2017 11 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2018 01

12月定例会から ④[どうなるナセバゾーン]

kage

2017/12/13 (Wed)

12月定例会から ④[どうなるナセバゾーン]

 二市議の題目「中心市街地活性化について」の質問は、「ナセバゾーン」に終始している。今後この手の質問の題目は内容に沿って「ナセバゾーン」のようなものにしてもらいたい。

 ところで小生の関心事は「ナセバゾーン」に旧平和通り商店街が設置したアーケードにある。かつての繁華街も今では「歯抜け通り」「櫛歯通り」と黄昏行く商店街は組合も解散し、今にも倒壊しそうなアーケードの責任者は不在となった。
 今議会でこのアーケードを危険視し、市の対応を糾す議員が居なかったのは如何か?

 当局は、オープンからナセバへはン十万人の入場者が有ったとマスターペーションしているが、ナセバのオープンで、ン十万人のまちの広場利用者や、ドーナツ屋への6.4万人、大沼の市民ギャラリーへのン万人が少なくなり、更に夜の社交場の「魚民」もこのたび閉鎖し、黄昏度は増すばかりだ。
 目的は、このゾーンの「活性化」にあって、ナセバの入場者数では無い。費用対効果を公表すべきだし、糾すべきであろう。

 また、9月定例会で揉めた「鍛冶川油汚染問題」がどうなったのか糾した議員が誰一人居なかったのはどうした事だ。
 市民の不安を「請願」という法的手段で議会採択したのに、3ヶ月経った現在でも「何もしないのが最大の美徳」を決め込む市職員に、議員団も「もう済んだ事」と無関心とは情けない。

 民間企業なら「結果が全て」である。議員団も「請願の結果」を含め、予算執行後の結果を当局に糾すべきであろう。

 最近はネット掲載が早くなった事から、議場に足を運ばなくても議会の内容が分かり、重宝している。しかし一般質問は質問のための質問に終始し、田舎芝居の感は拭えない。
【この項完】

12月定例会から ③[どうなるポポロビル]

kage

2017/12/12 (Tue)

12月定例会から ③[どうなるポポロビル]

 「まちの広場」を壊し、ポポロビル跡地に再現するというのは、市民との約束事であった。中川市政は「広場の機能は、西條天満公園で補っている。」を理由にそれを反故にした。

②それは「違うだろ~!」
 そもそも『「ナセバ」・「まちの広場」・「西條天満公園」の相乗効果をもって賑わいを取り戻す。』と言うのが当局説明であり、市民との約束事であった筈だ。
 しかし、「まちの広場」が無くなり、それまでの農業祭りやY1グランプリなどの大型催しは出来なくなり、活性化どころか疲弊化に拍車がかかった。
 又、「西條天満公園」は使い勝手が悪いのか利用度は低く、「お金をあげるから使ってください」と補助金を出してようやく使ってもらっているのが現状だし、上杉神社を訪れる観光客がナセバ界隈に回遊するという当局構想など妄想の類いで、市民からは「西條無人公園」と揶揄されている。
 この狭い公園で、これまでの大型催事が出来るかといえば、物理的に無理なことは誰でも判る。それを「西條天満公園で補っている。」などと詭弁を弄せず、職員の能力不足を素直に認め、『「ポポロ跡地に「まちの広場」を造る市民との約束は守れませんでした。』と当局は謝罪すべきで、いつものように「もう済んだ事」と、市議団が結果を追求しなければ、無責任市職員による無駄な公金支出が続くであろう。 

③それは「違うだろ~!」、ポポロ側(民間)で市街地活性化を考えているというのは。
 市がポポロビル跡地を購入する約束を反故にして、その後の活性化対策を質された中川市長は、「ポポロビル側で活性化に協力すると言っている」と人頼みの無策ぶりを披露した。当然、市議は「市が構想を打ち立て、民間に協力をお願いするのが筋だ」と食い下がった。
 すると中川市長は「やれる事とやれない事があり、やれる事から進めている」と答弁し、ナセバ南側の一方通行道路の解除を交渉していると、努力の一端を披露した。

