鬼のひとり言 47 市長への手紙

2007/07/10 (Tue)
広報に「市長への手紙」と丁重な印刷物が掲載されていたので一筆啓上した。啓上した文面には「公費を使った事前運動になりませんかと書いて、合併問題でもアンケートは公約だからとして実施されましたが、事後報告がなされていないのはどうしたことか。アンケートの集計結果発表しただけでは幼児にもできること、アンケートの結果をどう生かされたかが問題。 本年初冬の選挙は厳しい批判票にどう対抗されるものか。老生は惨敗前に立候補をしてはほしくないのです。」と書いた。
立候補を表明している現市長のとった行動は直接選挙違反の取締り対象にはなるまいが「公費を使用して今更のごとく市長と市民を繋ぐ」といった行為はすくなくとも現職市長のやることではない。人格が安っぽくなるばかりだ。
いい機会だから書くことにする。定年を前に退職した元部長に退職の理由を糾してみた。「ことばでは言い切れない」という当該部長に「箇条書きで結構だから」と書いてもらった。
以下某部長が書いた箇条書きである。
① 自分の思い通りの答えがないと、激高し、取りつく島がない。自分の弱いところを突かれたとき。自分の考えの方向に行かないと満足しない。
② 昇給・昇格の依怙贔屓が目立つ(出身地区)
③ 過去の行政をすべて否定する行動が目立つ(成人式の日取り変更など)
④ 市長職は、特権階級であると勘違いしている。
⑤ 副市長との間がうまくいってない(職員の話)副市長から市長への報告がなされていない。など。
退職部長らは「あんな市長とやってらんないッ」が合言葉の一斉退職だとは聞いているが、現実に退職部長が書いたものを載せたものである。 米沢市の市長がだれになろうと現安部市長を下回る能力の持ち主はいない。安部市長はアルカデア現在地が市の買収になった時点で、最後まで印鑑をつかなかった地域民だとして知られた人物だ。市長の席に着くや「南陽市の佐藤病院の米沢進出にともないアルカデア用地買収を拒否した」経緯があった。佐藤病院の米沢進出計画については前高橋市長との間で了解済であったものを「知らない」として一蹴し、疲弊しきった米沢市民の期待の夢を頓挫させたものだ。部長のいう過去の行政否定である。かつて南部土地区画整理事業が某酒造会社の反対によって50億とも期待された事業効果が一瞬にホシャった過去があった。安部市長はいみじくもその轍を踏んだ甚だ賢くない市長である。町の活性化を図るには経済に明るい人材であることと他人の意見を真摯な態度をもって聞けることが大事なこと。安部市長はどちらも持ち合わせていないのだ。
部長がいう「特権階級であるかのように錯覚しているだけ」。 毎日が市長ゴッコで楽しいだろうが、市民が楽しくなければ選挙には勝てないのだよ。よほどのことがなければ再選はすまいが、それにしても「出前市長」では、「老人の肩もみ」を主とするならば本職のマッサージ師を同道された方が老人たちには有り難いと思われるのだが、市長選挙を前にして、親切の押し売りはみっともないと感じない神経はいかほどのものであるか。

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