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玉庭ひなめぐり

kage

2015/03/29 (Sun)

玉庭ひなめぐり

 今日(3/29)玉庭に江戸時代より伝わる雛人形を見てきた。
玉庭は米沢藩の下級武士が住んだところで、江戸や京都の勤め帰りに、家族への土産が家宝として今に伝えられているのだという。
 小生は雛人形そのものよりも、それを現代に伝え、晴のイベントとして17年も継続させている地元のパワーに惹かれて訪れてみた。

 会場は9カ所で、各々の展示場では地元の家庭料理が振る舞われ、受付で1,500円払えば、各会場は全て無料の食べ放題というのも嬉しい企画だ。
小生の琴線に触れた場面の写真を掲載するので眺めてほしい。(ワンクリックで写真拡大)

今はほとんど見られない懐かしい風景と、各会場で振る舞われる郷土料理の一例。
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立膝の雛に興味を惹かれる。  家主の語らいも趣。
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相良人形や成島人形も大事に伝えられている。
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雛人形と、このコラボには驚いた。
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父兄 様

kage

2015/03/24 (Tue)

父兄 様

 ご子息が山形大学工学部を卒業された由、誠にお目出度う御座います。
ご子息が三年間過ごされた米沢市の印象を、どの様にお持ちか大変気になるところであります。

 小生は「米沢御堀端史蹟保存会」に40年以上所属している事から、物事を見たり考える時に、どうしても歴史的背景を考慮する習慣が身についてしまったようで、歴史的背景というフィルターを通した小生の米沢市観を述べてみたいと思います。

 米沢市は、関ヶ原の戦いで豊臣方に組し、敗れた上杉景勝公が、会津120万石より30万石に減移封となった、上杉謙信公を藩祖とする城下町であります。
それぞれの城下町に、今でも歴史に培われた気風が大なり小なり受け継がれているものと思いますが、米沢藩は、徳川に逆らった外様大名故、幕府からは監視の目が注がれていた事は想像に難くありません。
 小生が幼少の頃、祖父母より「旅の人には気を許すな」と諭されたものですが、「旅の人」とは、決して旅行する「旅人」に非ず、排他的な「よそ者」の意味合いで、特に関東地方から来られた方に使われ、江戸時代の密偵を警戒した名残と思っております。

 米沢市にほど近い城下町の会津若松市には「会津の三泣き」という言葉があり、その意味は「会津に来た当初は閉鎖的な人間関係に泣き、会津の地元になじむと今度は人情の深さに泣き、会津を去るときは会津人の人情が忘れ難く泣く」と言う事で、米沢・会津人とも、初めは排他的で閉鎖的に映るかもしれませんが、一度なじめば、生まれた時からの既知の間柄のように温かく接してくれる気質と、藩祖謙信公が、長年敵対関係にあった武田信玄が経済封鎖をされ、塩不足で困窮していたとき、塩を送って助けたという「敵に塩を送る」の度量をも引き継ぐ市民であると思っております。

 ご子息が米沢を去る時、「米沢人の人情が忘れ難く泣く」心境になられたか定かではありませんが、そうであったと願っております。
 
 最後に付け加えますと「鬼の会」は安部三十郎に対し、会津魂の「ならぬことはなりませぬ」の訓の実践と思っております。

名刺の件でお答え致します。

kage

2015/03/23 (Mon)

名刺の件でお答え致します。

 3/21掲載のブログで名刺の氏名がマスクされている事への質問を戴きました。その事にお答え致します。

 当会は、「市民との対話」を公約に市長就任したにも関わらず、公約を履行しない事や、「市長だから」と市庁舎規定の定めを無視して、市長室前に選挙の幟を掲げ続ける態度等に「市長に最も相応しくない安部三十郎」と批判を続けて間もなく満12年になろうとしております。 
 その間に幾度となく市庁舎を訪れ、職員との話合いを行ないましたが、つい先頃も「鬼の会ブログに私の氏名が載るのなら一切話をしない」と前置きした幹部職員がいたように、職員は市長を批判する小生との関わりに想像以上の神経を使うようであります。
そのような事情から、小生はブログの要旨が特定の氏名を必要としない場合には、なるべく載せないようにしております。

