市長と副市長

2020/02/28 (Fri)
市長と副市長市長と副市長の関係は、会社に喩えるなら社長と副社長(専務)の間柄に相当し、弱小会社がトップとナンバー2のコンビで大企業に成長した例は多い。
電気機器メーカーのソニーは、井深大社長(技術)と盛田昭夫専務(営業)のコンビで世界企業に躍り出たし、自動車メーカーのホンダも、本田宗一郎社長(技術)と藤沢武夫副社長(経営)のコンビで世界的な大企業に育て上げたと言う話は有名である。
前者に共通しているのは「トップは部下を信頼して業務を任せる度量が必要」なことと、それが噛み合うと飛躍的な進展が望めると言う例だろうが、これは地方自治体の市長と副市長の間にも言えることである。
米沢市の場合、吉池慶太郎市長時代は金池地区の造成と市庁舎移転、中心市街地の再編、他の自治体に先駆けてコンピューターの導入と大変革の時代だった。
そんな時代に名参謀として市長を支えたのは中津川政蔵市議と聞いていたが、その中津川市議とは約50年前に一度だけ面談したことがあり「さすが市長の懐刀」と噂に違わぬ資質の高さを実感した記憶がある。
このように市長と参謀役の副市長がうまく噛み合ってくれることを望んでいるが、世のトップには、自分より秀でた部下を使いこなす裁量を持った者と、それを遠ざけてイエスマンばかりを身の回りに置く者がいて、今般の副市長更迭が「市長の私情に駆られて」行われるのであれば、割を食うのは市民である。
副市長は市長により選任され、議会での同意を得て専任となる。任期は4年で、解職は市長の専権事項なので、3月一杯で現副市長を解任することは法的に問題ないとしても、副市長には悪い噂を聞かないし、後任者が現職より勝っているとも思えない中での井戸副市長更迭は、市長の私情ではないのか?
3月議会で議員により①「“流れを止めるな!”を公約に当選した市長だが、副市長との協力で流れを作ったのではないか、それとも副市長抜きで流れを作ったのか?」②「現職副市長解任の理由は何か?」③「後任者を選任した場合、本市に取ってのメリットとは何か?」を質問して貰いたいが、市民の利益より行政のポチとして行動した方が得策と考える市議団であるから、反対討論はおろか質問もなく、議案はスンナリ通るのではないかと危惧している。

市長、副市長を更迭か?②

2020/02/27 (Thu)
市長、副市長を更迭か?②昨日は「次期副市長は“山形県置賜総合支庁”退職者のS氏」との情報が入ったので、それとなく2~3の市議に聞いてみたが“副市長更迭”に付いての関心度は極めて低い。
小生は安部市政時代の3副市長とは何度も面談し、彼らの資質・能力についてはよく知っていたが、新任の井戸副市長と面談して前任者にはない魅力を感じている。
歓迎を込めて副市長他4人で米沢牛のしゃぶしゃぶを食したとき、メンバーの一人が米沢牛の蘊蓄を語ると、副市長は「何言ってんだ、自分は農水省上がりで肉に関してはプロだ」と話を遮り「間もなく米沢牛は農水省のGI(地理的表示)に認定される」と語った後、暫くしてGIに認定されたことは副市長の功績と評価している。
又、米沢道の駅が小口で出資者を集った理由を尋ねると「城史苑のようにしないためだ」の返答に「御主なかなかやるな」の感を抱いた。
即ち、少数の大口出資者の場合には利権を彼らに独占され、市民への利益還元が行われないことを考えての対応に「遅れず・休まず・働かず」を金科玉条とする公務員にはない魅力を感じたものだ。他にもいろいろあるが・・・
副市長には職員に対する指揮権がないため、市長を介して指示を与えなければ職員は動けないシステムゆえ、市長には部下の発案を聞く耳が必要だが「人の話を聞かない(理解できない)・話途中で席を立つ」と評価される中川市長だから井戸副市長との折り合いが悪かったのだろう。
されば、後任のS氏と市長が馬が合うかと考えると、副市長に能力が有れば有るほど井戸氏同様に目の上のたんこぶと感じるだろうし、究極のイエスマンとして仕えれば波風は立たぬかもしれないが、市政に於いては「役立ずの副市長」と評されるだろう。
議会最終日に「新副市長承認の件」が議案上程されると思うが、議員団は何故現在の副市長を更迭するのか理由を質して貰いたい。

