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「よき市民の第一の義務は必要な時に怒ることである。そして、行動によってその怒りを示すことである」

kage

2008/12/04 (Thu)

 わが国の自由民権論者、中江桃民の言葉である。
本会発足にあたり冒頭に掲げた本会の思想である。 そして、本会ブログに寄せられた44万3千強アクセス数のもとに成立する今も変わらない本会の理念である。

  田母神前航空幕長の論文「日本は侵略国家であったのか」が、見せかけの太平の世に惰眠を貧ってきた政府内に激震を与えた。
この論文に対して政府は「辞職と国会喚問」という形をもって矛を治めようとしたが、NHKですら腰を引く中継だった。
無論、各新聞社の論評はマチマチであり、いつもの骨太さはなく、各社自ら「言論の自由」を封鎖するが如き懈怠さに老生は一種のおののきさえも感じた。

  「平和憲法その他で雁字搦めに手足を縛られ、核は議論することさえ許されない。予算は削られっ放しで、武器調達さえままならぬ。これで士気を高め、国を守れという方がどだい無理な話だ。その上言論の自由まで奪われるのか。政治家も国民も、もう少し真剣に国防ということを考えてほしい」と、田母神前航空幕僚長は政府の処置に一歩も引かぬ態度で「田母神論文のどこが悪い!」と、本月1日有楽町の日本外国特派員協会に招かれて講演や海外メディアとの質疑応答をしている。

  さらに20日(土)13時30分から東京丸ノ内東商会館に於いて講演会を開くことになっている。 たった2発の原爆投下によって日本は敗戦国となった。
米国による無差別大量殺戮の歴史的実証である。が、以来わが国の防衛は安保条約の締結によって米国の庇護のもとにある。が、わが国に一旦緩急の災事が起った場合、米国は血を流してわが国の安全を担保してくれるであろうか?
そして、わが自衛隊はいかなる防衛任務を与えられるものであるか?
国民のだれもが解けない難問である。
  斯様に有事の備えに無関心なのは一般大衆に限られるものではない。その証拠が田母神論文に血迷った政府の対応ということになる。

  アメリカ合衆国軍隊は日米安全保障条約により日本国内に駐留している。これをアメリカによる日本侵略とは言わない。二国間で合意された条約に基づいているろからである。
  わが国は戦前中国大陸や朝鮮半島を侵略したと言われるが、実は日本軍のこれらの国に対する駐留も条約に基づいたものであることは意外に知られていない。
  日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めることになるが相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。現在の中国政府から「日本の侵略」を執拗に追求されるが、わが国は日清戦争、日露戦争などによって国際法上合法的に中国大陸に権益を得て、これを守るために条約等に基づいて軍を配置したのである。(中略)もし日本が侵略国家であったというのであれば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。
  よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない。

 わが国は満州も朝鮮半島も台湾も日本国土と同じように開発しようとした。当時列強といわれる国の中で植民地の内地化を図ろうとした国は日本のみである。わが国は他国との比較で言えば極めて 穏健な植民地統治をしたのである。
(中略)

 満州国成立時には3000万であった人口が、毎年100万人以上の人口が増え続け、終戦時には5000万人に増加していたのである。
満州の人口は何故爆発的に増えたのか。それは満州が豊かで治安が良かったからである。
侵略といわれるような行為が行なわれるところに人が集まるわけがない。朝鮮半島も日本統治下の35年間で約2倍に人口が増えている。日本統治下の朝鮮半島も豊かで治安が良かった証拠である。 (中略)

 わが国は明治維新以降9つの帝国大学を設立したが、朝鮮に京城帝国大学は6番目に、台北帝国大学は7番目に造られた。その後8番目が大阪帝国大学、9番目が名古屋帝国大学である。
なんと日本政府は大阪や名古屋よりも先に朝鮮や台湾に帝国大学を造っているのだ。(中略)

 日本は第二次大戦前から「五族協和」を唱え大和・朝鮮・漢・満州・蒙古の各民族が入り交じって仲良く暮らすことを夢に描いていた。人種差別が当然と考えられていた当時にあって画期的なことである。
第1次大戦後のパリ講和条約会議において、日本が人種差別撤廃を条約に書き込むことを主張した際、イギリスやアメリカから一笑に付されたのである。(中略)

 さて日本が中国大陸や朝鮮半島を侵略したために、遂に日米戦争に突入し300万人もの犠牲者を出して敗戦を向かえることになった、日本は取り返しの付かない過ちを犯したという人がいる。
しかし、これも今では、日本を戦争に引きずり込むために、アメリ力によって慎重に仕掛けられた罠であったことが判明している。(中略)

 大東亜戦争後、多くのアジア・アフリカ諸国が白人国家の支配から解放されることになった。平等の世界が到来し国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を戦った日本の力によるものである。
もし、あの時、大東亜戦争を戦わなかったなければ、現在のような人種平等の世界が来るのがあと百年、2百年遅れていたかも知れない。(中略)

 一方で大東亜戦争を「愚劣な戦争」などという人もいる。戦争などしなくても今日の平和で豊かな社会が実現できたと恩っているのであろう。当時のわが国の指導者はみんな馬鹿だったといわんばかりである。(中略)

 東京裁判は戦争の責任を全て日本に押しつけようとしたものである。そしてマインドコントロールは戦後63年を経てもなお日本人を惑わせている。
日本の軍は強くなると必ず暴走し他国を侵略する。だから自衛隊は出来るだけ動きにくいようにしておこうというものである。
自衛隊は領域の警備も出来ない。集団的自衛権も行使も出来ない。武器の使用も極めて制約が多い。また攻撃的兵器の保有も禁止されている。諸外国の軍と比べれば自衛隊は雁字搦めで身動きできないようになっている。
  このマインドコントロールから解放されない限りわが国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。アメリカに守ってもらうしかない。
アメリカに守ってもらえば日本のアメリカ化が加速する。日本の経済も、金融も、雇用も司法もアメリカに近づいていく。改革のオンパレードでわが国の伝統文化が壊されていく。(中略)

 今なお大東亜戦争でわが国の侵略がアジア諸国に堪え難い苦しみを与えたと思っている人が多い。しかし、私たちは多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識しておく必要がある。(中略)

 日本の軍紀は他国に比較して如何に厳正であったか多くの外国人の証言もある。わが国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である。(後略)

この論文が政府を直撃したのである。