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市民をないがしろにする 「上杉城史苑」隣接地問題  其の3

kage

2010/12/31 (Fri)

 当会は21日の面談に備えての資料である事を告げ、米沢市情報公開条例に則り次の請求を行った。

・駐車場と隣接地の境界を決定するに至る書類の存在。
・前地権者より寄付を受けた時点で、その土地が既に市の敷地で有る事の証左。

何とその資料が公開されたのは面談予定時刻の1時間前であり、資料を精査する間もなく副市長との会見に臨んだのである。

  面談は12月21日午後2時より副市長室にて行われた。
出席者は市側より町田副市長・渡部建設部長・白木産業部長・高橋管財係長の面々、当会からは小生とスタッフ1名である。
  本題に入る前に、後に誤解を招かないようICボイスレコーダーで録音する事を告げ、この土地問題の最高責任者を質した。
  この件に関する最高責任者は町田副市長であるとの答えであった。さらに「行政とは市民の上に立つものか」との質問には「市民有っての行政である」との回答を得た上で本題に入った。

■鬼の会:市の一方的判断で道路が分断された結果、隣接地が袋地となった。救済措置を取る事は出来ないものか。出来ない理由が有るのであれば述べてほしい。

 この質問に町田副市長の返答を要約すると次の5点である。

1. 道路として寄付を受けた(図:地番3045-6)時点で、二中の門柱は建っていた。門柱より西の部分は既に学校用地であり道路分断は行っていない。

2. 寄付者は寄付以前から門柱より西側を学校用地として使用している事に異議を唱えていない。よって寄付者も門柱より西側は学校用地で有る事を認めていたはずである。

3. O氏は現状を確認して土地を購入した筈である。購入後に異議を唱える事は不当である。

4. 市が土地の現状を変更し接道幅を拡げることは、特定の市民への利益提供であり市民の理解は得られない。

5. この隣接地を救済すれば、袋地を持つ市民が多数市に押しかける事により統制が取れなくなる心配がある。

okita1.jpg



鬼の会はこの回答に次のように反論した。

1.門柱より西の地番3045-6が寄付を受ける以前から学校用地であることの証を市情報公開条例に則り求めたが市に書類は存在しない。 何を根拠に寄付以前から学校用地であるというのか証を求める。

2.門柱は市の用地に建てられており、その門柱の西側は寄付後も道路として使用されていた事により、寄付者より異議申し立ては無かったものと考える。学校側が道路以外に使用していたとするなら何に使用していたか証を求める。

3.O氏は土地売買に際し、隣接する駐車場が「道路敷地」としての条件付きで市に寄付をした寄付書が添付され、売り主から「道路である事の重要な種類」との説明を受けて買い入れている。 前地権者のこの言葉は、駐車場に造成され道路が分断された事を容認していなかった証であり、O氏は前地権者の抗弁権を継承するものと解する。

4.O氏は隣接地が「道路敷地」として市に寄付され、市は市民との約束事を履行するものと信じて土地を購入した善意の市民と解する。
  又その購入価格は山形銀行査定(袋地として査定)の3倍の坪単価で購入している事は袋地が解消されたとしても不当に得る利益は無い。
 袋地を解消する事に市民の理解が得られないとの心配だが、市が市民との約束事を守る事に於いて理解出来ない市民とは、どの市民を想定しているのか具体的な説明を求める。

5.道路を市の都合で分断し、袋地とした箇所が多数存在するものであるか。その存在数の公開を求める。もし存在するのであれば救済を考慮するのが市民を思う血の通った行政ではないか。

更に鬼の会の弁舌は続く

市民をないがしろにする 「上杉城史苑」隣接地問題  其の2

kage

2010/12/30 (Thu)

 21日の面談報告の前にO氏と市との折衝の内容を記載したい。

平成20年1月~11月  この間何度となく市を訪れ折衝を試みたが事の進展は 見られなかった。

平成20年12月 O氏は次の内容の書面を市に提示した。
  1. 前地権者が「道路敷地」として寄付したにも拘わらず駐車場としている。寄     付者の意思を尊重し 道路として使用して貰いたい。
  2. 駐車場と道路との境界について、前地権者とは立ち会い・話し合いは無く    一方的な市の判断により道路が遮断され造成が行われた。両者間での合    意は出来ていない。

