市の職員たちに望みたいこと

2006/09/22 (Fri)
昨晩(20日)遅く、自宅の電話が鳴った。白内障の手術の後なので普段はとうに休んでいる時間にである。若い男の声で「鬼の会の営業はやっていますか?」と奇っ怪な問い合わせだった。
時間からして「スワ!事件かな?」と思い応対をつづけた。
「市役所の中でおきた事件を、なぜ?書かないんですか?」
「どのような事件ですか?」と小生。
「知らないんですか。新聞に大きく出て騒がれたんですよ」
「知らなかったが、いつ起きた事件ですか?」
「4月か5月頃の新聞を見ればわかりますよ」
「そんな大事件を読んだ記憶がない。丁寧に説明してくれないか」
「市職員がしてはならないヘマをやらかしたんですよ」
「だから内容を教えてくださいよ」
傍に数人の男たちがいるような感じだった。時々、笑い声が同調する。
男はつたない言葉で説明するが、小生のほうで繋ぎ合わせるようにして聞いた。
「へマをした職員のいる課というのは収納課か?」
「今は収納課とはいわない。税務課だ」
「収納課の課長なら知っているよ。聞いてみよう。課長の名前はなんと言ったかな」
「課長は松村ですが、喋るかな?」
「新聞で報道されたのなら隠すことはないだろうよ」と小生。
あまり事件のことは明確に喋らないが、役所言葉が出るので「君は市の職員だな。言葉に訛りがあり米沢の人と違ったイントネーションがある。余所者だな?」すると男は下手な英語を使って「ノーコメント!」と抜かしやがったから「ふざけんなッ!」と怒鳴って電話を切った。
翌日、役所に連絡したら課長が説明にやってきた。無論、問題になった新聞の切り抜きコピー持参だった。
課長は「確かにわが課の失態です。当該二人の市民に詫びに参上したが、一人は、忙しいので会えないと言いながら、その足で警察に行き、山形新聞社に足を運んだのだという。そこで表沙汰になったのだが、キッカケは課のあってはならないミスだから詫びの回数を重ねてきた。私の責任だとしても失態を犯した部下を責めるよりも失態を繰り返さないことの方がより大事なことだと信じて課全員が気の入った仕事に打ち込んでいるところなんですと課長は答えてくれた。
明らかに職員のミスだが、千載一過のチャンスとばかり、さしたる実害もないのに「日頃の市役所に対する恨みつらみ」を晴らさんとばかり事件を広げた某税金滞納者のアホな騒ぎだった。
無様な事件を本会のネット上に乗せなかったことが正解だったと思っている。
市職員が触れられたくない内部の恥部をリークし、他人の力を借りてウップンをはらそうとしたものかどうか。貧しい市職員たちの行動に慨嘆する思いだった。
環境生活課長のように、支離滅裂だが黄色い嘴だけはよく動く「ああ言えば上裕」のような職員もいる。
「事実は小説より奇なり」というが、未だに市の公であるべき「業者支払いの明細」を出してこられない部課である。肝心の数字を墨で黒潰しはないだろう。時間を経るごとに灰色が限りなく黒に近い色になってしまうこともある。
行政が正当に行なわれているという証左のためにも時間を稼がないで「市民の前に公開すべき」ではあるまいか。市民としてもこれ以上の疑惑を持ち続けたいわけではない。
職員が市民の要求に素直に応えられないのは何故だ?! 職員の不始末は米沢市民の恥部となり歴史を汚す結果として残されるものだ。
環境生活課の職員も職員だが、匿名を装って針小棒大な騒ぎをリークし同僚の失脚を期待している職員はクズだ。 廃棄すべきは腐り切ったクズの職員たちだ!

時代に乗り遅れていないか?置賜地方の行政感覚!

