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議員活動と政務活動

kage

2016/10/31 (Mon)

議員活動と政務活動

 市会議員とは議員活動を職務とし、その為に政務活動費が必要と考えられ、米沢市の議員定数・報酬検討委員会は、議員報酬(生活費)を削減する一方、調査研究などに充てる政務活動費(政活費)を引き上げる方針を決め、来月に実施される議会報告会で説明するとの事だが、「議員報酬を下げる代わりに政活費を上げる」とは何と姑息な案であろうか。
 議員団は自分に都合の良い他の自治体をサンプリングして「・・・の議員定数と報酬は・・・である」と列挙して、本市に於ける現在の議員定数と報酬の妥当性を強調するだろうが、他の自治体はどうでも良いから、本市に合った議員定数と報酬を審議すべきである。

◆改めて米沢市に相応しい議員報酬を考える!!
 一般の給与所得者は、年300日程の職務に従事した「職務」への報酬であるが、それは「生活費」であり、本市給与所得者の平均年収は300万円(1万円/日)である。
 議員報酬の原資は市民の税金である事から、市民の平均年収300万円(1万円/日)をベースに議員報酬を考えるべきである。

 議員の職務とされる議会出席は年22日であり、市民並みに考えれば、「生活費」は年22万円が相当だが、22日の職務を全うする為に、年間の「生活費」が必要であろうから、一般市民並みに年300万円(年報酬)としたいが、議員の報酬が一般供与所得者と違うのは、4年に一度の選挙に費用のかかる事と、退職金が無い事を加味して、「生活費(年報酬)」500万円とする。
 そこで「政務活動費」の妥当額が如何程であるかを検討すべきである。

 議員定数・報酬検討委員会の調査によると、議員が政務活動に使った額の平均は約35万円との事なので、米沢市の議員は年間700万円という一般市民の羨む優雅な生活費を消費し、本来の議員活動には35万円しか支出していない事になる。

 これでは碌(ろく)な仕事が出来ないであろうから、「生活費(年報酬)」を500万円として、「政務活動費」を200万とすれば、総額では現在とあまり代わらない。
 しかし、それには領収証の現物提示と、使途の情報公開を拒まない事を条件にする必要が有る。

 議員報酬とは、その額を論ずるに非ず、議員活動に対する成果を持って論ずべきであり、現在程度の議員活動なら、年報酬は精々300万円が妥当と思える小生である。

西條天満公園の怪聞

kage

2016/10/26 (Wed)

西條天満公園の怪聞

 平成21年、李山にある介護老人保健施設「社会福祉法人あづま会」理事長の松田俊春氏は、現在の場所は土砂崩れの危険が想定されるとして、施設を町中に移設する事を考え、現在の西條天満公園界隈を物色したが、同時に理事のS氏は、米沢信用金庫東側で㈱ナウエル所有の土地を候補地に押していた。

 しかし松田理事長は、値段が大幅に安い西條天満公園界隈を候補に薦める方針を定めたが、計画を進められて困るのは㈱ナウエル側である。そこでS氏は安部市長・E市議・I元米信理事長を取り込み、松田理事長追い落とし工作を企んだ。
 世事に疎い松田理事長故にガードが甘く、理事会の承認無しに一部土地を買い入れた事を咎められ、理事長の座を追われる事となった。

 かねて打合せの通り、あずま会は残りの土地を買い上げ、一ヶ月後に米沢市に売却したが、坪単価75,000円で買い付けたあづま会の土地を、米沢市は160,000円/坪で買い上げている。この疑義を鈴木彰郎市議は議会で追及したが、責めきれなかった経緯がある。

 S氏の思惑はまんまと成功したが、真の目的は㈱ナウエル所有の土地をあづま会に高く売りつける事にある。さすがのS氏も、あずま会買入れの西條天満公園界隈を市に売りつけ、直ぐに㈱ナウエルの土地をあづま会が買い入れたのでは、手の内がミエミエであるから、ジッと7年間息を凝らし、ようやく仕上げの算段に入ったようだ。

 そのシナリオは、あづま会が㈱ナウエル所有の土地に移設するには大義名分が必要だ。そこで、松田前理事長が以前理由に掲げた「土砂崩れの危険」を持ち出して大義名分とする事にした。
 先ず、地質調査を行い「この様に危険であるから、早急に移設先を検討しなければならない」とデータを用意して、その候補地を「㈱ナウエル所有の土地」に決定し、買入れ価格は米沢市が買い入れた160,000円/坪と同額とする。

