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だれが当選しても泣くのは米沢市民だ!

kage

2003/11/29 (Sat)

 昨夜遅く事務所に遠隔地から電話が入った。米沢の事情に滅法詳しい人からだった。が私の知らない人だ。インターネットでこの欄を興味深く見ているが、市長選に一言コメントをしたかったからだという。以下コメントの趣旨を記載する。

◆ 大久保候補を絶対に市長にしないこと。大久保という男は頑固で官僚的な発想から抜けきることの出来ない人間だ。事務所は市職OBが取り仕切っていると聞いているが米沢市政が公務員ペースで進められることになり米沢市の破滅です。中央官僚がやっているように、横流れ場所をどんどん作ってゆく危険性が大で、ますます市職員の無 駄使いがはじまる。永田町官僚のように。それでもいいんですか? 米沢市民は。

◆ 昨年、米沢市の嘱託職員による介護保険の使込み事件が起きた時、大久保助役は悪びれるどころか「議会で陳謝したから、市民に詫びる必要がどこにある。議会は市民の代表者だッ!」と語気鋭く言い放った。大久保は官僚主義者の亡者だ。

◆ 「役人は市民に非を認めず詫びず」それが官僚の教えであるのか。六中の入札間違い事件はいまもって間違いを認めず「過去にはあったが、今はマニュアル通りで過ちなし」。これを聞いた石塚元助役は「前代未聞の過ちだ。過去には一度もなかった」と断言。なにを突っ張る、鷹山公は「過ちを糾すにためらう必要がない」と教えているぞ。

◆ 安部陣営 昨夜、七中の決起大会に450人が集まり、佐藤・遠藤2市会議員が応援、燃えに燃えた集会になった。「エンタケの名前を使ってええぞッ!」「エンタケが支持を表明したゾッ!」会場は熱気ムンムン三十郎コールが続いた。

◆ 大久保陣営の小野川会場、告示前の半分の聴衆で30人だった。産業廃棄物処分場の反対運動とは裏腹に「大久保が強いよ」と地元議員。ヤナ沢衆反骨精神はどうした?

◆ 数日前に会った時「絶対、大久保が勝つッ!」と豪語した人物、今日は元気がない。

「どうだ戦況は?」と問うたら「わからなくなってきた」といって戦線離脱。

戦いすんで曰が暮れて

kage

2003/11/29 (Sat)

 いまだかって、こんなに冷ややかな米沢市長選挙は経験がないと多くの人がいう。そしてまた、こんなに公務員出身候補に対する反発が出るとも予想できなかった。

 さらに、高橋市政と業者癒着の疑惑がこれほど市民に根強く浸透しているとも思えなかった。たしかに高橋市政は長過ぎたきらいがあり、高橋市長の冗舌が市民に飽きられてきた感もある。市民の声は高橋亜流はもうたくさんだの大合唱で激しい。大久保陣営とすれば迷惑至極な流れであろう。

 大久保の官僚主義も嫌われている。だからといって市民の選択肢は一つだ。大久保候補に高橋市長の影があり金子・太田建設の影がある。といって拒否したところで、安部三十郎候補は実務上の不安が残る。それではヤケクソで斎藤候補に投票するかどうか。

 切磋琢磨する市長選挙ではない。市民が素直に安心して投票できる人物像に欠けていた市長選挙だったといえよう。「99%決まった選挙さオラは投票場サ出掛けないネ」という商人もいる。理由を問えば「大久保に決まってるべ。あれだけの議員がガン首そろえているんだ。負けるわけねえべ」と常識論を笑い転げながらブッテいる。

 いずれにせよ絶叫型、泣き声型の選挙カーも、8時のゴングで運動終了。お疲れ様で した。米沢はしぐれとともに普段の闇に戻っている。明日の今頃は開票作業がはじまる時間だ。どの候補者が当選しても米沢市の不幸だという声もたしかにある。しかし、それは候補者に対して失礼というものであろう。米沢市民にそれをいう資格はないのだ。

