官民給与格差である。事実、公務員と一般企業との給与格差はどうだ。鈴木睦夫候補はその点を追求した場合「それは僻みだろう」と答えた。全ての候補者にいえることは、いずれも税金で生活してきた議員たちである。給料に手をつけるなどの考えは期待する方が無理というものか。
「市職員は働かない」と安部市長にいわせた職員たちであるが反論は如何なものであろう。

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