 さて、ご質問の当ブログ3/21掲載の名刺の件ですが、所属の役職が表記されている事から、庁舎に電話して、その役職の方の氏名を知る事は容易であり、氏名の周知回避を目的にマスキングを行なったのでは無い事は御理解頂けると思います。
そのような事情から、当ブログの名刺表記と致しました。

今後も忌憚ない投稿をお待ち申し上げます。

ご投稿に感謝

kage

2015/03/19 (Thu)

ご投稿に感謝

 「春待ち膳」のブログに、フェースブックからのO氏他、六郷コミセンの地域活動に多数の賞賛投稿が有った事に感謝申し上げる。

 少子高齢化と人口減少は米沢市が抱える大きな課題であり、本市の26年度収支は15億円の歳入不足であることが公表された事により、安部三十郎行政は財政面でも容易ならざる事態であることが明らかとなった。
 折しも昨年は、米国大統領の就任式で「国が国民のために何が出来るかを問うのではなく、国民が国のために何が出来るかを考えてほしい。」と演説した、父のジョン・F・ケネディ元米国大統領が、尊敬する日本人に「上杉鷹山公」を挙げた事が縁で、キャロライン・ケネディ駐日米国大使が米沢市を訪問されたが、米沢市民は今こそ、元大統領の趣旨を噛みしめ「安部行政だけに財政健全化を期待するのではなく、市民として米沢市の為に何が出来るかを考える。」その時期にあるのではないか。

 何度か、「観光とは、地域文化を観る事」と小生は述べているが、食文化も立派な観光資源であり、「かてもの」や「郷土料理」は素晴らしい素材である。 次の資料をご覧頂きたい。
無題-1
 これは玉庭地区のイベントであるが、単なるひな人形の展示ではなく、数カ所の会場を訪れると、各々の「家庭料理」と「方言」で「お・も・て・な・し」を受ける趣向となっている。
何と、この企画を小生に教えてくれたのは県の地域振興主査であり、驚いた事に主査の名刺には「フラワー長井線」がキャラクターである「もっちい」のイラスト入りで描かれているではないか。
無題-2
 県の職員が地域の宣伝をする理由を訪ねると「県に対する地域の熱意」だそうで、即ち「天は自ら助くる者を助く」と言う事であろう

 小生はかねがね、観光による外資導入策を市観光課と文化課に進言しているが、「聞き耳持たず」の対応に苦慮しているので、これからは県との相談を密にしようと思っている。

この世で一番恐ろしいこと!

kage

2015/03/16 (Mon)

この世で一番恐ろしいこと!!

 3/15に飯坂温泉の「パルセいいざか」で「太鼓まつり」が開催された。
今年で14回を迎えるが、その年々にリピーターを飽きさせない趣向を凝らす企画力は大したもので、今年は「鼓童」と女性だけで結成された「バンダ・ジラソール」が会場を盛り上げ、毎年のことであるが、立ち見が出る程の超満員のイベントは、入場料2,500円への対価として十分すぎる程であった。
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 これだけの企画を行なうには、共催団体や後援団体の後ろ盾がなければ不可能で、問題はこういった企画を誰が仕掛けるかであるが、米沢市の場合、仮に地域住民が市に提案したところで「無理ですよ」との答えが返るだけの徒労に終わることであろう。
 先ほど市は観光振興委員を公募し、決定したことから、小生は選ばれし市民との会見を希望し観光課に申し入れたが、個人情報を理由に断られ、せめても応募した方の私見を閲覧したいと申し込んだところ、これ又個人情報を理由に断られた。
 公募による米沢市観光事業振興の市民提案を、何故公表できないのであるか、隠蔽しなければならない理由とは何であろうか。

◆この世で一番恐ろしいこと!!
 一番怖いことは「何もやらない事、やろうとしない事です。」
これはNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で吉田松陰が述べた台詞だが、この恐ろしいことが米沢市役所内に蔓延している。
 
