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南陽市に巣くう子ボスらが誓った健闘とは?(その3)

kage

2009/06/30 (Tue)

 自民党南陽支部といえばその結束の固さゆえに「底辺の声は無視」されてきた。上部団体といえば永田町の自民党本部だ。間に入って介在していたのが自民党2区選出の某衆院議員だ。 
 あろうことか某大臣就任から7日半日で辞職に追い込まれるハメになり「大臣就任祝賀会」の看板」がいち早く関係事務所から降ろされた。
現在、衆議院解散の時期をめぐり与野党入り乱れての夜半中継をする有様。
片や野党々首を代えたかといえば、2人の現職大臣にキナ臭い匂いが立ちこめるなど、政党の成立は一に資金であり、二に頭数である。だからといって国民的人気の高い某氏に自民党からの出場要請に「自民党総裁選挙に出られのであれば」と、半ばオチョクられたかたちで退散するというオソマツさ。

  本家がそんな風だから、南陽支部の弱体化は「親亀転ければ、なんとか」で、現在までの行政・議会支配は「夢のまた夢」となるのではあるまいか。
それには第一に市民の目覚めと市民運動が妙薬となって南陽市行政の病巣は癒されることになるのだがとはいえ、市民のなかには運動の中核になることによって、彼らの報復がいかに苛酷くなものであるかを恐れて陰に潜んで行政・議会批判をつづけているだけに過ぎないのだ。

 朝日新聞の報道によって南陽市民が事の経緯に目を開きはじめたものの、子ボスらは「法廷闘争には勝ちを信じて果敢に闘う」と鼻息強く意気軒高のようだ。 不当解雇の審判は「現職復帰によって原告の勝利」だが、現実には職場に復帰しようにも子ボスらによる環境悪化で現在自宅待機を余儀なくされているようだ。
不当解雇によって元総支配人は「当該社長の使込み」を南陽市内に宣伝これに業を煮やした当該社長は元支配人を名誉棄損のかどで山形地裁に提訴したものの社長の立場は市民には黒く映っているようだ。
 たとえば、当該社長身内の争いで依頼した弁護士費用がその都度ハイジアの普通預金から払われている事実だけでも社長には不利な材料であるが、裁判中の6ケ月だけハイジアパークの顧問弁護士であることも辻棲のあうことではないようだ。
 当該社長の名誉棄損の提訴は「飛んで火に入る夏の虫」とばかり元総支配人側ではこれまた意気軒高の構えのようだ。
南陽市議会の子ボスらに毒抜きされてきた議会は救いようのない議会なのであろうか。

 議会の内規に等しい申しあわせ事項として「市民の目や耳に入るような不都合な事項の議会発言は厳に慎むこと」と、何処かの国のような申し合わせで議員の発言にブレーキをかけているのだと時代錯誤の理不尽さが罷り通っているのだという。
 しかも指導的立場にある長老議員の発案であり強制的な縛りをもつ町の子ボス的な議員であるのだと市民は語る。
  貧しく不明朗な議員たちで構成されている議会も議会だが、その議会で証言した当該市の副市長が「使込みなどの不祥事は一切ない!」と断言。議会で虚偽の発言した門で、いずれは副市長の尋問は避けられまい。

 二期目を狙う現市長のようだが、現副市長を任命した責任を「市民が問う運動」が潜行しつつあるようだ。当該社長の名誉毀損が敗訴した場合「市民運動」が一挙に火柱となって行政側に積もり積もった膿と同時に改革の町を走り抜くのであろう。

 このクソ署い日に小生の事務所には朝から電話が鳴り響いている。市民からの目ざめの声である。はたして立ち上がる南陽市民であるか否やである。

権力の集まる処に責任があり。(その2)

kage

2009/06/29 (Mon)

  二つの裁判によって南陽市が紛糾の度合いを不幸にしているらしい。裁判の一つは解雇された元ハイジアパークの総支配人が地裁に提訴した「不当解雇による現場復帰」の訴えであり、地裁は原告の正当さを認めて職場復帰に勝訴を出した。
 さて、地裁の決定を間じかに迫る今月になって、ハイジアパークの某社長の名で先に提訴されて「社長の3000万円強の使い込みは事実無根の名誉棄損に当たるものだとして市内に広く嘘の宣伝をした元総支配人を被告として500万円也の弁償金を求めて山形地裁に提訴し本月19日に初公判が開かれたものである。
 さて、これら二つの裁判の去就は市民の注目するところとなったが、元総支配人の不当解雇による職場復帰にかんする裁判は原告の勝訴となり8日に職場復帰を果たしたものの内容は「針の筵的ないじめ」がつづき職場復帰どころの騒ぎではなく現在は出社できない環境におかれているようだ。
 裁判二つ目の争点は元支配人が市内に広めたハイジアパーク現社長の3000万使い込み事件に関する推移こそが市民の注目するところとなっている。
 使い込みだとする元支配人の言質は山形銀行宮内支店の普通預金をコピーしたものを精査した結果による。施設の売り上げが下落の一途を辿る中で、社長の使い込みだと称する金額の比率は大きいものであったに違いない。裁判がつづく中でいずれ判明するであろうが、南陽市政にとって「屈辱」となる可能性がゼロではないようだ。

