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小説「現代国盗り物語」その9

kage

2023/10/31 (Tue)

小説「現代国盗り物語」その9

 縷々、「お縄にならない、公金詐取」の手口を披露したが、文章では分かりづらいと思うので、もう一度、図で説明しよう。

詐取図

 先ず、図-Ⅰをご覧あれ。これは「米沢市の“米沢市観光推進機構”」が、5億近い公金を「元会社役員の会社D」に支払うことを表している。
 この場合は、補助金規定や入札制度の制約を受け、無条件で「民間会社D」に「公金」を支払えない。

 そこで、我が輩は図-Ⅱのような悪巧みを仕込んだのだ。

 元官僚Aには、観光アドバイザーの立場を利用し、市職員に「“米沢市観光推進機構”は“民間会社D”と“官民連携事業”を行う“市の外部団体”であり、市が定める規約は及ばない」との説明を行うよう指示をした。
 
 “官民連携事業”を行うには、米沢市立病院と三友堂病院が「地域医療連携推進法人“よねざわヘルスケアネット”」という法人を作ったように、国には法の縛りがあり、図-Ⅱのような悪巧みは通用しないのだが、「官民連携論」を学んだ“元官僚A”の弁論に何の疑問も呈さない市職員であった。

小説「現代国盗り物語」その10に続く

小説「現代国盗り物語」その8

kage

2023/10/28 (Sat)

小説「現代国盗り物語」その8

 市の予算は議会で審議され、議決をえて出金ができると思っているだろうが、事実は大雑把な名称で議会に上程され、中身は審議されずに可決されるものだ。
 そこで令和4年度予算議会で「米沢市版DMOの設立」として議会へ5,500万円を計上したが、これが「お縄にならない、公金詐取」という深い企みがあると気づく市議は一人もなく、思わく通りあっさりと可決承認されたのだ。

 予算確保の目処が付いたので、その予算の受け取り部署として「米沢市観光推進機構」を設立し、元会社役員Dの会社を、この機構の実行部隊として、獲得予算の5,500万円をそっくりDに支払うことを機構の会議に上程したが、これも反対する者は誰もなく、スムーズにことは運んだ。

 Dに入金されたのは公金(税金)であるが、一旦、民間会社Dの手に渡ると米沢市の監査は及ばず、使い放題なので、取りあえず元会社役員Dの会社が手にした5,500万円の内、600万円を元官僚のAが設立したペーパーカンパニーに振り込ませ、市長選の選挙資金としよう。DからAへの支払い名称は「コンサルティング料」とすることにした。

 これからがウルトラテクニックで「お縄にならない、公金詐取」の手口だ。
 我が輩が元会社役員Dの会社から直接金を受け取れば政治資金規正法に抵触し、議員としての座を失うことになる。
 そこで元会社役員Dの会社には、我が輩が指定する会社Eと取引することを指示し、Eの請求額を支払うのだが、この取引に実態はなく、Dは金だけをEの口座に振り込むのだ。
 Eは過大請求が報じられたブラック企業で、「おぬしも悪よのう」の世界に浸っている会社であるから我が輩とは馬が合う。

 仕事もしないでEに振り込まれた金は、幾ばくかの手数料を払い、残りは我が輩の指定口座に振込を指示するが、名目は「政治献金」とする。Eは「政治献金」として損金計上できるので損益には影響ないし、振り込んだ金を政治資金として、将来、副大臣・大臣になるであろう政治家との付き合いは、何かとメリットあると考えて、我が輩との交渉は順調に進んだ。

小説「現代国盗り物語」その9に続く

小説「現代国盗り物語」その7

kage

2023/10/27 (Fri)

小説「現代国盗り物語」その7

 元官僚Aは、「観光アドバイザー」の称号をフル活用して、観光課職員に「米沢市版DMOを中心とした観光地域づくり」をやろうではないかと提案し、その計画を披露した。
 その計画書には、“デジタルトランスフォーメーション”・“プラットフォーム”・“コンテンツ”・“プロモーション”・“ブランディング”・“デジタルアーカイブ”等の馴染みの薄い横文字が羅列されており、「さすが元官僚A、素晴らしい計画だ」と訳も分からす賞賛する観光課職員だった。

