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置賜地区内に851のNPO組織が有る 全てのNPOは健全であるか

kage

2010/02/26 (Fri)

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 NPOとは平成10年12月1日から施行された「特定非営利活動促進法」と呼ばれ英字の頭文字 「Non Profit Organization」の略だ。
 NPOとボランティアの違いは、ボランティアはあくまでも個人の責任範囲で活動するのに対し、NPOは組織的に継続的な活動を行なうという違いがある。
 NPOは収益事業を行なうこともあるが、その使途は「使命実現に向けた活動にしか支出しない組織」だともいえる。
 収益金は「次の活動や事業に投資するなどに限定され、使命実現を志向する組織であるから「非営利組織」というわけだが、最近の新聞報道によると「NPOヘの寄付」について税制調査会は欧米にくらべ寄付金額が極めて少ないことから4月をメドに税制面で緩和すると報道されている。

 それが実施された場合、悪質な脱税行為をはじめとする詐欺行為などの危倶もありうるとの見方をする意見もある。健全なNPO促進のためには犯罪につながる危慎を防止する手立てを確立する必要があるのだと言う。


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 県庁分室に数を尋ねて驚いたが、置賜地方にはナント851のNPO組織があるという。
組織を監督管理しているのが「県民活動推進室」だ。考えてみれば851組織ものNPO組織をどのようして管理しているのであろうか?
  支援金をはじめとする金銭の出入りは確実に処理されているか? などの疑問も当然ながら発生してくる。

 それについては「組織自体が作成提出してきた収支決算書をインターネットで発表している」という。 担当者に「決算書の中身を精査しての発表ですね?」と尋ねると係員は「精査する余裕はないので、組織を信頼している」との答えだった。そんな調子での県民活動推進室のNPO組織に対する扱い方なのである。

 考えたくはないのだが、実際は野放しのNPO組織である。いつの日かNPOの組織名のもとで脱税や使途不明金などによる使込金や悪質な分配金などの犯罪が発生する温床になりはしないか、今から担当部署は厳重な監督を続ける必要があると思われる。

 国会そのものが「予算委員会」であるにもかかわらず、予算そっちのけで議員と政治献金問題の追求に血眼で、あげくの果ては「審議拒否宣言」する自民党である。
  与党時代に日本歯科医師会から受け取ったはずの1億円也の小切手を「記憶にありません」と同席者まで口裏を合わせてウヤムヤにした自民党重鎮たちである。
  与党民主党主に対して「予算委員会」の席上での聞くに耐えない質疑の低俗さだ。品格のない国会での国民を見向きもしないドサクサ劇場である。
  こんな政府の状況であるからNPO組織活動の実態を精査する視点を緩めてはならないのだ。

 現実に本会には某団体から苦情が寄せられている。
米沢市の中央に事務所をもつ「おいたまサロン」なるNPO組織の収支報告書から数百万円の金額が消えている。との提訴がなされる勢いなのだ。

  経過は「市民の知る権利」の基、経過を随時発表することにした。


品格を欠いた集票作業(学校給食問題) 米沢市長のマニフェストに品格はなかった!

kage

2010/02/22 (Mon)

 選挙時に票田の拡大をめざし、急速、選挙用マニフェストに加えた「広域合併問題」と「中学校給食問題」は、現在どのような展開を見せているだろうか?

[広域合併問題]
 東南置賜地方の核とし歴史的に認知されてきた米沢市であるならば政府が、未来の日本国家構想として策定した「広域合併による地方の都市合併構想」に置賜地方は答えなかった。
理由の大方は「首長の削減」・「議員の削減」が、主として合併問題を回避した理由であることを知るに至って「どうにもならない利己主義者たちが置賜の行政を司っている事実」に置賜地方に開けた未来はないものと判断するのが常識というものであろう。
 ところが米沢市長は「広域合併」に関する熱意がなく、事務方が他市町と交渉にあたっていたという事務方による合併交渉に過ぎず、肝心の米沢市長の熱意の低さが他市町の首長をテーブルにのせることが出来なかった原因だという。
 米沢市の市長に熱意があったなら他の首長も合併問題に後向きではいれなかったと首長たちは一様に語るのだ。

 安部市長殿。広域合併問題を「マニフェストの最重要な政策」としてあげられていた真意は選挙を乗り切るための集票作戦であったとするならばそれは選挙民に対する虚偽行為であり、「朝青龍」同様、品格を欠如した市長であると結論しなければならない。

 品格を重んじるわが国として、国母なる青年がオリンピック競技選手としてバンクーバー入国時に服装の乱れから足止めされるという国辱を受け開会式に参加する権利を日本選手団長によって阻止されたが、ならば競技参加を阻止すべきだった。卑しくも彼の技量にメダルを勘定しての競技参加であったとするならば、虚しすぎる日本IOCの品格の低さであった。

