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五右衛門氏に答える

kage

2011/11/28 (Mon)

 米沢市長選挙結果は前評判通り、安部三十郎候補の当選が確定したわけで有るが冷静に次の数字を見てほしい。

                                安部候補
    有権者数 有効投票数 無効票 投票率   得票数    得票/有権者
前回  71,999    45,280     314   62.9%    23,898      33.2%
今回  70,482    34,201     893   48.5%    24,800      35.2%

 注目すべきは
・安部候補の得票は市民の3分の1であり3分の2の市民は支持をしていない。
・今回は投票率が50%を切る低調な選挙戦で有った。
・無効票が大幅に増加した。

  この事から多くの市民が次期市長への期待を失い投票意欲を無くしてしまった事が推察できる。これでは圧倒的な市民の支持を得たとは考えられない。
老生の周りには市政そっちのけで肩揉みや選挙事前運動に精を出す安部候補に投票する様な市民はいない。真摯に米沢市政を語る事が出来る見識の有る方々である。

  鬼の会は一貫して安部批判を行ってきたが闇雲に好き嫌いで批判しているのでは無い。
そもそも安部三十郎が市長になれたのは自分の土地がオフィスアルカデァに買い上げられ巨万の富を懐にした事から八年間も仕事をしないで選挙事前運動が出来た事。
そして選挙ではみんなの会を隠れ蓑に土地で手にした1千万円を超す豊富な資金で金に糸目をつけない事前運動を行い市長になれた。にも拘わらず、オフィスアルカデァへの佐藤病院進出では「目的外使用」に強硬に反対し経済効果60億円とも言われるプロジェクトをブチ壊した。

  これが批判の発端で有るが、知れば知るほど思考回路に異常をきたしている安部市長である事が分かってきた。

  五右衛門氏が望むので有れば膝を交えて安部行政について語り合いたいものだ。 そこに安部市長が同席するので有れば幸いの極みである。

滅びの美学

kage

2011/11/26 (Sat)

 老生思うに、この米沢には上杉の亡霊が住み着いているとしか思えない。
遡れば関ヶ原の戦いでは豊臣方に加勢したが負けた事から会津からこの米沢に移封、時の権力者徳川に冷遇され、その後忠誠を試みるも戊辰戦争では幕府軍に味方し又も敗れた。
加えて米沢藩士雲井龍雄が新政府に浪人の扱いに対して進言を行うと首を刎ねられてしまうという「滅びの歴史」のDNAが現在の米沢市民の思考回路を支配しているのではないか。
 時の権力者に逆らう事により冷や飯を食い続けてきた米沢市民は変化・変革に臆病となり大勢に甘んじる自虐的『滅びの美学』を身につけてしまったものと思える。
 最近では大久保・安部の市長選で高橋幸翁の利権政治に嫌気をさした米沢市民が夢を抱いて変化・変革を求めたが結果は市民の知るところである。 
それに輪をかけたのが民主党政権だ。バラ色のマニュヘストを掲げ国民の期待を一身に集め与党の座を得たが期待は見事に裏切られた。

 明日は米沢市長選挙であるが山形新聞は安部現職候補有利との報道を行った。
私の知る限り次期も安部市長が良いとの意見は極少数である。にも拘わらず安部候補に一票を投ずる心理は「誰が市長になっても変わらない」「ならば現在維持で良いのでは」との大勢に甘んじる自虐的『滅びの美学』の論理が感じられる。

 現職続投を真に望む市民とは、続投によって利権を行使できる一部の市民であろうがその御仁が経済界のボスで有った場合、彼を取り巻く有権者は真に米沢市が良くなってもらいたいと言う思いよりも「自分に利益が有るか無いか」の判断が投票を決するのではないか。
11/18南陽・たにぐち氏も同じような考えを投稿されているので参考にされたい。

 今米沢市が良い方に向かっているとは思えない。むしろこのままでは第二の夕張市の危機感を持つ市民も多数いるのではないか。
酒井彰米沢商工会議所会頭は新任の挨拶で「地球が氷河期のときじっと春を待った民族は滅び、外に出てマンモスと戦い行動を起こした民族が生き延びた」と述べている。
さらに加えて「一歩踏み出す勇気が必要」と。

 正に今が一歩踏み出す勇気が必要な時と思うが明日の審判を待ちたい。

期待削がれた公開討論会

kage

2011/11/20 (Sun)