 続けて、Aは「第4期米沢市観光振興計画」の中に「“米沢市版DMO米沢観光推進機構”を設けましょう」と提案し、元会社役員Dの会社を包括(ひっくるめる)して運営する計画を得々と述べると、市長始め低レベルの観光課職員は何の疑問も持たずにAの提案に賛同するのであった。

 米沢市では2021~2025年「第4期米沢市観光振興計画」を策定して、現在、計画の目的である「観光でまちおこし」を具現化しようとしている時期であるので、あえて“米沢観光推進機構”を設ける必要はないのだが、元官僚Aの、設立目的は「お縄にならない、公金を詐取する」にはどうしても“米沢観光推進機構”を設ける必要があった。

小説「現代国盗り物語」その8に続く

小説「現代国盗り物語」その6

kage

2023/10/26 (Thu)

小説「現代国盗り物語」その6

 SDGs参与の元官僚Aは、元会社役員Dに「国の候補DMOに登録しよう。申請書作成は私も協力します」とDに話を持ちかけた。(DMOとは“観光地域づくり法人”のことで、地域の「稼ぐ力」を引き出すことを目的とした民間会社)、 Aの力添えもあり、ことは順調に進んだ。

 元官僚Aは、SDGs参与として米沢市役所に入ったのだが、「持続的な経済発展に貢献する観光が、地域経済の活性化と安定的且つ長期的な雇用を創出し、住んで良し・訪れて良しの地域づくりに貢献しますよ」と、言葉巧みにSDGsと観光を結びつけ、チャッカリ「観光アドバイザー」に就任した。(SDGsとは、持続可能な開発目標)
 観光アドバイザーに就任したAは、「国の“地方創生推進交付金制度”を活用し、米沢市が持続可能な観光地を目指そう」「国への申請書は私にお任せあれ」と話すと、渡りに舟とばかり、国への申請をAに委任する市幹部連中であった。
 
 始めに、Aは大学で「官民連携論」を学んでいたことを頭に入れておいてくれ。
 米沢市では2016~2025「米沢市まちづくり総合計画」を策定し、その中で「第4期米沢市観光振興計画」が進行しているので、この計画に沿って“地方創生推進交付金”を申請すれば良いのだが、これでは交付金は市に入ってしまうので「お縄にならない、公金詐取」はできない。
 
 ここからが元官僚Aの腕の見せ所なのだ・・・

小説「現代国盗り物語」その7に続く



小説「現代国盗り物語」その5

kage

2023/10/25 (Wed)

小説「現代国盗り物語」その5

【第二章】
 ここからは、いよいよ我が輩の懐にお金の入る「お縄にならない、公金詐取」への取り組みだが、「詐取公金」を受け入れる会社を設立する必要がある。
 それには、
①米沢市で名の知れた会社役員だが、会社がコロナ禍で業績不振に陥り、危ない会社を逃げ出して起業を考えている者。
②「お縄にならない、詐取公金」を受け取る会社であるから、その社長は「お主も悪よのう」の世界に生きることを是とする者。

 ①②の条件を満たす男とは、予め目星を付けていた元会社役員のDだが、市長選候補Aを彼に接触させ、公的補助金・助成金・負担金を彼に与えて甘い汁を吸わせていたので、会社設立話はスムーズに進んだ。

 米沢市の職員は、国施策のDMOや補助金・交付金等の支援が得られる制度を活用する術に、驚く程乏しいことを知る我が輩は、「SDGs参与のAは元官僚だから、それらの申請はお手のもの、彼に任せよう」とささやくと、「遅れず・休まず・働かず」をモットーする市職員は「御願いします」と頭を下げるのであった。

