FC2ブログ
2004 04 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2004 06

『米沢よ、亡びるのか』 №1

kage

2004/05/31 (Mon)

 神を恐れぬ役人の破廉恥な所行の数々

 5月の風のさわやかさは、万人にひとしく安らぎを与えてくれる風物詩として、朔北に暮らしする者たちの待ち焦がれた微風であるはずだった。頬にやさしいはずの5月の風の正体は、国民にとっては思いもかけない逆風となって吹さすさみ、国民の脳天を直撃するものだった。
国民年金を審議する立場にある国会議員の未納問題は、止まるところ知らず小泉首相の未払いまで判明し加えて、政局はガタガタで混迷を深めていくばかりなのだ。さらに首相自ら就業の事実を否定しながら、厚生年金に加入していたことを首相の冗舌から漏れ、厚生年金加入という詐欺罪が判明した。が、これと全く同じケースで、98年には東大阪市長は「2年6ケ月の懲役」判決を受けている事実がある。さて、この処分はどうなるか。国民の見逃すことの出来ない関心事となろう。              

今朝の読売新聞は一面トップで「郵政公社の裏金疑惑」を報道している。裏金づくりに利用していたのは旅行会社「曰本レジャーセンター」。当時は郵政局だった同公社東京・関東両支社は、この旅行会社に職員が出張の際に使う交通機関の手配や、郵便事業関連のイベント運営などを委託。事前に旅行会社に支払った金額より、実際の費用が下回った場合に、浮いた差額分を「精算金」の名目で現金をバックさせていたというものだ。関係者によると、こうした手□で4年間に計222 回にわたり総額1億円以上が両支社に還流したてたということが国税局税務調査で発覚。裏金の使途については幹部職員の懇談費や慶弔費用にあてられていたとして、計135人を懲戒処分にしたとある。

役人たちの周辺は「裏金づくり」をやれば出来る環境下にある。特に競争原理を無視した「随意契約」こそは役人汚濁の元凶になるとして、厚生労働省は随意契約を禁じているのだ。

表向きは謹厳実直を装う役人たちの裏金づくりの実態は、枚挙にいとまかないほど国民は知らされてきた。事ほど左様に、わが国の役人天国によって、滅びの坂道を急速に転げ落ちていく現実を、国民は黙って手をこまねくだけでなく、歯止めする手立てはないものだろうか。

さて、米沢市を考えた場合、市職員による不祥事と長年にわたる児童手当ての過払い問題が起きている。問題は長期であること自体に役人稼業の無責任さが見え隠れしている。行政というところは配置転換と同時に過去の責任を問われないように仕組まれているからだ。役人の悪知恵が生んだ手法だといえようが、しかし現実には一般社会の通念という厳然たる縛りの中て息づいている限りたとえ役人といえども、その縛りを疎かにして生きることは許されない。その縛りこそが現社会の碇なのだ。

厚生労働省が諸悪の根源だと断じて禁止した行為こそが「随意契約」そのものであるが、米沢市の環境生活部では長年にわたって随意契約を1社とかわし競争原理の働かないシステムを、今もって頑固に是正しようとしない役人根性にドロドロとした疑惑がわいてくるものだ。随意契約の裏側に何が隠されているのか、正常な行政では「痛くもない腹を探られない」ために、特定業者にのみ偏った委託を避けて、競争原理の働く指名入札制度に委ねる方法を採用するはずだ。それが公平な行政感覚であり、税金の生きた使い方だということになる。 -続く-