まなびあテラスのこと

2020/02/26 (Wed)
まなびあテラスのこと東根市の「まなびあテラス」は本市の「ナセバ」と同じく、図書館と市民ギャラリー(美術館)の複合文化施設であるが、その運営には感心させられる。
2/22は「MINITURE LIFE展」と称し、1㎝ほどの高さのフィギュア実物とそれを被写体にした「田中達也氏」の写真展を見に出かけた。新型肺炎のこともあるので空いているとの思わくは見事に裏切られ、下部写真のような賑わいを呈していたのには驚いた。
それには、殆どの催し会場が「写真撮影禁止」のところ「撮影OK」とする仕掛けが施され、それをテレビ等のマスメディアがアピールするという広報活動が功を奏したものと思われる。
テレビで「天地人」が放映されたとき、米沢に多くの来訪者があったようにテレビの効力は絶大で、昨年小生が訪れた酒田市美術館の「ホキ美術館名品展」や、宮城県美術館の「ストラスブール美術館展」、まなびあテラスの「人形師 辻村寿三郎展」・「金魚絵師 深掘隆介展」などもテレビで開催を知ってのこと。
その点、米沢の「ナセバ」や「上杉博物館」が、他県からも集客を期待できるようなビッグエベントを企画し、テレビ宣伝したという記憶はなく、他所に比べて運営が劣っている感は否めない。
原因は、運営する組織のトップがイベント開催に関するノウハウや熱意に乏しく、若者が折角案を出しても潰される体質によるものとの噂を耳にする。
今回の「MINITURE LIFE展」チケットを見ると、主催・企画制作・後援に錚々(そうそう)たる顔ぶれが見られるが、それを統括してプロデュースするに長けた人物の存在が感じられるが、米沢では新しい手法などを提案しようものなら「先輩の運営が駄目だというのか」「先輩を侮辱するのか」などと威嚇して発案を潰す人物が幅を利かせているという。




市長、副市長を更迭か?

2020/02/25 (Tue)
市長、副市長を更迭か?井戸副市長更迭の話は大分前から有り、山口元企画調整部長・退職県職員・現総務部長・島軒市議などが後任候補として囁かれていたが、今日、中川市長は井戸副市長に「四年間御苦労様でした」と更迭の意を伝えたとする、職員からの電話があった。
中川候補が市長選に初挑戦の時、鈴木憲和代議士は選対本部長として采配を振るい、中川市長誕生の立役者であったし、井戸副市長招聘も彼によるものであるが、その後の市長と代議士間には不仲説が流れ、原因は「市長は人の恩義を恩義と感じない男だから」との風説が市井に流布すると共に、中川市長と井戸副市長間にも代議士同様に不仲説が噂されていた。
小生は、井戸副市長とは何度か会食を共にするなどの付き合いの中で、安部市長時代の副市長三人と比し、行政力は白眉であると評価している。
その彼を更迭するなら、それなりの理由を市民に説明してほしいし、後任副市長の行政力も説明願いたい。
地方自治体の長は、国に陳情をすることによって助成金を獲得するなどの実績が評価されるが、中川市長の国への陳情は過去2年間の出張記録には載っていない。
されば地元代議士に頼んで国に陳情と言う手もあるが、前述のように代議士と不仲ではそれも望み薄である。
人口減や税収減の流れの中で、新庁舎建設費・高校までの無償医療費・市立校へのクーラー設置など、来年度は過去最高額の予算を計上するが、その金はどこから捻出するというのか?
税の増収か、国・県からの助成金を仰がなければ今までの行政サービスを削るほかないが何を削ろうとするのか、はたまた多額の借金を後世に付け回すのか?
市長選のリーフレットで、安部市政より増額になったことを自慢していた財政調整基金だが、前市長同様にそれの取り崩しと借金を収入として「収支決算は黒字です」とアナウンスするのではなかろうか。
夕張市はこの手法で市民を欺き破綻したのであるから、市民は来年度の予算・決算に刮目願いたい。