2006/09/20 (Wed)
米沢市と指摘したいところだが、あたら米沢市だけの怠慢行政ではないようなのであえて置賜地方とした。■まず「酒酔い運転の公務員に対する処罰」について各地では懲戒免職という厳しい定めをしているが、置賜地方では厳しさが見られないのは公務員職に対する甘さではあるまいか?
少なくとも「してはならない酒酔い運転」ならば、厳罰に処するべきだとして「懲戒免職」は妥当であろう。
小生の知るかぎりにおいて富士フィルムは数十年前からスピード違反にすら懲戒免職という厳しい処罰が定められていたものだ。一流といわれる会社の処置は運転3悪の絶滅を願って厳しいものだ。それに比べて公務員の処置には疑問さえ感じる。行政トップの優柔不断さが酒酔い運転を撲滅できないでいるのだ。
■地方財政が逼迫している現段階である。にもかかわらず公務員の給与削減に消極的な行政態度に怒りすら覚えるものだ。公務員と民間の給与格差が拡大した地方都市ならば真剣に取り組む姿勢がほしいと思うのだが、格差是正に無頓着な地方首長なのであるか。
それとも削減案に対する職員組合との摩擦を懸念してなのか。改革には勇気ある決断と先を見通す感覚が要求されるものだ。
■地方自治体が生き延びるためには以上の策に加えて、時代を先取りする行政感覚に乏しいようだ。市町村合併問題についても今もって何らの進展すら見えないということは為政者の怠慢であり、自己のご都合主義に思えてならないのだが、いかがなものだろう。
時代は合併による地方格差の軽減であるはずだ。
■再度申し上げる、「市民に見せられない支出」として米沢市役所は情報公開を拒んでいるが、こと米沢市だけに限られたことではないらしい。だからといって「市民の血税を市民の目の届かないところで不正な支出」を行なっていいものであるか。
現に米沢市役所に不明な支出があったとするならば、行政トップはそれを市民に明らかにする義務があるはずだ。いつまでも灰色でいられるものではあるまい。
安部市長に問う。首長として、わからないからといって逃げるわけにはいかないだろう。市長の出前も結構だが行政に直結した公務員の灰色事件に解決の鉈を入れる責任はどうしたのだ。
ニコニコと奇妙な笑顔で市民を茶化すパホーマンスは止めよ。責任を取れる首長であるべきだ。
出前云々などは選挙の事前運動に過ぎないのだ。前市長も部落の芋煮会などには欠かさず出席しておったものだ。それが選挙時に大なる力を発揮するものだったからだ。「部落の票は堅いが、町中の票はアテにならない」というのが前市長に限らず非選挙者のセオリーのようだ。それだけ部落衆は舐められているという証しなのだが。地域エゴの感覚を捨てないかぎり米沢市のみならず置賜地方の夜明けは望めない。
【追記】市町村の給与削減状況
○全職員の給料カット
上山市、山辺町、中山町、高畠町
○全職員の期末手当カット
新庄市、大江町、川西町、白鷹町
○一部職員の給料・手当をカット
山形市、鶴岡市、寒河江市、村山市、尾花沢市、河北町、西川町
朝日町、大石田町、金山町、最上町、船形町、大蔵村、飯豊町
※上山市、高畠町は6%の給与削減

悪代官や小悪党はどこの世界にもいるもんだ!?

2006/09/13 (Wed)
岐阜県庁から今度は福島県庁に飛び火しそうな役人たちの悪業三昧が起きている。山形県庁だけは別問題だといえそうもない動きがあるようだ。以上は大型の汚職として悪代官のなせる業であろう。庶民にはうっとうしいホワイトカラー族の悪あがきである。
さて、米沢市の役人どもはどうであろうか?市民の血税の「支払い先と金額」を公開できないという理由はどうした感覚であろうか? 本会が要求した情報公開に対して黒塗りの支払い明細書を提出してきた「環境生活部」に対して、情報審査会は「見せるべきだ」と結論し、安部市長宛てに答申したが未だに実行しようとしない環境生活部長とはどんな役人なのであろうか?
平たく表現すれば「見せられない何かがある」いわば役人たちと業者との間に暗い闇取引があるという疑念がわいてくる。なければ堂々と当たり前の行動がとれるわけだ。
ある人物は「業者にいったん払い込んだ上で、陰で返してもらう手口だろう役人がよく使う手口だ」「小悪党たちの常套手段サ」とうそぶく。
本会はふとしたキッカケから公開できない「明細書の内容」を見ている。その明細書の内容から察知できるのは「業者と役人の癒着」を証明するなにものでもない証拠である。だから提出することができないのである。議会をゴマカシ、議会を通過させた補正予算の実情がそこにあるのだ。精査しない議会もボンクラだが、役人たちの前には議会は歯が立たない構造になっている。
議会よ、何が三権分立だ。「主らは毎月の報酬を心待ちしているだけの群像でしかないのであるか」「何が市民代表だ!」「悪口雑言に怒るならば、市民が納得できる態度と成果を示せ!」
昨年議会に誓願した「一般廃棄物業の許可申請」は、議会を通過したにもかかわらず行政側に一蹴反古にされて議会の権威はどうした! 権威失墜というべきであるか!?
本会の公務員追求も最終段階を向かえようとしている。随意契約はやはり巨悪の根源であることを立証できるところまで追い詰めてきたような自信がわいてきた。追求をはじめて3年、来春は小悪人たる担当部長が定年退職する。無事これ名馬という退職はさせぬぞ。
米沢市民の心ある人たちに告ぐ! 市の職員たちを小悪人にしないためにも限られた悪人たちの「市民の目を恐れぬ所業」の数々に怒りをぶっつけてほしいものだ。米沢人の最大の欠点は「われ関せず」の無責任なムードにある。