 以前から南陽市政にはゴタゴタがつづいており、中でも水道工事にまつわる疑惑は多すぎた。指名業者の見積価格が行政の予定価格と100%合致するなど数が多く官業癒着かと騒がれていた。しかも市職員および業者の自殺が多かったことから官業癒着の疑いが市民に根強く残っているらしい。
 先に問題視されていた「ヤマキチと公社」の地裁での判決を反古にした市政である一審判決どおりに2700万円を支払わずにヤマキチを倒産に追い込んだ市政である。
 常に市政が市民を相手にするもめ事の多い町ではある。市民の声では市政を牛耳っているのは自民党南陽支部の権力者たちで、南陽市の議会を占拠しているごとく「市民に報せたくない問題は発言はしないこと」との陰の決まりがあるという。
 ようするに南陽市の議会は自民党南陽支部に文字通り占拠されたも同然だと市民は語る。したがって議会は自民党南陽支部らの思いのままに運営されており、市民から離脱した民主主義の形骸的存在に過ぎないのだと心ある市民は嘆くのだ。
 所詮、ハイジアパークの問題は議会が精査すべきものだ。が、南陽市議会は違っていた。この問題について追求を試みた共産党の議員が6月議会で再度追求するとして関係者宅を回って聞き取り調査し市民に期待をもたせながら議会がはじまると「問題の追求をしないことにした」と頭を下げて関係者を回るだけに過ぎなかった。

  田舎町特有の「長いものにまかれろ」的な市民である。不条理に向かって発起する気概もなければ嵐が過ぎるのを表に出ないで陰でコソコソする前近代的な市民たちである。それを知ってか知らずにか町を牛耳じる小ボスの登場となる。これら小ボス供の勢力範囲は南陽市だけにとどまっている。
  権力の集まる処に忘れてならない「権力には責任がある」という故事だ。田舎町の権力者というものは、市民に蛇蠍のごとくに嫌われているから、市民のだれもが相手にしないものだ。
南陽市の権力者の動向が市民に相手にされないことで権力者だと思い込んで行動する実はコモノたちの集団であろうよ。


南陽市政に申し上げたき儀是れあり。(その1)

kage

2009/06/25 (Thu)

 「温泉」と「ぶとう」の街・南陽市といえば山紫水明に富んだ山間に湯煙の立つ情緒豊か小邑であった。町中には住民に向けた数軒の湯処があり、文字どおり「湯」を求めて集いあう憩いの町であった。
 湯量豊かな温泉町に先々代南陽市長の声懸けで「ハイジアパーク」なる日帰り温泉施設が、旧赤湯市内を眺望できる山腹に第3セクター方式で建設された。今では各地で評判の「クワハウス」や「健康ランド」といった「湯に憩いを求める」施設の先駆けというものであった。巨額な建設費に比して入館客が少なく毎年つづく施設の赤字を南陽市が埋めてきた経過がある。

 施設の運営方には南陽市のトップが兼任していたが、新に会社組織にして進展を図るべく町内の有力者を社長に依頼、「新制ハイジアパーク」が出発した。期待の総支配人には山形市のグランドホテルに勤務する同地区の人物を要請しこれにあてた。
体制も整い一部修理改装も済んでの船出だった。が、肝心の営業成績がトンと上がらず「決算は多額の赤字財政」であった。「このままでは行政に報告するわけには行かない」として苦慮する役員たちだった。
  萎縮する職員が総支配人に「社長命令の支払いに疑問がありすぎる」と告げる。「まさか? 社長が」と、疑いつつも経理職員らの疑問点を社長に告げた。
そこで社長は町の居酒屋に総支配人を呼び出し「経営不振の責任をお前が取れ!」とばかりに「お前はクビだ。出社に及ばない」と、一方的に解雇を言い放った。
  驚いた総支配人は家族と相談、職員の訴えを正当化するため閉館後の事務所に入りハイジアパークの預金通帳をコピーし、精査するうちに社長の命令で支払わされた項目と金額の合計を算出して、社長により解雇された理不尽さを社会に訴えるべく山形地裁に提訴する一方、預金通帳から明らかに使途不明金を拾いだしその総額が3千万円を越える金額はハイジアパーク社長の「使い込み横領」だとして南陽市内に宣伝。
  これに驚いた南陽市政と議会はこれを追求することをせず「当該社長の横領だと市内に広く宣伝したこと」によって総支配人を山形地裁に「名誉棄損で提訴し500万円也の弁償金を請求」して提訴。今月19日が第1回の裁判となっている。