 17日米沢青年会議所主催による市長候補予定者公開討論会を傍聴した。
市長候補として名を連ねるならば、市政に対する哲学的なビジョンがあらねばなるまい。
なかでも、はじめて市長選に名をあげた女性候補予定者、関谷女史の勇気と決断とに新鮮な期待をこめて一聴衆者として開会2時間前に会場に着いたが、なぜか会場周辺に人影がなく開催会場を間違えたかの錯覚にとらわれ、案に相違して低調極まる討論会で、伝国の杜定員500名の座席はガランとした100名に届かない聴衆者であった。
 開催にあたった青年会議所の諸君のご苦労は認めるものの進行についてはあまりにも稚拙すぎる討論会であり、これには厳しく反省すべきものであろう。

 討論会の成立とは各自候補が米沢市のビジョンを切瑳拓磨する論戦であるべきで司会者自身が言論を封鎖すべきものでなく自由闊達に米沢市の今後を聞くべきであったろう。
現代風に青年たちが考えることといえば「喧騒の何事もなく平和な討論会を望む」であろうが、それならば「市政に対する思いを述べる会」と銘打つがスジというものであったろう。
 討論会という名称で開催するならば、候補予定者が互いの思いをぶつけ合い口角泡を飛ばして米沢の未来を語り合うことを期待して参集したものと思われる。違うだろうか?
 この状態は残念ながら米沢市滅亡論を数字で示した山形大学教授の調査論文が的確に示していることにほかならないのだ。

  唯一の女性関谷女史の「市長選を無競争にしたくない」との観点から腰をあげた勇気には絶賛するものの、立候補すればそれで済むことではない。
少なくとも市長とは市の将来を牽引するビジョンが確立していなければなない。 「米沢中心街に広く緑なす市民の憩う公園がほしい」などのビジョンでは米沢市政を熟知した発言とは思えない。

  安部候補予定者は鈴木候補予定者の問いに対して一言も発言が出来なかったが、幸いなことに司会者が鈴木候補予定者の質問を封鎖したから安部候補予定者が救われた形だったが、市民の最大の問題事であったことから明確に安部現職は市民に真相を解説すべきであった。が、安部候補予定者は口を閉じて答えようとしなかった。
したがって疑惑は市民の中に募るばかりとなって残ることになったままだ。

  安部候補予定者は「米沢市を花と美しい樹木で飾りたい」と抱負を述べ「米沢市は東北で住みたい街の上位に位置すること」を強調、ならばなぜ人口が激減し企業が半数までに減ったのかの疑問に答えようとはしないのだ。
市長に立候補するかぎりにおいては、候補者は米沢市の未来について熱く語る必要があるはずだ。
 地検に刑事告訴されている事実について現職市長として市民に向けて告訴に対する心根を吐露すべきことであった。
市民は疑惑に対する現職市長の態度からあくまでも疑惑として市民の胸の中にモヤモヤとして残るだけになった。

  老生宅に電話が入ってきた。娘夫婦からである。
息子が風邪のために会場に出掛けられずNCVのテレビ中継で討論会の模様を見ていたが、聴衆も少なく候補者予定者それぞれに覇気がなく「これ以上は見るに価値なし」という亭主の言葉でテレビを消したということだった。
 市民に討論会の価値はないと断罪された青年会議所と出席候補予定者の市長としての見識の欠如には呆れ返るばかりだったという。

 老生は娘の感想を聞いて米沢市の末路を感じて正直ゾットした。
市民が低調なだけではない。市街地活性化とは他人からどうされることではない。その街に住んでいる人たちが活性化させようと努力してないから疲弊していくだけのことで全国のどこの街にもいえることだ。

  安部候補予定者は「米沢市は歴史と教育の町だ」と繰り返し強調し更に「歴史公園」の造成によって観光客を集め中心商店街に寄与するのだというが、肝心の地元民が努力しない街に素人の行政が手を出してどうするというのだ。
 なるほど米沢市には多少の歴史はあるだろうが、安部市長は大河ドラマの「天地人」の作品の内容のデタラメさに毒されてているような思いがしてならない。
同様にポポロ1階の展示場に陳列されているダンボール製の甲冑や合戦のセットなど、恥ずかしくないのだろうか。
 おまけに疑惑の購入土地に歴史公園を新設するという。サッカー場と合わせてその借金総額を一所帯十数万円の負担になるのだという。
「サッカー場は市民から要望があったものだ」と平然として答える賢くない市長だ。

 市街地近辺の土地は市が疑惑を承知で購入したものだ。これに関して鈴木候補者予定者が安部候補予定者に対して質問したが、発言は司会者に封鎖されて問題の疑惑解明はされずにすんだものの討論会の狙いは安部を守りぬくとした疑惑に通じるものだった。