情報公開法

2006/09/09 (Sat)
2001年4月1日情報公開法が施行され、それに伴い本市は「米沢市情報公開条例」を制定し同年同日施行した。条例の第5条には「何人も、実施機関に対し、情報の公開を請求できる。」と定めているが、第6条では、公開しないことが出来る情報を下記に限定している。
1. 他の法で公開しないことを定めている場合。
2. 個人の情報
3. 法人、団体の情報
4. 市と国との取り決め
5. 監査、検査、契約、争訟、交渉、渉外、試験の情報
6. 会議の内容
7. 情報を公開することにより生命の危険が有るもの。
当会は今年3月、予算が執行された後の支払明細書の公開を環境生活課に請求したが「契約に関する書類である」との理由で数字を全て黒塗りした書類を提示した。
これは不当な処置であると安部三十郎市長宛に異議申し立てを行ったところ、市長はその件に付き、情報公開審査会に諮問した。
情報公開審査会の柳澤昭会長は8月29日「米沢市長は情報をすべて公開するべきである」と答申した。が、今日になっても公開するとの連絡は無い。
「市民が納めた税金がどのように使われたか」を質したのに「これから取り交わす契約の内容なので公開することは出来ない」と回答した環境生活課の頭脳構造にも驚くが、安部市長の無能ぶりには落胆する。
市条例を一読すれば公開を拒むことの出来る案件か否か、即座に判断のつく公開請求を、審査会にその判断を委ねなければ分からないと言うのは、市長の法を理解する能力と指導力の無さを露呈するものではないか。
売買契約と購買契約の区別がつかない環境生活課の職員であるからして、トンチンカンな法解釈をするのは致し方ないとしても、履歴に早稲田大学法学部卒業とある市長が市条例を理解できないというのは如何なものか。もっとも米沢市庁舎管理規則に旗、のぼり等の掲示を禁止しているにもかかわらず、自分にだけ吹く「自由の風」なる旗を市長室前に掲示し悦に入っている市長であるからして法の遵守など、どこ吹く風というところか。
どこかに学歴詐称で国会議員をやめた御仁がいたことをふと思い出した。

公務員はデザートに弱い?

2006/09/03 (Sun)
本日の朝刊は岐阜県庁の裏金15億円を報じている。昔から権力にものをいわせて庶民を痛めつける悪代官の存在は知られている。が、問題は悪代官と手を組む庄屋がいたことだ。昔風にいえば庄屋が部落を代表する存在であれば、現代は市会議員だということになる。市民から選ばれたはずの市会義員の資質が問題なのだ。来年の選挙時には「こんな市会議員は入らないシ!」のテーマで義員名をあげて書きつづけようと思っている。
どこにもいるのだろうが、本市にはトンデモない議員がいるものだ。こんなにも役に立たずにテメエの利益と名誉だけを欲しがる議員がいるのだ。今は古巣の会派から追い出さされ、共産党議員らと同居することもならず、現在は策に失敗して敵方の会派にかろうじて拾われているが、議員の個人情報を朝日新聞にリークを策した議員だ。この議員、市長のブレーンであるために議員の個人情報漏洩事件は精査されなかった。
個人情報の漏洩は大罪である現代において安部市長は自らの精査すべき責任から敵前逃亡したのである。
岐阜県庁の裏金事件はめずらしいことではないらしい。社会保険庁や北海道警察の疑惑もある。
せめて地元の県庁や市役所職員にないことを祈るよりほかはないのだ。が、米沢市役所は犯罪ゼロの公明正大なる公務員たちのいる役所であるだろうか。
有史以来、役人たちに流れているDNAはその権力から金・女・酒なるデザートに卑しさを含んでいるものである。無論、全員を対象にしてはいない。能力のない者、リーダーについてならない人間ほど、とかく権力の座につきたがるものである。
行政だけでなく商業経済・文化関係においても同じく彼らの稚拙低俗な能力から地域はかぎりなく低迷をつづけて行くことになり米沢市の現在がある。この現象に歯止めをかけようとして立ち上がる市民性すら失われているのが米沢市の現状だ。したがって、市会議員・行政の部課暴走が見られるのだ。黄色い嘴でありながら担当部課長は議会で嘘を公然と答弁するが、その詭弁を見破れない議員たちの資質の低さにも呆れるばかりだ。
「公務員はデザートに弱い?」と物騒な書きかたをしたが、否定するには全国的に事例が多すぎるではないか。 山形県や米沢市に限ってあてはまらないとは思えないのだ。現に環境生活課に本会が要求した「業者支払い済の書類」の黒塗りはなんだ。
市民に公開できない支出とはなんなんだ!? 市民に明らかに出来ない「業者支払い明細」の裏側にデザートの好きな公務員の根性が丸見えするではないか。権力の行使とはこんなところにも芽をだすのだ。蟻の一穴を見逃すことなかれ、これらの一穴が公務員の感覚を麻痩させてしまうことになる。過去において米沢市役所は職員から逮捕者を出した苦い経験がある。またぞろ逮捕者を出すのであるか。逮捕者を出さないためにも関係者が差し出すデザートに期待することなく、欲しがらないことが何よりも肝心なこと、これは議員たちにもいえることだ。