 安部が市長に就任するや、定年に間のある部長が多数辞表を提出したが、「安部には何を言っても無駄」・「こんな市長とやっていられない」というのが理由と聞いている。
 気骨ある職員が去った後は、「何もやらない事、やろうとしない事が最善策」のイエスマン職員のみとなり、市長に進言するものは居なくなった。
 現に、つい先頃「財政再建案を市長に提言しては?」と幹部職員に問いかけると「怖くてとても言えない」との返事が返ったきたので理由を尋ねると「もし市長の考えに沿っていなければ不利な人事報復を受ける」との事であった。
これは彼だけに限ったことではなく、ある職員は小生と親しく会話をしただけで左遷の報復を受けるので、『会うのなら午後5時以降、バイパス「ヴェルディ」のカーテンで仕切られた席』を指定してきた。

 このようにして米沢市役所には「何もやらない事、やろうとしない事」が定着し、例え飯坂のイベントを参考に、市民が色々な企画を提案しても「糠に釘」である。

春待ち膳

kage

2015/03/16 (Mon)

春待ち膳

 『置賜地方に伝わる独特の郷土料理は、まさに鷹山公の「かてもの」から受け継がれた知恵と工夫の賜物です。
厳しい冬を乗り越えるために、乾燥食品や塩蔵品、雪の下や土の中に保管した貯蔵野菜などの保存食を、ただ命の糧としてでなく、晴の行事食やおもてなしの食材として先達より伝えられてきました。
豊饒の里六郷の雪景色を眺めながら、郷土料理をお召し上がりください。』の言葉に誘われ、3/15六郷コミセンが主催する「芽吹きわくわく春待ち膳」に赴き、膳を食する前に、地元若妻(?)連による「豊饒太鼓」の演を見聞した。
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 六合地区は文化活動の活発な所で、地域住民のコミュニケーションの良さは他地区の鑑ではなかろうか。

◆かてもの
 鷹山公は飢饉に備えて「かてもの」を出版し(1802年)、領内に配布したことで天保(1833年)の飢饉では餓死者を殆ど出さなかった。

 四年程前になるが、元大垣女子短大学長、森孝之氏から「かてもの」について研究したいと小生に連絡があったので、当時「かてもの」を出版された米沢女子短大の高垣順子名誉教授との対談をセットした。
森氏曰く『増え続ける世界の人口は、いずれ食糧難を引き起こすのではないかとの思いに至った時、鷹山公の「かてもの」に興味を持った』とのことであった。

 「かてもの」が評価された訳ではないが、ユネスコの無形文化遺産に登録されるなど世界から注目されている和食を、「かてもの」を食材とする「米沢えにし」の食文化として、六合地区から発信することに敬意を払い「春待ち膳」を食した。
 膳は「見場」「食味」とも、申し分のない作であり、加えて年代物の朱塗りの器が参加人数35名分揃っているのも素晴らしい。

青鱗会に期待する!!

kage

2015/03/13 (Fri)

青鱗会に期待する!!

◆三月定例議会
 米沢市議会が開催されているが、今議会で最大の関心事は「今年度実質赤字15億円」という財政悪化だ。
市長は「見通しを誤った」と弁明しているが「自分には計数管理能力が無い」と自認すべきであり、年に500万程度の管理職減俸で「三年間で財政を立て直す」とは「小学生に算数を習ってこい」と罵声を浴びせたい心境だ。

◆安部市長の出鱈目
 現在立派に機能している「まちの広場」を壊しての新文化複合施設建設は、当初より反対運動が起き、財政面を心配する市民も大勢いることから、17のコミセンを会場に説明会を行なった。
 各会場に於いて「少子高齢化が急速に進む時、大きな借金をして市財政は大丈夫か?」との質問が有ったが、下記のグラフを提示して「大丈夫です」と言い切ったのは二年前の平成25年二月である。
17地区説明会資料
 お気づきのことと思うが、このグラフには将来の計画が乗っていないのである。
この時、既に市財政は硬直化し、新文化複合施設など建設すべきでは無かったが、安部三十郎は「自我の欲望」を満たすことと「図書館を作ると財政は健全化する」という妄想で市民を欺き図書館建設に踏み切った。