 以上の記述は、一部「怪聞(真偽のほどが定かでない)」である事をお断りするが、以下の松田俊春氏の構想が、安部市長・S氏・E市議によって葬られた事は、本市に取っても大きな痛手である。

松田構想

議員報酬と議員定数を考える!!④

kage

2016/10/24 (Mon)

議員報酬と議員定数を考える!!④

 改めて述べるが、議員の最大の職務は「行政のチェック」にある。
 有権者の多くは、住民の声を行政に反映させたいとの願望から「おらが地区から市会議員を」と投票するであろうが、それは「地区委員」でも大方事が済み、議員として絶対の職務では無い。

◆政策提言
 議員団には、議会に予算を計上して決を得る事は出来ない。そこで米沢市議会基本条例では、「行政への政策提言」が明文化され、これも議員としての大きな職務である。

 政策提言で評価出来る議員活動に「ふるさと納税」がある。これは他の自治体が成果を上げている時、「趣旨に添わない」として「ふるさと納税」制度に取り組まない安部市政に、「米沢市でも行うべし」と強く提言したのは海老名悟市議である。
 そして安部市長もシブシブ腰をあげた結果、昨年度は約4億円の収益があった事は白眉であったが、それ以外に然したる成果は見当たらない。
 現時点なら、広く市民の声を収集し、市立病院建替や、新・道の駅への政策提言を行うべき状況にあるが、市議にその行動は確認出来ない。

◆条例の制定
 議員としての大きな職務に、改廃を含む「条例の制定」があり、法律には定められていないが、行政を運営する上で必要な事項を明文化し、すべからく守るのが前提である。最近では「米沢市議会基本条例」と「おしょうしな乾杯条例」が制定された。

 しかるに、本市の議員団はこれまで述べたとおり、自ら定めた「米沢市議会基本条例」を守る意思などさらさら無く、今般も自分に都合の良い条文「議会報告会」だけをピックアップして「議員報酬と議員定数」が、他の自治体と比べ妥当である事のピーアールに利用する魂胆が透けて見える。

 もう一つ、近頃制定された条例に「おしょうしな乾杯条例」(H26.9正式名称:米沢市地酒による乾杯を推進する条例)があり、「米沢の地酒に親しみをもっていただくことによって、地酒のさらなる消費とともに地域経済への波及効果が生まれることを期待しています。」と説明されている。これに対して、小生は「条例を軽んじるもの」として反対を唱えた。
 その理由だが、条例とは法律に準ずる、「守るべきもの」と考えるので、嗜好の問題である飲物を条例化する事は馴染まないし、地域経済への波及効果を謳うのであれば「米」「米織」「パソコン」等でも同じ事が言えるのではないか。
 仮にそれらを条例化し、「守らなくても良し」とするのであれば、他の条例の拘束力を形骸化する恐れがあり、「努力目標」とか「申し合わせ事項」程度のものに留めるべきと主張した。

◆適正なる議員報酬と議員定数は?
 議員報酬と議員定数は、議員の働きを考察して決すべきものと考えるが、これまで縷々述べた如く、とても年収700万円強に見合うものでは無く、せいぜい年100万円が妥当と考える。
 定数も、上程議案の追認機関として「アベのポチ」と化した議員団を見てきた限り、4人もいれば十分だ。 

 議員報酬と議員定数問題は本市だけに限らず、「体たらくした議員を問う」としてマスメディアでも取り上げられ、「専業議員でなくとも参加出来るように、夜間に議会を開催し、日当制にする」とか」「ボランティア精神の導入による報酬削減」等の考えも報道されている。

 米沢市議団が「議員報酬と議員定数問題」を市民に問うのであれば、「先ず、米沢市議会基本条例を遵守してからにしろ」と声を大にしたい。
 今般の議会報告会で「議員報酬と議員定数問題」が取り上げられるが、訪問者諸兄には小生の意見を下敷きに、議員団の考えを刮目して貰う事を期待する。
 

議員報酬と議員定数を考える!!③

kage

2016/10/23 (Sun)

議員報酬と議員定数を考える!!③

 11/8を皮切りに「議会報告会」が開催されるが、「議員の報酬と定数」の検討内容の報告も盛込まれている。
 そこでは委員会等への出席日数を示し、これだけ市民の為に尽くしている事を強調するであろうが、委員会に出席すれば議員の職務を全うしたとは言えないので、委員会の存在と実態に付いて論じてみたい。

◆委員会とは?
 地方自治法で委員会の設置は任意だが、本市では委員会を設けて所管する事項を審議・協議する事になっている。
 委員会設置の目的は、「議決」に及ぶ前段として、議員各々は上程議案の説明を当局から聞取り、その議案が市民の福祉に資するものかを審議し、十分理解した上で賛否を投じる行為、即ち「行政のチェック」にあるが、実態はどうであろうか。
 先頃終わった9月定例会を例に考察する。