 ここまで手はずが整うと、いよいよ「お縄にならない、公金詐取」の計画実行だ。

小説「現代国盗り物語」その6に続く



小説「現代国盗り物語」その4

kage

2023/10/24 (Tue)

小説「現代国盗り物語」その4

 米沢市には2016年より2025年までの「米沢市まちづくり総合計画」というプロジェクトがあり、「第4期米沢市観光振興計画」を策定している。又、国には「地方創生推進交付金制度」というものがあり、上手く申請すると、国から多額の交付金が貰える制度だ。
 上記は地方自治体へ入るお金だが、それとは別個に、「観光地域づくり法人(DMO)」という「民間会社」を国に登録すると、会社に対して様々な特典の得られる制度がある。

 米沢市職員は、山形県35市町村の中で「最低の能力」と評されるレベルであるから、我が輩の代議士威光で彼らをコントロールするのは容易なことだ。彼らを使って、「お縄にならない、公金詐取」を実行に移すとしよう。

 仕込みの第二段は、①元官僚Aを米沢市行政の中枢に潜り込ますことと、②次期市長選挙で元官僚Aの選挙応援団から「公金詐取」の受け取り会社を作ことだ。
 ①は、ほぼ々目的達成はしたので、②の「公金詐取」振込先の会社設立に取り掛かるとしよう。

小説「現代国盗り物語」その5に続く

小説「現代国盗り物語」その3

kage

2023/10/23 (Mon)

小説「現代国盗り物語」その3

 2023年米沢市長選挙の候補者の人選に成功した我が輩だが、選挙戦でベタ負けしたのでは、4年後の当選も危ぶまれるので、選挙対策として米沢の若手企業家と彼を結びつける策を思案した。

 市長候補Aと地元の若手企業家とを結びつけ、彼らを選挙戦の活動部隊として働かせる策は次のようなものだ。
 彼らに「まちおこし・地域再生等を計画したら、国からの補助金・助成金・負担金等を貰ってやる」と持ちかけ、その仲間に市長候補Aを加えて、Aに国への申請を任せる。
 市長候補Aは元官僚なので、国からの貰えるそれらの申請はお手の物、国からのお金を手にした彼らはAに心酔して「次期米沢市長選に応援しよう」と自然発生的に市長候補Aの応援団が結成された。

 米沢市の予算からピンハネを目論んでいる我が輩であるから、議会の予算承認に市会議員を抱き込む必要があると思い、市長候補Aの応援団の一人Cに「市議選に立候補しないか。自民党として我が輩が応援してやるぞ」と持ちかけると二つ返事で承諾するCであった。そしてCは市議選に立候補し、見事に上位当選が果たせたのであった。
 
 ここまでは仕込みの段階で、我が輩に取っての金銭的メリットはないが、市長選候補A、米沢市長B、市議Cを上手く利用して大金を手にするのが次の策だ。

小説「現代国盗り物語」その4に続く

小説「現代国盗り物語」その2

kage

2023/10/22 (Sun)

小説「現代国盗り物語」その2

 米沢市の予算からピンハネして、我が輩の懐に入れるには仕込みが必要だが、それは一朝一夕ではできないので数年かけて事を運ぶ必要がある。よって、米沢市長選のある2023年の2~3年前に、我が意のままにコントロールできる市長候補の人選に着手した。
 市長候補には、大方の米沢市民が納得する人物と考えたとき、選挙戦で「元エリート官僚」をアピールできる落下傘候補はどうかと物色したが、定年退職組では華がないから、有能な若手官僚をと思ったが、そんな人物が上級国民の座を捨てて人口7万人台の米沢市の首長など望むわけがない。
 そこで、職務上の「ポカ」又は「悪事」が災いし、将来昇進が望めない官僚か、激務に嫌気がさして転職を考えている官僚に照準を合わせることにして、我が輩は招聘活動に入ったのだ。