 朝の挨拶は投票場で交わそうでないか。棄権だけは避けたいものだ。

直江兼継の愛の前立に学ぶ

kage

2003/11/28 (Fri)

 今朝の読売朝刊の編集手帳で、上杉宝物館に展示されている直江兼継公の兜の前立に触れている。概要を紹介する。

編集手帳
 戦国武将がかぶった兜の前面には飾りがついている。前立という。

 先月、米沢市で風変わりな前立を見た。上杉神社の宝物殿に上杉の家老で名将として名高い直江兼継の兜が飾られていた。前立にはおとなの手のひらほどの大きさで、金色の漢字が一文字「愛」と描かれている。仏教の愛染明王から採った愛の字であると説明にあったが、現代人には近代西欧が色濃く匂うからだろう。戦国の武将が血なまぐさい戦陣に用いた武具との奇妙な取り合せは展示物のなかで異彩を放っていた。自衛隊のイラク派遣問題を考えるたびその兜が浮かんでくる。

 イラクがテロリストの巣になって泣くのはイラクの人々であり、新たなる9.11が地球上に産み落とすテロ犠牲者の家族だろう。無数の涙を見ないための支援である。派遣される自衛隊員一人一人がかぶる兜の前立は「威」とも「利」とも違う。直江の選んだ一字をおいてあるまい。

 イラクは安全か?野党は問う。安全地帯を一瞬にして修羅場に変えるのがテロというものだ。先々まで見通して安全を約束できる人はいない。約束出来る土地でもない。自衛隊が復興を手伝う理由である。兜の緒を固く結ぶしかない。

 直江公の名はかならずしも全国的に見れば著名ではない。米沢市の有志が直江公をNHKの大河ドラマで取り上げてもらおうという運動を起こしている。いくら視聴率を気にする放送界でも、いつまでも「忠臣蔵」や「秀吉」だけでもあるまい。隠れた人材の発掘や小さな偉業を讃えるような時代感覚をもってもらいたいものだ。

 来年のドラマは新選組だから、隣街の会津が観光客を迎える準備に懸命で不況脱出に賭けている。その理由とは? 幕末に幕府の命を受け京都守護職についた会津と清川八郎率いる幕府浪人組の京都守備隊のうち、東征する浪人組から別れて警備に残った集団が新選組だ。したがって会津は新選組とともに京都の警備にあたり薩長軍と戦ってきた。不幸にして戊辰戦争に破れたが、会津・天寧寺にはいまも新選組局長近藤勇の墓があるという具合だから、新選組イコール会津だという捉え方をして市民あげてハリキッテいる。

選挙陣営の兜も「愛」の前立で

 米沢市長選も終盤戦で後がない。冷えきった選挙戦に各陣営とも疑心暗鬼で疲れ切っているらしい。何事もファイト!! 最後に笑うのは、今、活を入れた陣営だ。

選挙よもやま話

kage

2003/11/28 (Fri)

 ある選挙好きな男「おらいの自宅で座談会計画してやったら、ペケにしやがった市役所野郎ツ!」激怒し一転して候補者の悪口三昧いって回っているとか。

 ある市会議員「床屋さ行って、背広着て出掛けたのにオレの弁士予定がたったの一ヶ所だけだと。やってらんねえよ」と、ポヤクこと。
(補足・議員は他人の選挙会場で自分をPRするという欲望がある)

 「推薦議員の数の多さで選挙が出来ないよ」とは選挙経験者の声だ。

 議員は配下を動かさないのが自分の陣営を守る鉄則。パホーマンスだけの議員が多いだけだよ。自分が動くとまず金がかかるじゃないか。金も貰わないで動けないからさ。他議員の票数をアテにして票読みするのは候補者の自由だよ。勝手にするがいいさ」

