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衆議院選

kage

2021/02/22 (Mon)

衆議院選

 世はコロナ禍騒ぎで余り話題に取り上げられないが、今年10月21日に衆議院議員の任期が満了となる。現行憲法下で任期を終えたのは三木武夫内閣だった1976年のみの1回しかない。
任期満了前に選挙が行われる訳だから、残すところ半年ぐらいしかないこの時期は、議員にとって選挙対策に躍起となっている時期であろうが、その前にコロナ禍問題やオリンピック・パラリンピック開催問題があり、選挙に現(うつつ)を抜かしていると国民から非難を浴びることは必至であろうと、議員はもどかしい思いでいるのではなかろうか。

 我が選挙区の衆議院選では長年、鈴木憲和氏と近藤洋介氏が張り合ってきたが、近藤氏が米沢市長選に鞍替えしたことから、鈴木憲和氏の対抗馬は居るのかと注目していたが昨年11月に加藤健一氏が立候補を表明した。

 加藤氏は1980年南陽市(吉野)の生まれの41歳。21歳の時、難病である筋ジストロフィーに冒され、41歳の現在はフル車椅子生活を余儀なくされているが、活発にボランティア活動や起業活動を行い、メディアにも数度となく取り上げられている。
 
 地方の要望を国に陳情するには大方国会議員を介して行われるが、大物国会議員のいない選挙区では地元議員の数は多いほど有利と考えられる。鈴木議員1人の今と、比例ではあるが近藤議員の2名の時では、2名の時の方が国への訴えが強かっただろう。

 加藤氏の選挙戦は、国民民主党に属して舟山康江氏の応援となろうが、政治家としての実績はないことから、小選挙区で鈴木氏に勝つことは極めて難しく、せめても比例代表として当選をと願うものだが、衆議院議席465の内7議席(2%)の国民民主党ではそれも難しい。

 しかし、身体的ハンデを持ちながら、厳しい選挙戦にチャレンジする加藤氏にはエールを送りたい。