本市の観光事業への取り組み

2020/02/21 (Fri)
本市の観光事業への取り組みクレーマー衆のフェイクと妄想の書き込みが続き、相手にするのも馬鹿らしいと思っていたが、久々に論議できるタイトルの千坂氏投稿なので応えたい。
前述したように、本市はつい最近、第2期「米沢市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を発表したので市のホームページにアクセスして貰いたい。
観光事業に関しては、
■施策に関する基本的方向
旅行者のライフステージやニーズ等に対応できる体験型観光やまち歩き観光等を、今後も市内関係団体と連携しながら充実していくとともに、滞在時間を長くする取組や市民との交流により、観光客が再度来たいと思うような魅力あるまちづくりを推進します。また、新たな取組として、アニメや漫画等のサブカルチャーを活用した事業を推進するほか、共通するテーマ性・ストーリーを持った魅力ある観光地をネットワーク化することで周遊効果を高め、交流人口を拡大する広域観光を推進します。
◎まち歩き・歴史ルートづくり
市内への滞在時間を伸ばすため、市内関係団体と連携し、体験型観光やまち歩きルートの整備などを充実させるとともに、文化財の保護や景観整備を行います。
◎花の慶次30周年記念事業
本市ゆかりの戦国武将「前田慶次」をコンテンツとした漫画「花の慶次」の30周年を記念して各種イベントを開催し、「前田慶次」の認知度向上と本市への観光誘客を図ります。
以上の方向性を打ち出している。
現在、観光課とタイアップして計画を進めている最中で「花の慶次30周年記念事業」に付いては、上杉まつり5/3に格闘家の角田信朗氏の参加が決まっているので、小生が個人で毎年参加している「みこし渡御」(当ブログ2/16「千坂氏へ」参照)への角田氏の参加を要請したところ、本日観光課長より「先方に当たってみる」との電話連絡が有ったので期待している。
「まち歩き・歴史ルートづくり」に付いては、市の基本的方向である「テーマ性・ストーリーを持った魅力ある観光地をネットワーク化することで周遊効果を高め、交流人口を拡大する広域観光を推進します」に沿った「何故米沢城には天守閣も石垣もないのか?」をテーマにチラシやネットワークを作りたいと観光課に予算計上を要請したところ「計画書を出してくれ」とのことなので目下作業中。
「何故米沢城には天守閣も石垣もないのか?」をテーマにする切っ掛けは、前にも述べたがNHKの大河ドラマ「天地人」で、直江兼続と伊達政宗が赤崩山から城下を見下ろして政宗の台詞「あの城は何だ、天守閣もなければ石垣もない。あれでは陣屋にも劣るではないか。・・・」の後に川の流れや街並みの配置を「城下全体が要塞の機能を持っている」と賞賛するシーンからである。
その後「遠藤英氏」が講演会で同じく「城下全体が要塞の機能を持っている」ことを語っている。直江兼続がどんな思いで米澤藩のまちづくりを行ったかは氏の著書「直江兼続がつくったまち米沢を歩く」(写真参照)が参考になる。
「何故米沢城には天守閣も石垣もないのか?」は伊達氏が米沢に来た時代背景からのストーリーが有り、上杉氏が徳川家康に120万石の会津から30万石で米沢に転封させられた後のテーマもストーリー性があり魅力的だ。
小生が所属する歴史団体で遠藤英氏による「城下全体が要塞の機能を果たしている」との内容の講演会を企画したところ「大変面白い」「もっと詳しく聞きたい」と大変好評であったので、市からの予算が付けば遠藤氏と相談してネット発信により全国にPRしようと思っている。


企業誘致

2020/02/20 (Thu)
企業誘致先頃、自動車内外装を製造する「三井屋工業(株)」(本社名古屋・年売上高60億円)が八幡原中核工業団地に進出ことが報じられたので、企業推進室の主任・室長と面談した。 米沢への進出の切っ掛けは県の紹介によるものだとう言う。
企業誘致が叶ったこと自体は喜ぶことかも知れないが、過日、地元経営者が集まる会合に出席したときは「人手不足が深刻で、仕事があってもこなせない」との話題が頻(しき)りであったように、今回の三井屋工業が名古屋から従業員を連れての米沢進出なら大変御目出たいことだが手放しでは喜べない。
毎日新聞2/17で「高校生に起業家精神を」と題し、山大と米沢工高が活動連携の覚書が締結されたことが報じられ、第一弾として仮想実現(VR)プログラミングスクールを開くという。
このように教育界では起業家を育てる手立てを実行しているのに、面談した企業推進室関係者の「学校とのコンタクトは考えていない」との言葉には、中川市政の危うさを感じずにはいられない。
折しも「まち・ひと・しごと創生戦略」の10年計画の前期5年が間もなく終わることから後期5年の案がネットに公開された。 これが実現すれば「バラ色の米沢市」になる内容だが、案には「・・に務める」「・・取り組む」「・・推進する」などの記述はあるが、これらを実現するための具体策が示されてはいなく、前期5年の成果から見ても期待はできない。
各自治体が「まちづくり」を進めるに、首長の資質により大きく差が付くことは周知と思うが、先頃本市で行われた吉村県知事の新年会で「米沢市はまちづくりが遅れている」と知事に檄を飛ばされたように、本市の取り組みは県での評価は低い。そこで首長の指導力に期待したいところだが、今後4年間は期待薄である。
長井工業高等学校の卒業生は地元に就職する率が極めて高いと聞くので、企業推進室の担当者が赴きその取り組みを調査し、本市でもその成果を上げて貰いたいが、公務員の「遅れず・休まず・働かず」を金科玉条とする職員は首長が指揮権を発動しない限り自ら行動は起こさない。 中川市長が指導力を発揮すれば良いのだが・・・

