若き「不当利益集団」の台頭 ①

2023/07/31 (Mon)
若き「不当利益集団」の台頭 ①古来、政商と称して政治家と結託して大もうけをたくらむ商人がいて、テレビドラマでは「おぬしも悪よのう」などのシーン放映されているが、このようなことは現代でも多発しており、警察による摘発が報じられている。
米沢市に目を向けてみると、かつては高橋幸翁市長とK建設やS・Kグループとの噂があり、その後は、当ブログの「何か変だぞ中川市政」で述べたように不可解な契約の進め方で多額の公金が支払われている。
時代が進み、当時の政商と噂される経営者も代替わりして、若き経営者の台頭が目立つが、その中で、元㈱ナウエルの役員であった宮嶌浩聡氏と、それを取り巻く若き経営者の集団が「小生は政商ではないか」との思いを抱いている。
国は、DMO(デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーションの頭文字の略)と称して「観光がもたらす利益によって地域全体を活性化することを目的とする組織」の会社に補助金を出すこととした。これに手を上げたのが宮嶌浩聡氏を代表とする「プラットヨネザワ㈱」だが、米沢市はこの会社に令和4年と5年で約1億1千万円を支出した。
小生はこの公金支出に疑義を抱いたので、この予算を計上する会議録を情報公開条例に基づいて資料を求めたが「予算編成会議は開いていない」との回答だった。公金支出については、なにがしの会議が開かれ、議事録に残すのが常套だが、1億円を超えるこの出金に何の議事録も存在しないことに、小生は「不当利得の疑いあり」と思った訳だ。
宮嶌浩聡氏はそのことを嗅ぎつけてか「産業建設常任委員会」に「DMOについて説明をしたい」との申し入れがあったが、影沢委員長は「全員協議会で報告する事案である」として7/28に開かれた全員協議会で報告が行われた。
全員協議会は議員全員出席で開催されるので、複数の議員に宮嶌氏が話した内容を質したところ『何が目的か理解できなかった。ただ「自分のバックには鈴木憲和代議士がいる」との発言は記憶にある』とのことだ。
【続く】


何か変だぞ中川市政 ⑥

2023/07/18 (Tue)
何か変だぞ中川市政 ⑥この所、議会でも問題になっているのは「給食センター」の件だ。 小中学校の給食は多くの市民が「自校方式」を望んでいるにもかかわらず、6中グラウンドに「給食センター」を建設し「PFI方式」で一元的(センター方式)に行うということが強引に進められている。
そのPFI方式とは、①設計企業、②建設企業、③維持管理企業、④調理企業、⑤配送企業、の5分野の各企業が入札し、落札企業が合同で会社を立ち上げ、市はその会社と契約して給食事業を行うのだが、現在のところ、金子建設工業㈱のみが②建設企業に応札だが他部門の応札社がないため、5部門入札制から「1社を代表とした給食センターと契約するも可」に変更した。
8月が入札の締め切り日というのに、7月早々に「1社を5部門代表として契約可」と変更した意図は?
そもそも、「自校方式」を望む市民の声を無視して「センター方式」で進める計画も違法性が高いが、1社で行う「PFI方式」も、競争原理が働かないので市の経済的負担が大になる可能性が極めて高く、これも自治法に触れる違法性が高い。
加えて、建設予定地の6中は「ハザードマップ」で浸水の可能性が極めて高く、このところの各地で多発する線状降水帯による災害を鑑みると「何故6中グラウンドなのか?」との疑問が生じ、これも地方自治法第243条に抵触する行為と考えられる。
何かあったのか中川市政?

何か変だぞ中川市政 ⑤

2023/07/06 (Thu)
何か変だぞ中川市政 ⑤観光振興をもって地方創生を図る「DMO事業」に、昨年度と今年度で1億円を超える公金が使われるが、諸兄はその効果を感じているだろうか?
小生は、その資金の使途は公金横領の感さえあると前述した。その理由は・・・
一昨年度は「第四期米沢市観光振興計画」を策定し、昨年度は数千万円を投入して、主にデータ収集を行ったわけであるから、今年度は具体策に取りかかる時期だが、それが一向に感じられず、市行政及びプラットヨネザワ㈱の不作為を数え上げれば切りがない。下記に一例を上げる。
観光事業とは客を迎えることであり、諸兄も、お客様が見えられるときには玄関や客間はきれいにするだろう。
米沢で、冬でも客の途絶えない観光のメッカは何と言っても上杉神社(米沢城)だが、その入り口(玄関口)は下写真の如く大変見にくく、市管轄の都市計に「整備すべき」と進言したが「県道なので県に言ってくれ」とのこと。
そこで「市がやらねば俺がやる」と米沢御堀端史蹟保存会と花岡町町内会・御膳部町育成部・島貫宏幸市議に声を掛け、7/1に雑草刈りを行った。そして7/9にはマリーゴールドを植える予定。
↓ 作業前 ↓ 作業後







何か変だぞ中川市政 ④

2023/07/01 (Sat)
何か変だぞ中川市政 ④DMOをご存じだろうか? DMOとはDestination Management Organization(デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)の頭文字で『地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役としての法人』のことなのだ。 即ち、観光振興をもって地方創生を行い、首都圏への人口集中を是正し、地方への人口流入を増やすことで地域の活性化を図る狙いがある。
米沢市ではDMOの会社として、元㈱ナウエルの代表取締役の御子息である、宮嶌浩聡氏が「プラットヨネザワ㈱」を立ち上げた。 その会社に中川市政は、昨年度24,500,000円、今年度も24,500,000円を「会社運営経費」としての助成金を支出しているので、
「プラットヨネザワ㈱」の昨年度活動と今年度活動予定をみてみると、とても費用に対する効果は認められない。
それとは別に、中川市政は庁内に「米沢観光推進機構」を立ち上げ、上記公金支出の他に、米沢版DMOの費用として、殆どが「調査費」の「2年間で6,000万円」もの支出がある。
「プラットヨネザワ㈱」と「米沢観光推進機構」に1億円を超える費用をつぎ込んだ事業が「観光振興をもって地方創生」とする目的に寄与するとは到底思えず「公金の無駄遣」どころか「公金横領」の匂いさえ漂う。
米沢市は令和3年に99頁に及ぶ「第四期米沢市観光振興計画」を策定しているので、これを活用すれば、1億円の公金支出は必要なかったのではないか。
下記のURLにアクセスして、中川市政に刮目して貰いたい。
https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/secure/11192/kankosinkokeikaku_honpen.pdf
【参考】

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