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元ミス花笠の不倫が招いた寺騒動

kage

2004/01/13 (Tue)

 悪徳坊主どもが暗躍するにはわけがある。住職なき空寺の壇信徒の仏事を狙って大儲けするためだ。それだけに坊主丸儲けの時代背景が存在するのだ。坊主のお布施が年々高騰をつづけ「これでは安心して死ぬことも出来ない時代になってしまった」と、年寄は嘆くのだ。なるほど、導師のお布施が50万円、伴奏者の一人あたりのお布施が8万、通常2名の伴奏者をつけるから合計で62万円かかるわけだ。地域によっては加えること戒名費用は別。ともあれ、どう考えても葬儀で請求される導師のお布施の高額さに納得がいかな いものだ。と、しながらも断りきれない請求に借金しても応じなければならない。これほど費用対効果のあがる仕事は仏事以外にはないであろう。しかも領収書も出さないのだから税務勘定にも当然ながら優遇されている。この信徒たちの仏事が住職の収入源となる。

 悪徳坊主ともの暗躍する狙いは、高額な収入を保証される空寺の壇信徒らの仏事を手中 におさめることだった。

 曹洞宗の名刹耕源寺(山形市)壇信徒数600人は山形県きっての寺だが、前住職は十数年前、愛娘をひとり残して黄泉に旅立ってしまった。寺役員は愛娘淳子さんに寺を継がせようと婿殿に適した住職候補探しに奔走したが、いずれの候補者も淳子さんのお気に召 さず、本音を尋ねてみれば好きな男はホテルマンだった。もともとホテルマン氏はミス花笠武田淳子さんの美貌に人目惚れした事情から、二年間の住職修業に永平寺に出掛ける。二年間の辛い修業から帰ってくると、あろうことか離婚話しがホテルマン氏を待っていた。美貌の愛妻は子持ちの男性と不倫関係に墜ちていたのだった。修業帰りで仰天したホテルマン氏は十年の離婚訴訟で、愛妻に心を残しながらも北海道に渡って住職をしているとの風の便り。慌てた壇信徒役員は淳子母子に寺立退き費用として3千万円を提示。しかも壇信徒の寺立退訴訟に敗訴してなお頑として立退きに応じようとしないばかりか、時間稼ぎとも思える高等裁判所に上告しながら取り下げるという手を悪用して居座りを続けている始末に壇信徒役員たちは苦渋するばかり。そこに母子を支援する新らたな坊主集団が現れたのだ。 その集団「寺族を考える会」には問題が残る。同宗派に属する曹洞宗第1宗務所の宗会議員たちと、事務局長の坊主3名が名を列ねた会であることが紛争を煽ることに なっていた。曹洞宗の最高機関宗務庁は名古屋から住職を耕源寺に配置すべく「特別兼務住職伊藤治雄老師」を派遣することに決定、檀信徒も安堵したのも束の間「寺族を考える会」の安国寺(山形市)三吉由之住職が特別兼務住職に対して「地元の寺に口出し無用」と桐喝したあげく伊藤治雄老師に「耕源寺新体制として」経営の核となる副寺・会計として山形市の万徳寺・細谷住職を入れさせて発表させた。これに驚いた耕源寺壇信徒役員は訴訟も辞さない構えで「細谷罷免」を叫んでいる。前述したように悪徳坊主たちの手の内が公に露呈したことになって紛争は高まって行くばかりだ。仏に仕える僧侶もひと皮むけば悪業三昧、仏も浮かばれまいに。耕源寺壇信徒の安泰のために尽力すべき宗会議員・事務局長らが束になって紛争にまぎれ、壇信徒仏事強奪計画は決して許せるものではない。
 「鬼の会」はインターネット網にのせて全国に向かって発進するものである。

寺族を考える会メンバー

 安国寺 ・ 三吉住職 宗会議員
 長源寺 ・ 葦原住職 宗会議員
 会林寺 ・ 後藤住職 宗会議員
 万徳寺 ・ 細谷住職 事務局長