 市議の「市が構想を打ち立て、民間に協力をお願いするのが筋だ」は正論で、中川市長の答弁は「行政の無策」としか言いようが無い。
 一方通行の解除がどれほど、まちなか活性化に寄与するものか?通り抜けが便利になるだけではないか。この策でナセバ界隈が活性化するとはとても思えないが。
【続く】

12月定例会から ②[どうなるポポロビル]

kage

2017/12/11 (Mon)

12月定例会から ②[どうなるポポロビル]

市がポポロビル跡地を購入する「覚書」を、白紙撤回したことは既に報じたが、その後の市対応に市議から質問があった。
 それに対して中川市政は、①市庁舎と市立病院の建設で余裕が無い。②失われたまちの広場の機能は、西條天満公園で補っている。③ポポロ側で市街地活性化を考えている。との回答であった。

①は「違うだろ~!」「お金が無い」は理由にならない。
建設債グラフ
 左のグラフは、図書館建設や天満神社への資金投下に「将来の私経済は大丈夫か?」に対する市民不安へ「このように建設債が激減するので心配ない」と説明した当局資料である。
 市民からは「これは将来に亘り、何もやらない場合のグラフだ!」・「老朽化した建物を建て替える数値が載っていない!」・「老朽化した建物はどうするのだ!」と矢継ぎ早の質問が相次いだ。
 答えに窮した当局は、「5分間休憩を入れ、引き続き説明会を延長します」と説明したが、5分後に「安部市長がお帰りになったので、これで説明会を終わります」とのたまった。
 これには怒り心頭の市民が担当者に「安部市長を呼べ!!」と詰め寄ったが、強引に説明会を終了し、逃げるように会場を去って行った。
 この時の責任者が、今定例議会に出席している我妻企画調整部長である。彼は当時課長であったが、安部三十郎市長のポチとしての論功行賞か、部長に昇進した。
 
 市議も上記の経緯は承知しているはずだ。
 ナセバ建設前には「資金的に心配ない」と説明し、建設後には「資金が無い」とは市民を愚弄するにも程がある。
 そこで、米沢市議会基本条例には「第11条 議会は、市長等の事務の執行について、監視する責務を有する。」とある訳だから、市民を騙して安部元市長の髭の塵を払い、昇進した我妻部長に責任を問うべきであるが、行政のポチと心違いをしている市議団であるから「ぬるま湯」の質疑応答が続き、小生の鬱憤は募るばかりだ。
【続く】
 

12月定例会から ①

kage

2017/12/10 (Sun)

12月定例会から ①

 12月定例市議会は6日~8日の一般質問が終わった。奇しくも、同じテーマの質問が行われた。
■海老名悟市議
1 中心市街地活性化について
(1)旧ポポロビルに関する覚書白紙化の経緯について
(2)旧ポポロビルに対する今後の対応について
(3)中心市街地の現状認識と将来ビジョンについて
■相田克平市議
1 中心市街地活性化について
(1)「ナセBA」整備の効果をどう捉えているか。
(2)今後の取り組みをどう考えているか。
(3)公民連携による活性化のために必要なことは何か。

中心市街地

 二市議の質問と、行政の回答には「違うだろ~!」と叫びたくなる。
 質疑応答は「ナセバ」と「大沼デパート」界隈に限定してのやりとりだが、「中心市街地」とは、図に示す如く、東は米沢駅から西は上杉神社までの広大な地域である。テーマが「中心市街地活性化について」であるなら、先ず広義に、米沢市が目指す「まちづくり」という青写真をしめし、狭義に「ナセバ界隈の活性化」を議論すべきであろう。

 数年前「まちの広場を壊しての図書館建設反対運動」が起こった。計画を強引に進めようとする、当時の安部市長とそれを強力にバックアップする企画調整部総合政策課の山口部長と我妻課長に、小生は「ナセバ建設後の当該地の青写真を示せ」と迫った。
 すると、山口部長は「先ず第一歩を踏み出すことが肝要だ。それがナセバの建設だ」との回答をしたので、小生は「その第一歩が、崖っぷちからの一歩なら、谷に転げ落ちるだろう」と食い下がった。
 当局は、小生の質問に答えること無く、①ポポロ跡地に「まちの広場」を復元し、②西條天満公園とナセバとの相乗効果で賑わいを創出すると説明した。
【続く】
 