◆青鱗会のこと。
 米沢市議会の会派に「青鱗会」が有り、メンバーには山村明・鈴木章郎市議がいて、当会派は当初より新文化複合施設建設に反対を表明し、現在に至る。
 今議会で「三年間で財政の健全化を達成すると表明した市長は、その具体策を改めて市民に説明すべし」と主張している。

 最大会派の「一新会」も結成当初は安部市長と対峙する構えであったが、毒饅頭でも喰らったものか、いつの間にか推進派に鞍替えしたことに、小生は「借りてきた入れ歯の猫」と安部市政に迎合する一新会を揶揄した。
はたして「17会場での市民への説明会」にどの会派が賛成、又は反対するのか四月に迫る市議選の選考材料にしたい。

◆二元代表制
 市長も市議も市民が選んだ代表であるが、各々に立場の違いがあり、市長は予算の正当性を説明して議会に上程し、議員はそれを精査して票決に挑む訳だが、議員が市長提案に、全く異議を呈しなければ二元代表制の意味は失われてしまう。
その点、一貫して反対を表明し続ける青鱗会は、市民に事業成否の判断材料を供給する貴重な存在だ。

 八年前安部市政と対峙する姿勢が感じられた「一新会」ではあるが、この度は安部市政のお荷物「西條天満公園」の「利用度が低いので、お金をやるから使って」の誘いに乗ってイベントを行なった。
 
 イベント開催その物に異論は無いが、市の税金が投入されたのは問題だ。
そもそも、まちの賑わいを創出する目的で3.3億円もの税が投入された施設の失政を、またまた市税を投入して尻ぬぐいするとは如何なものか。
やるのであれば、県や国の助成金で外資導入を図るべきである。
 

拝啓 子供育成人 様 ②

kage

2015/03/12 (Thu)

拝啓 子供育成人 様 ②

 再び真摯なるコメントに感謝申し上げ、今回質問に有る「貴殿が考える万人向けの観光事業とは何か、勿論特化性のあるものです。」に小生の考えの一端を以下述べたいと思います。

◆観光とは?
 小生は字が示す如く、「観光とは光を観ること」だと理解しております。
では光の定義は?と問われれば、「その土地の文化」であると考えますが、これは天元台が開設された時の初代の責任者である仁科氏(?)の影響であり、最近更にその思いを強めたのが、山出保氏の「文化でまちづくり 金沢の気骨」という著書で、そこには小生の思いと相通じる部分が多々あるので「観光事業とは何か」との質問へ、山出保氏の考えをもって回答の一部とさせていただきます。(大変参考になるので貴殿も一読されんことをお勧め致します。)
金沢文化
◆具体的観光事業とは。
 NHKの大河ドラマ「天地人」放映が本市にもたらした経済波及効果の大きさは、まだ記憶に新しく、歴史が観光事業の大きな要素であることは否めません。
 ① そこで現在取り組んでいるのが「NHKラジオ中継放送所」の移転問題です。
 ご存じの通り当該中継所は、観光のメッカと言うべき箇所に相応しくない風情であることから、三年前に「移転の陳情書」を安部市長宛に提出し、この土地の有効利用を訴えましたが、図書館を作りさえすれば観光客は当市を訪れると「陳情書」は無視され続けております。
 3/9にも、担当のW地域振興主幹と会見し、「中継所跡地を歴史顕彰の杜」と位置づけし、鷹山公隠居地「餐霞館」への「まちなか回遊観光」を誘発することにより、キャロライン・ケネディ大使の米沢市訪問を一過性の出来事と済ますべきで無く「鷹山公を観光事業に組み入れるべし」と進言してはおりますが、市職員のやる気の無さに辟易しているのが現況です。
 ② ご存じとは思いますが、四月よりNHK木曜時代劇で「かぶきもの慶次」が放映されますが、小生は「花の慶次」でメジャーになった前田慶次の持つ観光ポテンシャルの高さを評価し、昨年城史苑北側に「前田慶次の館」を建て、博多人形師「白水英章」作の前田慶次人形を据え、米沢市観光に寄与しようとしておりますが、市観光課の協力が得られず、苦慮しているのが現状です。
IMG_0219.jpg  無題-1

