年の終わりに

2019/12/31 (Tue)
年の終わりに今年、本市にとって最大の関心事は11/24の市長選ではなかったか。
一ヶ月過ぎた12/30、毎日新聞は「経済界の危機感反映」・「関係正常化が焦点に」と題して中川市政と商工会議所との関係を取り上げている。
記事では、この度の市長選に於いて近藤候補の選対本部長を務めた「吉野徹」前商工会議所会頭談として、「工業出荷高1位の座を東根市に奪われ、市街地活性化では山形、鶴岡両市などより遅れている」・「さまざまな提案に市は応えてくれなかった」と記し、商工会議所は「中小企業への支援」・「魅力ある街づくり」など6項目の要望書を中川市長に手渡したが、これは実質的な抗議文だったと付け加え、「行政と民間の意見調整を行う政治力がなかった」と締めくくっている。
商工会議所が経済界の中枢であることは市民の周知するところであり、市行政は協力してまつりごとを進めるべきだが「経済界の危機感反映」・「関係正常化が焦点に」と表記されているように、商工会議所側では中川市長の行政手腕に不信感を抱き、辛辣な関係となっている。
当ブログが、鍛冶川油汚染で地域住民が中川市長に陳情書を手渡した記事を掲載した時、何の対策も採らない中川市長を非難したが、商工会議所会頭たる立場で提出した要望書に対しても同様に無策であった市長の態度に、商工会議所役員は危機を感じて近藤洋介氏に市長選出馬を要請したのだという。
「人の話を聞かない」中川市長のことは何度か当ブログで述べたが、その行為が商工会議所との軋轢となっているばかりでなく、副市長との関係も険悪との噂があり、「中川市長は3月をもって副市長を更迭し、元部長のYを任命するそうだ」「いや、県の退職者に打診しているそうだ」などの噂が飛び交っている。
商工会議所の会合に参加したというある方は「酒席で、中川市長へは誰も酒を注ぎに行かなかった」と語るように「関係正常化」は難しいのではないか。
そして迎える2020年はオリンピック・パラリンピックと晴れやかだが、当地米沢は如何なるものか?

初詣と市の対応

2019/12/30 (Mon)
初詣と市の対応上杉神社へは米沢市住民に限らず市外・県外からも多数の初詣客が訪れるが、12/25当会に「城史苑の側溝に大量のゴミが溜まっていて景観が悪い」、又「元旦詣は前日(31日)に訪れる車も多いが、城史苑脇の駐車場への交通誘導員は元日の午前10時からの配備となっている。これでは参拝者が駐車するに支障を来すので善処するよう市に伝えてもらいたい」との電話があった。
小生は電話をよこした方に「市役所には言ったの?」と尋ねると「市から仕事を貰っているので、職員に意見するようなことは言えない」とのこと。
そこで12/26役所にその事を伝えると、当日土木課から「御指摘のゴミ詰まりは早速取り除いた」との連絡が入り、27日には観光課から「12/31の午後11時より元日午前3時まで、元日は午前8時より交通誘導員を配します」との連絡が入った。
当ブログは「鬼のような行政マンを退治する桃太郎」を標榜しているので、市民要望に対する「公僕」としての面目躍如の働きを余り載せなかったが、真面目な職員の名誉のためにも、市民の要望に好意的に協力願った事象の今年度分を報告したい。
【協働提案事業】
今年は上杉鷹山公入部250年に当たることから、鷹山公の師である細井平洲師手植えの「平洲椿」を広く世間に広めるべく、講演会・色紙の制作・上杉伯爵邸へ苗の植栽・上杉御廟所へ苗の植栽を企画し、企画調整部に申請したところ20万円の助成金が叶い大きな成果を上げた。(助成金は営利を目的としない団体との縛りがあるため、小生が所属する米沢市御堀端史蹟保存会名で申請)
すると都市整備課も趣旨に賛同し、「平洲椿」への導線に写真(左)のような石畳工事を施してくれた。
【色部長門顕彰碑への案内板】
上杉伯爵邸近く住民より「観光客は伯爵邸の庭園までは来るが、色部長門顕彰碑までは来ないので案内板を設置しては?」との提案を受け、観光課に相談したところ、写真(中)のような立派な案内板を設置してくれた。
【美し米沢 写生大会】
小生は以前より「観光は産業であり、歴史はその重要な要素である」という認識から「米沢の歴史を学ぶことによって郷土愛を育み、来訪者へ米沢の良さを説明できる市民の育成を」と考えていた。
そこで、米沢市立中学校生徒対象の「市内の建造物を写生し、それの歴史的背景の感想文を添えた写生大会」を計画して教育長に相談したところ「夏休みの宿題である自由研究に取り入れよう」との快諾を得て、若い職員を係に付けてくれた。
職員は各中学校への趣旨説明や、非番にも拘わらず作業を手伝い、市庁舎ロビーへの応募作品展示(写真右)の手配をしてくれる等、非常に協力的であった。
かように全体の利益となることは、市民が直接市の担当官に要望すれば対応してくれるのだが「市から仕事を貰っているので、職員に意見するようなことは言えない」との考えから、当会へ依頼する市民も実在する。