 

冬の風物詩[イルミネーション]

kage

2017/12/09 (Sat)

冬の風物詩[イルミネーション]

 16世紀のはじめ、ドイツでクリスマスツリー(もみの木)にロウソクを飾ったのが始まりと言われ、日本では1905年(明治38年)の新聞には「例年になくイルミネーションが花やか」との記事が載ったとか。
 一般的には昭和56年に、観光の足がけにならないかとヨーロッパのイルミネーションをヒントに、約1千個の電球を大通り公園に電飾した札幌市が始まりと言われている。
 当時は光源に豆電球やムギ球が使われていたが、球切れや消費電力が多く、発熱の心配もあり、近年はLEDによるイルミネーションがほとんどとのことだ。

 最近ではイルミネーションは冬の風物詩といえるほど定着し、毎年各地で開催されつづけている。
 東北では仙台市の青葉通が有名だが、米沢市でも小規模ながら冬になると市役所広場に飾られて市民の目を楽しませている。

 先頃小野川に向かって矢来の踏切を過ぎ、一ノ坂手前で美しいイルミネーションが目に入ってきた。一般住宅に飾り付けされたものだが、なかなかの出来映えに、これだけの飾り付けは、費用も半端ではなかろうとゲスな考えが浮かんだが、金銭的損得を度外視し、自分だけで無く、多くの市民を楽しませてくれる奇特な方と、しばし車を止めて見入ってしまった。

DPP_1007_20171208233837955.jpg

尚山氏に感謝!!「藩校サミット」

kage

2017/12/08 (Fri)

尚山氏に感謝!!「藩校サミット」

 鷹山公入部250年の「藩校サミット」のご提案に感謝申し上げる。
 会津若松市は、さまざまな戊辰戦争150年の記念行事を企画し、今年から実行しているが、本市での動きは極めて不活発である。

 小生は、Ⅰ.戊辰戦争150年に向けて、①関屋(新潟県)にある色部長門顕彰碑墓前祭②米沢から見た戊辰戦争タイトルの講演会③米沢市北村公園にある雲井龍雄の討薩檄(とうさつのげき)記念碑前で碑前際④東北大教授を招き雲井龍雄に関する講演会。
 Ⅱ.直江兼続400回忌に向けて、①兼続と親交のあった石田三成と関係の深い大谷吉継の末裔を招聘しての講演会②直江会との共同企画、等々を計画して他団体と折衝中である。

 さて、再来年が鷹山公入部250年ということで、小生が計画しているのは『「師弟の椿」の普及』である。
 「師弟の椿」とはあまり知られてはいないが、鷹山公が細井平洲を師としてお迎えした普門院庭に、「恩師の椿」がある。これは細井平洲手植えの「雪椿」として今も立派な枝振りを誇っている。
 この椿は細井平洲手植えと言うだけ無く、「八重の寒椿」として全国的に珍しく「新種の登録が可能」と、米沢市遠山の方が新潟大学と合同研究中との事である。

 普門院の平洲椿を剪定した時、米沢市遠山の方が選定した小枝を挿し木したところ、多数根付きそうとのこと。普門院住職がこれを「師弟の椿」と名付け、遠山の方は有志に頒布する考えがお有りなので、小生が所属する「米沢御堀端史跡保存会」が中心となり、鷹山公入部250年の記念として『「師弟の椿」の普及』を計画している。

 尚山氏ご提案の「藩校サミット」も素晴らしい企画なので、諸団体に働きかけ、何らかの結果を出したいと願って行動を起こすつもり。

 色々企画する中で、いつも思うことは「行政の不作為(あえて行動しないこと)」である。「何もしないことが最大の美徳」とする風潮は、安部市長から中川市長になって、さらに磨きがかかったようだ。
 
 

控訴手続きの完了

kage

2017/12/07 (Thu)