平成20年12月 市より次のような回答が寄せられた。
  1. について
   A.寄付を受けた土地はすでに市の所有の部分であり寄付の使途指定は適     用されない。
   B.寄付を受けた時点で市道としての計画は無いので通路を確保する義務は     無い。
  2.について
   A.もともと市の所有地を造成したのであるから近隣土地所有者との境界確     認は不要である。

平成21年2月 O氏は市の回答に納得せず市議を通じて再度善後策を懇願した が「市の利益に成らない」との理由で断られた。

平成21年4月 O氏一人で来るよう市より連絡有り。市301号会議室にて渡部 建設部長・白木産業部長と面談し「市の考えは変わらない」これが最後通告で すと告げられた。

平成21年4月 市の対応に納得しないO氏は駐車場隣接地に「市は私有地を不法占有している」内容の看板を建てた。

平成21年9月午前中 市より高橋・小川の両氏がO氏宅を訪れ「建築確認は取 れるようにするので看板を下ろす事に承諾印をもらいたい」との申し出にO氏は 書類に押印した。
   同日午後「建築確認の取れる事」を書面にて所望した所「そんな話はしてい ない」と断られた。

平成22年8月 市議を仲介に再度市側と面談が行われた席上、町田副市長より 「市とすれば問題は解決している」と告げられO氏は市の対応に絶望感を抱い た。

平成22年11月 鬼の会に相談が有り、会のモットーである「市民の声がとどく市 政であり、人権を尊守する米沢市であるために、権力に脅えたり、泣き寝入りす ることを止めよう。」に鑑み着手する事とし、早速O氏と市の主張する事象の事 実確認作業に入った。

 当会が重要視したのは次の点である。

1. 前地権者が寄付をした土地はすでに市の所有地で有ったか。

2. 市民より「条件付き・使途指定付き」の寄付を受けた時、市の都合で寄付者   の条件を変更して良いものか。

3. 前地権者と市間で境界はどのようにして決められたのか。

4. O氏の意見を通す事は公益に反するか。

5.  〃 市にとって不利益が生ずるか。

6.  〃 米沢市民の理解が得られるか。

続く

市民をないがしろにする 「上杉城史苑」隣接地問題  其の1

kage

2010/12/29 (Wed)

 上杉城史苑隣接地問題を伝える事により「米沢市行政の考え方」を広く市民に知って貰いたいと願い、改めて事の起こりから説明したい。

 平成19年10月、O氏は上杉城史苑北側隣接地をT氏より買い求めた。
この時の仲介不動産屋の取引主任者は安部三十郎市長の最大支援団体「みんなの会」会長である「斎藤喜一」氏である。
 土地取引とはとかく問題が起きやすいため「重要事項を説明した書面」を交付して説明しなければならないと定められている(宅地建物取引業法)がそこには「接道3m」と明記され且つデメリット記載は無い。

  しかし後日「接道」は1mしかなく建築基準法で定める「接道2m以上」を満たさないため家を建てられない「死に土地」である事を知ったO氏は斎藤喜一氏に詰め寄ったが「家を建てられない事は説明していた」「裁判でもどうぞ」と開き直っているという。(小生は友人を通じ斎藤喜一氏に面談を申し込んだが拒絶された)

  O氏が斎藤喜一氏に騙された事は市行政とは直接関係ないと考え、後日の司法判断に委ねるが、当会がこの問題に着手した訳とは、T氏とO氏の売買に次の書類が添付されていたからである。

 寄付証書

このたび私所有の末尾に記載した不動産を「道路敷地」として貴市に寄付致しました。(以下省略)

昭和47年8月10日  米沢市○○○ ○○ ○○ 印

米沢市長 吉池慶太郎 殿

  即ち土地の前所有者は私有地を市に寄付する事により接道の確保(約20m)を願ったものである。
しかしながら市は寄付を受けた土地を道路とはせず駐車場として造成したため道路の無い「袋地」「死に土地」となってしまったのである。

  O氏は市の都合により道路が分断された結果、建築確認の取れない死に土地となった事への救済を市に願い出たが市には聞き入れられず、この間3人の市会議員も交渉に当たったが3年経過した今でも問題は解決されていない。