 高橋市政の亜流だとする評価の浸透で頭にきている大久保候補。

 市民懇談会の集会で、あきらかにサクラだとわかる女性を使って質問させ「私は高橋市長の継承者ではありません」とキッパリと断言したという。聴衆が笑って話していた。

 高橋院政の火の粉をモロに被ってはたまらないという陣営の作戦であるか、候補者の本音が出たか。市長の顔が見えないのは噂のせいか。

 大久保陣営 野村元候補の出馬断念で突然態度がデカクなった大久保侯補陣営にいささか亀裂が入った期間があって、今頃になって陣営の引き締めに大わらわだとの噂もある。

 風向きが変わり「いい風が吹いてきた」とは斎藤陣営。事務所に年配者がきて「大久保を市長にしない方法はないか」と相談。可愛そうなのは大久保候補でゴザイ。本人が望んで立候補したわけじゃねえのに、市長の不人気をモロに被ってゴザル。しかし「市長と似てあんたも頑固だよ、主張は激しく、人の話を聞かないところはそっくりだ」は市職員の話。

 市長の院政は嫌だが、安部では議会答弁もアヤウイ。投票する人がいないから、斎藤に入れるか。巾のない選挙だよ。とは巷の本音か。

 選挙で振るわいをみせるのが土建屋主導型。不景気風に吹かれて業界の締め付けが緩い。無償での動員はお断わりの風情。選挙にまで不景気風が吹き荒れている。

 ある業者会合の席上の話「ブッたまげたよ。集まったみんながみんなだよ。投票はだれにする。おれは高橋亜流に飽きたから安部三十郎にしようと思ってる」と話を切り出して驚いた。その場にいた全員が高橋亜流を毛嫌いして三十郎だったという。

 有権者約7万人の米沢市。投票率70%とみて、当選が24,500票各候補者の勝手な票読み風景がアチコチではじまった。あなたの読みは?

産業廃棄物処理場新設で起きる年末騒動

kage

2003/11/28 (Fri)

 森崎興業(金子剛三社長)がヤナ沢地区に新設しようとしている廃棄物処理場をめぐって住民の反対運動が盛り上がっている。過日の説明会では住民の激しい反対で中断しているが、市長選挙が不利になると読んだ大久保陣営からの要請が出たものだとの噂がひとり歩きしている。森崎興行の社長は荘内銀行の仲立ちで金子建設の社長が就任したもので、高橋市長との癒着が噂されているご本人だ。癒着の疑惑は市民の中にことのほか浸透していることから市長選に悪影響が出過ぎるとの判断からだ。すでにヤナ沢地区では反対運動が出ていて、社長の金子建設のつながりから市長選挙に影響が出そうな構えだ。

 いずれにしても年末には処理場をめぐって紛争が起きる気配だ。

米沢市長選挙こぼればなし

kage

2003/11/27 (Thu)

 今朝の米沢新聞一面記事・三候補者のアンケートを読んでいた男の感想

 「最高に旨い食物の問いに対して、ナスの唐揚げや子供が作ったチャーハン、何を食っても最高においしいだけじゃ答えになってない。器量が狭すぎるよ。嘘でもいいから上海で食べた「生きた猿の脳味噌」だとか、ロシヤで食った「キャビア丼」ぐらいのこと言ってくれないとユーモア精神が泣くぜ。

 同席していた男「市民サービスのために市長が率先して窓口業務をやる必要がどこにあるのだ。窓口業務は市長のやる仕事ではない。市長は細かい仕事にアクセクせずデンと構えて米沢市百年の大計を策定するだけでいい。仕事に対する認識がズレているよ。トップの資質に欠けるのではないか」

 「米沢市の文化エリアはなにも新しく出来た伝国の杜だけかよ。町の中心商店街にある化物屋敷内の「市民ギャラリー」に他人を案内できないぜ。せめてアプローチだけでも整備してくれよ。年間4000万円弱の市費を使っているのだぜ」とそばにいる男。

