鬼のひとり言 34 不思議な匿名投書

2007/05/13 (Sun)
はなはだ危険な匿名投書が入ってきた。匿名とはいえ人物の割り出しが比較的可能な地域だけに匿名氏に「村八分」などの部落イジメがなければ良いなと思いながら掲載することにした。以下、は匿名投書の全文である。
鈴木富夫 様
いつも「鬼の会」をネットで観ています。長年、「ゴミ」に関する市役所の追及もだんだん閲覧者の興味が低下しているかのようです。ところで、最近行われた「統一地方選挙」、選挙違反もあったところですが、その人物とは他に「渋間かすみ」の選挙違反?について、匿名希望ながらも投票の前々日に下記のような封書を米沢警察署捜査二課宛てに送りましたが、違反者は、佐藤某氏のみ。見えない天からの圧力があったのではないでしょうか?鈴木様に進言を申し上げたい。方向性を換え「渋間かすみ」について調査をお願いしたいものです。
米沢警察署捜査二課様へ
私は、上郷に移り住んできてものですが、ここは歴史の教科書にもでてくるような江戸時代の「惣」惣のようなものが脈々受け継げられ、閉鎖的で保守的で地元民は、他者(途中で引越ししてきたもの)には排他的で、とても辛くあたられます。そもそも米沢領でなく天領だったせいか、気位だけは高く、それでいて学力は相当低いようとみえ、あちこちで、新制米沢市のトラブルの癌種になっているようです。
その代表は「地縁団体財団法人大字川井」。長年、そのトップは、堤朝一が牛耳っているワンマン体質。私は、地域に馴染もうと、地区の役員をこなした年もありました。しかし、元々の住民からよそ者扱いされ、随分、酷使され今では何もしていません。
ところで今年市議会に立候補した「渋間かすみ」、いったいどのような人物だろうか?まったくの無名で遠藤武彦の元秘書らしく、県知事か県会議員になるための足がかりの噂があり、地域民では全く無名の人物。そもそもご当地に住んでいたのではないため、もちろんのこと、地域の行事には一向に顔はださず、皆は「誰?」と言っています。ところが、3月中旬ころには、会費制(500円)ではあるものの当人に関するパーティーのチラシがポストに入っていました。隣人に聞くと全戸配布らしく大字川井の役員が、町内会長を通して一斉に配布したのだといいます。他者を受け付けない上郷地区が、本人を押すとのこと。唖然。また、会費制とはいえ、不特定多数に配布するということは、人数が集まらなければ、自腹をきってでももてなすことになるし、地縁団体の認可は山形県がするものであり、その会費をその地縁団体が補充しているのであれば、巧妙ではあるものの、あきらかに選挙違反ではありませんか?地縁団体財団法人大字川井に運営費を払っていますが、渋間氏を押すような付託は全然しておりません。渋間と大字川井の上層部を結びつける様な人物の存在と癒着、自ら結びつけようとしても、現金でなくとも、それ相当のもてなしや接待があったのは間違いありません。大字川手の役員が傘下になっているそれぞれの組織の長が参集され、票の取りまとめを強要されたともいいます。4年前の同選挙で落選した同地区の"斎藤吾一"氏は、落選したもの渋間氏のような働きかけをせず、清々堂々な戦いでした。
私は、地元の他の立候補者に票は入れるつもりは全くありません。ただ、財団法人大字川井を瀉血しない限りは、決して安心して暮らすことはできないのです。
どうぞ、捜査二課様、助けてください。善良な市民には捜査権に無いし、挙証責任は警察にあるのみです。話によると、参画した人は、連座制が適用され、いつ検挙されるかビクビクしているとも聞こえてきます。遠藤武彦はもちろん、後藤源の暗躍もあるらしく、現知事も応援に来たらしいのこと。知事といえば、あなた方の上司、大権発動でもされれば、捜査もなく闇に葬られるでしょう。雑魚にも逃げられるでしょう。しかし、あなた方は、それでも私たち一市民の訴えを無視することができるのでしょうか?渋間氏の当落とは関係なく、あなた方の捜査と立件を切なく申し上げる所存であります。
老生の戯曲「投票日前夜」が「戯曲春秋」誌に発表されて以来劇界に波紋を投げかけている。この作品を書く動機は「都会では考えられない」旧態依然の制度化された選挙風習が、部落では今以て続けられているという実態経験からである。そんな事も有って今回の投書には少なからず興味が湧いたのである。
匿名氏は今回の市議選挙の違反者は一人だけにとどまらないもので、地元選出の某候補者にも違反行為があったとして米沢署二課に投書した書類の写しを本会に寄せたものだ。
投書内容の内、部落内の「いじめ」や地域のボス的人物の存在、特定団体の経費使途目的、立候補者の過去の地域貢献度などは選挙違反とは無関係であり、問題となるのはパーティーの持ち方だけであろう。
そこで当該地域で選挙活動に明るい知人および地域の人たちに聞いて見たところ予想外のコメントが返ってきた。
「全戸に配布されたというパーティーのことは知らない」さらに「パーティーを開いた事実はない」と投書を否定するのだ。パーティーが開かれた時期は3月中旬の頃だとあるから事実なら「事前運動」に抵触するだろうから、警察による捜査は行なわれているのだろう。
だが投稿氏は「知事は上司であるから捜査に手心を加えているのではないか?」とも付け加えているのだが投稿に際して「匿名」では困ることが多い。真実を調査しようにも実態が見えにくいことがあるからだ。覚悟を決めた投稿であってほしいものだ。
遅まきながら質問のあった「臭気」は、李山にある「養豚場」からのもので周囲の人たちは毎日の臭気に悩まされ「環境問題」として市の対応を望んでいるようだ。
以前「ゴミ袋」と「農協販売」との問題を掲載したところ、関係者と思われる人物から「仕事に支障があるから消してくれ」との泣き言が人を通して本会に入ったが、本会にガセネタを提供した直接の人物が本会事務所に来るよう申し入れてある。

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