千坂氏へ

2020/02/16 (Sun)
千坂氏へ以前は建設的意見投稿の千坂氏だったが、白内障を手術して性格が変わったのか、それとも友人を失い悲しみに苛まされてか、クレーマーの仲間入りは悲しい限りだ。
小生は機屋からIT関係の会社を立ち上げて36年になる。 その間、リーマンショックの時は苦労したが、業績はまあまあ順調に推移してきた。
しかし齢(よわい)75にも成ったので会社は息子に任せ、少しでも社会の為にと考え、昨日も前田慶次関連の歴史団体の方と「5月3日の上杉祭りへの参加」について打ち合わせを行った。
5/3は、祭りの呼び物である「川中島合戦」の行われる日で、上杉軍団と「みこし渡御」行列が会場に向かい、我々は後者の行列に参加し7年目になるが、参加者は前田慶次ファンの「傾き者」が殆どで、自前で陣羽織を揃え全国各地から集まってくる。
経費は7万円程掛かるが年金を貰える歳なので、それをあだてている。【下部写真】
千坂氏は歳老いて孤独のようだが、サミュエル・ウルマンの「人間は歳を重ねただけで老いるものではない。理想を失って初めて老いがくるものである」を参考に地域社会との交流を図られては如何か。
【追伸 酒井巌氏の実家】
館山一六軒町の井筒屋商店と言う呉服やで「実家が機屋」はフェイク。
副市長と会食したことは氏に電話すれば分かること。



最近気になること

2020/02/15 (Sat)
最近気になること年が明けてから「中川市長は井戸副市長を更迭するのでは?」との噂があり、新任には山口元企画調整部長の名が上がっていた。
その噂にマスコミが奥さんに質すと「それは絶対にありません」とキッパリ言い切ったのでその線は薄れたが、次に「県職員の退職者」・「市職員の中から」等の噂がある所に、今日は2名から「次期副市長は島軒純一市議ではないか」との電話が入った。
副市長の選任は、市長が候補者を選び、議案として議会に提出され、可決によって決定する。 中川市長新任のときは鈴木憲和代議士の骨折りで農水省OBの井戸将悟氏が就任して現在に至るが、小生はその間何度となく面談して井戸氏の行政能力は歴代副市長の中でも抜きん出ていると感じている。
先週も夕食を共にし「副市長更迭」の噂を持ち出すと、井戸氏の耳にも入っていて「上司は部下を選べるが、部下は上司を選べないからね~」と淡々とした態度であったが、もし噂が現実となった場合には本市に取って大きな損失となることは間違いない。
そもそも副市長とは「市長の女房役」と巷間で言われるように、連携して政(まつりごと)を執り行うのが普通だが、数年前から市長・副市長の折り合いの悪さを耳にするし、そればかりでは無く鈴木憲和代議士とも不仲との噂を耳にする。
副市長との不仲の原因は「自分より秀でた人材に対する嫉(そね)みではないか」鈴木代議士とは「他人から受けた恩義を感じない男」が不仲の原因ではないかと噂されるが、何れにしても「副市長更迭」なら市長は更迭の理由を明確に説明する必要がある。
副市長就任4年間で井戸氏の悪評は耳にしないし、「流れを変えるな」を公約にして当選した中川市長であるから、「副市長更迭」は単なる噂であってほしいと願って3月定例会に注目している。
【追伸】酒井巌氏が米織関係者であるとの書き込みがあったが、氏はラムネ・醤油製造を経て牛乳・ヤクルトの宅配業を手がけ、その後冠婚葬祭業で成功して米沢経済界の重鎮となった経歴で、米織との係わりは無かった。御三階が有った場所同様に貴殿の思い込み違い。

