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直江兼続400回忌 記念講演会②

kage

2018/07/24 (Tue)

直江兼続400回忌 記念講演会②

山新
 直江兼続400回忌の記念事業として、7/22伝国の杜二階大会議室にて「大谷吉継末裔」大谷幹伸氏を迎えて講演会が行われ、126名の参加者に廊下まで椅子を並べる盛況ぶりであった。左の山形新聞に講演内容の要約が載っているので参照されたい。

 小生は「観光事業は産業である」あるとの持論から、「歴史を観光に」と訴えてきた。折しも今年は戊辰戦争150年・直江兼続400回忌に当たる事から、年度初めに、市・商工会議所・観光協会に「今年はどのようなイベントを計画しているか?」と質したが具体的な計画は聞き出せなかった。
 そこで、小生が所属する「米沢御堀端史蹟保存会」では今回の企画の他に「色部長門碑前祭」「雲井龍雄は・・・」のイベントを計画した。
 市は「市民が計画した良い企画には応援する」とのスタンスで、幾ばくかの助成金は期待出来るが、かなりのエネルギーを市民が負担するのでは自ずと矮小した規模の企画となる。 よって、市がどのようなまち作りを行うかを企画立案し、市民は部分的に協力するシステムでなければ、折角の助成金も統制の取れないバラバラの企画で効果は薄い。

 何度か紹介したが、金沢市の名市長「山出保氏」は「文化でまちづくり」を標榜し、5期20年で姿創られた金沢市は、現在、日本はおろか海外でも評価が高く、訪れる観光客も米沢市の比では無い。

 「東洋経済新報社 住みよさランキング」で米沢市は山形で最下位の位置にある。人口は間もなく7万人台に突入する昨今、「山出保氏」のような、将来のビジョンを掲げ具現化に精進するリーダーが早急に現れないかぎり、米沢市も消滅都市の仲間入りとなるのではと危惧している。








 

直江兼続400回忌 記念講演会

kage

2018/07/13 (Fri)

直江兼続400回忌 記念講演会

1801ポスター
 直江兼続400回忌に因み、大谷吉継末裔の大谷幹伸氏を招いて講演会を行う。
 直江兼続と石田三成には、徳川家康を挟み撃ちにする計画が有ったとも言われているが、石田三成が最も信頼していたのが大谷吉継である。又、直江兼続は大谷吉継とも親交があった。

 直江兼続の「直江状」から関ヶ原の合戦へと展開する訳だが、頭巾をかぶり、輿に乗って戦場で指揮を執る大谷吉継のシーンは多くの方が目にしているのではないか。彼は義に厚く、今でもファンは多い。

 その末裔の幹伸氏とはひょんな事から知り合いとなり、今回の講演をお願いしたところ、快く引き受けてもらうことが出来た。題目は「大谷吉継の年譜と関ヶ原の合戦と直江兼続公との関連」である。

 7月22日(日)午後2時より 伝国の杜 置賜文化ホール二階大会議室にて開催され、入場無料なので多くの市民が参加されんことを願っている。



雄国沼のニッコウキスゲ

kage

2018/07/09 (Mon)

雄国沼のニッコウキスゲ

 国道121号線を喜多方から会津若松に向かう途中、左に折れ雄国沼に向かう。此の沼はニッコウキスゲの群生地として、この時期多くの観光客が訪れ、例年なら7月上旬が見頃だが、今年は6月末が見頃との事で30日に行ってみた。

 喜多方にはニッコウキスゲに限らず、ひめさゆり・ひまわりなど見所があるが、我が米沢市はどうであろうか?

 川西のダリヤ、長井の白ツツジ・アヤメ・萩、飯豊の百合、南陽のバラ・菊など各自治体には見るべきものがあるが、米沢市は思い当たらない。米沢市の花は「あずましゃくなげ」だが、群生地は無い。
 そこで、普門院の細井平洲先生手植えの椿を挿し木して増やし、「平洲椿の里」としてピーアールすべく頒布会を行ったが市民の反応はいまいちであった。
 来年は上杉鷹山公入部250年に因み、上杉伯爵邸庭に「17代当主上杉邦憲様手植えの平洲椿」としてのイベントを計画して市と予算付けを折衝中だが反応は鈍い。
 市議に「上杉鷹山公入部250年」のイベントを盛り上げて貰いたい所だが、頭は来春の選挙でそれどころではないようだ。