 候補者自慢の伝国の杜博物館、年間に要する費用は約3億5千万円十2億8千万の借金返済額。それに比して入場料・ホール使用料を含めて年間4千万弱だという。

 福祉と文化は金食い虫だというがそれにしても費用対効果は薄すぎないか。

あと二日!市長選のゆくえ

kage

2003/11/27 (Thu)

 安部陣営、再編成の素人集団ながら草の根選挙と後藤源・武田誠らの自民党県議らの野村元候補いじめの結果、有権者からの猛烈な反発票となって優位に展開しているようだ。

 加えて野村後援者の票がもらえるとあって3度目の正直に燃えている。

 一方、大久保陣営 太田建設から動員がかかったと苦笑する設備屋の話「安泰ムードが一転して緊張ムードに変わってきた。所詮、選挙も知らない市職員の古もの達が仕切ってきた事務所だ。公務員反発の時世に顔を出してくる愚かものどもだ。一体どうなることやらさっぱり読めない選挙だな。新聞記者の見方は五分と五分というが」

 有権者は冷えているが、必ずしも大久保候補とはならないようすに、乾杯の後のツケが陣営にただよっている。

 斎藤陣営 選対委員長がこの春、市会議員選挙で落選した斎藤伍一だけに、落選の辛さを痛いほど熟知している。だから負けない選挙を如何に指南できるかだ。票の出方によっては今後の期待もできよう。惜しむらくは高橋市長による安部票の分断策に乗った立候補だの噂が相当有権者に広がっているマイナス面があることだろう。

 いずれ後2日間の選挙選である。悔いのない戦いをしてほしいものだ。勝って兜の緒を締め、まず謙虚に市長の座につくことだ。トップの哲学は「みんなの為になるか、どうか」に基準をおいた市政を心がけることだ。少なくとも一部の建築土建業のためだけの市政に偏ってはならない。

 善戦むなしく志し通りの結果が出なくとも、恥じることは一切ないのだ。米沢市長たらんとした勇気と情熱は評価されるものだから。

市長候補者に問う

kage

2003/11/26 (Wed)

 各候補者ともに欠けている点は財政論に対する認識である。

 政府は地方交付税を一兆円規模で削減することを決定している。米沢市の場合、歳入のほとんどが市職員の給与で消費されている現状から、事業に回せる資金がないということになる。それでなくとも市民の要求は多種多様である。資金の枯渇した市町村のこれからの新規事業は出来なくなるということだ。

 一般論になるが、家計がピンチになれば亭主の小遣いの順からカットされていく。

 簡単なことだ。不況であえぐ実情から、第一に市職員の給与を削減することだ。地方公務員の給与は国家公務員の給与と地方の平均給与を勘案して決めることになっている。

 公務員の首切整理は出来ないが、給与を決めるのは首長の役目だ。

 選挙に影響がでるのを恐れてどの候補者も給与削減を叫ばない。地方自治体の生きる道は公務員の給与削減にしかない。市民のだれもが承知している現実論だ。

 「私が当選したら、市民の負託に答えるため第一に市職員の給与を見直し、削減に努力し事業資金を生み出す。第二はすべての無駄を省くために全市民一丸となった協力態勢をお願いする。米沢市の経済を建て直すために私は鬼になる。そのために嫌われるならばそれこそ男子の本望だ」こんな候補者がほしいものだ。

大久保陣営、議員にカンパ要請 (公職選挙法違反行為)

kage

2003/11/26 (Wed)

 揺るぎない本命の大久保陣営には、市職員が仕切っていていつもの選挙好きが敬遠して近づかないきらいがあるようだ。
 ある市会議員はこぼす「毎日のようにファックスで事務所に顔を出せとか、あげくの果てに1口千円以上のカンパを要請してくる。同じ選挙区で議員にカンパを求めるのは公職選挙法違反だ。そんな選挙のイロハもわからない市職OBが烏合して、米沢市の百年をどう考えのことだろう。横綱相撲らしくもない」

町の顔役大いに怒る

kage

2003/11/26 (Wed)