控訴手続きの完了

 ナセバの工事代金は契約金額に約3千万円追加されて支払われたが、支払われた理由は、①豪雪、②職人不足、があったとのことだ。

 小生らは追加金額に、一審で以下のように違法性を訴えた。
①に対し、10月~11月に完成する予定の1階工事が、12月以降の豪雪により翌年3月まで伸びたので、完成予定後の豪雪は理由になり得ない。
②に対しては、同時期に4中工事があったが予定通り完成しているし、ナセバの公共工事以外に工期遅れの発生や、追加工事料は支払われていないことは、ナセバ工事受注者の責任である。
③工期遅れに支払う条件は、契約約款23条3項「発注者は、工期の延長が発注者の責めに帰すべき事由による場合においては請負代金額について必要と認められる変更を行う」とあることから、「降雪と人手不足は発注者(米沢市)に責任がないので、支払う必要は無い」と主張した。

 裁判の結果は「発注者の責めに帰すべき事由以外に、払ってはいけないとする規定はなく、双方が合意しての支払いなので違法ではない」と小生らの訴えを退けた。

 これには驚いた。これを商売に当てはめれば、1個千円で契約した商品を、1個1万円で仕入れしても、担当者間で合意すれば問題ないと言うことになる。
 社会一般でこのような場合には「会社に損害を与えた」として罪になるが、公務員は許されるのであろうか?

 法により、公金の支出は議決が必要と定められているが、「本市が、払う責任のない工事追加料を互いに合議したので支払う」と説明しての議決は無く、追加工事料を支払う根拠は、飽くまでも「豪雪と職人不足]にあった。と、すれば議決が行われない公金支出として、違法であることに紛れもないことから、仙台高等裁判所に控訴し、その手続きが本日先ほど完了した。

 法曹界には、江戸時代の「お上に逆らう不埒なやつ」との考えが今でも息づいているので、勝ち目は少ないが、「正義の裁判官」の居ることを信じての控訴である。

鶴岡市議会に刮目す!!

kage

2017/11/30 (Thu)

鶴岡市議会に刮目す!!

 鶴岡市の新文化会館は、当初予算が45億円のところ、完成時には97億円に膨れ上がった事に、①総工費は適正であったか、②議会の議決無くして5億円の公金支出は違法である、③雨漏れ・音漏れを知りながらこの事を隠蔽した。・・・等を、『地方自治法に基づく「百条委員会」を設置して調査する』との議決案を市議6名が29日に議長宛に提出した。

 鶴岡市の歴史に「百条委員会」の設置はこれまでに無かったが、果たして史上初の委員会が設置されるか興味津々である。しかし議会で諮られる前に議会運営委員会で検討されるので、大概はここで潰される。
 よしんば本会議で諮られたとしても、設置反対にまわる議員が過半数いて議案が通ることは希である。  

 米沢市でも数年前に、現在のナセバ建設に関わる「百条委員会」を設置する動きが有った。
 それは、建設予定地のポポロビル入居者が立ち退かないことから、当該地に建設することが不可能と判っているのに、「交渉が進んでいるので大丈夫」と議会に虚偽の説明を行い、ポポロ用地の調査料や設計料などを支払い無駄となった。
 この時点で、町田副市長は「ポポロビル跡地に建設は不可能」とビルオーナーに伝えている事などから、安部三十郎市長の責任を問うというものであったが、議会採決では1票差で否決された。
 
 議員とは、行政による公金の使い道が適正であるかを観察・調査する事が責務であるにも関わらず、行政のポチ、若しくは、市民の避難から行政を守る番犬と勘違いしている多くの米沢市議がいるように、鶴岡市でもスンナリと「百条委員会」の設置が実現するかは不透明だが、是非実現してもらいたい。

 当会は、6名の鶴岡市議にエールを送りたい。

 

森友問題と公文書毀棄罪

kage

2017/11/27 (Mon)

森友問題と公文書毀棄罪

 モリ・カケ隠しと揶揄された今回の衆議院選であったが、自民党の圧勝に終わった。その後、衆議院予算委員会の与野党の筆頭理事らが会談し、野党側は、森友学園をめぐる問題などの真相を解明すべきだとして、財務省で理財局長を務めていた国税庁長官らを参考人として招致するよう求めた。

 小生が強く関心を持ったのは、学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、会計検査院は22日、約8億円の値引きの根拠となったごみ撤去費について「十分な根拠が確認できない」とする報告書を国会に提出したことにある。