[学校給食の実態は?]
  中学校の給食完全実施を選挙の公約にして安部米沢市長。教育委員会に問い合せてみた。
  現在実施しているのは「宿借り給食」になる六中が単独校である。市内5校の給食を実施するのは平成22年度中で、米沢市全校給食制度が実施に乗り出すのは平成23年度であるとの説明であった。
  平成23年といえば市長改選の年にあたる。いえることは学校給食は平等の原理から早急に実施する必要がある。完全実施に4年間かかる重要政策だったとは市長の給食に対する無理解と教育委員会の怠慢ではあるまいか。

  ある市会議員に聞いてみた。各学校ごとに設備しての給食制度は経済的見地からして古い制度だ。給食センターなるものに依頼することも考えてみる必要がある。パンやご飯などの主食は外部からの搬入であり学校の調理室では「副惣菜や飲み物」などの調理と区分けが主な仕事のようだ。

  もし、議員が語るように全て外注給食が現実的に可能なものであるかどうかを大手食品会社に聞いてみた。
  「仕入による経済効果は目にみえているから、他市は給食センター方式を利用しているのであって、当社では可能です。」
  給食人口を増やしながら、その対処を教育委員会に裁かせようとする公務員的な発想と民間企業人の発想とが根本的に異なっているところに健全な解決策が生まれてこない。

 安部市長殿。成すならば平等に学童を扱うべきでありましょう。四年もの歳月を要する給食であれば、恩恵に浴す前に卒業する子どもたちがいるということです。主婦は給食によって朝の手間がはぶけるとして、それだけの感覚で投票所に向かったといいます。民間の声を参考にしていたら、全校生徒が等しく給食の恩恵を享受したと思うのだ。


安部米沢市長の度重なる「民事介入」の噂が蔓延している?!

kage

2010/02/17 (Wed)

 年末に国立劇場用の戯曲90枚を書き上げホッと一息、本年正月は寝正月と勝手に決めこみオペラ鑑賞三昧の正月を過ごした。
思えば慶応在学中から同人として戯曲を学んでいた児玉明子君は卒業と同時に念願の宝塚の文芸部に入り何本かの台本を書いていた優秀な女性だったが、本年は文科省からロシアに派遣されて一年間舞台創造で現在ロシア各地で舞台の勉強を続けている。出発を前に彼女からの手紙で知った。
 老生は「いい機会だからヨーロッパ各地でオペラを数多く鑑賞することによって、日本の舞台現象がわかる」と送別のハガキを送った。彼女は利発な女性だから宝塚の舞台の陳腐さを悟って帰国するだろうと期待している。ようするにわが国の芸術に品格を取りもどさねばならぬという思いが強いからである。

 品格がないといえば日本国政府が筆頭であろう。なにも老性は吉本興行だけを品格欠如の溜り場だというわけではない。極端な表現をすれば民放自体の品格のなさはどうしたことだ。恥ずかしくもなく毎日同じ種類の賢くもないタレントの顔をブラウン管に映し出し、脳の足りなさを披露して悦に入っている商業ペースに腹を立てない視聴者がいない不思議な国家だ。
  放送の内容に品格が欠如しているのはNHKも同様。「天地人」の人気で米沢市は燃えたが、歴史的内容には間違いが多く品格はゼロだ。

  さて、品格の問題を取り上げる。米沢市長は選挙時に出したマニフェストを何ひとつ実行しない市長であり、日の丸を否定する市長でもあることも市民に広く知れ渡っているが、米沢市民は一向に頓着することなく安部市長を糾弾することもしない品格欠如の市民である。
  最近の話だ。高規格道路建設のために立ち退きを要請されている会社は「丸定製箱会社」だ。社長が商工会議所会頭を努める当市の優良会社だ。
移転先を歓迎してくれる窪田地区へと考えているが、ここにきて安部市長の横槍が入り企業誘致がままならぬアルカデア地区に移転を望んでいるのだという。
 当該地には南陽市の佐藤病院が進出する予定であったが、安部市長が進出を拒否したことから永年空き地になっていたところだ。安部市長個人の耕作地が買収によって整地されたところであり、買収による承諾書に最後まで抵抗して承諾印を捺さなかった有名な土地である。
 聞くところによると広大な整地した土地をいつまでも空き地にしておくのは忍びないし、市長としての能力にも陰りが出てきた。そこで民事介入してきたというわけだが、「丸定製箱会」の予定は窪田地区にある当該工場地への隣接移転計画だという。安部市長による手前勝手な民事介入はいかがなものであろうかと町中の噂だ。

「民事介入その二」
米沢市中央平和通り駐車場の売却問題が白紙撤回された。が、どうしたことかこの問題にも安部米沢市長の介入が囁かれている。
  木村県会議員の新年会の席上で米沢市の有名病院長が語っている。いわく「購入を予定していた平和通り駐車場は安部市長の口出しによって白紙になってしまった。安部市長の介入は立町・粟野商事向かいの空き地への施設建設白紙に次ぐ二度目の挫折だよ。平和通り駐車場については売買が両者で決まっていたのに電話一本で「なかったことにしてくれ」と、平和通りからの簡単な断りが届いただけだ。

 一億五千万円で購入を決めていた予定地の裏側で何かが動いているのではあるまいか。真実は不明だが安部市長の介入が噂されている以上、市民は注視する必要があることはたしかだ。