  今年11月この問題が当会に持ち込まれスタッフと協議した結果、これは市民を苦しめる「市行政の暴挙」であるとの判断から市との交渉役を引き受けた次第である。

  今月の21日に副市長、関係部課長と面談出来たので、次回からその内容を詳しく報告する事としたい。 続く

「鬼の会はつまらん」匿名の投書に答えて

kage

2010/12/24 (Fri)

 初雪の夕に匿名の投書が届けられた。
内容は有意義な意見・疑問はないのであるか?
あまりにも「みんなの会」・市長一職員を責め立てるようなことばかり--
ひとりの意見に振り回されているようにしか思えない云々とある。

  確かに現在は副市長・市職員との「上杉城史苑」に隣接した土地を購入し不利益にさいなまれている人物の訴えを聞いて、米沢市の不合理を追求していることは事実だ。
いずれ法廷闘争になるのであろうが、提訴された場合、米沢市の敗北と当該土地を仲介した当時の責任者「斎藤喜一氏」は詐欺の罪に問われるこしになるだろう。
  みっともない米沢市の恥を外に曝すより、解決する手だてはないものかと鬼の会としては解決のメドに向けて活動しているのだ。

 当会が目指しているのは個人の袋地を救済する事ではない。

・ 市の都合で地権者立ち会いもなく道路が分断され、元々道路に面していた土地が建築許可の取れない袋地にされたこと。
・その道路は個人の所有であったが、道路として使用する条件で市に寄付されたものであること。

  当会は法務局の公図確認と市の寄付書謄本を確認することから、これは市行政の市民に対する暴挙と判断し解決に奔走しているのである。

 市に使用目的を指定して寄付を行った場合、市は寄付をされた方の意思を尊重すると同時に法務局の公図もないがしろには出来ないものと考える。
行政に、法や規則を守るよう行動するのが目的である。

  しかし、当該道路を副市長にいわせれば、もともと米沢市の土地であり購入者の言い分はあたらないとする考え方だ。「一市民のために公的な土地を与える整合性がどこにあるかッ」が副市長の考えで一歩も後に引かない構えなのだ。

 不思議なことに副市長との会談の朝になって、米沢市は変化を見せたのだ。
土地購入者宅に職員3人が押し掛け、建築許可を出すから、こちらの条件を承諾してくれとの事であった。
  購入者は文書にて確認したい旨を告げたことから書面が着く事により事態は前進の兆しが見えてくるものと期待する。

  鬼の会は、行政によって不利益に苦しんでいる人たちを、求められれば救いの手をのべたい。 というのが会の趣旨である。
投書の主は無論匿名であるから真実を話せる立場ではない。が、本会の活動をつまらないことばかりでなく、もっと有意義なことはないのかとの指摘には「そうありたい」と答えたい。が、市長・市役所への嫌がらせだけではない。
  それは君の偏屈というものだ。 米沢市には議会答弁もできない市長はいらない。安部市長の独善は米沢市の恥であり笑いものにされている事実を君は存じているだろうか。
  「みんなの会」会長さんである斎藤喜一氏は安部市長の最高支援者であろうが、安部を市長に願うバカ者であることを知っておく必要がある。
  その思い上りが土地の仲介にあたって、デタラメを話し買主を編した現実なのだ。
騒ぎが大きくなって斎藤は会社を退職した。退職だけでおわることはない。それが社会の鉄則である。
  せっかくの投書での意見だが、君の考え方は間違っている。社会常識に照らしあわせたとしても君の考え方は甘すぎる。安部市長の後援者のひとりだと思うが、米沢市の市長たる資格のないものを市の行政トップに据える市民の多くを恥じたいと思う。
  君が信じるのであれば何もいわないが、以後「上杉城史苑」隣接地問題は、行政との関わりを報告するので行政の実態が分かって来るであろう。
米沢市全体を考えた時、君のような間違いはすべきではないと考えるようになるだろう。 大人の考えをもってくれたまえ。 

12月24日                   よねざわ鬼の会々長

上杉城史苑」隣接地問題 伝国の辞は米沢市民の永遠の誇り「市民があってこそ、米沢市がある」

kage

2010/12/20 (Mon)