 歴史がもたらす潜在能力の高さを「まちなか回遊観光」として利用することは観光事業の大きな柱と思っておりますが、上記の①②は小生の考えている観光事業のほんの一部であり、出来れば貴殿と会見し、小生が考える観光事業を説明出来る事を願っております。

◆イベントの企画
 コメントには「私は・・イベントやフェスを企画運営をしている者です。」とありますが小生も集客力のある イベントやフェスに少なからぬ興味を持ち、小規模ながら次の企画で「前田慶次」をアピールしました。
IMG_0121.jpg  IMG_0287.jpg

昨年のイベントで感心したのは福島美術館の「伊藤若冲展」で、ごく最近の興味は次のイベントです。
飯坂太鼓  郷土料理
この件でも、貴殿との会見を希望するものです。

◆既存施設の利用。
 西條天満公園を安部の失政と批判する小生ではありますが、この地所の有効利用については鈴木章郎市議と協力し、池へ睡蓮を植えました。
今年うまくすれば睡蓮鑑賞と、お入り水の池、それに全国でも希な月夜燈のある公園としてピーアール出来るかも知れません。
(睡蓮の池は酒田市の松山歴史公園・お入り水は遠藤英先生著書・月夜燈は懐風40号に説明あり)

◆市民はもっと市へ希望を訴えるべし。
 その考えは尤もですが、結果は「難しい」・「無理です」との市職員のやる気の無さの返答に落胆されること必至であり、これは小生が市職員と関わった12年間の実感です。
そこで、最近では県の出先機関である置賜総合支庁の県職員に相談をしていますので、この件は別の機会に触れたいと思います。

◆子育て問題
 これが重大なテーマで有ることは万人が認識することと思いますが、それにはお金が掛かると言う事です。
その為には無駄な出費を避け、外資導入に尽力することが肝要で、空缶をお金に換えることや、トップがアスペルガー症状で交渉に当たる事の是非に関心をもってもらいたいものです。

 今日は、市長選候補予定の中川勝氏と「市財政の健全化」をテーマに三時間に及ぶ会見を致しました。
いずれ中川氏より公表されると思います。

 子供育成人との匿名から、お若い方のコメントとして大変嬉しく思っておりますので、今後も忌憚ない提言を期待申し上げます。

拝啓 子供育成人 様

kage

2015/03/10 (Tue)

拝啓 子供育成人 様

 当会ブログ「私は落第生」へコメントを頂きましたことに感謝申し上げます。

 小生は産砂(うぶずな)への熱い思いから12年前、更なる当市の繁栄を願い安部三十郎市長候補に一票を投じました。
 当選した彼に、市長選の公約である「市民との対話」に期待し、佐藤忠次市議を通じて早速会見を申し込みましたが拒否されたことにより、「内容証明郵便」をもって公約不履行を訴え、強引に会見が実現しました。
 会見場で小生が市長に進言したのは「市が回収した有償資源物(故紙・空缶等)を特定一業者に無償提供することは不法であり、有償とすべし。」とする内容です。
 小生の進言・提言に、市長は謎の微笑をするだけで何の反応もありませんでした。その時、「彼は病んでいる」との思いから、該当する病名を調べた結果「アスペルガー症候群」の疑いが極めて高いと言うことが分かりました。
この症状の一つに「対話が苦手」が有り、そのことの裏付けは本議会のインターネット中継で確認出来ますので是非ご覧になることをお勧め致します。

 この様な経過から、市長との会見は望めず、ならば部課長にと進言すれば、市長の嫌いな小生の意見を取り入れたことで、市長から報復される事を恐れ、小生の提言など一切無視する現況にあります。
それが当ブログ掲載の「私は落第生」なのであります。

