住民監査請求、受理される!

2006/11/01 (Wed)
公務員の不祥事が毎日報道される昨今だが、本市行政においても不当と疑われる公金の支出が行われていることから、今月24日監査委員宛に「住民監査請求」を行ったところ、27日付けで受理したとの通知が小生宅に届いた。市民が納めた税金の使途が適正か否かを審査するのは、本来は市会議員や監査委員の職務であろうが必ずしも満足にその機能が働かない場合がある。そんな時、監査委員に精査を求めることが出来る市民の権利が「住民監査請求」である。
本会は過去2回の「住民監査請求」を行い、一億円を超える収入を本市にもたらしたが、まだまだ無駄な出費が存在する現況にある。来年から始まる「団塊の世代への退職金の支払い」は市財政を圧迫し住民への行政サービスが低下するのは必然である。
市民が行政に無関心でいられる時代は終わり、職員による税の無駄遣いには厳しい監視の目を向けなければならない。
下記は市会議員宛に出された「住民監査請求」陳述の知らせであるが、一般市民の傍聴に関しての制約は無いので多くの方の列席を期待するものである。
米沢市議会議員各位
よねざわ鬼の会
代表 鈴木富夫
住民監査請求による陳述のご案内
日時 11月10日(金)午後2:00より
場所 教育委員会(会議室)
本会は長期間にわたって米沢市が行なってきた「再生資源物の無償譲渡」を不服として、業者による見積り入札制度を実施すべきであると提唱してきた。以来、入札制度が実施され現在までに概算で一億円を超す米沢市の歳入となったことはご承知のことと思います。
本会は以上の成果を踏まえながら、3回目の住民監査請求を行なうに至った経過は下記の理由によるものであります。
本年3月14日、本会は情報公開法に基づき、「17度の決算承認済」後のうち環境生活部が米沢再生資源協同組合に支払った「支払い明細」の開示請求したところ当該環境生活部が出してきた明細書は各項目の数字を黒色で塗り潰したもので「判読不能な明細書」でありました。
本会は数回に渡り明確な「当該明細書の開示」を要求したが、環境生活部は頑として提出を拒みつづけてきた。それを不服とした本会は「米沢市情報公開・個人情報保護委員会」に本年6月1日付けで諮問を求めた。
当該委員会は本年8月29日付けで、米沢市長に「情報を公開すべし」との答申を行なった。
以来、米沢市長から「答申に基づく情報公開に関する件」については無視されたものと解し、決算を承認した議会側にも責任はあるとして、須藤議長に相談した。
議長は当該部長に折衝、吉田部長は「開示する。その準備中である」と約束。
本会に議長からその旨通知があった。
議長との約束の日から1ケ月以上が経過。そこで議長に開示されない事実を報告再度、議長は吉田部長に開示するよう要請したが開示の実行方はなかった。
そこで本会は3度目の「住民監査請求」を行なったのであり、10月27日に受理されたものであり、同時に当該支払い明細書の開示する旨の通知が到着したのであります。
全国的に公務員の悪しき行為が取り沙汰されていますが、大方の職員は環境生活関連部課から出ている現状から、3月に開示要求を受けた部課が8ケ月もの間、頑なに拒みつづけてきた明細書の中身とは? 市職員として正当な行為を疑われるような疑義を感じるものとしての「住民監査請求の陳述」の場であります。多数出席の上、傍聴いただき聡明なるご判断を仰ぎたいものと思うものです。

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