 「あのリンカーンが戦勝を祝って「人民の人民による人民のための政治」と ゲティスバーグにて誇り高く民主政治をうたいあげた年より2百年も前に、忠孝鷹山公が時の為政者たちに戒めとして「伝国の辞」にて民主主義を説いている。

 鷹山公といえば「なせば成る なさねば成らぬ」の教えが主流だが、同じような意味の言葉を甲斐の武田信玄公が発しているから、米沢が誇り高く守り抜くべきは鷹山公の言葉「伝国の辞」だと考えたい。

 ややもすると為政者は、奢りからくる独善に走りがちで市民の声に耳をそばたてる器量に欠けるものである。 小生の記憶では歴代市長の中で吉池慶太郎が最も勝れた市長だと思っている。吉池市長は「人の意見に耳を傾けた市長」だと承知している。

  ならば現在の市長はどうか?
市長と意見の対立する部長クラスが早期退職する理由とはなぜか? 退職した元市職員が異口同音にいう言葉は「馬鹿々々しくて、やっていらんねえ!」と市長の独善さに呆れ返った言葉が返ってくるのだ。これを権力の乱用という。
伝国の辞は為政者の独善を戒めた遺訓だが、現市長には通じない言葉のようだ。

一 国家は先祖より子孫へ伝候 国家にして我私すべき物には之無侯

一 人民は国家に属したる人民にして 我私すべき物には之無侯

一 国家人民の為に立ちたる君にて 君の為に立ちたる国家人民には之無侯

           右三条遺念有問敷候事     天明五已年 二月七日

                                      治 憲

 伝国の辞を参考に寄せたが、明らかに権力につく為政者の独断を戒めたものである。
「疲弊しつづける上杉の城下を復興させるのは人民の力だ」として、見事なまでに詩いあげた鷹山公の見識が米沢市に残されているのだ。

  さて最近になって、上杉城史苑隣接地の個人購入した土地が活用できない土地であることが判明して困惑している一市民がいることを知った。
道幅がなく建築許可がおりない袋土地で畑にしか活用する術がなかったのだ。

 土地の売買には後日になって問題が起きやすいことから取引前に土地取引専門家による重要な説明がなされた上で締結されるものだが、当該土地の有効性を説明したのが安部三十郎市長の最高責任者「みんなの会」の会長、斎藤喜一氏であることがわかった。
彼の説明に反して道路幅が足りなく建築許可のおりない土地であることが分かって、土地購入者は愕然としてしまった。
「斎藤喜一は詐欺師だッ!」と騒ぎ出しだしたものの後のまつりで、裁判による解決策しか残されていない状態の時に本会に話が持ち込まれてきた。
  「1000万円で購入した土地には古いアパートが建っていたが、それも自分の費用で壊した。畠にしかならない土地だとわかっていたら求めるはずがないッ」と、愕然として困り抜いている。

  この土地は第3セクの城史苑と地つづきだから行政との話し合いにより解決策はキットあるものだと考えて資料を取り寄せたうえで市の担当職員と話し合いをしてみて驚いた。
  何があったか不明だが、行政は異常なほど頑固に取り合う気はなかった。
根気よく担当部長と話し合った結果、「トップと会ってくれ」ということで21日午後2時に副市長室で面会することになった。

 本会は「詐欺師に袋士地を買わされて困惑している市民を救済する手段は行政にはないのか?」を主なる話合いに絞りたいと考えている。が、数多く寄せられている裏情報もあって行政もこのままで治まるものではない。

  行政側からは副市長、建築部長、他らが応対するらしいが本会は「伝国の辞」にならって、市行政による圧政を防ぎたいと願う。

  市民各位には、当該解決策のために行政側の考え方を実名入りで報告し、市民各位のご批判ご感想を仰ぐ所存である。
  結果が法廷闘争にならずとも、それを解決する知恵は市民や行政にはあるものだと信じている本会である。

危険極まる「田舎地方市政に広がるドス黒い噂とは」 南陽市の場合 ②

kage

2010/12/19 (Sun)