クレーマーの争点ずらし

2020/02/12 (Wed)
クレーマーの争点ずらし昔、労働争議にオルグ(当時は反社系が多かった)が会社に乗り込み、労働者側に立った交渉を代行して報酬を得た時代があり、議論が自分に不利になると争点をずらして喚き立て、詭弁を弄する戦術を駆使したものだが、この所の当掲示板への投稿は正にオルグの「争点ずらし」を彷彿させる。
小生は本市を活性化するに「観光産業に力を入れるべし」と主張したが「企業誘致を優先」との投稿があったので、企業誘致には①提供できる用地②提供できる労働力③地場産業との兼ね合い、等に問題があるので「中川市長と意見交換をしてみては如何か」と提案した。
「企業誘致」の論点は①~③の問題にどう対処するかであるが、それには答えられず、次のような争点ずらしの掲示板投稿があったので小生の疑問に答えて頂きたい。
1.【掲示板投稿】市長への進言は何も直接会わなくとも文書でも出来る。現に中川市長の当選前と当選後に企業誘致に関する市における企業誘致の準備項目を手紙している。
※数か月も過ぎているので手紙への回答が有ったはず。「企業誘致問題」を市民共通の認識とするためにも御披露願いたい。
2.【掲示板投稿】「市長と直接会って進言したら」とのこと。市長との関わりは選挙で行うもの。直接の討論は市議会が行うのが民主主義。
※この文言の根拠は何か? 中川市長は今回の選挙公約で「市民の皆さんの声を直接聞き、・・・」とリーフレットに載せているが。
3.【掲示板投稿】面談して直接話せるのは、それなりの理由があって陳情をお願いする状況の人や、選挙に立候補し市会議員にでもなればいいと思う。
※シュウ氏の企業誘致論は「それなりの理由」に値すると思うが? 又、「市会議員にでもなればいい」は、野球解説者がピッチャーを酷評したとき「おまえが投げてみろ」と言うに等しくナンセンス。
4.【掲示板投稿】戦前の米織地場業界が山大開発の人絹工場計画を追い出した事件と同根である。
※酒井巌氏の著書「喜寿の馬齢を顧みて」の27頁には「帝人華やかなりし頃」のタイトルで「・・・製品輸送を円滑にする為、西米沢駅から会社まで引込線敷設が計画され・・・ところが、土盛り中途において土地分譲に関してのトラブルがあったせいか、引き込み線の実現を見ずに終わってしまいました」と述べているのでこちらの方が信憑性は高いと思うが「米織地場業界が人絹工場計画を追い出した」とする根拠は何か?

米沢城と御三階

2020/02/11 (Tue)
米沢城と御三階千坂氏は当ブログ掲示板2/10に「米沢城に天守閣を建てる運動を起こすと話しておられるので・・・頭が狂った発言は止めよ」との投稿があるが、小生が何処で話したのか答えて貰いたい。
米沢市を活性化するには「観光は産業であり、歴史はその重要な要素である」は小生の持論から、2/7の当ブログで「何故米沢城には天守閣も石垣もないのか?」をテーマにした仕掛けをすることにより、200万人とも言われる道の駅への観光客をまち中に誘導する策を考えている」と述べているように、米沢城には天守閣も石垣もないことを観光資源に利用しようとする者が「米沢城に天守閣を建てる運動」などやる訳がない。
又、桃太郎1号氏の投稿2/10では「御三階の跡地に某市議が遊園地を作った」と述べているが、遊園地が存在した場所は上杉神社に向かって眼鏡橋を渡った左手(南側)で、そこには上杉謙信公を祀る御堂御があった所で、御三階は右手にあり、現在は上杉氏第13代斉憲公の顕彰碑が建てられている。
我が国は法治国家であり、日本国憲法21条により、外部に向かって思想・意見・主張・感情などを表現したり、発表する自由を保障しているが、無制約に認めるものではなく、刑法では 233 条で「虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて,人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する」と定めているので、当ブログに記事を掲載するにあたっては裏付けを取っているが、不確かなものは「風評・噂」等を付け加えている。
しかし掲示板やコメント欄への投稿は、匿名をよいことに刑法 233 条に抵触しかねない内容のものが殆どであることに「これがザワ根性か」と嘆きたくなる。