◆委員会の体たらく!!
 9月定例会の大きな議案、平成27年度の決算の件は承認された。が、小生等は、「承認された予算執行の一部に、当局による不法・不当の行為が有り、支払った金額の返還を求める」として「住民監査請求」を行った。 
 この件は既に報告しているが、改めて説明すると、ナセBAの完工は平成27年3月であったが、浄化槽の有る事を隠蔽し、「想定外の地下埋設出現」として、撤去作業が増えた事から、平成27年12月まで完工を延ばし、工事が延びた事を理由に3,700万円を請負業者に支払った。
 それに加えて「雪が降った」からと言って完工を平成28年3月迄延長し、又々3,000万円を請負業者に支払った。

 この「雪が降った為」支払われた3,000万円の予算が計上されたのは、昨年の9月定例会だが、議決に至る迄に協議会・委員会が開催され、議員団による審議の結果、承認された。(賛成票を投じなかったのは山村明市議のみ)
 このことを昨年10月の議会報告会で『「法律の定め」により、請負業者に持たせられない』と市民に説明したのが産業建設常任委員会の堤郁雄委員長である。
 その説明に小生は「何法に定められているか?」との質問を行ったが返答出来ず、後日の回答を待ったが、一年経過した今でも答える気配は無い。
 この質問を、堤郁雄市議に代わって、「詳しい事は当局に聞け」と書面で返したのが議会広報広聴委員会の中村圭介委員長であるが、本来は、議員が当局に質して市民に説明するのが筋ではないか。
 これらの問題を議員団に質したく、面談を求めると、「建設的な意見で無い」との理由で拒否したのが海老名悟議長である。
 又、最大会派の一新会に面談を申し込めば、返事さえもしない島軒純一会派長である。

 この3,000万円を請負業者に支払う理由と根拠を、「平成26年12月に雪が降った」と当局は説明したが、工事の遅れが顕著となったのは平成26年10月からであり、誰が考えても、「降雪」が工事遅延の原因でない事が理解出来るが、議員団は「降雪」を原因とする当局説明を鵜呑みにするだけである。

 この様に、米沢市議会基本条例に定める、「審議権・議決権・調査権・検査権を行使して執行機関の事務の執行を監視する」・「市民と情報の共有化を図り、説明責任を果たす」との条項に背き、議員として最大の責務である「行政のチェック」を怠る行為に、「議員はこのように委員会で働いている」とする説明には納得出来るものでは無い。
 

議員報酬と議員定数を考える!!②

kage

2016/10/22 (Sat)

議員報酬と議員定数を考える!!②

◆議員の職務
 議員の実働は、議決権・立法権の行使の年22日だけと述べたが、実際には、①委員会等への出席が相当の日数に及んでいる事、②地域住民の意見を聞き、行政に反映させる行動をしている事、③行政への政策提言を行う事、等の活動を行っているので、「22日の実働とは論外である」との意見は、議員によらずとも市民にも有ると思われる。

 しかし上記の①~③は「明文化」されたものが無かったので、平成の大合併を機に、異なる自治体が一体化したことから、統一した議員活動を定める「議会基本条例」を制定する地方自治体が多く表れた。

 本市でも「米沢市議会基本条例」を制定し、平成25年4月1日より施行されたが、条例を要約すると、 (1)審議権・議決権・調査権・検査権を行使して執行機関の事務の執行を監視する。(2)市民に積極的に情報を発信し、市民と情報の共有化を図り、説明責任を果たす。(3)市民の意見、要望を的確に把握し、政策提案・制策提言を積極的に行う。 ざっと以上のようになる。

◆議員団は職務を全うしていない
 話を戻して、市議の報酬を考える時、以上の議会基本条例の条項を守った上で始めて「22日以上働いている」と言えるが、以下に述べる如く、議員団に条項を守る意思などさらさら無い。

(1)の不履行
 小生は嘘つき三十郎と揶揄したように、委員会・審議会・協議会等での説明を守らない安部市政の行政執行に、「不法・不当」を議員にアピールしたが、「もう済んだ事」・「騒いでいるのは極一部の市民」とスルーの構えで、行政に対しての調査権の履行など何処吹く風だ。

(2)の不履行
 合併を伴わない議会の条例とは、どの様な意図を持って制定したものか尋ねたく、議員団に意見交換会を申し入れた。すると「もう決まった事なので、改めて逢う必要は無い」との返答であり、当初から「市民への説明責任を果たす」などの条項を守る意思など微塵も無い。