 大久保候補の細君がある町の顔役の家に、選挙協力を依頼に訪問したところ、ケンもホロロに玄関払いされたことが町の話題となっている。
 「あんたの亭主殿は豊富な行政経験をひけらかしてござるが、今、米沢市に必要なのは行政経験でなく強力な政治感覚だ。行政経験などナンセンス。高橋幸翁の院政に手をかすほどアホじゃないし、まだモウロクしてない」とピシャリ。

奇っ怪な噂浮上 米沢市長選挙

kage

2003/11/25 (Tue)

 現在熱戦中の米沢市長選挙をめぐって、選挙通の間では奇っ怪な噂が取り沙汰されている。噂の出所がともに三陣営から出ていることから、あながち的外れな流言輩語と片づけられないところに噂の根っこがあるようだ。

 噂の中身は、大久保陣営の完全勝利のため、安部侯補の票を分散させようと策したのが 斎藤侯補を擁立するという謀略説だった。むろん擁立に介在したのは少なくない金だった ろう。前回の市長選挙で泡沫候補といわれた井熊候補を擁立し安部票の拡散を策した高橋 陣営の例が囁かれているから根のない戦術ではないようだ。当選を目的に泡沫候補を擁立するなどの戦術は自民党が使う選挙戦術だから決してめずらしいことではない。

 立候補を嫌がる大久保を無理矢理擁立した高橋幸翁にしてみれば、大久保の当選より己の面子の方がよほど大事だったに違いない。だから、大久保が承諾する条件として、高橋が呑んだ大久保の条件は「私は選挙のために一円の金も出さない」だった。したがって高橋にすればどんな汚い戦術であろうと大久保市政を実現する必要があったのだ。それが 高橋院政構築の譲れないステップなのであろう。以上が選挙通らの大方の見方のようだ。

 火のないところに煙は立たぬとは古諺だ。前回落選した井熊候補の場合、事後処理の早さに疑惑が集中した。あまりにも落選後の支払いがスムーズに過ぎたという。俄然、金の出所に選挙通の眼が集中し話題が沸騰したのは4年前のことだ。

 斎藤侯補は8年間にわたり、安部陣営の参謀格として、安部とともに米沢市の改革を叫んでいた人物だ。別にトラブルがあったとも聞かない。同士が戦えば票が分散するのは自 明の理だ。そんなリスクを熟知した二人の間にクサピを打ち込むだけの魔性を持つのは金 であったか、それとも己れの野望であるか。「政治は一寸先は闇の中」だという。が、政治が闇なのでなく、金のもつ魔性や己れの野望に魂を売り飛ばす人物の心の闇が政治を曇らせてきたのだ。

 今、わが故郷では救いようのないドロドロした市長選挙が展開している。有権者の預かり知らない裏側で。

しらけムードの市長選はじまる

kage

2003/11/22 (Sat)

 春の地方選挙から衆議院選挙まで、市民の感心事はもっぱら晩秋行われる米沢市長選挙に注目が集まっていた。ところが市長選告示後の今になっても市民の選挙熱は冷えきっているようだ。

 ある選挙通は分析して「本命の野村が倒れ、大久保陣営は完全勝利だと勝利の乾杯を挙げるという大逸れたことをやっている。事務所を仕切っているのは大半が市役所のOB達だ。在職中に選挙運動を禁じられていた反動からか、それとも毎日の退屈さからか連日事務所に押し掛けている」

 常に労働の厳しさを味わっていない市職員達が、この暗黒の不況時代を的碓に捉え米沢市の将来図が描けるとでも思っているのだろうか。「強い米沢・やさしい米沢」のロゴは浜田広介のカッパライロゴでしかない。懸案の市町村合併を前にして「強い米沢」などのロゴは使うべきではない。米沢市との合併問題が二度にわたって拒否された理由の中には、ひとかけらの謙虚さもない米沢市の態度に反発があると見る。いつまでも大老上杉の亡霊を引きずっているのだ。時代は天正でもなければ幕末でもない。列記とした国際時代だ。この認識を踏まえた市長でなければ適格者とはいえまい。