 南陽市政に疑惑をもつ市民からの通報は尽きることが。
小生にとって南陽市と「出湯」と「ぶどうの里」として青年時代は憧れをもって暮らしてきた。
疑惑をもったのはゴルフ場建設をもくろんだ「たけ芝産業」の出現からだった。
なぜ南陽市にゴルフ場建設であるか?しかもその先兵となっているのが、前市長にからんだ米沢選出の武田県会議員だと聞いて小生は「資金の出所」が県外の建設業者だと知って「必ず問題が起きるぞ」と感覚的に心配していた。

 心配に違わずゴルフ場建設用地が買えずに3億円の資金が枯渇し、依頼主に返金できず前市長と武田県会議員が困窮したあげくに「ハイジアパーク」建設案を以てゴルフ場建設に資金をだした他県建設業者ではあるが、建設を任せようと悪知恵を編み出しゴルフ場に出した業者の資金をぺ-にしようとする知恵の実施が基本となった。

 ハイジアパークの建設はゴルフ場失敗による借金の肩代わりだったと噂されている。
「湯の街」にハイジアパークなどの健康温泉設備が計画されたことに薄黒い裏芸が生じることが、隣市の米沢市民でさえ疑問視していたものである。
南陽市民のためには街中に共同風呂が点在して、市民にとって温泉施設の必要はなかったのである。
問題は温泉旅館らとの協調ができるかどうかに視点が絞られていたが、結局ハイジアパークは健康温泉ラウンド設備として、宿泊設備をもたないことで決着したはずだった。
が、時間の経過とともにハイジアパーク側が宿泊設備を用意しはじめたのである。第3セクターに民間からの社長を起用したことがはじまりだった。
初代社長は南陽市に戸籍をもたない縫製会社の社長斎藤博氏であった。縫製内容は警察官や自衛隊の制服だと聞いている。したがって警察関係にも顔の利く立場であったのだという。

 ハイジアパークの内紛については南陽市民から数々の通報が本会事務所に入ってくる始末で、退職した副市長の強引さや、職員に対するゴリ押しなどによって職員及び水道業者の自殺がつづいたと報告されている。

 塩田市長の独善がつづく南陽市民は「市長の歳費を半分する」といって当選した市長だが、再選されるや満額報酬を受けている。
  これをもって市民は「南陽市民を裏切った!これは市長の詐欺行為だ!」と怒る市民の声が本会事務所に届けられてくる。
  問題の支配人海野夫婦からも電話が入ってきた。小生は「身分保証の訴えを起せば南陽市が敗北することは明らかだから、堂々としていたら良い」と励ましていた。
斎藤社長と行政側は海野氏を「パークのイメージを失墜させた」として500万円也の弁償金を海野氏側に要求する裁判を起こしたものの法的な知恵がないのは困りものですべてがハイジア・行政側の敗訴となってしまった。
  提訴する以前から敗訴はわかっていたものだが、知恵のない連中の考えることがあまりにも御粗末だったということになる。しかも敗訴したからといって裁判費用は市民の税金から賄っていることだ。

 斎藤博前社長のハイジアパーク経理上での悪癖は相当なもので、それを証明する山形銀行宮内支店普通預金通帳のコピーがあずかっているが出金の乱雑さは目を覆うばかりだった。

  南陽警察署は海野氏の訴えを門前払いで追い返したと報告されているが、本当だとすれば南陽警察署は行政・斎藤博とともに大いなる失策を犯してしまったことになる。

 今回の本会に宛てた長文の投書には南陽市民のせつぜつな行政批判が述べられてある。
市長報酬を半額として当選したはずの市長の新宅は屋根は胴葺きの豪華絢燗たる建築様式だとして「金の出所」を市民は不思議がっているのだという。

  今回寄せてくれたのは仮称「本市を憂う青年の会」一同とある。所詮、匿名で住所氏名も定かでないが、内容からして南陽市政が明らかに市民の標的になっていることは確かなようだ。
中には南陽市の悪党の親玉として「いろは屋」の名が強調されていることに南陽市政のさらなる乱れが暗示されているようだ。
  「おきたまタイムス」は行政側に籠絡されているから真実を市民に伝えることはないのだと行政の報道管制まで伝えてきているのだ。

