鬼のひとり言 本命立候補か

2007/06/13 (Wed)
本年、晩秋に行なわれる米沢市長選挙は本格的な形相を見せてきた。安部市政がこのまま続行されるならば米沢市はどうなると危機感を深めて立候補を表明したのは元自民党県連幹事長を勤めた若きエース野村研三氏が現職安部三十郎氏に挑戦する。が、数年前から安部市長の無策「市長ゴッコ」に批判的だった松田俊春医師が立候補の意志を固めたようだ。松田俊春氏の立候補の意志は固く、本月17曰(日)午後7時30分より西部コミニティセンターに於いて「どうする日本・どうする米沢」をテーマに渾身の演説会が開かれる。主催は「市民と考える会」。
福島県生まれの医師が舟山病院の外科医長として赴任。以後、松田外科医院を開業し特に老人福祉に貢献されているご仁だ。
さしたる見識をもたない市会議員諸侯らと違って米沢市の伸張のために必要だとされる意見を具申してきた方である。が、米沢市民の他所者だとする偏見が強く、行政が氏の具申に耳を貸すだけの度量はなかった。まして、安部市政になってからは、氏の具申は更に遠ざけられたようだ。
松田氏は「みなさんに米沢の将来や市政に関心をもっていただくキッカケにしたい。場合によっては出馬を検討する」と、コメントされているが出馬の可能性は高いと本会は見ている。
こうなってくると米沢市長選挙はますます面白くなってくるというものだ。片や「自民党県連幹事長の野村研三」「現職だが、政治・行政いずれの能力にも欠け、ただ市長ゴッコを楽しむだけの安部三十郎」に、実力者が加わっての三つ巴選挙となる。
情報通は「まだ、三人とは決まったものではない。立候補者はもっと出てくるのではないだろうか。そんな予感がする」は語る。
松田氏の立候補は二年ほど前から一部では噂されていたものだ。米沢市民の中に未だに「よそ者を排斥する」封建思想が息づいていれば別だが、17日の催しにはぜひとも出掛けて拝聴するぐらいの心意気が市民になければ、米沢市の未来を語る資格はあるまいと本会は極論するものだ。
米沢市に本命登場である。安部市政の稚拙さは言語に絶するものがある。この現実を米沢市民は見逃してはならない。老人会で市長に「肩もんでもらった」とか「一期では何もできまい。せめて二期はさせてやらないと」という同情論だけでは、明日にでも「米沢市は夕張市にならない保証はないのだ」これを打開し、こよなく伸張する米沢市であるために時代のリーダーの出現を望まなければならないのだ。 松田氏の米沢市長選に立候補されんことを切に望む次第である。
前回の市長選挙は「大久保本人の責任ではないが、高橋元市長の院政を阻もうとする市民の声」と公明党が投票数日前に本部からの指令によって大久保候補を避けたとするいきさつもある。わけて高橋元市長と遠藤武彦衆議員とは「犬猿の仲」であったことも安部市長実現となったイキサツがあった。賢明な米沢市民であるならば、必ずや賢明な選択をすることだろう。再び、市長の座に着いてはならない人物を選ぶことはないだろうが、そのためにも松田氏の意見陳述の場を訪れてみることだろう。

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