 またある事情通は「青年会議所が主催した候補者三人を呼んでの会合はナンセンスだ。少なくとも候補者に市長候補として抱負を語らせるべきだった。あれではしらけムードに輪をかけるようなものだ。いやしくも米沢市のトップを自認する人達だ。激論を戦わすべきであり見掛けだけのお立波主義だけでは、もはや青年会議所に期待するものはない」

 ある業者は「市長選挙は会社の命運を賭けるようなものだ。吉池時代は黒金建設が受注率をあげ天下をとった。かわって高橋時代は金子建設と太田建設の天下で受注高を見れば一目瞭然。その太田建設が高橋邸を請け負ったんだ。当然、疑惑を生むよな。高橋の場合、最初はコンテツ・武田誠陣営の終盤離反によって落選しているが、落選後の事後処理を見ると後援会などは根なし草同様全く機能せずポスターの支払いすらたらい回し。倒産した永井印刷の社長が生前に不満をプチまけるように語っていたものだ。落選によって苦慮するのは市中業者と応援建設業者だ。指名から外される場合もある。反対に勝組は「オレの働きだッ!」とばかり流行のオレ、オレ、コールが最高潮に高まり論功行賞の叩き合いとなるという具合さ。どちらにしても他の市民はカヤの外だよ。まだ日本の選挙なんて形だけのもので、所詮、選挙には庶民が期待するような正義はないのさ」

 一般に投票率が一向に上がらないのは、その辺りを本能的に嗅ぎとっているからに違いない。

 さて、大久保陣営――推薦者には米沢市を代表する政治家・政治屋さんの名をズラリと羅列、戦わずして完全勝利の態勢のようだ。が、候補者には一票の実績もなく他人の基礎票田だけが頼りの選挙。

 一方、安部陣営には大久保にはない基礎票二万票がある。加えて三度目の挑戦だけに8年間の草の根運動実績がある。二万票は彼の信任票でなく高橋市政の批判票だとする向きもある。ならば引退後も院政を敷くという噂が流布している以上、高橋批判票は増大するのではあるまいか。加えて、野村支持票の行方を考えると大久保完勝は微妙になってくる。せめて自民党県議らの陰険な野村潰しがなければ雰囲気は変わっていただろうが、野村支持票は少なくとも大久保陣営に反発を感じて素直な投票とはならないだろうから、ヒョッとすると此の選挙ヒョッとする公算が強い要素を含んでいるようだ。安部候補には政治・行政経験がないところから有権者には不安感が残っている。安部候補がいかにして有権者の不安を取り除くかが勝敗の要となろう。

 斎藤陣営の取組みをみると、候補者自身は東京大学卒という申し分のない学歴の持ち主だけに自己顕示力が強いという評判が邪魔し、加えて米沢出身でないところから有権者になじみが少ないのがマイナス要素にはなるだろう。しかし、思い切り改革しなければ立ち行かない米沢市の現状からして彼のような人物の台頭は歓迎するべきだ。ただ、米沢の風土として先の見えない改革を望むであろうか。 所詮、米沢市はド田舎であり、思考力もド田舎的で改革には臆病で保守的な遺伝子が根ずいているから、何世代か経た後でなければ彼のいう改革に納得する市民性ではないようだ。したがって苦戦は免れまい。現実の選挙戦は土下座して「一票を下さいッ!」と懇願する形態であって、その形態が選たち本質だと信じている前時代的な殻から抜け出せないでいる有権者たちである。そんな有権者と選挙の実態に懲りずに主張を続けてもらいたい。米沢の選挙は「勝てば官軍」的、なんでもありの土着の選挙地帯だ。聡明な頭脳で地方都市のあるべき改革案を堂々と主張して欲しいものだ。

市職員が特定候補のビラを配布!

kage

2003/11/06 (Thu)