危険極まる「地方行政の権力乱用」 南陽市の場合 ①

kage

2010/12/17 (Fri)

 3年も前のことである。本会の事務所に夜間一本の電話が入ってきた。
市民の選挙によって、さしもの豪腕前市長が落選し、新市長の登場となり南陽市にも春到来の市政が展開されるものと市民のだれもが期待したものであった。
が、電話の向こうからは今期当選した市長は前市長を上わまる権力主義の権化だと語りかける。

  電話の主は南陽市の第三セクター「ハイジアパーク」の内紛を告げていた。
ハイジアパークの某支配人が当該社長に某酒場に呼び出され「お前はクビだ!」と突然の解雇を言い渡されたのだという。
某支配人は寝耳に水の解雇宣言に驚き、以前から社長の経営方針と乱雑な経理面の疑惑、なかんずくパークに出入りする新業者との怪しい癒着に疑惑を感じとっていたらしい。
そこで支配人はハイジアパークの山形銀行の普通預金をコピーし精査したところ使途不明金の数々を発見し、一覧表にまとめた上でハイジアパークの危機を南陽市民に配り、南陽署にも犯罪として社長の不実を訴えたが、南陽署は某支配人の訴えに対し門前払いを食らわせたのだ。
 署にも拒否され途方にくれた某支配人は、意を決して山形地方裁判所に訴え出る決意を固め「身分保全の訴え」を裁判所に提出した。
某支配人は前職山形グランドホテル在職中に、当該新社長からの要請で支配人として勤務することになった彼である。それがある日突然の解雇宣言は解せない話だった。これには彼は慌てふためき今後の対策を妻に相談した。
  激怒した妻は社長の疑惑と乱脈な経営を暴き、南陽市民の支援を受けるべきだと決心した。だが、南陽警察署さえも動かない当該事件を、市民は支配人の一人芝居だと評してだれ一人動こうとはしなかった。

 こうして無駄に時間は流れていった。 裁定前に本人から電話が入っていた。本会は「地位保全の訴え」は必ず勝訴するから心配はないが、勝訴した後での南陽市政の動きを警戒すべきだと伝えた。
  判決通り彼はハイジアパークの勤務地に就こうと出社したところ待っていた社長の言葉は老稽なものだった。「君は定年退職だ」なるほど定年退職の年令ではあった。 普通社員であるならまだしも、社会常識では支配人は施設の役員待遇であるはずだ。
  裁判では「地位保全」を勝ち取ったとはいえ南陽市の処置は元支配人には冷たかった。 しかも、南陽市は某元支配人を相手どって「名誉棄損」の訴えを起こし500万円の損害金を要求してきたのである。支配人への未払い給料を凌駕する額を裁判に求めたのである。

  これが「南陽市政の悪あがきする知恵」であったのだ。 南陽市政の堕落は広く置賜地方では知られていた。市政と入札業者の馴合はその入札から見ても歴然としていた。明らかに市の恥部であるが、是正する動きはなく、入札については職員に自殺者が出、業者からも出た。

  今になって職員が述懐する。「職員の自殺は副市長の猛烈な叱責に耐え切れずにて命を断ったのだ」と。
  副市長は元市の職員であった。宮内高校跡地の処理方に失敗し南陽市に多額の迷惑をかけた職員時代がある男だ。市政に疎い新市長の当選によって実務に強い彼が市長から選んだものであろう。
南陽市政の乱れはここから急速に深みに入るのだ。

※「上杉城史苑」北側隣接地問題は今月10日に副市長と面談する予定であっ たが、市側の都合により21日午後2時より1時間との連絡が入った。 詳細は 追って報告するのでお待ち頂きたい。

南陽市民の恥 ! 今になって何故騒ぐ

kage

2010/12/08 (Wed)

 南陽市民から「市民が騒いでいる !」という連絡が入ってきた。

 わけを訊ねると「前回の市長選挙時に市長歳費は現今の半分にする」と約束して当選したはずだ。
今年再選してから歳費はもとの金額にもどしている。議会で質問をするそうだ。 また 赤湯駅西に息子の住宅を南陽市を牛耳る松田組に依頼し出来上がったし、市長個人の住居も担保で取り上げた御殿のような住居を改築し豪華な住まいとなっている。
しかも周りを隠すように塀をまわし、住宅とともに塀の屋根は銅版葺きだと市民の間でもっぱら不快な評判で騒いでいるようだ。