当確

2019/12/26 (Thu)
当確選挙での開票中継中、選管発表前に「当確」が出ることがある。 この当確は各報道陣が「期日前投票の出口調査」・「電話での聞き取り調査」・「家庭を訪問しての聞き取り調査」・「投票日の出口調査」・「独自の調査」を駆使して当選確実と判断したとき、選管発表前の「当確」が出される。
前々回の参議院選では僅か数パーセントの開票率で舟山康江候補の「当確」がテレビに映し出された事を記憶している方も多いのではないか。
山形市長選での様子をウェブサイトでは、【NHK『サンデースポーツ』を放送していたテレビ画面の左上の速報文字に釘付けになる。 「山形市長選挙 新人の佐藤孝弘候補 当選確実」・・・】とあるようにNHKが当確を出してからの万歳であり、米沢市長選の場合はこれとは全く内容を異にする。
市長選で小生はNCVしか見ていなかったが、他局が選管発表の17分前に「当確」を出したとは聞いていない。
開票会場に行けば分かるとの意見もあるが、どうすれば分かるか具体的な方法を教えて頂きたい。 そうすれば選管事務局長に改めるよう進言するつもり。

鬼と桃太郎②

2019/12/25 (Wed)
鬼と桃太郎②当ブログの前稿に対し、的外れなコメントが投稿されたので補足したい。
一般廃棄物の収集運搬業は市の許可が必要とされ、当時は14社に限定されていた。
新たに許可を求める業者には建設業を営む方も多数いて、個別に許可申請を出そうとすると「お宅は市から仕事をもらっているよな~」と暗に脅しを掛けられて引き下がった話や、14社に限定されているので手数料の自由競争はなく、市民は高い手数料を払わされているといった話から、当局に許可を出さない理由を質した結果「今の業者で間に合っている」との回答があった。
自由競争の経済界にあって「間に合っている」との当局事由は根拠に乏しいと判断して、当会も「新たな一般廃棄物の収集運搬業の許可」を求める運動を立ち上げた。
先ず法の縛りを調べると「首長の判断による」との最高裁の裁定があり、法的には問題ないが、市には許可を出すに「第三者委員会に諮る」との取り決めがあるので、メンバーを調べて「趣意書」にて理解を求めた。
即ち、当時の安部市長に裁量権があることから、市長と同地区の佐藤忠次市議に仲立ちを依頼し、当方から会員20名と市議5名、市側から市長・副市長・担当部課5~6人の参加を得ての話し合いが行われた。
小生が許可を出すことの正当性を説明して市長の判断を求めたが、只ニヤニヤするだけで一言も口にすることはなかった。
煮え切らない市長に、既得権者の利益を害さない趣旨の「建白書」をもって回答を求めたが返事がないことから議会に「請願書」を提出し、議会で諮ってもらったところ、共産党を除く議員の賛成票を得て請願は採択された。
請願が採択されたことから、然しも(さしも)の当局も、許可を出すことに同意し、12月末日各戸に配布される「広報よねざわ」に1月某日、許可を出す説明会が行われる旨の記事が掲載された。
すると1/4の午前8.30に、アポも取らない同和のオルグ数名が市庁舎に乗り込み、副市長・担当部課長・担当職員を拉致同然にして向かいの文化センターに連れ込み12時間にも及ぶ話し合いが行われた。
職員は「話し合い」と言うが小生は「脅しの類い」と思っている。
そして1月某日の「許可を出す」との説明会は「許可を出さない」とする説明に終始したので、許可を希望する30社ほどの参加者からは怒号が飛び交い会場は騒然となった。
許可を出さないことに梶を切った当局に、同和の介入があったのは明白なので「脅された」と警察に被害届を提出するよう当局に呼びかけたが「単なる話し合いです」と言い張る職員であった。
そこで『市民がAM8.30にアポを取らず、副市長をはじめ職員に「話し合いをしたいから文化センターに来てくれ」との市民要請には応じるのか?』とたたみ込むと「それには応じられないですよ~」とのこと。
このように「反社に優しく市民に厳しい」職員の対応に「これで良いのか?」との思いが募った。
そして当会活動に好意的であった佐藤忠次市議は「身の危険を感じる」として当会への協力を断り、一般廃棄物の収集運搬業による新たな業務展開を期待した建設業の社長は、トリカブトによる自殺未遂を図るという悲しい結果に終わった。
かように、行政との交渉は大きなエネルギーを必要とすることがお分かりいただけたと思う。