 うまいことに恰好の人物、官僚Aに巡り会ったので、我が輩は早速、交渉に入った。
・我が輩「総理の下で身を粉にして国政に携わるのは尊いことだが、地方都市の首長となって、能力を存分に発揮し、貴殿の力で廃れ行く米沢市を活性化していただけないものか」と持ちかけた。
・官僚A「市長に当選することが保証されれば考えますが」
・我が輩「保証はできないが、生活費は現在以上の額を保証できるし、落選しても、その後の収入の道は用意している」「落下傘候補が1回のチャレンジで当選するのは難しいが、山形市長がそうであったように2回目の当選確率は極めて高く、選挙戦での山形市長の応援は話が付いている」
・官僚A「4年後も落選ということもあるのでは」
・我が輩「大丈夫、そのときはビジネスでの収入を確保してやるので心配ない」
・官僚A「それでは、いつ退職して米沢市に移住すれば良いのですか」
・我が輩「米沢市長選は2023年11月なので、2022年始め米沢に移住を願いたい」
・官僚A「わかりました」

 このようにして、我が輩は傀儡政治のできる首長候補の招聘に成功したのだが、選挙戦迄の彼の生活を考えてやらねばならない。
 我が輩は、自民党系米沢市長Bに「国のSDGs広報に係わった優秀な元官僚がいるので参与として迎えてくれないか」と持ちかけると、優秀な元官僚が効いたのか、あっさりと承諾が得られ、Aの選挙前生活費は確保できた。

小説「現代国盗り物語」その3に続く
  

小説「現代国盗り物語」その1

kage

2023/10/21 (Sat)

小説「現代国盗り物語」その1

 戦国時代に一国一城の主を目指す者は、先ず支城を攻め落とし、次に本城を手に入れてその勢力を拡大したものだ。現代にそれを例えるなら、第一に国会議員の座を手に入れ、支城(市財政)を攻めて資金を手にし、次に副大臣、大臣、そして総理大臣の椅子に座るのが現代版の「国盗り物語」といえよう。 これは、そのフィクション物語の序章である
【第一章】
 我が輩は、米沢市の住人で自民党の代議士である。まだ政界での力はない。が、将来は一国一城の主、つまり総理大臣の座を目指す、上昇志向の旺盛な男である。
 総理への道は多くの議員から支持を得ることが必須で、それには金が物をいう。よって、選挙区の企業に多額の政治献金を期待したいところだが、残念ながら御当地米沢市の企業には期待できない。
 そこで、自治体からの公金をかすめ取る策を考えた。その策を具現化する行動に出たのは米沢市長選挙のある2023年の2年前のことだ。

 その策を簡単にいうと、2023年行われる市長選の候補者を人選して、選挙戦の2年前に米沢市行政の中枢に潜り込ませる。そして2023年市長選で彼を応援をして恩を与え、その後に、我が輩の支配下に据え、意のままにコントロールして公金を手にする。この資金で「副大臣・大臣」の座をせしめるというものだ。

 大半の読者は、果たして公金をかすめ取るなどできるものかとお疑いと思うが、我が輩はそんじょそこらの政治家とは頭の出来が違う。

 余り他人には知らせたくないが、そのプロセスを披露しよう。

小説「現代国盗り物語」その2に続く



不可解な中川市政

kage

2023/10/19 (Thu)

不可解な中川市政

◆不可解1
 中川市政は、昨年度令和4年に「伊藤夢人氏」をSDGs参与として迎えたが、迎える為の会議録は存在せず、ある日突然に「非常勤勤務で、月に25万円の報酬」が起案され、承認された。行政で起案するに会議や打合せた記録が有ってしかるべきだが、存在しないこと。

◆不可解2
 「伊藤夢人氏」がSDGs参与として就任したのは令和4年4月だが、中川市長は同年5月に、中川市長会長、「伊藤夢人氏」アドバイザーとする「米沢観光振興推進機構」なる部署を設けた。
 本市には、2021(令和3)から2025(令和7)年度までの5年間を計画期間とした「第4期米沢市観光振興計画」を策定し、その計画を具現化しようとするこの時期に、似たような部署を設る必要とは?