すなわち、8億円値引きに至る会議録が破棄され、政府側担当官は「記録が無い。記憶が無い」とノラリクラリと攻撃の矛先を躱(かわ)してきたが、会計検査院は根拠が無いことで「正当性が確認できない」と大幅な無駄遣いを指摘した。

 国・地方を問わず、公務員は自分に都合の悪い文書は隠蔽して住民を欺いてきたが、今回の会計検査院の判断は、現在東京都と大阪府で提訴されている公文書毀棄罪(刑法第258条)の裁判に大きな影響を与えるのでは?と期待されている。

 米沢市でも公文書毀棄罪(刑法第258条)に問われる問題がナセバの建築に於いて発生している。
 ナセバの一階工事は契約時、10月~11月であったが、12月に降雪が有ったことを理由に翌年の3月まで工期が伸び、3,000万円が追加工事料として支払われた。
 
 小生らは「11月完成の工事が、12月の降雪を理由に公金支出することは根拠が無い」と住民監査請求を行った。
 対応に苦慮する本市の会計監査員は、技術フォーラム(行政と市民の相談機関)に「工事遅れは請負業者の技術不足であるか?」を諮問した。
 すると、技術フォーラムは「技術的に難しい工事では無い」と回答したことにより、小生等の申し立ては棄却された。

 驚いたことに、技術フォーラムの答申書には技術的な表記は1行も無く、12月に降雪が有った資料の添付だけであったので、「監査委員と技術フォーラム間にどのような会話が交わされたか、会議録を求めた。
 当局は当初会議録の情報公開を承諾したが、後に「破棄により会議録は不存在」との回答を示した。
 この行為に『公文書を故意に破棄する事は「公文書毀棄罪(刑法第258条)」に抵触する』として、今年3月に本市の情報公開審査会へ諮った。

 その後、審査会の回答を待っているが未だに回答は無い。この審査会の会長は、羽生田 智氏であるが、氏は弁護士を生業としていることから、これだけ答申を遅らせることが不当であることは理解できると思うが、市民から行政を守るのが務めとでも勘違いしているものか再度の催促にも、梨の礫である。
 

頓珍漢[鍛冶川油汚染問題]

kage

2017/11/22 (Wed)

頓珍漢[鍛冶川油汚染問題]

 昨年11月来、鍛冶川に油汚染問題が発生し、将来、井戸水に影響が及ぶことを心配する住民は、連名で中川市長宛に「①ボーリング調査を行い、油汚染の発生源を特定する事。②油の残量を調査し、将来井戸水に影響を与えないか調査する事」を要望書として提出した。

 しかし中川市長の職員への指導力に不安を感じる住民は、更に議会宛てに要望書の内容と同じ請願を行い、採択された。

 請願とは、国民が直接行政に行動を求める手段として、法で定めている以上、議会で請願が採択されれば、行政は市民の要望に応えるのが道理と思えるが、『行政は必ず請願内容を実行しなければならない』とする条項がないため、当局職員は公務員の金科玉条である『遅れず、休まず、働かず』を励行することに必死である。

 請願採択後、約2ヶ月になるが請願の内容については何も行っていない。ところが、請願とは関係の無い地下水検査に公金を投入し「飲み水に影響は無い」などとマスコミにアナウンスする頓珍漢(とんちんかん)ぶりを発揮している。
 それだけでは無い。21日付け米沢新聞によると、米沢市は「地下水技術検討会」を設置し、今後の対応を検討するのだという。

 再度述べるが、請願内容は「汚染源特定と、油残量調査」なので、手段としては、廃業した染色屋の地下タンク付近をボーリングし、土壌に油汚染が有れば場所は特定できるし、タンクの残油量を調査すれば事が足りるのではないか。

 その後に、倒産廃業した会社に「環境政策の国際経済的側面に関する指導原則」で勧告された「汚染者負担原則(PPP)」をどのように適用するかを協議し、汚染者が経済的困難から汚染防止費用を支払うことができない場合の補助金について検討するというのが筋ではないか。