鬼と桃太郎

2019/12/25 (Wed)
鬼と桃太郎小生は南部地区委員長のS氏とは家が近いこともあり、度々訪れては本市の行政批判を話していた。 当初は尤もだと言って聞いていたS氏だが、ある日突然「もう君の話は聞かなくて良い。二度とうちの敷居を跨ぐな」と怒りだした。
何故怒りだしたか分からないので尋ねると「批判するだけで行動を起こさない話など聞きたくない」とのこと。
そこで立ち上げたのが当会で、「市民の知る権利のために 市民の声がとどく市政であり、人権を遵守する米沢市であるために 権力に脅えたり、泣き寝入りすることを止めよう」をスローガンに「鬼のような行政マンを退治する桃太郎の会」から「鬼の会」と命名し、ジェームズ ブライスの唱える「よき市民の第一の義務は必要な時に怒ることである。そして行為によって示すことである」を活動指針として17年が経過した。 その間の活動は当ブログ左下に過去の記事が載っているのでお目通し願いたい。
鬼と言えば「悪い物」「恐ろしい物」の代名詞だが、果たしてその様な行政マンとは?
17年前の話、家庭から排出されるゴミは増加傾向にあり、高齢者宅や保育園を訪問しての一般廃棄物(一般家庭のゴミ)収集運搬業を希望する業者が多数現れた。
それを生業(なりわい)とするには市の許可を必要とするが、新たな申請には決して許可を出さない市の対応に、「県の許可を必要とする産業廃棄物の場合は、基準を満たせば許可を出すのに、どうして市は許可を出さないのだ!!」と不満を述べる10数社の業者から「市と掛け合ってもらえないか」との相談があった。
そこで当会は、「明日の午前8時半に市庁舎ロビーに集まり、団体で交渉しよう」と業者と打ち合わせ、翌日ロビーで待っていたが一社も顔を見せることはなかった。
どうしたものかと数社に問い合わせると「市から仕事をもらっているので、目を付けられるとどんな報復があるか、怖くて行けなかった」とのことだ。
今般の市長選でも相当数の「選管の対応に納得しない」との電話に、「一緒に選管へ行き抗議しましょう」と問いかけると、ゴミ収集業を希望する業者と同様に「報復が怖い」を口にした。
このような「役人怖い」の心理は、武士社会の「町人の分際でお上に意見するとは不埒な奴だ」と罰せられた歴史のDNAがそうさせるのか。
この他に役人による文書改竄や隠蔽による「市民いじめ」は数え上げればキリが無い程あり、スローガンの「権力に脅えたり、泣き寝入りすることを止めよう」の精神は健在のつもり。