 一方、議会では「使い込み・横領」の事実を明らかにせよと行政側に迫ったものの副市長が質問に答えて「事実無根」と答弁して議会は一件落着の構えに質問議員も納得するという無様で体たらくな議会であり議員なのである。
  裁判の判決によっては南陽市政はガタガタになることは受け合い。もとより業者との癒着があからさまの市政である。司直が動かない町でもある。こんどの法廷は民事でなく行政側の副市長が提訴した「名誉棄損の刑事訴訟」である。マスコミの視点を直視することが肝心であり「南陽市政の溜りに溜まったウミが市民の面前に開示される日」は間もなくである。

 さて、解雇された総支配人は判決によって「復職と200万円強の給与の支払い」を獲得、今月8日に出社したが、待ち構えていたかのようにして当該社長が口を開いた「当社の就業規則13条には、60歳定年制がうたってある。したがって本日をもって定年退職とする」
  これに答えて総支配人は「総支配人に定年退職はないものと考えている。総支配人は役員であると考えている。また、総支配人が役員でなく定年退職に抵触するものであれば、要請によったとしても勤務する意志はなかった」と返して今日がある。
  さて、一方的な解雇によって、社長の使途不明金3千万円強とそれを広く宣伝したかどによって副市長が地裁に提訴した「名誉棄損と500万円の弁償金」の裁判のゆくえは南陽市政の命脈を弾劾することになるであろう。


「タブー」この言葉の響きにある種の魅惑を感じる人もいるだろう。

kage

2009/06/03 (Wed)

  今もって政治家には国民が理解できないタブーがある。政治家とくに領袖派閥の関係から禁断の領域への扉は頑なに重い。政治献金をめぐって小沢代表は代表辞任に追いこまたが、同じ嫌疑でも自民党の閣僚に地検の手が伸びない不思議さ。これがタブーというものの正体である。
 ちなみにダブーとはポリネシア語で、はっきりと印をつけることを意味する。「危ないもの」「怪しげなもの」につながる扉にははっきりと印はつけられている。がこの扉の暗黒の世界で行なわれている政治家のタブーとは魑魅魍魎の世界なのである。

 国民のだれもが知りながら、捜査の手が伸びなかった怪事件といえば、日歯連の1億円ヤミ献金問題であろう。「記憶にございません」と、料亭での受け渡しに立ち合った橋本派の政治家のみんながスッ惚けた怪事件だった。
 旧橋本派への日歯連から1億円の献金があったのは01年7月、参院選挙の直前のことだった。選挙の年でもあり「この事件は目立ちすぎるわな」旧橋本派の幹部会で上杉光弘元官房副長官が切りだし、野中広務元自民党幹事長、青木幹雄参院議員会長、村岡元官房長官がこの献金をヤミで処理することに決定した。
 次の03の総選挙では小泉を擁する森派が勢力を伸ばし旧橋本派は惨敗して数を減らした。橋本派の会長代理であった村岡兼造元官房長官はあえなく落選。この事件で起訴されたのは橋龍でも野中広務氏でもなく、当時橋本派の会長代理であった村岡兼造氏だった。
 橋本派によるトカゲの尻尾切りに村岡兼造氏がキレた。村岡氏は「わたしは何も知らない。日歯連の1億円の献金の受領やその後の処理について一切の関与をしていない!まして橋本派の会長代理はまったくの名誉職でなんの権限もない。わたしの無実を立証するのには長い戦いとなるだろうが汚名をそそいでみせる」
自民党旧橋本派の会計責任者滝川俊行き被告に対する判決公判が予定されていた12月3日の前日「政治資金規制法違反で在宅起訴」された村岡官房長官は自宅の電話口で唸るようにいった。
「事件は1億円の献金を受けながら、政治資金報告書に記載せずヤミ献金として扱ったことを問われたもので、処理をしたのが会計責任者滝川被告それを指示したのが村岡元副官房長官と認定され告発されたものだった。
 12月14日、東京地裁で政治資金規制法違反の罪で基礎された村岡元官房長官の初公判で村岡氏は「まったく身に覚えのないことだ。突然天から災いが降ってきた」と反発し全面的に争う決意を示した。