米沢市にも役人の無駄使いがある? どうする安部市長!

2006/09/01 (Fri)
中央官庁での役人の無駄使いが問題になっているが、地元米沢市役所でもなかば公然と無駄使いがなされているようだ。新聞紙上で報道されていることであるから、市を憂う大方の人たちは関心を以て注目されていることだと思われる。
本会が要請した情報公開に職員が示した書類は、肝心の数値をマジックで黒く塗り潰した役に立たない書類だった。
支払い後の数値を、市民の要請にも関わらず公開できないというのには猜疑心を増幅するだけではあるまいか。 事実、市民に公開できない業者への支払いとあれば問題はひとつ、随意契約業者に対する行政の便宜供与とはいえまいか?
行政側が出してきた黒塗りの書類を不満として、審査委員会に不服を申し立てた結果、審査委員会は「情報は公開すべし」との結論を出した。
はたして安部市長はどのような態度に出るかが残された課題となっている。
本会が問題にしているのは、分別資源物の収集量が激減しているにも関わらず、多額の市費を追加増額して支払っている理由とは何かということである。
市はこれからも随意契約制度を崩さず、競争原理の働く入札制度を拒否するという時代錯誤的な構えを頑固なまでに貫き通すつもりのようだ。
行政側は力説する。「委託業者が儲からなければ当然ながら不法行為が起こる。したがって行政としては業者にタップリと儲けさせる義務がある」と、鈴木善夫課長はのたまって恥ない。
法律は新規業者を育成する義務を課しても、 委託業者には「業務を遂行するに足る額」としか定めてはいないのだ。 役人が業者保護策を打ち出す裏面には「予算を増やしてくれなければ仕事から手を引くぞ」という脅しか「業者と役人との間に汚れた取引がある」の二つに一つしかないのが常識というものであろう。 あくまで「毒まんじゅうを食ってない」と突っ張り抜くつもりであるならば、市民が納得できるよう公明正大な入札制度を持ち込むことだろう。 行政が黒塗りの書類を出してきた裏面には、本会が追求し続けてきた業者側に立った支出があるからに相違ない。
役人とはやることが慇懃無礼で、弱者に威張り強者に揉み手が通例である。 少なくとも職員は市民の血税の番人であるはずだ。ガラス張りの行政であるならば、部課によって市民に対して秘密めいた支出があってはならないはずである。
安部市長の返答はいかに? 市役所の中でも市民環境部ほど不明瞭な部は見当らない。職員までがゴミにまみれた廃棄物者になりさがってしまったのであるか? 古来、人は環境によって左右されるものであるという。 腐りはてた環境にドップリ浸かっていると平常心までも見失ってしまうのであるか。
行政が本会に対して作為をおよぼすのであれば、腐り切った行政を建て直すために行政トップから放逐する以外に市民の安泰はない。歴史ある米沢市役所の信頼を市民の手に取り戻すためにも本会は汚い行政部課と徹底的に闘い抜く所存である。
首長の選挙も来年秋に迫っている。四年間の成績表は市民達がつけるはずだ。各地で現職が破れているその要因は何か? 無為無策の議員たちが現職に張りつき勝ち馬に乗りたがる薄汚い、てめえの欲望だけで支援しているからだ。
これはバカにもわかる原理というものだ

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