異議申し立て②

2019/12/21 (Sat)
異議申し立て②11/24の市長選結果に対し、近藤陣営より「意義申し出書」が提出されていたが、選管は20日「無効票の判定作業は適法に行われていた」として「棄却」の判断を下した。
この判断に不服の場合は、21日以内に文書で当該都道府県の選挙管理委員会に審査を申し立てることができ、(公職選挙法第202条2項)それでも不服であれば、都道府県の選挙管理委員会を被告とし、高等裁判所に訴訟を提起することができる。(同法第207条)
上記からも分かるように裁判の場合は「申立人が原告」「選管が被告」として審議されるように、今般の「棄却」は被告が「私は法を犯していません」といったに過ぎない。
近藤陣営が求めた「無効票354票の再点検」に応じられない選管の理由とは何であろうか?
桜を見る会の招待者名簿を官邸が公開できないと同じように、公開すれば選管にとって都合の悪い事態を招くからではないかとの疑心も生ずる。
僅か354票の無効票だ。近藤陣営立ち会いの上で再点検を行えば問題は一挙に片が付くではないか。
当会・近藤陣営及び選管には「当落情報のタダ漏れ」から、選管に対する不信の電話が多数寄せられた。
今般の市長選結果に、小生(男性が自分をへりくだって言うときの一人称)が問題視しているのは「選管発表の17分も前に当落情報が外部に漏れ、中川陣営の万歳が放映された」という事象を、選管事務局長・広報秘書課長共々「選管発表の後に中川陣営の万歳あった」との解釈を譲らない点にある。
NCVに問い合わせれば即座に分かることだが何故突っ張るのであろうか?
今日の新聞には、かんぽ不正処分案情報を外部に漏らしたことから鈴木総務事務次官が更迭され、高市代議士は「信用を失墜させる行為で残念だ」とのコメントを出している。
当落情報は選管の管理するところであり、それが漏れるという事態が選管への信頼度を著しく損なったのが今回の「異議申し出」と解釈する。

異議申し立て

2019/12/18 (Wed)
異議申し立て選管は、近藤候補側より提出された「市長選結果へ対する異議申立書」に不明確な部分があったので申立人に補正書の提出を求めていた。
そして12/16、選管は補正内容を反映した申立書を審理した結果、新たな確認事項が浮上したため当日は結論を出さず、後日申立人より直接聞き取りを行い1/12迄に結論を出すとの報道があった。
気になるのは、山新が「不明確な記載・・」と記述したのに、米新は「不明朗な事項・・」と記述している点だ。
不明朗を辞書で調べると「隠しごとやごまかしがあり、はっきりとしないこと」とあり、異議申立人がさも悪事を企んでいるかの表現に疑問を感じる。
異議申し立てのそもそもの大きな要因は、選管発表前の中川候補陣営の万歳にあり、選管にもその手の抗議の電話が多数あったことを事務局長も認めている。
小生が事務局長と面談した時、事務局長は「中川陣営の万歳は選管が確定票を発表した後と認識している」と返答し、且つ「選管確定票発表前に当落が漏れる事態はゆゆしきこと」とのコメントに対し、小生は「選管確定票発表前に中川陣営の万歳があった」と主張したが、考えを変えない事務局長に「ビデオで確認し、又来る」と言い残して席を立った。
過日、ある方が「何か不正があったのでは?」とNCV選挙速報の記録DVDを届けてくれた。
内容を精査すると、23時15分に両陣営2万票との選管発表があり、中川候補事務所の様子が映し出された。
その2分後に「中川候補当選」と弾んだ声が事務所に響き、NCVは支持者の喜ぶ様子を放映し続けている最中に、23時30分に選管の最終発表があったことを伝え、最終得票数を発表する担当の秘書課長の姿は放映されなかった。
ここで疑問に感じるのは、選管発表の約12分前に中川陣営が当落を知り得た事実を認めない選管事務局長の態度にある。
当会だけではなく、多くの市民の疑問には選挙管理委員会としての見解を示すべきと考える。