企業誘致

2020/02/09 (Sun)
企業誘致当会掲示板に、企業誘致で地方自治体を活性化しようとの提案があるが、当ブログを誹謗中傷するエネルギーの数%を割いて中川市長と意見交換をしてみては如何か。
企業誘致をするからには土地が必要なことは言うまでもないが、八幡原工業団地及びオフィスアルカデアには空き地がなく、新しく造成するにも新庁舎・新病院建設に予算を取られ金がない。
又、誘致ができたとしても既存企業の従業員が誘致会社に行ってしまったのでは地場産業の疲弊化を招くだけである。 現に「只でさえも人材不足の御時世に、企業誘致で従業員が引っ張られたら我が社は成り立たない。企業誘致はやめてくれ」という企業人もいる。
そこで、小生は「企業誘致より起業推進」を提案したい。
本市には3つの大学があるが、卒業生は殆ど残らない現況にあることから学校とコラボで新会社を立ち上げ卒業生の受け皿とするというものだが、それには大学側と綿密な打ち合わせが必要とし、中川市長にそれを望むのは無理のようなので次の為政者を待つほかない。
参考に、中国の無錫市は地元の会社とコラボして太陽光パネルの製造に着手した。 安い人件費を武器に安価にて良質のパネルは売り上げを伸ばし、世界第2位の売り上げに成ったとき、市は株式を売却してン千億円の利益を得たとの報道を見たが、もし我が国でもそれが可能ならチャレンジする価値はある。
何とかの一つ覚えの如く「起業誘致」を唱えるばかりでは能がなく、土地・人材・地場産業に配慮した誘致策を中川市長に諫言して、結果をこのサイトに投稿して貰いたいものだ。

選管委員長への質問状

2020/02/08 (Sat)
選管委員長への質問状昨年11/24に行われた市長選挙は24票という僅差を巡って市政130年で初の異議申し出書が選管に提出されたが、選管は「無効票の判定作業は適法に行われていた」との理由で申し出を棄却した。
そのことにたいして市井(しせい)では何かと取り沙汰されているが、当会でも疑問に思えることが多々有ったことから、当月3日に米沢市選挙管理委員会委員長宛てに質問状を提出したので、以下に掲載する。
米沢市選挙管理委員会
小林 栄 委員長 様
質 問 状
昨年の11月24日投開票の米沢市長選に於ける選管委員長としてのお考えを伺いたく、ここに質問させて頂きます。
1.開票のプロセスについて
開票の実況風景をNCV放映のテレビで見ていると、23時15分に秘書広報課長より「得票数は両候補者同数の2万票」と発表されましたが、その2分後に中川候補の選対事務所で「万歳」している映像に切り替わり、当選の喜びの様子が放映され、その13分後の23時30分に秘書広報課長より最終発表として両候補の得票数が発表されました。
この様子を見た多くの市民から「24票という僅差なのに、選管発表の13分も前に中川候補陣営はどうして当選を知り得たのか?」との疑問の問い合わせが多数選管事務局に寄せられたと聞いております。
前段を踏まえてお尋ねします。
Q1.報道機関が独自の調査を元に、選管公表する前に、「当確」を出すこともありますが、今般は24票という僅差の為にどこも「当確」を出していない状況下に於いて、傍観者として開票場に行けば選管発表の13分前に当落を知り得たとお考えでしょうか。
Q2.知ることが出来るとすればどのような方法によるとお考えでしょうか。
Q3.傍観者では知ることが出来ないとすれば、どうして中川候補陣営が13分前に当選を知り得たとお考えでしょうか。
Q4.報道機関がどこも「当確」を出していない時、当選した候補者側の万歳が映し出された13分後の選管発表は、三日遅れの古新聞の如きにニュース性が失われ、選管の尊厳や信頼度を貶めるものと思われますが、この点については如何なお考えでしょうか。
2.異議申し出について
近藤候補陣営より、選挙結果に対する異議申し出書が提出されましたが、「無効票の判定作業は適法に行われていた」として選管は申し出を棄却しました。これに対して、申し出人は「無効票を再調査しないままの棄却決定は残念だ」とコメントしています。(12/21山新より)
国政を例に挙げれば、昨年春より「桜を見る会」の招待者に反社の人物が存在するとの疑念から、野党は名簿の開示を内閣府に求めましたが「開催が終わったので破棄した」と開示を拒み続けるおります。この行為にマスコミは「開示すれば不都合が生じる」との論調で報道が為され、大方の国民もそのように感じていると思われます。
これは疑念を掛けられた当人が、幾ら「適法に行われていた」と力説したところで世論は納得しない例だと思います。
今回の異議申し出書に対しても、疑問を持たれた選管当人が述べる「無効票の判定作業は適法に行われていた」との棄却理由に「無効票を再調査しないままの棄却決定は残念だ」と申し出人は納得しないことが覗われますが、これは「桜を見る会」の国民感情と同様の市民感情と思われます。
前段を踏まえてお尋ねします。
Q1.市井には「無効票を開示すれば不都合が生ずるので開示しなかったのではないか」とか「無効票が適法に処理されていれば開示を拒む理由は無いのに、違法、不当な点があったからこそ開示できないのだろう」との声があります。
そのような市民感情に対してはどのようなお考えでしょうか。
Q2.委員長は「354票の無効票に関しては抽出、審査、判定に携わった職員に聞き取りした結果・・・違法、不当な点は認められない」と内部調査の結果をコメントしています。(12/21山新)
社会的に問題となっている「いじめ問題」を例に取れば、教育委員会の内部調査で「違法、不当な点が認められない」と公表したところで「内部調査では信用できない」とされている世論の昨今ですが、「内部調査で市民は十分に納得する」とのお考えでしょうか。
Q3.前段の質問は354票の無効票を開示していれば起こり得ない疑問ですが、委員長として「異議申し出書の開示請求には応じないのがベストの対応だった」とのお考えでしょうか。
以上