◆不可解3
 中川勝会長・伊藤夢人アドバイザーの「米沢観光振興推進機構」は、令和4年・5年度に、「宮嶌浩聡代表取締役 プラットヨネザワ㈱」に1億3千万円を支払うことを決議した。(プラットヨネザワ㈱は令和4年4月20日登記)
 「米沢観光振興推進機構」の創設と「プラットヨネザワ㈱」の登記が同じ時期で、観光業未経験、社員0の会社に1億3千万円支払う理由は?

◆不可解4
 市は1億3千万円もの大金を支出するのであれば、相当の効果が期待できるとして1億3千万円に対するリターン(費用対効果)を「米沢観光振興推進機構」に求めると、下図を提示したが、見ての通り、これは県のデータであり、リターンではない。
無題-5

 「宮嶌浩聡代表取締役 プラットヨネザワ㈱」の、1億3千万円もの大金の使い道を報告書で確かめると、「事業参加企業およびパートナー企業」とあるので、記載された企業に「プラットヨネザワ㈱からの金銭授受はありましたか」と訊ねると「ありません」とのこと。

◆不可解5
 はたして1億3千万円の使い道は? これだけてはない中川勝会長・伊藤夢人アドバイザーの「米沢観光振興推進機構」は4億1千万円を「宮嶌浩聡代表取締役 プラットヨネザワ㈱」に支払うことが決定している。

 このような大金が支出される陰では「予算が無い」として・・・・トホホ

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みすぼらしい観光案内板
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県外来人氏へ

kage

2023/10/14 (Sat)

県外来人氏へ

 米沢市の栗子山で進められている風力発電計画は「JR東日本エネルギー開発(東京)」で、10基の風車で2028年度の稼働を計画している。だが、イヌワシ生殖地であることから反対運動も起きている。

 小生が、発電用風車を間近で見たのは、2001.09の22年前、福島県羽鳥湖のゴルフ場だが、当時は風車が珍しく、記念写真に収めたものだ。 その後、庄内地方に増えたが、22年間に動物の生態系を壊す報道は記憶にない。
 反対運動の主なものは「景観を壊す」と言うものだが、栗子山の計画は国道からは見えにくいと聞いているし、SDGsに沿った電力供給なら有りと思っている。

 それよりも、不可解なのは原発である。15年ほど前だが、福島県飯舘村の住人から立ち会って貰えないかと依頼があった。 立ち会う内容は、「六ヶ所村の核燃再処理工場が飽和状態なので、新たな候補地を探している関係者との打合せ」とのことだ。

 電気料には、使用電気料の他に「再エネ発電賦課金」が含まれており、その部分が核燃再処理工場建設の為の資金として蓄えられ、その金額は驚く程のもので、闇に政治家に廻されているとの噂だ。
 
 飯舘村の立ち会い依頼者は「核燃再処理工場誘致話は、極秘裏に進めないと、公になった途端に反対運動で潰されるので、一人一人こっそりと交渉し、村民の殆どの了解を得るための活動費の話だ」と言うことで、先方は大阪から来ると話す。

 大阪から来た人物は、一目で反社と分かる風貌で「先ず500万円を払うが、その外にこの件に係わる企業から相当の額が支払われる」とのことだった。 
 そのときは現金の受け渡しがなく、その後どうなったかは分からないが、六ヶ所村の1人当たり所得が1,367万円を知れば、飯舘村村民の賛否はどうであったろうか?

