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鬼のひとり言 ① 咲く花 散る花 うば桜

kage

2007/02/27 (Tue)

 今年は選挙年である。あまり選挙には興味をもたない老生である。が、政治ともなると滅法辛口の筆が踊る老生である。
 半年ほど前から取り組んでいる舞台戯曲「雲井龍雄伝」が、最終稿にさしかかっているという緊張の時を狙ったように電話や訪問客が増えている。
 用件は一様に「今春の市議選の動向を探る」という類のものだった。そういえば「今年は選挙の年だな」と改めて気づく次第だ。
郷土の英傑雲井龍雄が貫き通そうとした政治理念とはどのようなものであったろうか。志なかばにして、東京小伝馬町囚獄の処刑場の土壇場に露と消えた若干二十七歳の雲井の「政治理念」を掘出したかった。
米沢藩以来「賊塊」として雲井の名は米沢において現在に至るも口にすることを憚られている龍雄である。
そんな事情からか米沢ゆかりの著者たちの雲井龍雄観は漢詩の卓越した詩人として評価し茶を濁しているようである。が、米沢藩が御身安泰を保持するがために雲井龍雄を「米沢藩の迷惑者、賊塊として新政府に売り飛ばした」事実を米沢市民には知られていないようだ。
 彼の政治理念は[公議合体構想]である。つまり国体の百年の計を考えるとき、朝廷、徳川幕府を核とした「話し合いの政治」構想であった。現在の民主主義に近い政治理念である。勝馬に乗り錦旗の旗をかざした土佐藩もはじめは強硬な公議合体論を唱えていたが途中でブレた藩だった。
 さて、近代的な政治理念を以て国中を東奔西走した雲井龍雄の辞世を披露して、地方とはいえ政治の場を志す候補者諸君に辛口の一言。
 「先進国の議員はボランテアが大半である。もし、報酬が望めないとした場合、議員として議会に参画する意志はあるのだろうか?」
「死して死を畏れず 生きて生を偸まず---」とつづく辞世は男子たる者の覚悟のほどを示している。政治を志す者は太陽の恵みと同じような恵みを与えなければならない。自分が為してきたことは正しかったと信じているからどのような極刑であろうと憚らない。自分の政治理念は国体の核として永遠に国をまもるであろうから。
 さて、候補者諸君らの「男子の大節」とやらを問いたいものである。候補者諸君にも「議員にふさわしくない人」もいれば「報酬泥棒の謗り」のある議員・候補者もいるようだ。
そこで老生たち「鬼の会」では現職議員の4年間の実績を有権者のために精査した上で提供してみよう。
 米沢の伸張に必要な議員と、月給議員との区別は如何に。
「有言不実行・優柔不断・悠悠自適」型では迷惑するのは市民だ。出でよ! 雲井龍雄二世!

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