 市民のガス抜きが目的なのか、「議会報告会」を催したので、会場で質問をすると「この会は報告会であり、質問には応じない」と答えたのが堤郁雄市議であり、他の議員も質問には答えようとしなかった。
 堤市議だけでは無い。質問を行おうとすると「当局に聞け」と答えようとしないばかりか、書状をもって質問・要請を行っても返答しない、海老名悟議長・島軒純一・中村圭介・成澤和音市議の面々である。

(3)の不履行
 YouTubeで見られるので「市立病院建替特別委員会」を覗いて貰いたい。2年も経過した委員会であるが、一向に具体的な政策提言が出来ず、フンニャラモンニャラの運営に業を煮やした中川市長が吉村知事と直談判しようものなら、相田光照市議を始め「議会軽視である」と息巻く始末の市議団である。
 
 詳しく述べればキリが無いが、かように「議員団は条例を守る意思が無い」事を念頭に置いて貰い、次回は「委員会」の体たらく振りから、年700万円強の報酬が妥当か検証したい。

議員報酬と議員定数を考える!!①

kage

2016/10/21 (Fri)

議員報酬と議員定数を考える!!①

 我国は議会制民主主義の国家であり、議会に於いて、首長が議案を議会に上程し、議員はこれを審議して賛否を決する仕組みだが、首長も議員も有権者から選ばれた代表者であることから二元代表制と言われている。
 これは首長の持つ「行政執行権」を、議員による「議決権」でコントロールする狙いが有り、議決権の行使は議員として最大の責務から、前述の議会を欠席して登山するなどは言語道断の行為である。
 議員はこれ以外に「立法権(条例制定)」の行使があり、地方自治法では「議決権」と「立法権」の行使だけが「議員の職務」とされている。

 米沢市には24名の市議が存在し、その職務を果たす為に年四回の定例会と、必要に応じて臨時会が開催され、昨年度は定例会20日と臨時会2日の計22日であった。これが米沢市議会議員の働いた日数である。
 この22日の労働に支払われた金額は一人年約740万円(議長・副議長・監査員はこれ以上)であり、日当約34万円という大変美味しい働き口から、本市に限らず生活の糧を得る目的の為に、専業市議になる「お気軽議員」が多く、昨今議員の資質が問われる報道を多く目にするようになった。
 因みにイギリスの場合、地方議員は原則「無報酬」である。これは貴族などの富裕層が議員を努めた事から、報酬などは必要としなかった歴史的背景があり、本市に於いても基幹産業「米織」が栄し頃は、報酬を目的としない議員の多くで議会は構成されていた。

 以上の様に、「市議は年間22日しか働かない」・「原則無報酬」と述べると、議員からは、「何をバカな!、本会議の他に委員会・協議会・審議会・研究会等に出席し、殆ど休み無く働いているぞ」・「無報酬では議員活動など出来る訳がない。現在の報酬でも手元に残る金など殆ど無く、選挙での出費を考えると、むしろ赤字と言いたい」との反論が為されるであろう事は十分承知である。

 今回の議会報告会でも「議員はこの様に働いている」・「他の地方自治体の報酬と定数を比較しても本市の数値は高くない」・「しかし、今後の人口減と市財政を鑑み、定数2名減と若干の報酬減(-8%?)を考えている」と報告するのではなかろうか。

 次回も「議員報酬と議員定数」に持論を述べたい。

議員の品格と市民の苛立ち

kage

2016/10/19 (Wed)

議員の品格と市民の苛立ち

 このところ連日のように、議員の不祥事がマスコミに取り上げられている。
 今日も徳島県阿波市議会・藤川豊治副議長(70)が「健康診断を受診する」と虚偽の届けを提出して本会議を欠席し、ネパールで登山をしていた事が問題となり、18日、藤川市議は副議長の辞職願を提出したとの報道に対し、Webでは次のような書き込みがあった。
『地方議員は頭がおかしいのでしょうか?
 ネパールへの登山旅行のため議会を欠席し、「2年前から計画してキャンセル料もかかってしまうので変更するわけにはいかなかった」と、あきれた理由を語りました。・・・』

 このように、阿波市議の不祥事や富山市議の政活費問題に限らず、多くの国民は品格無き議員に「有権者を舐めるな!!」と苛立ちは募るばかりだ。

 米沢市の議員はどうであろうか? 議会への出席率は概ね100%と問題は無く、政活費は月額23,000円なので誤魔化した所でそれ程の額にはならないが、政活費とは別に支給される700万円を超える年報酬と、24名という議員定数には問題が有る。

