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地方行政の恥部を探る ② 水道工事をめぐる官製談合疑惑浮上(南陽市)

kage

2007/05/25 (Fri)

 読売新聞の朝刊によれば農水省の独立行政法人「緑資源機構」の理事が中心となって行なわれてきた官製談合が報道されている。官製談合のすべては官僚および官僚につながる者たちの所業である。官製談談合は中央省庁関連だけにかぎられたことではない。
 地方行政にもその悪癖は存在する。南陽市の場合、選挙による市長交替を機に官製談合を示唆する世論告発が続いている。まず、市長交替によって浮上してきたのは17年度に施工された「配水管布設替工事」の官製談合疑惑だ。この工事は予定価格が3500万円に対して入札価格が3500万円と100%の落札価格であった。
 これに疑問をもった市民にたいして大道寺水道課長は「偶然の一致です」と答弁したが17度の入札はすでに予定価格と同額で落札している水道工事が8件も重なっている事実が判明。この事実をもって水道課長を追求したが、辣腕前市長時代の入札工事では追求には限度があった。しかし、関係業者や発注者は「官製談合です」と、はっきり言切ると同時に永年にわたって水道課の発注工事は「官・業」馴れ合いによる黙認的談合であった経過から、あるいは天の声による指示が通常の水道関連工事であったとみられている。
 官製談合疑惑を不動のものにしたのは「池黒四ツ谷路線」工事に見られた。配水管布設替工事は本来ならば3路線ごとに分割発注されるものであった。3路線とは「漆山工業団地路線」「池黒四ツ谷路線1」「池黒四ツ谷路線2」のことを指している。この工事に限り3路線を一括にして発注したことにまず問題があった。3路線を一括して発注するにはわけがあった。1路線ごとに付くことが義務づけられている「専任技術者」の数が揃わないための苦肉の策であったにしても「違反行為」であったことは否めない。
 落札業者は「ヤマニ商店」が予定価格の100%で落札。さらに驚いたことには入札に参加した業者が3社とも工区別に「丸投げ的な下請け」業者として工事を担当していたことだ。これらの行為は建設法によって固く禁止されているものだ。
 以上の水道工事は大道寺水道課長と仕切り屋で知られる後藤設備の策謀によるものだとする噂が南陽市内を駆け抜けていったものである。
 こうした一連の違反を承知の上で実施する南陽市の行政にたいして、多くの市民は疑惑を感じ取りながらも行政の不正に対して指摘する者が少ないのだ。それはアラバン市政からの延長上にあるからで、塩田市政になっても変わらないであろうと多くの市民は諦め顔なのだ。こともあろうに南陽市政は、公僕という名の幹部職員たちの思うがままに市民無視の歪み切ったまま推移しているかのように見えている。 市長を替えた現在ですら南陽市民に危機感が育ってこないのは何故か。優柔不断な市民性によるものであるか、それとも市政担当者に絶対の信頼を寄せている証であるものか?
 しかしながら、公僕という建前とは裏腹に「法の定め」を犯す南陽市政ではあるが、またしても市民の意志を逆撫でするような「水道業者の利便と南陽市上水道組合の利益」のために計画した「メーターユニット」の普及は、「市条令」をも巻き込んだ計画となっていたのだ。普及計画に反発する市民の数は増えるばかりだ。

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