  03年は自民党の総裁選挙だったが、キングメーカーとして大派閥を誇ってきた橋本派内部では分裂状態に陥っていた。
小泉首相が国民に飽きられていたとはいえ常に50%前後の支持率を保っていたため小派閥ならともかく、キングメーカーとしての大派閥を維持しようとするなら派閥から首相候補者をたてて争うか、派閥の数を高く売り付けて主流派の一員になるかを選択しなければならない。
  もはや橋本派には首相に対抗する人材がなかった。そこで首相に恩を売るのが得策と考えたのが青木参院議員会長、村岡元官房長官、額賀元政調会長、久間政調会長らで、野中元幹事長を中心としたグループは反小泉の旗幟を鮮明にして他派閥と連携して模索していった。
こうして派閥は分裂状態になっていくのだ。

 小泉支持に回った村岡氏らには「毒まんじゅうを食わされた」と悪宣伝が流され野中元幹事長は村岡氏を名指しで「ポストで政治生命を売った」と攻撃、村岡氏は一敗地にまみれる結果となった。
橋本派の存亡危機奪回時に降ってわいたように日歯連献金問題が持ち上がってきたのだ。
日歯連の臼田貞夫被告は、料亭で野中元幹事長、橋本龍太郎元総理らに1億円の小切手を手渡した。
臼田貞夫日歯連会長は会長選で2選目をめざして金をふんだんに使っていたといわれている野心家であった。自分がいかに政界の大物に人脈をもっているかなどと日歯連の広報誌に政治家などとの対談写真を載せるなどして会員にアピールしはじめていた。
  日歯連の会員たちの関心は「いかに診療報酬をあげるか」であったから臼田会長の大物政治家への政治献金は了承されていたかのようだった。 「今のままでは橋本元総理の証人喚問も実現されそうもない。日歯連だけで年間3億円以上という自民党の国民政治協会を迂回した献金の実態はなにも解決していない。「1億円だけのことで幕引きされるのではたまらない。むしろ本丸はこちらなんだ」と民主党の議員は吠えるのだが。

 さて、窮地にたたされた橋本派だが、この問題を奇貨として橋本派の陣容を立てなおそうとして幹部は困り果てていたが、幸い会長の橋龍は1億円処理のとき病気で入院。幹部会出席していたのは、上杉、野中、村岡、青木の4人。
上杉、青木の現職議員が逮捕されるようなことになれば派内はさらにガタガタになる。そこで首を差し出す場合は引退した野中か、落選した村岡にしようということになり、当面選挙はないことから自力を蓄えることとし小泉政権に協力する姿勢をとっていくことを確認した。ただ、そう決めた時点でスケープゴートは村岡氏にきまっていたようなものだった。
 滝川は野中とツーカーの仲だ。間違っても野中に不利なことはいうまいと踏んでの決議だった。事実、滝川被告は村岡氏に指図されたと「自供」し、結果野中氏元幹事長は不起猶予となった。
 「わたしは嵌められた。すべては選挙に落ちたことが招いた」と呻き「幹部会で指示したとされるときに同席した政治家、領収書を出さないと決定したときの幹部会の面々を公判廷につぎつぎと証人として呼び出し、自分の無実を勝ち取る」と息巻くのだ。
 法廷での旧橋本派幹部政治家の直接対決で、少しでも真相をあぶりだせればわが国政治史上、画期的できごとになるはずだが? 今もって真相はヤミの中だ。

  政治家は多数原理の中で、己れの立場(権力)を保持しようとして足掻く。社会は申すまでもなく「弱肉強食の時代」である。理屈はともかく強い者が勝つ社会である。
  世界をみるがいい。武力を持った国家が自国の主張を強引に通せるのである。子供の喧嘩には多少の理屈はあっても、腕力の勝れた者が子供の世界を支配するのである。
  政治家は群れを広げ、派閥の長となってさらなる権力を増幅しようとする。そのために「政治資金」がなによりも強力な武器となり群れを拡大する最高の手段となる。政治家にとって「政治資金こそが政治家の武器でもあり盾にもなる」とは日進月歩の社会構造に反比例するのではあるまいか。
  永田町だけに限ったことではない。田舎の政治屋にも同じことがいえるだろう。大臣を7日半日で辞任した例もあるではないか。農民を食物にして大臣にのしあがったものの、その時点で頓挫した理由とは何か。
  やはり隠された政治資金であった。残念ながら郷土も7日半日で閣僚を辞任した人物がいる。が、辞任したとはいえ顔で権力を行使できる田舎町であろうから、「虎の威をかる輩」は減ることはないであろう。

 政治とは群れではじまり、群れの大小によって権威が生まれ、それなりの権力を生む。
薩長閥がなした明治の新政府の悪癖政治形態が現代の政治に及ぼしていることは後退だと知るためには「生きた歴史観をもつこと」と肝に命じるべきであろう。