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米沢市長選 №11 [安部市長88の改革]に物申す! その五

kage

2007/10/18 (Thu)

■ 改革・項目38)トップセールス開始、4年間の企業誘致数

安部市長の企業誘致は真っ赤な嘘だ!

 オフィスアルカデア用地の企業誘致は「目的に合わない」として、佐藤病院進出を阻止する処置した安部市長だが、当該用地に巨大な地元印刷工場が出現して唖然とさせられたのは老生だけであろうか。
 病院の進出には「使用目的に合わない」としながら「印刷所ならばよい」とした論理に矛盾はないのだろうか。改革の中に当該用地に2社の事務所を誘致したと手柄にしているが、その中身は元県議武田誠関連の事務所であることに不審をもっている市民の多いことも事実だ。
 武田県議は元南陽市長と計らい、南陽市にゴルフ関連の事業を展開、地元の強烈な反対にあって断念、南陽市に多大な財政危機をもたらした件を今以て南陽市民は「ザワの県会議員めッ!」と怒っている。したがって武田県議は南陽市民から蛇蝎のごとく嫌われている存在なのだ。が、武田関連企業の事務所が当該土地に企業誘致されたことに市民は不安感を寄せて今後の成り行きを見定める必要があろう。
 もうひとつの企業誘致だとする「弥満和精機工業」の南原工場は、ただ今建築中だが、地元工場の増設工場である。
 安部改革が言う「企業誘致」だが、地元工場の移転、増築は企業誘致とはいえないもので、その言葉の正しい意味合いからして「地元に税収をもたらす新たな地域外企業」ということになろう。その点でも安部市長の判断に甘さがみられ、ひとりよがりの市政であり改革だと思えないであろうか。
有権者の皆様、冷静に米沢市政の現況についてご賢察願いたいと思う次第だ。

 老生はかつて福島県の月刊誌の編集長を依頼されるまま引き受けた時がある。老生が会津若松市に友人知人が多いのはそのせいだが、福島県で学んだことに多いものがある。
喜多方市のら-めんブームや大内宿の開発にも参加した経験をもつ老生である。だから、福島県人の観光政策に寄せるひたむきな情熱と米沢市のその情熱にはかなりの温度差を感じるのである。
 米沢人は福島の観光開発の巧みな技術に学ぼうとする気持ちはなく、ただ羨ましく指を加えているだけではないだろうか。観光開発の奥義とはなんぞや? それを間近に見てきた老生だからこそ見える米沢市の遅滞さが悔やまれるのだ。
 米沢の市民は何事にも行政主導方を是とする風潮がある。上杉の上意下達になれきったDNAが染み込んでいるせいであろう。会津若松市は維新戦争によって官軍の標的となって崩落した町である。しかし、落城したはずの城が戦後に再建された心意気とはなにか。城主と民衆の心が善政がゆえに合致していた歴史があったからである。
 老生が会津を訪れると「米沢の親分がくる」として、会津の有識者が集まり宴会で歓迎してもらえるのだ。老生と一緒に会津を訪れたことのある知人友人だけが知っている事実だ。
米沢には民衆の団結がない。すべて行政からの上意下達でしか動かない。それも歴史的風土であるから是としないわけには行かないが、肝心の下達をする市のトップに「正常な知恵がない」のだとすればどうなる。
 激しく市長を糾弾するような気概が会津市民にあり、市民の糾弾によって市長が変わってきたことを知っておられるだろうか。市長は「会津魂」の集大成を肝に叩きこみながら、常に緊張した市政に心がけているのだ。
 その点において米沢市民の市政を凝視する眼力は不足だ。あえて当市と会津若松市の違いを述べてみた。


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