 米沢市議団は、来月から「市民との意見交換会」との触れ込みで「議会報告会」と称するパフォーマンス(組織の上に立つ人などの、俗受けを狙ってなされたとしか思えない言動。)を開催する。
 その際「議員報酬と議員定数」がテーマとして取り上げられるというが、これは市民アンケートの結果、圧倒的に「報酬と定数の削減」との意見が多かった事を受けて、これを検討する議員が割り振られ、今般ある程度の方向性を示すものと思われる。

 小生が予想するには、自分たちに都合の良い他自治体をサンプリングして「○○市は・・・」との手法で「本市は概ね基準値である」と説明し、市民のガス抜きとして「定数は2名削減の22名、報酬は現在暫定処置の8%削減を条例化する」との試案を提示するのではないか。

 今日の昼、テレビで片山善博元鳥取県知事は「地方議員は、議員とは何を為すべきかを分かっていない」・「議員としての実質労働は年4回行われる本会議の約20日前後である」と述べたが、言わんとする所は「議員の資質と議員活動への対価」に対する辛辣な批評であろう。

 本市の「議員報酬と議員定数」を、マスターベーション的議員団の調査報告とは別の切り口で、次回「議員報酬と議員定数」で述べるので、訪問者諸兄のご意見を期待申し上げる。

青森市長の辞職願

kage

2016/10/18 (Tue)

青森市長の辞職願

 10月17日青森市の鹿内博市長は、青森駅前の複合商業施設を運営する第三セクター「アウガ」が債務超過に陥り、市が融資した2億円を回収できなくなった責任を取るとして、辞職願を提出した。(佐々木淳一副市長は市長の辞任表明以前に辞任し、市長・副市長両名の辞任となる)

アウガ

◆「アウガ」は、全国で初めて改正中心市街地活性化法の認定を受けるなど、「商店街+ファッションビル+図書館+大型駐車場」を擁する第三セクター大型複合施設として、2001年にオープンした。

 当初は、若者ファッション&カルチャーの中心地、「コンパクトシティ化」の象徴と位置づけられ、全国から視察が相次ぐなど注目を集めたものの、郊外に流通大手が大型ショッピングセンターを建設すると客足が流れ、開業直後からテナントの売り上げが低迷し、近年は主要テナントが相次いで撤退するなど経営不振が叫ばれていた。

 元青森公立大教授の天野巡一氏(75)は、以前からアウガの在り方について警鐘を鳴らし、「全国の三セクで赤字のケースが増える中で進めてきた政策のツケ。最初から無理があった」と、アウガ問題は、少子高齢化、人口減少社会の中で街づくりの方向性を問う、市政全体の問題としてとらえなければならない時期に差し掛かっていると話す。そして市民には、「政策を承認した議員の責任」を追求する動きが有るという。

◆「ナセBA」はどうだ?
 ナセBAは三セクでは無いが、安部三十郎市長は、この「アウガ」を成功例に挙げ、新文化複合施設を「コンパクトシティ化」・「中心市街地活性化」の象徴として、多くの反対する市民を無視し、現在地に建設を強行した。しかし、この時期に「アウガ」の破綻は既に予想されていたのである。
 小生等は「アウガ」の失敗を予測していた訳では無いが、『図書館建設で「コンパクトシティ化」・「中心市街地活性化」など出来る訳がない』として、活性化を裏付けるデータの不存在や、郊外(塩井)に大型市営住宅を建設し、コンパクトシティ化に逆行する行為などの、方向性の定まらない事業から、工事差止めを提訴した。
 敗訴はしたものの、「ナセBA」は「アウガ」同様に、街づくりの方向性を誤ったと、天野巡一氏の思いと相通じるものがある。

全国街道交流会議②

kage

2016/10/17 (Mon)

全国街道交流会議②

 会議は、「道の駅」「高速道路網」が地方創生に如何に大きな役割を果たすかを基調に進められた。その中で須田寛日本商工会議所刊行委員会共同委員長の話には共感するものが有った。
 
 50年も前であろうか、日本交通公社から天元台の責任者としてN氏が就任され、話を伺った時、『光を観ると書く「観光」だが、光とは地元住民の目の光りにあり、その土地の活き活きとした人々の暮らし振りを云う』「そこには過去から培われた歴史と文化があり、それを観るのが観光だ」と、とかく風光明媚や目を惹く建造物が観光資源と思われていた時だけに新鮮な驚きを覚えた記憶がある。
 そして20数年前には、山出保金沢市長によって「文化でまちづくり」を進め、現在の金沢市に繁栄をもたらした。かように、その土地の人々の生活・文化・歴史を如何に観光に取り入れるかが本市に取っても大きな課題であると常々思っている小生だが、須田委員長の講演も同じような内容であった。