米沢市まちづくり総合計画

2020/02/07 (Fri)
米沢市まちづくり総合計画中川市長初就任の平成28年度から令和7年度までの10年間を対象とする「米沢市まちづくり総合計画」の基本構想及び、前期5箇年(平成28年度から令和2年度)を対象とする「前期基本計画」を策定し、来年度は後期の5年に当たるが、中川市長にその指導力や実効力を感じている市民はどれ程居るであろうか? 毎日新聞で報じられた吉野徹商工会議所前会頭の弁が全てを物語っていると思う。
大沼デパートの倒産は全国的な話題を生み、本市でも従業員へ20万円無利息貸付が実施されたと聞くが、土地建物については主にホテル(ラブホテルとの噂)経営のW氏が買い取ったと聞く。
大沼デパート米沢店は半世紀もの間、本市中心市街地の核として君臨してきたが時代の流れに抗し切れず、この度終焉を迎えた。
「まちづくり総合計画」を掲げてきた中川市政であるから、跡地については当然にして無関心でいられる訳がなく、大沼・W氏と面談しての善後策を講ずるべきと思うが、議会答弁や記者会見に見られる「行政は何もやらないから、開発は民間活力でやってくれ」と言わんばかりの態度には思いやられる。
米沢市を活性化するには「観光は産業であり、歴史はその重要な要素である」との思いから、歴史団体に所属して様々な企画を実行してきたが、今後「何故米沢城には天守閣も石垣もないのか?」をテーマにした仕掛けをすることにより、200万人とも言われる道の駅への観光客をまちなかに誘導する策を考えている。
NHK大河ドラマ「天地人」が放映された時、多くの観光客が本市を訪れたことは記憶に残るが、ドラマの終盤に直江兼続と伊達政宗が赤崩山で逢い、山頂から城下を見下ろした伊達政宗が「気に喰わん・・・」のシーンを記憶している方はいるだろうか。
伊達政宗は、先ず自分の作った城下町を大幅に作り替えた直江兼続への苦言を呈したが、城下町全体で要塞としての機能を持つまちづくりに「見事だ」と結んでいる。
これを観光に利用しようと思っている。