公務員の劣化

2019/12/16 (Mon)
公務員の劣化日本が敗戦の後、奇跡とも言われる復興を遂げたが、そこには官僚の大変な努力によることは国民の周知するところである。
しかし、戦後70余年の今日、野党議員による「桜を見る会」や「森友・加計問題」の疑惑追及に、隠蔽や虚言を駆使してまで官邸を擁護しようとする官僚の姿に、もはや日本国憲法に定められている「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者で はない」とする条項など「どこ吹く風」の体に長期政権の危険を感じずにはいられない。
これは2014年に「内閣人事局」が人事権を掌握して以降、昇格を人質にとられた官僚側が政治家の顔色をうかがうようになった弊害であり、国公法99条に定める「信用失墜行為の禁止」にも反する行いである。
それでは米沢市政ではどうだろうか? 当会12/02掲示板「続々 役人天国」の米沢を良くする会氏の投稿によれば、市当局による不法な課税を住民に指摘され返還を余儀なくされたが、市長は記者会見で「県内で1番先に気づいた」と自慢とも受け取られかねないスピーチと、担当職員へ対するお咎めもない措置に抗議している。
不法課税に関しては平成26年に県より通達があり、(下図参照)14名の職員が閲覧した証の押印をしているが、内容が理解できなかったのか、それとも「どうせ市民には分からないだろう」と上から目線の公務員の性(さが)ではないか。
市人事の最高責任者は市長であるから、法に定める「信用失墜行為の禁止」の条項に従い担当者の懲戒処分を行うべきで、市長が至らなければ議員が発議するべきだが、これ又12/7投稿の「与太郎議会」の如く議会の責務を果たそうとはしない。(議員は特別職公務員)
このような公務員の劣化は「もう済んだこと」と、「臭いものには蓋」をして問題の本質を論議しない市民・国民の責任もある。
今般の市長選結果に異議申し立てが為されたが、これは法で認められている国民の権利の行使であるから、とやかく言うべき問題ではない。
要因の多くは「選管発表前の中川陣営の万歳」にあり、選管にもその手の電話が多数有ったことは公務員の信用失墜行為に他ならない。
今日、異議申し立て者と選管の話し合いが行われるが、結果は明日の報道を待つことにして、1969年の東京都議会議員選挙 江東区選挙区では、異議申し立ての結果500票もの数え違いが有ったことを付け加え、「もう済んだこと」との主張に反論する。


ビックリ仰天!!

2019/12/13 (Fri)
ビックリ仰天!!忘年会の季節柄、小生も昨日12/13会場であるホテルモントビュー米沢の9階に出向いた。 会場に着くやいなやスピーカーから「火災発生!!」の放送があり、従業員が我々を非常階段出口に誘導したのは良いが扉が開かない。
そうこうするうちに廊下には火事場特有のキナ臭いが漂い、焦り始めたときに扉が開いたので階段を下りて1階に来ると中川勝市長の姿があった。
本市と姉妹都市の宮崎県高鍋町から児童を招いた交流事業の歓迎会が開かれていたとのこと。
火事は大事に至らなかったが、モントビューでの忘年会は中止となり、近くの居酒屋に会場を移し「初めての経験だ」「大事に至らず幸いだ」などの話題で盛り上がったが、アルコールが進むと「今回市長選の開票はおかしい」「明るい選挙推進協議会の会長も市に抗議に行ったのをテレビで見た」など、当局による得票数発表の不信感に話題が移った。
確率からして忘年会の出席者の半数は中川候補支持であろうが、「今回市長選の開票はおかしい」に反論はなかった。
小生が疑問に思うのは、小生に限らず多くの市民から「選管発表前に中川陣営の万歳はおかしい」とする抗議に、選管事務局長が「テレビ放映を見ていないが、選管発表後に中川陣営の万歳が放映されたと認識している」との態度にある。
テレビ局に問い合わせれば即座に事実が判明するものを何故行わないのか?
又、事務局長と広報秘書課長に「昔は開票場に双眼鏡を持って行って、開票時の積まれた票で当落を判断できたが?」との小生の問いに「今は票を積むことはないので見学者が当落を知ることは不可能と思う」と答えたので、更に「それでは立会人が我が陣営に当落を伝えるのは可能か」に対しては「テレビ局がリアルタイムの放映をしているのでそれも不可能と思う」との答えだった。
選管発表前に当落を知り得たことで、選挙が無効や通報者が罪に問われものではないが、市民感情として選管への不信感が募るということに対して、選管は丁寧な説明をすべきと思う。