 公務員の選挙活動はわが国では禁止行為とされている。したがって多くの公務員は「公務員なので選挙活動が禁じられているので」と体よく選挙運動員に水をさしてきた。

 ところが、10月29日、市職組合長が全面に立って米沢市役所内で職員を相手に選挙運動を行っていたことが判明したのだ。補佐以上は組合員でなく管理職であることから、それらを対象に社民党候補斎藤昌助候補のチラシ・社民党支持カードに交えて、民主党近藤洋介候補のチラシを配布して回った。これは選挙違反行為だとして米沢警察署に届けられたが、はたして警察署は動くのであろうか。市民は冷ややかに警察の出方を見つめている。

米沢市議会圧雪車の取得議決

kage

2003/11/06 (Thu)

 西吾妻スキー場(小泉博瑛社長)に貸与するため圧雪車一台を購入するための議案を議決した。反対議員鈴木議員の反対理由は、2千50万円の取得車に3千万円の予算を計上するのは、あまりにも事前調査が不適当だとして担当職員の不勉強さを指摘したものだ。

議員の不勉強さには目にあまるものが巷間で囁かれているところだが、西吾妻スキー場経営不振に陥った場合だれがその責任をとるのだろうか。スキーブームが去り、スキー場での華やかなカップルの誕生などが期待できない現在よほどの企画力がないと、またゾロ税金が負担することになる。赤字を黒字だと粉飾して早速役員報酬を支給するというヤワな経営感覚の役員たちである。今冬の雪のシーズンを市民一人々々が見つめる必要がある。税金が無駄に使われないためにも。

恥を知らない二枚舌候補

kage

2003/11/06 (Thu)

 選挙戦もあと3日、有権者の感心は全くない。候補者の公約を聞いていると、明日にでも暮らしが豊かになるような結構ずくめの公約である。選挙の度に騙され続けてきた有権者にとっては「またか」と候補者の二枚舌に慣れてきた感がある。ゆえに無関心なのだ。大衆に迎合されやすい日本人は幾度失敗しても、また失敗を繰り返している。

 日露戦争で大勝して、日本が益々発展すると軍人、政治家、庶民ともに浮かれきっていた頃、夏目漱石は「三四郎」の中で「滅びるね」と書いた。

 太平洋戦争において、日本の敗色が濃くなっていた18年秋、駐日フランス大使だったポール・クローデルは「私が滅亡することを欲しない一つの国民がいる。それは日本人だ。彼らは貧乏だが、しかし彼らは高貴だ」と詩人のヴァレリーに語っている。しかし、豊かさに慣れて精神が脂肪ぶくれしてしまった現代の日本人に「高貴」の片鱗を見いだすのは困難だ。

 教育の基本すら怠っている日本の現状をみるにつけ、漱石にならって小さな声で「滅びるね」とつぶやく人たちが増えているのではないか。

選挙に勝つためには何でもありか

kage

2003/11/06 (Thu)

昨年度の市会議員選挙に当選した議員の祝勝会が某温泉地で開かれたのは本年二月のことだ。私も招かれて出席してみて驚いた。当選した御仁は正面床の間に座らされ型通りの謝辞を述べた。すると間髪を入れず「当選した議員はさておいて、これから市長選に立候補する大久保さんの激励会にしぼって会を進めたい」―――これが選挙の実態かと半ばあきれながら、冷め切った膳に箸を運びながら事の成り行きを見つめてきた。己が目立つためのお世辞まがいの大演説会が延々とつづく。
 同席していてたまらなかったのは、肝心の祝勝会の主人公の態度だった。多少、不快な顔をみせたが候補予定者の大久保氏に酌をして楽しく談笑していることだった。
 武士道では彼らの非礼さに抜刀して、主催者に腹を切らせたはずだ。地域の祝勝会にかぎらず場所もわきまえない地域の小ボスどもが選挙になると息を吹き返すのだ。やはり「滅びる」のだろうか。