 子供育成人氏は小生の「観光に関する私見」を「反対意見だけを述べ・・」と評しておられますが、当該私見は提言を述べ、反対意見は述べていないつもりですが、どの部分が「反対意見」に該当するのか、ご指摘願えれば幸甚に存じます。
 それに小生の「観光に関する私見」は具体的なプレゼンに欠けるとのご指摘ですが、応募規定には800文字の制限があることから、具体的な記述は不可能につき、私見の最後に「具体策は、委員に選考された折り、披瀝する予定である」と結んでおります。

 又、当ブログは「反対意見だけを述べ・・」とのご指摘ですが、先ほどの有償資源物に関しては、小生三度の「住民監査請求」を行い、読売新聞と提携し、安部市政の不法を訴えた結果、「入札制」に移行し、現在まで五億円を超える金額が市の収入となっております。
 よって、小生は安部市政に反対論を呈するだけに留まらず、批判を論ずる以上、その対案を持ち合わせておりますが、「能力無き者への進言は無駄」との思いから公表しておりませんが「子供育成人氏」に「小生の対案」へのご関心がお有りであれば、ご一報頂ければ是非お会いし、私見をご披瀝申し上げたく存じます。

今後も当ブログへの感想をお待ち申し上げます。 

首長が共産主義者の場合

kage

2015/03/09 (Mon)

首長が共産主義者の場合

◆企業誘致と首長の思想
 地方自治体は、雇用や税収を期待して企業誘致に力を入れているが、地方自治体の首長が社会主義・共産主義思想である場合は、進出を検討する企業側は敬遠する傾向にあり、長俊英市長(1975年12月より二期)の時も、企業は米沢への進出を避けたという話が市井で噂された。
 企業が何故、共産思想の首長を敬遠するかと言えば、そのような首長を選ぶ市民の多くが共産主義者で、採用する市民も共産主義者が多いだろうし、そのような場合には、以下のように相反する思想から、企業にとって不都合な事態を招きやすいと言う事だ。

◆資本主義と共産主義
 財産を私有する資本家が、労働者から労働力を得て、それを上回る価値を持つ商品を生産して利潤を得る経済構造が資本主義であり、それに対して、財産の私有を否定し、生産手段・生産物などすべての財産を共有することによって貧富の差のない社会を実現しようとする思想が共産主義である。

◆春闘
 かつては「鬼の動労(国鉄動力車労働組合)」や「歌って踊って全繊同盟(全国繊維産業労働組合同盟)」などが職場放棄の実力行使で、過激な労使間の闘いを演じたものだが、最近ではそのようなストなど見られなくなった春の労使間交渉を、「春闘」と呼ぶのに小生はいささか抵抗を覚える。
 すなわち、高度成長期には労使間の闘いが長引いても、企業側は余力があり過激な春闘にも持ちこたえられたが、最近ではそのような場合には、企業は海外に工場を移すなどで、労働者側も闘いづらい環境にあるから、企業の果実を労使間で共有する「春の共生交渉」とでもスローガンを掲げ、米沢市から発信したらどうだろうか。  

◆安部三十郎の場合
2014.6.2赤旗赤旗
 このような首長の所に進出を計画する企業が有るだろうか。
米沢市民は、今年の市長選に心して投票すべし!!

身の程知らず

kage

2015/03/06 (Fri)

身の程知らず
◆身の程知らずとは?
 辞書には、「自分の身分や能力などの程度をわきまえないこと。また、そのさまや、その人。」とあるが、3/3に議会を傍聴し、安部三十郎程この言葉が似合う御仁はいないと思った。

◆安部市長の資質
 彼が市長就任第1番にやったのは、高橋幸翁市長時代に決まった赤湯の佐藤病院のオフィスアルカディア進出を妨害して壊した事だ。
最近ではリチュウムイオン電池工場の建設を断り、雇用や税収の機会を喪失せしめ中心市街地の破壊に着手した。
 観光客をまちなかに誘導し、中心市街地に賑わいをもたらすとして3.3億円を注ぎ込んだ結果が次の写真だ。
武者道 閑静天満
 利用度の余りの低さに「市がお金を払うから利用してくれ」と去年は100万円の予算を計上し、今年はそれ以上の予算を計上するそうだ。