 しばらくして3.11の原発事故が勃発し、飯舘村は帰宅困難地域となり、この話はおじゃんとなった。



 

住民監査請求

kage

2023/10/13 (Fri)

住民監査請求

 市職員に「不当・不法」な公金(税金等)支出があった場合、市民は監査員に不正を是正するよう申し出るのが「住民監査請求」である。
 小生は、伊藤夢人氏を市長に推す不当利得集団へ支出される、何億もの「税の無駄遣い」を黙認することは出来ず、10/10に「住民監査請求」の手続きを行った。
 
 住民監査請求が提出された場合、監査員は監査を行い、担当職員に「不当・不法」な公金支出が有った場合には、関係職員に損害を補填するよう勧告し、無かった場合には請求を「棄却」する。
 請求者が監査員の「棄却」に納得しない場合は裁判所に訴えることが出来る。これを「行政訴訟」という。
 
 以下に、今回小生が行った「住民監査請求」の要旨を説明するが、監査員がこの事案に「棄却」の判断を下すのであれば、小生は「行政訴訟」を行う決意だ。

 「住民監査請求」の内容は、市の内部組織に「米沢観光推進機構」と言う名称の部署を設け、そこから宮嶌浩聡代表取締役のプラットヨネザワ㈱へ、年間6,000万円~7,000万円もの大金を5年間支給する悪企みに「違法」を称えた請求である

 まず理解して貰いたいのは、宮嶌浩聡代表取締役のプラットヨネザワ㈱は、一般の会社にすぎないという事だ。その一般の会社に対し、【添付資料1】に示すように、市は人件費は無論のこと、事務所借り上げ費用からコピー代に至るまで、2,450万円全てを市が負担している。
 それに事務所は自宅なので燃料費・光熱水費は生活費といえるが、それにも公金が支払われている。

 【添付資料2】を見るに、事務所費用とは別に、委託料として3,000万円が支払われているが、委託料を発注契約する前に、行政側は積算と言って、細々な必要経費を拾い積み上げて「予定価格」を算出する。 それに対して受託を希望する業者は自社の経費を積算し、「見積書」を市に提出する。
 この場合、予定価格より業者見積が高額の場合は「不調」といって、契約は為されず、同額か低額の場合に契約される。

 【添付資料3】を刮目してほしい。驚くことに13項目の「行政予定価格」と「業者見積」がぴったり同額なのだ。こんなことは担当職員と業者が結託しなければ不可能で、いわゆる官製談合の類いであり、犯罪である。
 これに、堀内・若山担当職員は「米沢観光推進機構は市から独立している部署だから・・・」と、何をやっても構わないとうそぶく。

 昨年度、市が5,500万円を宮嶌浩聡代表取締役のプラットヨネザワ㈱に支払い、それが市に取ってどのような成果があったかを情報公開で求めると、【添付資料4】を提示した。
 これは県の企画で、ウェブ上のデータであるから市の成果物ではなく、これを市の成果物と言うのであれば、5,500万円はドブに捨てたに等しい。
しかし、市は今後も宮嶌浩聡代表取締役のプラットヨネザワ㈱に限定して、年間6,000万円~7,000万円を払い続ける計画だ。

 11月の市長選で近藤候補が選ばれれば良いが、伊藤候補なら、宮嶌浩聡代表取締役が応援しているので、公金ダダ漏れの「米沢市観光“衰退”事業」に拍車が掛かることを懸念する。
【添付資料1】
無題-1
【添付資料2】
無題-2
【添付資料3】※左側が予定価格、右側が見積金額で、税抜きで1円まで一致する。
無題-3
【添付資料4】
無題-5






 

これぞ芋煮会

kage

2023/10/04 (Wed)

これぞ芋煮会

 芋煮会の季節となったが、自ら調理したり竈で火を燃やして煮る芋煮会は余り行われなくなった。 小生が属する「米沢御堀端史蹟保存会」では「上杉衆 これぞ芋煮会」と銘打って「体験型」の芋煮会を開催して今年で3回目を迎える。
 今回は天候にも恵まれ、112名の参加を得ての開催となったが、日頃薪で料理を作る機会がないことから、各チームは火起こしに苦労していたようだ。 しかし、野外での煮炊きは、災害に遭った場合の訓練にもなるとの思いから、あえて大鍋の芋煮は行わない趣向だ。

 芋煮を食しながらのパフォーマンスは「上杉鉄砲隊」と「ベリーダンス」の出演で、参加者は大いに楽しんだようだ。 

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