 「新・道の駅」が高速道路開通に合わせてオープンされる計画が進められ、あたかもインバウンド(外国人観光客)・国内観光客が続々と本市を訪れ、繁栄をもたらすかの期待が膨らんでいるようだが、既存の「道の駅」が自治体に恩恵をもたらしている例は極めて少なく、むしろお荷物となっている例が殆どだ。
 最近では「道の駅は何故つぶれないか」と題し、とかく道の駅は公務員体質の経営により、赤字が殆どだが、それを自治体が補塡しているからつぶれないのだと、皮肉っている。

 何度も述べているが、上杉文化・歴史の米沢市と云えども、視覚に訴える当時の物は二度に亘る大正大火で殆ど焼失し、有るのは「物語」、即ちストーリーである。このことから、「札の辻」が復元されたが、県管轄の大門交番がそこに移転する計画が進行しているので、米沢市の考えを観光課に質した。
 札の辻は「まちなか回遊」に資する為、1千万円を投じて整備された施設で、未だ数年しか経過していない市の財産であるが、担当者は何の未練も無くアッサリと退く考えのようである。

 ここにも公務員の「どうせ自分の金で無い」の根性が見え隠れするが、「新・道の駅」もこのスタンスで進められたのではたまったものではない。

全国街道交流会議①

kage

2016/10/14 (Fri)

全国街道交流会議①

 来年度には東北中央自動車道の米沢~福島間が開通の予定であり、それに伴い全国街道交流会議第11会全国大会が福島で開催される。その一年前のプレイベント米沢会議が10/7に伝国の杜で開催された。
 中川勝市長の開会の挨拶に続き、筑波大学教授の基本講演があり、お歴々参加の『「道の駅」からはじめる地方創生』と銘打つパネルディスカッションへと続き、最後に吉野徹米沢商工会議所会頭の閉会の辞でお開きとなった。

 こういった催しは、得てして「そつなく粛々と進行する事」が目につき、聞いている者の眠気を誘うものであるが、パネラーである中川市長が『国指定の重点道の駅「道の駅よねざわ(仮称)」の建設が進められている、予算を増やして貰えまいか」との一言に、同じくパネラーである国土交通省の山田氏は「計画によってはやぶさかで無い」旨の回答があった。 このやり取りで小生の眠気は薄らいだ。

 中川市長の「国は道の駅への助成金を増やしてくれ」は市長として当然の思いであろうが、国交省役人の回答も当然である。
 国は地方創生を進める為に応分の予算を確保しているが、それは地方自治体の経済が苦しいからと言って叶えてくれるものでは無く、「企画によって支給する」と公言しているように、先ず計画を提示しなければならない。
 よって、中川市長の一言に続く米沢市は『「道の駅よねざわ(仮称)」の運営計画作成』が肝要であるが、議会のやり取りを傍聴すると、道の駅に関して市職員は「運営会社が考える事」とまるで他人事の如き言動である。
 ならば、運営会社の役員が、米沢市の公益を考えた「予算獲得の企画書」が作成されるかと言えば、それは不可能と思われる。もし官民一体で知恵を出し合って協力するのであれば、無きにしも非ずだろうが、期待は薄い。

 国の地方創生策を悪く考えれば「地方自治体の差別化」である。即ち、良き企画を提示出来る自治体には手厚く予算付けを行い、そうで無い自治体には疲弊化しようが援助を行わないとする、地域間の差別化策と言える。
 今、課題となっている市立病院建替えも、国・県の援助無しには実現不可能の事業故に、厚労省に「病院建替えの予算を付けて下さい」と陳情したとしても、道の駅と同様に、「先ず計画を提示しなさい」と言われるのが関の山だ。

 中川市長には「企画書の作成出来る職員の育成」を期待したいものだ。

陳述!!(住民監査)

kage

2016/10/12 (Wed)

陳述!!(住民監査)
 予(かね)て請求していた住民監査は受理され、明日13日に請求者陳述の機会が与えられた。
 請求内容とは、『1.5ヶ月で完成すると国に申請した「ナセBA」の一階工事が、5.5ヶ月を要し、市民は3,000万円を払わされた。』「この遅れは、壁柱工法に対応出来なかった受注者の責任であり、市民に払わせるのは不法」とするものである。