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住みよさランキング

kage

2018/07/04 (Wed)

住みよさランキング

 東洋経済新報社は毎年住みよさランキングを公表しているが、米沢市は全国814都市中612位で、県内では最下位である。
 因みに県内ランキングは1位の天童市から東根市・新庄市・寒河江市・山形市・尾花沢市・長井市・南陽市・上山市・酒田市・鶴岡市・村山市と続き、最下位に我が米沢市が鎮座する。

 安部三十郎施政の12年間で「米沢のまちづくり」は「はちゃめちゃ」の状態となり、中川勝施政でも改善どころか、輪を掛けて「はちゃめちゃ」が進んでいるようだ。

 当会掲示板に市立病院の建設予定地が揺れているとの投稿が有ったが、実際には「地域医療連携推進法人制度」に則り、新たに「一般社団法人」を設立する場合の用地問題となる訳だが、市議もその辺の理解度は極めて低い。

 新たに設立する「一般社団法人」は、現存の市立病院とは別物であるから、先ずは既存の市立病院を今後どうするのかを議論し、市民の理解を得るべきが肝要と進言する。
 現在まで総合病院として市民医療を行ってきた米沢市立病院だが、新「一般社団法人」で米沢市が受け持つのは「救急・急性期医療」とのことだ。 精神科医でさえも確保出来なかった米沢市が、一番タイトとされる救急・急性期医療のスタッフを確保し続けられるものか甚だ疑問である。 このような実務問題を議論もせずに用地問題だけが先行するのは如何なものか?

 市立病院の建替については6~7年も前から検討されてきたが、中川施政は山大の嘉山氏と三友堂病院の仁科氏に丸投げした事により、これまでの検討・審議事項は無駄になった。

 冒頭の新庄市は、昨年のランキングでは東北で3位を確保し、病院は県立病院建替に約200億円の県予算確保が進められているし、その他に徳州会病院が市民の医療を受け持ち、市の負担は極めて低い。
 このような発想が「住みよさランキング」上位の要因かも知れない。米沢市の行政マンや議員団には「県立病院の誘致」「国立病院の一般社団法人化」「日赤病院の誘致」等を具現化する考えなど微塵もない。


尚山氏の「○○屋」

kage

2018/07/02 (Mon)

尚山氏の「○○屋」

 尚山氏ご指摘の通り、「○○屋」と称する老舗店舗が毎年店を畳んで行く現象に一抹の寂しさを禁じ得ない。この度もお菓子の「小川屋」・荒物屋の「西屋」が店を閉じるという。
 これも時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、「まちづくり」対策の無能もその一翼を担っていると思う。事ある毎に吉村県知事より「米沢市はまち作りが遅れている」と揶揄される中川市政に奮起を望みたい所だが、人の話を聞かない(理解出来ない)彼に期待しても無理である。

 詰まる所「まちづくり」には住民の参加と住民の盛り上がりが不可欠だが、中川市政はどうであろうか?
 市立病院建替や市庁舎建替に限らず、「○○検討委員会」などを立ち上げ、委員に学識経験者と称する無責任教授などを加えて「市民の総意」と称して予算が執行され、市民の意見は反映されない。
 
 昨年、米沢市民であるS氏は中川市長宛に「鍛冶川に油汚染が発生している。廃業したM染色の地下オイルタンクに相当量の重油が残っており、それが原因と考えられるので、発生源の特定と残油量の測定を行い、将来井戸水に影響を与えないか調査してほしい」との要望書を提出した。ところが何のアクションも起こさない中川市長に呆れかえったS氏は請願書を議会に提出した。
 委員会では不採択とされたが本議会で採択された結果「米沢市地下水技術検討会」が結成され、山大名誉教授2名と技術士事務所代表で構成され、これまで何度か委員会が開かれたが、議事録を見て驚いた。

 請願は「油汚染原因の特定と、残油量の測定」に在ったにも関わらず、大学教授は「油汚染原因の特定が目的では無い」・「M染色の地下オイルタンクから離れた所に井戸を掘り、地下水汚染が発生するか観察する」・「地下水汚染が検出された場合は改めて協議する」との議事録内容に「大学教示の脳みそは何で出来ているかと疑ってしまう」
 あらゆる事業が、このような手法で進められる中川市政に、市民はもう少し関心を示すべきである。