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「米沢市長安部三十郎を替えよう」市長を替える会

kage

2011/05/15 (Sun)

 5月9日の夜半、本会(よねざわ鬼の会)のブログに「三十郎市長を替えよう」とする市民運動を提唱する書込みが入ってきた。
文面から判読するに元市役所職員の旱期退職者とも思える確かな内容と文面である。
「米沢市民は、誤った人間を市長にしてしまった」そして「またしても米沢市民は4年前と同じ過ちを繰り返した」間違ったら米沢市民自分たちの責任で是正しなければならない。と結ばれた投稿であるが「安部市長には市長たる資質、能力、精神ともに落第だと判断する。記者会見における途中退席事件は事前に知らされたものにしか回答できず、議会での答弁は部長まかせで一切答弁することもない。こんな無能力な市長を米沢市民は8年間も見せられてきた。なんと情けないことか。市民運動を起こして三十郎市長を替えようではないか」とする切々な市民提唱である。

  4年前、改選時に安部おろしの動きがあったことはご存じの通りだが、候補者乱立によって漁夫の利で安部当選となったが、票数からみて安部単独の集票は5割強程度のことから米沢市長の座は安部絶対だとはいえきれないが、周囲に点在する米沢市に合併前の村意識、特に年長者の結束が安部支持に繋がっていると見ていいのではあるまいか。
  3度目の挑戦によって安部は市長の座を射止めたが、以後の独占とも見られる我が儘ぶりは絶句するものだった。

具体例1、
 市庁舎の中には選挙に関連する宣伝物などの展示は禁止されている。
議会で「安部陣営が選挙期間中使用していた“自由の風”なる安部陣営の旗印を市庁舎に堂々と持ち込んで展示しはじめた事は規定違反である」との指摘に答えて「市庁舎規定では禁じられているが、但し市長の許可があれば別だと規定されているのです。したがって私は市長だからはばかることはないのです」と得意気に笑って返答したことを今でも思い出す。
  この時、老生は議会の傍聴席にいて「独善市長の出現によって米沢市は大変なことになる」と危惧したことは事実だった。

具体例2、
  市の組織図にもない「参与」なる席をつくり安部が福島大学で学んだという地方行政学の教授を参与として向かえたのだ。
地方行政学を学ぶという態度は誠に結構なことだと期待していたが、教授は早々に福島大学に引き上げて行ったのだ。
安部には学ぶ気持ちはなくて、参与に向かえた本音は安部自身の保身に過ぎなかったのだ。
  米沢市の組織図にない参与なる個人的顧問ならば安部自身の懐から手当てを出すのが当然のはずだが安部が拠出したとは聞いていない。
公金が安部個人のために利用されていたことになるが、議会が追求したとは聞いていないのだ。

具体例3、
  「自由の風」が米沢に吹くかとの市民の期待を完全に裏切った行為として市長が各所に出掛けて市民との会合を持つ」という「市長の出前講座」は余りにも市民をなめ切ったあるまじき行為だとして知られている。
  市長だけが一方的に話すだけで地域の質問や要望は一切禁止だという驚くべき会合が企画された。
安部市長は選挙時には「市民との対話がなによりも肝心なこと」と主張する態度とはかくも異なる安部市長の本性である。
  記者会見で理由なく退席する職場放棄などの態度はもはや精神的構造に問題がありとすべきものだ。

具体例4、
  議会での答弁ができないのは今更はじまったことではない。8年前から答弁のできない米沢の安部市長であるとの評価は置賜地方の行政区では名高いところだ。
悪名高い塩田南陽市長にさえコケにされている安部を市長にもつ米沢市民だ。大震災ならずとも安部の噂の届かない場所があれば米沢市から避難したいものだ。

 あえていおう。安部を市長として選んだ責任は米沢市民にある。
ために「米沢市は10年後に埋没してしまう」と山大工学部教授が断言した事実を米沢市民は何と聞く。
人にはそれぞれ特色もあれば多少の欠点はあるだろうが、安部市長の市民を裏切る行為は許されぬ。そして独善的為政者は断じていらない。
今秋も再び市長選挙に手を挙げてくる安部であろうが、少なくとも安部程度の市長はもういらない。
米沢市8年間を取り戻すのは困難であろうが、市長を替えて出直すこと以外に米沢市の再興はないのだから。