 一階工事は平成26年10月中に始まり、11月末に完成する予定だったが、完成は翌年の3月末と大幅な工事遅延を起こし、当局はその理由に「豪雪」を掲げた。
 10月~11月に雪が降らなかった事は誰でも承知している筈なのに、議会は何故スンナリと3,000万円の追加予算を承認したのであろうか?(賛成票を投じなかったのは山村明市議のみである。)

 豊洲問題で、東京都議会・職員のデタラメぶりが連日マスコミに取り上げられ、国民の耳目を集めているが、我が米沢市も同じで、議会承認の「豪雪」は工事遅延の理由にならないと海老名悟議長に説明を求めても、「意見は建設的で無い」と会見を拒み、最大会派の一新会会長の島軒純一市議は会見の申込に返事すらもない。
 市議団は何故この様な態度を取るのであろうか? 業界通からは「請負業者から毒饅頭を喰らったのさ」との話も聞こえてくる。

 市議団には、事の真相を追求されると不都合があるのか分からないが、何れにしても行動を起こさない事から、小生等は住民監査請求を行ったが、これとて監査するのは職員の監査事務局と、議会選出の工藤正雄市議であるから、公平・公正なる監査など期待は出来ず「棄却」の結果が予想される。
 しかし、市民として黙っていれば、議会・職員・業界との癒着はますますエスカレートし、後に控える「新・道の駅」「市立病院」でも同じ轍を踏み、更に市財政を悪化させるとの思いから、意見を述べるのが今般の「意見陳述」であるので、一般市民の傍聴を願っている。

【意見陳述】
日時 平成28年10月13日(木) 午後二時
場所 米沢市役所6階 入札検査室
※事前申込の必要はありません。





 

投稿の紹介

kage

2016/10/11 (Tue)

投稿の紹介

 当会に次の投稿が有ったので紹介したい。

◆米沢市身体障害者について(1)
 リオデジャネイロ五輪パラリンピックでメダルを獲得した日本代表選手の合同凱旋パレードが10月7日10時半より東京銀座で行われました。沿道には80万人以上の人たちが集い祝福をしました。今回より五輪パラリンピック合同の祝賀行事となりました。
 パラリンピックとは「国際パラリンピック委員会(IPC)」が主催する障害者のスポーツ大会です。私はこの事に係わり、身障者について考えてみたいと思います。

 身障者は自分から進んで身障者になった訳ではありません。何らかの理由でそうなったのです。私も幼児期(ポリオ)による「小児麻痺」になり「障害者手帳」二種三級の障害者ですので「米沢市」の「身体障害者」について考えて見ます。
 米沢市の一般障害者手帳の交付は次の様になっております。
 分別は「視覚障害」「聴覚平衡機能障害」「音声言語そしゃく機能障害」「肢体不自由」「内部障害」で、合計3,609名となっております。
 又、知的障害者に対し、一貫して指導相談を行う「療育手帳」の交付は、632名となっております。
 又、「精神障害者」で、各種福祉制度を受けやすくする「精神障害者保険福祉手帳」の交付は、416名となっております。
 米沢市の「身体障害者」「療育」「身体障害者保険」の各、手帳所有者を合計すると、4,657名となり、米沢市人口の5.47%となります。
 私が「米沢身体障害者福祉協会」会員の時、他の市町村との障害の種類の比較調査した事がありました。
 障害者は、ある一定の人口に対して同じ割合でおられます。ですから、この事から考えると、地域には身体障害者がおられます。
 今後、行政と地域には、身体障害者と共生を守っていかなければと考えております。

参考資料
 現代用語基礎知識
 米沢市福祉の概要

蔵史めぐり

kage

2016/10/10 (Mon)

蔵史めぐり

 「蔵のまち」として地方創生に取り組む秋田県横手市増田町を今年1月に訪れたが、団体旅行の為じっくり見学する事が出来なかったので10/2に再び訪ねてみた。この日は「蔵史めぐり」と銘打ち、まちを挙げてのお祭りで、掲載写真のように多くの観光客で賑わっていた。

 増田町は平成17年に合併で横手市になったが、合併前は人口8千人程の然したる産業の無い典型的な消滅自治体とみられていたが、危機を感じる地域住民主体による「まちおこし」は、平成7年に全国ではじめての「まんが」をテーマとした本格的美術館をオープンし、漫画家と読者の交流など、「マンガ」というジャンルに共通した「夢」「楽しさ」を堪能する特別企画展を開催す。
 平成17年には写真集「増田の蔵」の発刊により、「疲弊したまち」故に都市化せずに現存する古き街並みと、他にあまり見られない「内蔵」が多くの観光客を呼び寄せ、翌18年には「蔵の日」を開催す。
 平成25年には国の「重要伝統的建造物群保存地区選定」と、活動は着実に加速度化しながら保存と活用に向けて進んでいる。