シュウ氏に答える②

2020/02/03 (Mon)
シュウ氏に答える②本市の中心市街地の定義は、東西は米沢駅より松岬公園付近まで、南北は松岬公園付近より旧図書館までの広範囲である。
都市が活性化するには住人の増加が考えられるが、地方自治体が幾ら努力しても実現は難しく、観光事業に力を入れる傾向にあるが「道の駅米沢」の入場者が“ン百万人”とアナウンスして悦に入っている行政には心もとない感を否めない。
下の写真は、新潟県村上市が国の補助を受けシャッター通りを作り替える試みである。 このような取り組みとして、城史苑北側に隣接する空き地と織物工場を考えるよう中川市長に諫言したが「地権者から金を貰うのが目的だべ~」と取り付く島もない。(山形市はじめ多くの自治体が国の助成金を利用している)
中川市長は海老名市議の議会質問に「中心市街地の開発は民間活力でやってくれ」と答弁しているので市長の指導力には期待できないが、余り金を掛けないで中心市街地に賑わいを生む方法として、空きビルの活用を諫言したい。
三陸沖地震で災害を受けた気仙沼の有限会社藤田製函店は、本社倉庫に大小7面のトランポリン・初心者用のボルダリング設備を備え、子どもから大人まで楽しめる施設の運営が話題になっているが、本市もこの例に倣って大沼ビル・元山相ビルを借りてトランポリン・ボルダリングの他に社交ダンス・会議室などを市民に提供してみてはどうか。
日本の経済が豊かになると、親は旧町内に住み、子は郊外に新居を建てる傾向が強くなったことから都市機能は広範囲に拡大した
遅きに失した感は否めないが、市街地に住民を増やす手段として「2~3世帯同居住宅」への大幅な助成金の支給も町中に居住者増として考えられる。
「若者・よそ者・馬鹿者」が地方都市活性化のキーワードと言われるが、気仙沼の藤田製函店の例などは「馬鹿者」の類いではないかと思え、小生もそこまでは行かぬとも、8月にある企画を計画している。
シュウ氏は前回のブログで市立病院に触れたのが御不満の様子だが、何を行うにも金が掛かり、病院建設に200億円や市庁舎建設に80億円も使ったのでは、あとは町中活性化に予算を取るのは難しい故の記載である。
又、前ブログで小生もかように思っているとして「金沢の気骨」と「福井モデル」を紹介したが、シュウ氏の質問への回答として一読願いたい。



シュウ氏に答える①

2020/02/01 (Sat)
シュウ氏に答える①本市に限らず都市的土地利用は郊外へ拡大し、行政サービスのコストが増大することから、国は郊外への拡大を抑制すると同時に中心市街地の活性化を図り、生活に必要な諸機能が近接した効率的で持続可能な都市のマスタープランに対し、補助金を支給する制度を打ち出した。 その制度の40%の補助金に目が眩んだ安部市長は「本市もコンパクトシティ化を目指す」として「まちなかに図書館建設」を公表した。
しかし、現存して機能している「まちの広場」を壊すことや、郊外への拡大を抑制する目的のコンパクトシティ化でありながら、郊外の塩井地区に大規模の集合住宅を作るなどの杜撰なマスタープランに、多くの市民から「図書館建設反対」の声が上がり「図書館より文化会館の建設」との提案が複数寄せられたことは御存知のことと思う。
当時、小生は前述の「松田俊春氏」案に加えて、市は中心市街地の空きビルを買い取り、アパートに改造してまちなか人口を増やす事と、どうしても図書館建設を望むのであれば特急寿司の北側空き地に建設することを諫言(かんげん)したが、それらの市民の声を無視して建設された「ナセバ」により、中心市街地が活性化したかどうかは、現況が物語っている。
都市作りは首長の裁量により大きく影響を受ける事は、多くの市民の周知する所であろうから、下部の著書を参考にして貰いたい。
シュウ氏には「過去の事をクジュグジュ言っても栓がない。米沢市はこれからどうすれば良いのだ」と言われそうなので以下に私見を述べる。
市庁舎建設と市立病院(地域医療連携推進法人制度に則った一般社団法人)の建設は見直すべきと主張する。
市庁舎は別として市立病院は計画を中断し、①山形市より南には県立病院が無いので、新庄市を見習い県立病院の建設、②須賀川市を見習い、今有る国立病院を総合病院化する、③全国で日赤病院の無いのは奈良・宮崎・山形の3県だけなので米沢市に日赤の建設、等の交渉を行い、本市の負担を減らすべき。
中川市長は市立病院について「方向性を付けた」と言っているが「地域医療連携推進法人制度に則った一般社団法人」の説明を聞いたことは無い。
現在の市立病院は一部を除いて築40年と、早急に建替の必要は無いので、もっと議論を重ねて市民への丁寧な説明をすべきと思う。
【続く】


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