  せっかくの公開討論の意味は司会者の質問差し止めによって市民の疑惑をよりいっそう一層確実なものになってしまった。

  以上、公開討論会の出席者として。正直なところ市民の目で見るかぎり、鈴木候補予定者一人が確信を突いた意見を述べていたにすぎない。
 人によって見方は種々あるだろうが、安部・関谷女史候補予定者は市長としての見識に乏しく、いまでも米沢市の将来があやぶまれているものの、有権者各自が選択するのであるから多くを述べるべきではないだろうが、二度と米沢市の発展を阻害するような選択はしないでほしいものだ。

老生は討論会に出席した者として事実をありのままに書いた。

市報

kage

2011/11/19 (Sat)

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胡散臭い倫理推進委員会

kage

2011/11/15 (Tue)

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 鈴木章郎市議問題で市議団は「倫理推進委員会」を立ち上げ議員辞職勧告書を本人に手渡したがこの問題で異常に張り切ったのが遠藤正人市議・佐藤忠次市議の二名である。

二人には張り切る訳が有った。

【遠藤正人市議】
 平成17年国会議員の国保未納問題が世間で話題になっている時、突然朝日新聞により米沢市議にも国保未納者の居ることが報じられた。
早速倫理委員会が結成され「調査して未納者を公表すべし」との方針で進められたが、期中には遅れていた議員が居たものの納付期限まで納付した結果、国保税未納議員は存在せず、勇み足の委員会であった。

 鬼の会は朝日新聞に個人情報が流れた事を重要視し、独自調査した結果次の事が分かった。

 当時、市議会の議長・副議長・監査委員のポスト争いが繰り広げられていた。 最大会派の菁政会は数の論理で3ポスト独占を画策していたが他派からの反発を買い1つもポストを得られない結果となった。
 最大会派をコケにされた菁政会々長遠藤宏三市議は腹いせにその情報を知り得る職に居た遠藤正人市職員から未納者の存在を聞き出し朝日新聞にリークした。

  当会は名誉毀損告訴覚悟で遠藤正人職員の名前をブログで公表し「守秘義務違反」の職員への対応策を安部行政に迫った。
しかし、遠藤宏三市議・遠藤正人職員共に安部親派であることから行政側は二名の養護に廻った。
ここで遠藤正人職員は安部市長に大きな借りを作ったのであった。

  倫理委員会は仲間内の粛正に熱を上げても市民の個人情報が流出する事には無関心で有った。

【 佐藤忠次市議】
 八年前、安部市長とは距離を置くスタンスを取っていたが遠藤宏三市議からは公私共に恩恵を受ける立場に有った佐藤市議は遠藤市議の影響を受け安部親派に鞍替えをし、遠藤市議が去った後は安部親派トップの地位を目指していた。

そして、
 市長選を前にして突如安部三十郎刑事告訴の事件が起き、何とか世間の目を逸らしたいと思っている時に降って沸いたのが鈴木市議逮捕劇で有る。
両名は安部市長に取り入るのはこの時ばかりと鈴木市議叩きに張り切った事は想像に難くない。

止まれ! 米沢市議団よ
 起訴はおろか誰も訴えていない鈴木市議の夫婦喧嘩より、刑事告訴を受けた安部市長に関心を示すべきではないか。

  会社乗っ取りに手を貸したり、不法な土地取引で市民の目を欺く公人安部三十郎こそ倫理委員会で審議すべき人物であろう。

米沢市の政界・経済界の2トップが告訴された現実に無関心の議員団で有るか。

安部三十郎『市民騙しのテクニック』

kage

2011/11/12 (Sat)

 今月10日、県と市から情報公開条例により資料を入手した事により、平和通り駐車場南側に造られる「まちなか歴史公園」用地買収に絡む、安部市長とあづま会の『市民騙しのテクニック』が浮き彫りになって来た。

 松田俊春あづま会理事長は街中に福祉施設を建設すべく平和通り駐車場と交渉を進めていた。
一方、酒井彰あづま会理事は自分が既に所有している信金東側の用地をあづま会に高く売りつけようと目論んでいたので松田氏の行為を止める必要が有った。

 松田氏は平和通り駐車場と売買の目処が付いたことから平成21年11月駐車場に隣接する土地の一部を買い入れた。
同年12月それが理事会承認無しに行われた行為として松田氏は理事長職を追われる訳だが、なんと同年2月には安部市長とあづま会某理事との間で「予算が決定したら、その土地を市が買い上げる密談」がなされていたのだ。
そして予算が承認された9月に密談は確約となった。