 何故、「地下水技術検討会」などと訳の分からない検討会を作り、公金を投入しなければならないものか?  正に頓珍漢行政ではないか。

どうなるポポロビル[覚書の白紙撤回]

kage

2017/11/20 (Mon)

どうなるポポロビル[覚書の白紙撤回]

 安部三十郎元市長の「図書館で中心市街地を活性化する」とする妄想は、ナセバ開館後も物議を醸し出している。

 当初、図書館建設はポポロビル跡地に計画されたが、テナントが退去しないことから、急遽、現存する「まちの広場」を壊して図書館を建設し、テナント退去後に再度ポポロビル跡地に「まちの広場」を建設することをアナウンスし、その証として市は地権者と覚書を交わした。【下の画像左を参照】
 この覚書に対し、過日中川市長と地権者間で「白紙撤回」を承諾した記事が11/18の米沢新聞で報じられた。

 白紙撤回の理由に「①市庁舎・市立病院・統合中学校への対応②まちの広場に代わる西條天満公園がある」ことをあげているが、これら①②はナセバ建設前の市民への説明会で「資金面で大丈夫か?」と経済面を心配する市民質問に「建設債が激減するので心配ない」と答えてきた当局であり、「今更何をいわんや」と言いたい。
 ここは安部失政を容認してきた当局及び市議団に責任があるので、白紙撤回後の新たな中心市街地活性化への取り組みを示す説明責任がある。

 現在のポポロビルの景観は下の写真の如くである。実質オーナーのS氏は「中心市街地活性化に協力する」と明言していたので、先ずはポポロビルに対して、中心市街地の美化に協力を求めるべきではないか。
 このような景観が続くのであれば「お化け屋敷と恐怖のアーケードの中心市街地」との不名誉な事象として、全国に米沢の名を馳せるのではなかろうか。

DPP_1006_20171120210505978.jpg DPP_1007.jpg DPP_1008.jpg
 

尚山氏へ[商店街アーケード]

kage

2017/11/19 (Sun)

尚山氏へ[商店街アーケード]

 図書館をもって中心市街地の活性化を図るとした「アベノミス」は、事前に予想されたとおり、平和通り商店街の活性化に寄与するどころか”シャッター通り”から”歯抜け通り”と化し、御指摘のアーケードは写真の状態である。

DPP_1004.jpg DPP_1003.jpg DPP_1005.jpg



 平和通り商店街のアーケードは築後50年近く経過している事から老朽化が著しく、2012/1/15午前11.45には大沼デパート玄関前のアーケードが積雪1.2mの重さに耐えきれず倒壊した。その後は倒壊した部分を解体し、取り除いただけで他は修理補強を行っていない。

 このようにアーケードが危険な状態であるので、対策を市の観光課に問い合わせると「商店街組合が設置した物であり、市は関与しない」との回答を得た。
 今やシャッター通りと化した「うらぶれ」の平和通り商店街組合では補強や建替えを行うパワーも無いだろうから、市が対策を講ずるべきと思うが、「西條天満公園」が、”訪れる人のいない無人公園”と揶揄されることを嫌い、「西條天満公園でのイベントには補助金を出します」と、市民の安全・安心より優先して人集めに公金を支出し、「アベノミス」の失政を隠すの事に躍起の当局である。

 栗子の無料高速道路は冬期間、雪による障害が少なくなったことから、平和通り商店街を訪れる県外客が増えると予想されるが、今年も積雪によるアーケード倒壊の危険は続くので、犠牲者が出ないことを祈り、市民はアーケードに近づかないように気をつけることを進言する。

多くの市民が「図書館建設は中心市街地の活性化に寄与しない」と反対したにも関わらず、市民の声を無視して安部三十郎市長の図書館建設に賛成票を投じた市議団に、平和通り商店街の現況に対する意見を聞きたいものだ。

気になる市長挨拶

kage

2017/11/14 (Tue)

気になる市長挨拶

 過日、中川市長はある会合で「来年(平成30年)は上杉鷹山公入部250年に当たるので、色々な企画を考えている」と挨拶した。

 来年が「上杉鷹山公入部250年」であることは、数ヶ月前に市観光課から聞いていたので、確認の為文化課に問い合わせると「間違いない」との説明を受けた。
 ところが一ヶ月ほど前に「上杉鷹山公入部250年は来年ではなく、再来年(平成31年)の間違いでした」との連絡を両課より受けている。