◆身の程知らず
 3/3の議会で佐藤忠次・小島卓二市議より安部市長に4選出馬の意思確認が有り、安部は「厳しい財政難を自ら招き、よって自ら健全化を果たす」と4選出馬を公式に表明した。
 市長は企業誘致のトップセールスマンと意気込み、就任以来二千を超える会社訪問を行なったが、未だに1社の誘致にも成功していない事は、これからも期待することはできないし、借金(起債)を収入に算入し、実質赤字の経常収支比率を「今年も黒字の健全財政です」と市民を欺き続けた計数管理の出来ない彼が、「自ら健全化を果たす」などは夢の又夢、「身の程知らず」「己の能力をわきまえろ」と声を大にしてアナウンスしたい。

私は落第生

kage

2015/03/04 (Wed)

私は落第生
◆観光振興委員の公募
 米沢市は観光事業の重要性を認識して、市と一緒に取り組む「観光振興委員」を一般市民から募集し、提出した私見の内容で選任する制度がある。
小生は観光事業に50年程関わった経験から、米沢市に貢献できるのではないかとの思いで下記の私見を提出した。

◆小生の私見(テーマは市が指定)
「より選ばれる観光地・米沢を印象づける重要セールスポイントに関する私見」
 小生は、「観光とは輝ける文化を観る事」と捉え、歴史(名所旧跡)・芸能・工芸・産業・生活・自然等、全てが重要なセールスポイントであるとの考えである。
それらが「観光地・米沢」の振興に供し、観光による地域経済への波及効果を上げる為には、集客のステージを点とするのでは無く、面とした「まちなか回遊観光」「近隣観光地との連携の構築」と考えるが、800字程度で具体策を述べるには不可能なので、要点のみを私見として以下に述べたい。

【歴史を活かした「まちなか回遊観光」】 
観光に歴史が重要な要素である事は疑い無いが、米沢市を訪れる魅力と興味を抱かせるには"物語性"が必要だ。
○源義経伝説-米沢での佐藤兄弟との関わり-米沢を経由して奥州平泉の藤原に落延びる話(佐藤清水 弁慶林 弁慶の踏ん張り石 片目の泉 常信庵)-福島飯坂との連携。
○伊達政宗-舘山城は伊達政宗が関わった史実の資料無し。御成山から葉山・愛宕山・地蔵園への車道が完成し、過去の米沢市の調査では御成山界隈であると結論づけている事から、このルートを伊達政宗に結びつけ、小野川・白布への誘客を図る。
○上杉鷹山-白子神社-草木塔・月夜燈-西村久左衛門との関わり-膨大な観光に寄与する資料の利用。
○直江兼続-米沢の城下町(まちの意義・寺の由来)-前田慶次-テレビ放映
○戊辰戦争-色部長門-雲井龍雄-堀粂之助
 以上のように、一寸揚げただけでも物語を膨らませる素材には非常に恵まれているので、それらを活用した面としての「まちなか回遊観光」を企画。

【広域連携観光】 
 狭義なる米沢市の観光のみに留まらず、会津若松市(戊辰戦争)や山形市(長谷堂の戦)との連携や、「最上川」で関連づけた酒田市までの連携観光の企画。

【上杉博物館の利用】 マスコミ利用によるイベントの企画。(福島市の美術館での伊藤若冲展を参考)

【本市イベントの企画見直し】 上杉まつりをはじめ、新鮮味を取り入れた企画の再考。(東京ディズニーランドのリピーターに着目)