市長選の後日談②

2019/12/10 (Tue)
市長選の後日談②11/24投票の市長選結果に、近藤候補陣営より「中川候補の当選無効」などを求めて提出されていた「異議申し立て」を選管は受理し、12/16に審議されることが報道された。
複数の人員で数えた票数に間違う確率は極めて低く、問題は無効票と判断された中に「近藤候補票が有ったのではないか」と言うことになろうが、その中に24票も近藤候補票が有るとは思えない。
その事は、近藤候補選対幹事長も承知の上で「異議申し立て」を行ったと思われるが、そこには選管が最終得票数を発表する前に中川候補陣営での万歳三唱がNCVテレビで放映され、「選管発表前に中川陣営が当選を何故知り得たか?」「何か不正が有ったんでは?」の電話が幹事長宛てに多数寄せられたことと、選管にも多数の市民より問い合わせが有ったからではないか。
NCVテレビ放映では、23時15分に両候補が20,000票であることが広報秘書課長より発表があり、23時25分には中川陣営万歳のシーンが写り、その5分後の23時30分に広報秘書課長より最終得票数が発表になったと小生は記憶している。
小生は市の選管事務局長と広報秘書課長に面談し、「選管発表前に当確情報が漏れたのは?」と質したところ、両者とも「テレビ放映を見ていないので分からない」「選管発表後に中川陣営の万歳が放映されたと認識している」と言いながらも「多数の市民からの問い合わせが有った」事を認めた。
当確が選管より漏れたことは、違法行為や当選無効には繋がらないが、公正にして厳格であるべき選挙管理委員会の信頼が問われ、小生ばかりではなく多数の市民からの疑問が寄せられた事に対しては、NCVに確認を取り善後策を講ずるべきではないか。
国政選挙では当確が出ての万歳は目にしているが、それ以外に選管発表前の万歳など見たことがなく、米沢市における今回の問題は公務員の質の劣化としか思えない。
その市職員に間もなく多額のボーナスが支給される。

市長選の後日談

2019/12/03 (Tue)
市長選の後日談選管発表をNCVで見ていて不思議に感じたのは、両候補2万票の得票で最終発表を待っている最中に中川陣営勝利の万歳三唱をする場面が映し出された。 それから暫くして選管の最終得票数が発表されたことに「どうして選管発表前に中川陣営は勝利を知れ得たのか?」との疑問である。
そこで選挙当日、得票数を発表していた秘書広報課長と会って前段の疑問を質問すると「私は選管から渡された数字を読み上げるだけなので分からない。選管に聞いてくれ」とのことだが、今は定例議会開催中なので責任者に会えなかった。
安部市政12年と中川市政4年の間に市職員のコンプライアンス(法令遵守)は極度に低下したが、それはひとえに首長のガバナンス(統治・指導)力不足によるものと思われる
固定資産税の過大課税が本市の住民によって明らかになったが、指摘した本人への謝罪もないし、住民に指摘されても「お上は正しいんだ」ど言わんばかりの態度を取り、住民の指摘を長期に亘り無視した担当者へのお咎めもない。
職員は、この様な首長のガバナンスに「刑法に触れなければお咎めなし」を学習し、選管が外部に漏らしてはいけない「公表前の得票数」もダダ漏れ状態だったのではないか、ひいては「票の操作があったんではないか」との疑念に発展しかねない。
近いうちに選管の責任者と面談して「公表前の得票数ダダ漏れ」の原因を調査するつもり。

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