 そうとは知らない松田氏は、「福祉施設建設目的」で駐車場南側地権者と土地売買交渉を進めていた。

H21.02 安部市長とあづま会某理事間で、あづま会が購入した土地を市が買い      上げる密談が行われた。
H21.06 議会にて「まちなか歴史公園用地」買い上げ予算決定。
H21.09 市長、土地購入を某理事と確約する。
H21.11 そうとは知らない松田氏は駐車場隣接土地一部を購入。
H21.12 あづま会理事会にて承認無しに土地購入した事を理由に松田氏失脚す      る。

  松田氏の土地購入行為は福祉目的であるから違法性は無い。
しかし、その後にあづま会が購入した土地は定款に無い福祉目的外取引として違法で有る。
あづま会に建設予定が無くなった時点で米沢市が土地を購入すれば良いものを、法を犯してまであづま会経由で取引が行われた訳とは。

  安部市長は、あづま会が一部購入した土地を買い入れたとしても残りの土地を購入しなければ歴史公園造成は達成出来ない。
そこで「福祉目的」で地権者が納得したあづま会の契約を生かし、あづま会が購入した後の土地を市が買い入れる策に出た。

ここからが問題で有る。
 松田氏失脚後のあづま会は、市が「福祉目的外」での土地利用を知っていながら地権者に「福祉施設建設」と説明し土地購入後、転売した。
これは「隣にマンションを建てるので土地を売ってくれ」と交渉し、その後飲み屋集合ビルを建てられ迷惑を受けたとする、ヤクザや悪徳不動産屋の使う常套手段である。

  安部市長は早稲田の法科卒であることから、あづま会の土地ロンダリングが違法である事は認識していたはずで同罪であり、「まちなか歴史公園」造成に関し市民を欺いてまで進めた行為は道義的責任を問われるものであろう。

これだけでは終わらない。
 まちなか歴史公園購入に関し、米沢市会計及びあづま会会計に不自然な巨額資金の流れが情報公開資料より炙り出されてきた。

  残念ながら当会には捜査権が無い事からもう少し調査を進めたら司直の手に委ねたいと思っている。
こんな時に市会議員の協力を願いたいものだが仲間内の粛正に舞い上がる姿にその期待は薄い。

  参考に、安部市長を支援する「みんなの会」斉藤喜一会長は、道路に通じる通路の無い土地を通路3メートルと明記して取引した詐欺師不動産屋で有り、腹心の町田副市長は疑惑の六中建設入札を行った人物で、あづま会理事長は経済ヤクザ・死の商人と揶揄される人物で有る。

 老生は、このような取り巻きで進められる50億円のまちなか活性化資金の使途に強い不安を感じているのである。

五右衛門氏に答える

kage

2011/11/10 (Thu)

 当会が鈴木彰郞市議の件に触れない事への疑問・質問と捉え答えたい。
事は、夫の暴力行為を妻が警察に通報し、夫が逮捕された。その後、妻は訴えを取り下げた事から事件性は低く、この件は単なる夫婦間のトラブルであり「取り上げるまでも無い事」とする当会の見解である。

 しかしながら「議員として世間を騒がせた」「議員としてあるまじき行為」「家庭内暴力行為が有ったのは事実」「道義的責任を問う」等、議員間でも論議されているがこの問題に一番的確な考えを示したのが共産党の高橋寿市議で「議員の責任追及は大変重いものがある」と軽々に鈴木市議を非難しない態度を示した。
安部支持者で有りながら、この件については流石、今春の市議選で現役トップの得票を得ただけの事はあると評価したい。

 当会は"罪の確定どころか告訴・起訴にも及ばない議員の責任"に付いては
議員の出処進退は当人が決めること」「次回の選挙で市民が判断すべきこと」
「夫婦間の問題に他人がとやかく言うことでは無い」との考えであるがおそらく高橋市議もその考えに近いのではないか。

  昭和40年頃の話であるが社会改革を掲げる「赤軍派」なる若者の集団があった。当初は彼らが目指す理想の国家実現に活動していたが、思うように事態が進展しなくなると次第に同士への粛正に目が注がれた結果、エスカレートしたリンチは同士を死に至らしめた。
 そして浅間山荘事件を引き起こし「赤軍派」は崩壊したわけであるが、老生は米沢市議団の同士責任を追及する姿はこの「赤軍派」の行動とオーバーラップし、議員としてもっと情熱を傾ける重要問題が有るのではないかとの思いでいる。
 風評では、安部市長が告訴された事から市民の目を逸らすため安部派新人議員に指図した議員辞職勧告と言われている。