 増田町と比較し、我が米沢市はどうであろうか?
 上杉の歴史に胡座をかき、さしたる努力もせずに上杉神社を訪れる観光客から駐車料をせしめようなどの「さもしい」考えの議員団と観光課職員である。
 このところ数カ所の催しを訪れてみて、おもてなしを受けた所はあったが駐車料金を取られた所は一カ所も無い。このことを議員団と当局に進言したい。

※ ボランティアによる受付        中学生による説明
増田010 増田020 増田030

※                  蔵が家の中にあることに注目(内蔵)
増田040 増田050 増田060

※                              欅の梁は1本1千万円と言われる
増田070 増田080 増田090

※ 蔵は倉庫に非ずして座敷として今も利用されている。(柱の密度に注目)
増田100 増田110 増田120

増田130 増田140 増田150

 

けんか祭り

kage

2016/10/05 (Wed)

けんか祭り

 福島県飯坂温泉にある八幡神社の例大祭で行われる、300年余の伝統を誇る「飯坂けんか祭り」を御存じだろうか。

 この祭りは日本三大けんか祭と称され、毎年10月に行われる。話には聞いていたが未だ観た事が無かったので10/1観に行った。
午後8時を過ぎると町内を練り歩いた屋台が神社に集まってくる。祭りのクライマックス「宮入り」では大勢の若者達に担がれた6台の太鼓屋台が激しくぶつかり合い、「下がり半」「三切り」「流し」「宮入り」の4種類の打法があるという太鼓を激しく打ち鳴らし、担ぎ手を鼓舞すると供に観客も興奮は最高潮となる。

 祭り太鼓は儀式太鼓の風格と勇壮さをもち、保存会や小学校の太鼓クラブによって郷土の伝統文化が受け継がれ、現代に伝えられている。都会に出た若者もこの祭りを思い出すと血が騒ぎ、里帰りしては祭りに参加するという。

けんか祭り1

けんか祭り2
 

住民監査請求を提出④

kage

2016/10/02 (Sun)

住民監査請求を提出④

 今般の請求の要旨を、下図を参考に説明したい。

工事遅れの矛盾表2

◆ナセBA建設の経過
Ⅰ.ナセBA建設に当っては「一階から完成までは13ヶ月」と国に申請し、H27年3月31日迄完成することで承認された。

Ⅱ.地下埋設物を理由にH27年12月31日迄完成に工期を引き延ばしたが、この時「1ヶ月の雪害を見越して、一階から完成までを14ヶ月」として議会で承認された。

Ⅲ.H26年10月15日より一階工事が始まったが、受注したJVには「壁柱工法」に対処する技術力が備わっていなかった為、一階工事完成は何と5.5ヶ月を要したH27年3月31日であった。
 その結果、市と契約したH27年12月31日まで完成出来ず、H28年3月31日完成にずれこみ、3ヶ月遅れの契約違反が生じた。

◆契約違反に対する市当局の対応
 国に申請した一階の工事は1.5ヶ月であるから、H26年10月15日より始まった工事は11月30日に完成しなければならないが、H27年3月31日完成と工事遅延が明らかに生じているにも係わらず、当局はこの工事遅延を隠蔽して、公表したのはH27年7月28日に行われた市政協議会の場であった。 そこで、次のやり取りが議事録に残っている。

○安部建築住宅課長
  資料1の12月分の横ばいの部分ですが、1月も同じですが、ここは完璧に豪雪によるものです。10月、11月の作業内容を考えると、ちょうど1階部分のスラブとか躯体をやっている時期でございます。面積的にかなり大きい、壁柱という特殊な構造等々が影響しまして、なかなか仕事がはかどらなかった部分ではないかと推測できます。
○相田光照議員
 壁柱を使うという予定を立てていないの。壁柱を使って12月完成に向けての予定なんですよね。でも壁柱を作ってみたら出来ませんでしたということですか。この10月、11月の遅れは。こういうところを精査しているのかということなんです。

 この議事録から、JVに「壁柱工法」に対処する技術が無かった事が、一階工事に5.5ヶ月を要し、市との契約より3ヶ月遅延の契約違反を起こした原因であることが分かる。
 これは明らかに「受注者の責めに帰すべき事由」でありながら、当局は当てはまらない雪害を理由に掲げてJVを擁護し、市民に3,000万円の負担を押しつけた。

 このように当該事案は、「市民には3,000万円を負担する事由が無く、工事を受注したJVが責めを負うべきである」として住民監査請求を起こしたのである。
【終】