【弱者に優しい観光】 K組が車椅子での観光客に対応した施設の温泉として営業を行なっているが、市を上げて「弱者に優しい観光」の企画とピーアール。

【風光と名所旧跡のピーアール】 春の桜から冬の雪景色や、上杉文化の遺構と建造物(蔵や古民家)のピーアールと、それらを活かしたイベントの企画。

【食文化】 米沢市独特(芋煮会発祥の地・かてもの)の食文化のピーアール。

【体験観光】 農家の作業・雪下ろし・米織り・工芸等の体験ツアーの企画。

【海外観光客の受入れと対策】 本市在住の交換学生や留学生を通じ、誘客の企画。

【市民への啓蒙】 米沢市民として国内外観光客への簡単な説明と対応の出来る教育の実施。

【芸能神社の活用】 愛宕神社境内の芸能神社を活かし、米沢市の芸能をピーアールするイベントの企画。

 以上を具現化し、観光による地域経済への波及効果を及ぼす具体策を持ち合わせているが、紙面が足りないので、委員に選考された折り、披瀝する予定である。
 以上

◆落第
 4名の応募者があり、2名が選ばれ、小生は落第となった。
そこで、小生に勝る私見の応募であるから勉強になると思い、情報公開条例に則り、選ばれた私見の公開を請求したが「個人情報に付き非公開とする」との事で、見せてもらえなかった。
 小生などより優れた見識の方の私見であり、公開することは公募された方の誉れでもあるし、公開することで本人が不利益を被るもので無いから、非公開とする根拠は無いのだが、情報を隠蔽する公務員の性なのか、頑なに公開を拒む観光課であった。

◆落第の根拠
小生が落第した根拠を求めると、次の成績によるとのことだ。(100点満点)
① テーマに基づいて記述されているか           75点
② 論旨が論理的かつ明解で、主張が伝わるか        65点
③ 課題解決のための具体的な手法があるか         75点
④ 米沢市民としての意見を述べているか          70点
⑤ 委員として前向き・建設的な意見を述べる事ができるか  70点
⑥ 誤字、脱字はないか。用語は正確かつ適正か       60点
平均点70.5

◆小生の疑問
 小生は①~⑥の評価基準で、小生の私見がどの箇所で減点されたか理解することができない。
 ことに、⑥の誤字、脱字や用語については辞書を引くなどして、常々注意しているが40点減点とはどの箇所であろうか。
又、④の米沢市民として減点される30点とは提出私見のどの部分であろうか。
 このブログの訪問者で、減点箇所を指摘して頂ければ、勉強と反省になるのでお願いしたい。

納税期に思う!!

kage

2015/03/02 (Mon)

納税期に思う!!

◆市駐車場は誰のものか
 2月・3月は市税の申告時期で、連日多くの市民が市庁舎を訪れている訳だが、駐車場には苦言を呈したい。
 この時期には誘導員がいて、市庁舎の後ろに駐車したりするが、入り口とは反対側であり、吹雪の日などは大変難儀する。
これは市職員の車が既に駐車場の約半分を占領しているからであり、当会は職員に駐車料を課すべきと進言しているが、馬耳東風の安部市政である。
有料とは行かなくとも、この時期職員は他所に駐車し、納税に訪れる市民の為へのサービスを考えても良さそうなものだが、そんな気はさらさら無い。

◆市役所とは?
 市役所とは読んで字の如く「市民に役立つ所」と解したいところだが、実際には「市民が役人に奉仕する所」と感じさせる職員の対応ぶりである。
それは江戸時代まで何百年もの間、役人が農民や町人に過酷な年貢を課し、それに文句を言う者は処刑するシステムのDNAが、現在の市職員にも脈々と受け継がれているのでは無いか。

 いい例が職員の報酬である。
安部市政になってから、それまで「広報よねざわ」に公表していた市職員の年収を隠蔽するようになった。
市職員の年収を『以前のように「広報よねざわ」で公表すべし』と、秘書広報課宍戸義宣課長に申し入れたが、これ又、馬耳東風の課長である。
 因みに小生の調査では、職員の平均年収額は620万円で、市税を納める市民の約倍額である上に、ろくな働きをしなくても保障された金額だし、「遅れず・休まず・働かず」の公務員3原則を守り、部長まで昇進すると約3千万円の退職金が手に入る。
 この市職員の年収額を「割と少ないね」と評したのが、元国鉄の退職者だが、高給を払い続けた国鉄は何十兆円もの赤字を抱え、民間会社のJRに移行せざるを得なかったのは、莫大な報酬を手に入れ、長期ストを行なうなどして国民へのサービスを怠った結果である。