 今、鈴木市議辞職勧告の件より議員として早急に協議検討してもらいたい事項に『米沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例』が有る。
 第3条のそこには『土地については一件5,000㎡(1,515坪)以上に限る』と有り、1,515坪、未満の土地なら金額がいくらであろうとも議会に諮る必要が無い旨が記載されている。
 もしこのままの条例なら計画されている"まちなか図書館建設用地"がポポロ跡地として、議会で審議されること無く、金額が何億円で有ろうと市長の独断で購入出来き、又"まちなか歴史公園"に駐車場が無いとの理由で吉野徹氏の平和通り駐車場も買い入れ価格の議決を必要としない市長専決で購入出来る条例なのだ。

 よって『土地については一件5,000㎡(1,515坪)以上に限る』部分の削除を提言するものである。

 日本は議会制民主主義の国家で有るがこのように米沢市の条例で議会の議決権を削がれ軽んじられる事に怒りや疑問を持たない市議団であるか。

 市長も議員も市民に選ばれた二元代表制の議会運営において、市長側に多くの専決事項を与える事は市長の議会軽視へと繋がり、やがて議会不要論へと進展する。そして市長に取り入った利権屋による税の無駄遣いは第二の夕張市へと導くであろう。

 現に安部市長は「議会など無くても良いのではないか」と漏らした話を耳にする。
 世に気違いに刃物という例えが有るが、もしアスペルガー障害の有る市長だったりしたら大変危険なことである。

 五右衛門氏よ、そして米沢市議団よ、鈴木議員に目くじらを立てるより安部市長が刑事告訴をされたことの方がよっぽど重要事項では無いのか。
又「まちなか図書館」も「まちなか歴史公園」も始めから酒井彰氏関連の土地に計画されている事への疑惑を感じないのか。

 特に安部市長があづま会より買い取った「まちなか歴史公園」用地は鈴木睦夫氏が告訴したごとく疑惑に満ちた取引であり、当会も刑事告発に値する行為であると調査を進めている事から詳細をお伝え出来る日もそう遠くないであろうが、市議団でも特別調査委員会を結成して審議すべき案件と提言する。

  五右衛門氏もこの件の所見を是非投稿してもらいたいものである。

後藤源氏(県会議員)より会長宅に電話あり

kage

2011/11/04 (Fri)

 本会のブログ2011.02.12の中で書き込まれている「高畠町地区に設置されている千代田クリーンセンター敷地に付帯設備として建設したプールおよび簡易ゴルフ場(総額8億8千万円)について親族筋から後藤源の強い要請に安部米沢市長が理事長の立場から動いたものだ」との書込みに関して抗議の電話が入った。
「俺が安部市長に頼んだわけでもなく、一切その件には関与してはいない」とのことだった。

 筋書きを追ってゆくと世間の噂ではそうなっている。安部市長とは親戚関係にあり前市長高橋とは親分子分の間柄であるかぎり噂になって当たり前のことだ。 高橋の口から直接出た言葉だが、金子建設が田沢地区に設置している産業廃棄物終末処理場の建設資金20億円の融資申し込みに対して銀行側は「優良な株主がいてくれたならば考える」だった。
そこで前理事長だった高橋の出番となってタクマに条件を出して株主入りを要請した。「千代田クリーンセンターの付帯設備工事を任せる条件で株主になってはくれまいか」だった。
それを承知の上で終末処理場の株主になったものの約束の千代田クリーンセンターの付帯工事にはタクマの名はなく金子建設が請け負った。当時、タクマの名は「焼却炉工事金について金額に問題あり」として全国的に問題視されていたことから、タクマは約束の千代田の付帯設備に手を出すことなく金子建設が請負うことになったのが真相のようだ。

 付帯設備総額(8億8千万)円の授受に関してどうなったかは知るよしもない。が、事情通として知られる後藤源氏が安部市長とのつながりから本問題に関連ありとされるのをなんとしても回避する必要があったのかも知れない。

 後藤氏は「たしかに親戚ではあるが、安部三十郎に頼まれたことも、ましておれから頼みごとするなんてことは一切ない。第一、安部とは考え方や思想が違う。奴は社会勉強の一つもしないで、あろうことか市長に立候補するような男だ。世の中の厳しさを感じてもいない男だ。選挙応援などは私の周りの人たちはしないようにしているんだ」
あながち噂にあるような親戚同志の蜜月関係にはないようだ。

  本会は世情の噂に腰を据えて書いたスタッフの了解をとったうえ、本人の希望もあり割愛することにした。

  調べによるとタクマが千代田に和解金として返却した金額は6億5千万円であった。 行政の甘さが業者の言いなりになって無駄な支出をしていることに厳しく批判の目を光らせることが肝要であることの証左であろう