  またも南陽市政の黒い噂が市民に取り沙汰されているようだが選んだ市民に罪はないのか?
選んだ有権者の責任は誰が問い誰が答えるのだ。

 市政というのは いずこも同じく権力の捨場になりうる序奏でもありうるのだ。

米沢市民に問う 「市の行政はこれが万全な対応策であるか?」 「上杉城史苑」の北側隣接地問題

kage

2010/12/05 (Sun)

  事の起こりは今から3年半ほど前、米沢市民である某氏は「今後寄せ来る観光客に米沢特産品を開発・販売し、観光事業の活性化に対応すべきだ」として不動産業者の取引主任者「斎藤喜一氏」の土地活用適否の説明を受けたうえで「上杉城史苑」の北側隣接地を購入した。

  ところが、某氏が購入した土地への通路(公衆用道路)は市行政により鉄柵と段差によって寸断された建築許可の取れない袋土地であることが分かった。

 購入した某氏は「重要事項説明書には建築確認の取れる 接道3m を表記しているのに、まさか利用価値のない死に土地であったとは」として、土地を仲介した不動産業者と取引主任者を相手取り法廷闘争が行なわれようとしている。

  取引主任者の斎藤喜一氏は「オレの責任ではない」とうそぶき不動産会社を退社し、現在米沢駅前で自ら不動産業を営んでいる始末だ。
  購入某氏を騙し、一向に解決のメドがたっていない物件を尻目に、自立して不動産業を営む人物が安部三十郎市長の支援団体「みんなの会」の会長だと聞いて驚いた。
  後援会々長が詐欺師であったとは市長の立場にも陰りが出るというものだ。

  「鬼の会」を立ち上げた代表者の小生には市民各位からいろんな情報や裏話が入ってくる。
すべての情報が正当なものだとは思っていないが、今般の斎藤喜一氏の不当行為は不動産取引に不可欠な「重要事項説明書」を精査すれば確認できる。
  しかし、購入某氏が建築確認の取れる道路拡幅を市行政に願い出た時の頑ななまでの拒否反応にはどんな意味があろうものか。
これには裏に蠢く黒い噂を耳にする。

  そもそも「上杉城史苑」北側の通路は二中校やサーカスなどの祭事に通り抜けした道路だった。
今では城史苑の駐車場として張り出し遮断して、隣接地を建築許可も降りない袋土地として活用する術もなくしている事実は、もはや行政がすべき範疇を逸脱している悪政だと小生には映る。
  行政が歓迎すべきことは「市民のやる気」なのであろう。折角やる気を起こした市民の観光事業活性化の創意に対して潰すような事はせず、むしろ周囲の環境障害を取り除く援助をすべきが筋というものであろう。

  もともと道路が有りアパートが建っていた利用価値のある土地を、米沢市は道路を分断して利用価値のない死に土地にしてしまうという非常識的な態度で市民を苦しめる理由がどこに有ると言うのであるのか?

 3年の期間に3人の市会議員を介して行政に救済を願い出たが、市は頑として要望をはねつけてきた。
  不思議なのは安部三十郎市長の態度である。自分を支援する後援会々長の不始末は耳に届いているはずなのに「我関せず」の態度を貫き通しているという。

 「鬼の会」とすれば一方の意見に肩入れすること無く双方の意見を拝聴すべく、今月10日に市のトップといわれる副市長及び関連部長と面談し「なぜ市民の不幸を取り除こうとしないのか」と理由を質しその内容を広く市民にご報告することにする。

  「公衆用道路」を含む不動産取引はとかく問題を起こしやすい物件であり、信用出来る取引主任者を選ばないと米沢市民の誰でもが不幸に巻き込まれる可能性がある。
もし不幸にもその憂き目に遭った時、頼ろうとする市行政の対処方とはこの様なものであると市民はこの事案を参考にしてもらいたい。

  今後も、購入者某氏が3年間行政と折衝した詳細を掲載するので是非市民の意見を聞かせてもらいたいものである。

続く