 ここで疑問が湧くわけだが、「上杉鷹山公入部250年は再来年」との連絡が小生にはあったのに、市長には無かったのであろうか?
 市長は、連絡があったが勘違いしている、というより、連絡が無かったのではなかろうか。

 市長、社長に限らず、トップが全てを陣頭指揮しているのではなく、担当部署が実務を進める訳だが、民間企業の場合なら「上司への報告」は徹底し、社長が周年事業を取り違えて公の場で話すことは、まず考えられない。 

 中川市政は今月で二年を経過するわけだが、その間に「市長と現場職員の温度差」を感じるのは今回ばかりでない。
 市立病院の件も、今回市長は「順調に経過している」と挨拶したが、小生には「三友堂との不協和音」が聞こえていて、「市長の知らない土俵で物事が進展しているのでは」との思いを抱く。

 市立病院建て替えも、市庁舎建替えも、市民に内容の伝わってこない「検討委員会」主導で進められ、事業は市民の総意ではない方向に向かうのでは、と懸念する。


 

高齢者様へ[ナセバの床の件]

kage

2017/11/13 (Mon)

高齢者様へ[ナセバの床の件]

 貴殿ご指摘の、ナセバの床に亀裂が入ったことを建築課に糾したところ「南側入り口は確かに亀裂が認められるので請負業者に補修を指示した」「他は亀裂とは言えないので様子を見る」との回答を得た。

 ナセバは約30億円も投じた施設であり、一般市民なら超豪邸に値するものだ。一年ほどの使用でこのような症状が現れたら「無償で補修せよ」と業者に迫るのが社会通念であろうが、市職員は請負業者に対しては殊の外寛容である。

 ナセバの工期遅延でも、契約では10月完成予定の一階工事が「12月に雪が降ったので翌年3月まで一階工事の完成が遅れました。3,000万円を上乗せして支払ってください」と言われると、「はい承知しました」と考えられないような大盤振る舞いである。

 このように市職員が業者に甘いのは「所詮他人の金」との意識が働くからであろうが、その他にも次の事情が考えられる。

 公共工事は市の担当者が仕様を定めて業者に発注するが、この場合に担当者の手落ちで積算漏れがあったとする。この場合には追加工事料が発生するわけだが、担当者は責任を問われることを避けるため「追加工事、又は次回発注工事で穴埋めするから内密に」と業者と掛け合い、これを「市と業者の信頼関係」と嘯く(うそぶく=とぼけて知らんぷり)のである。
 
 このような市職員と業者の癒着は議会がチェックすべきであるが、「市民の苦情から、市職員を守るのが議員の務めと」錯覚している議員団であるから、「もう済んだこと」と行動を起こすことは無い。

 9月議会で採決された「請願」は未だに何の進展も無い。すなわち「重油漏れが将来、市民生活に影響を与えないか調査してくれ」との要望内容であるが、「現在市民生活に影響なし」との当局説明へ議員団は沈黙を決めている。
 市民の声である「請願」に応えない市政に、12月定例会でどのような対応をする議員団であるか刮目したい。

大正ロマン

kage

2017/11/11 (Sat)

大正ロマン

 昭和の高度成長期には、多くの日本的建造物は、いわゆるビルと言われるコンクリート製の洋風建物に作り替えられた。温泉街でも競って大きなホテルが建てられ、多くの団体客を収容して活況を呈した時期もあった。
 反面、その波に乗れなかったか、乗らなかったか分からないが、旧態依然の建物で営業を続けてきた旅館もある。

 NHK連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことで一躍脚光を浴び、当地の旅館「藤屋」の女将をつとめた藤ジニー(現在は離婚してアメリカへ帰国)がCMに出演するなど、全国的にその名を知られることになった尾花沢市の銀山温泉は、銀山川の両岸に大正から昭和初期にかけて建築の旅館が立ち並び、大正ロマン漂うこの光景は、多くの観光客を惹きつける。

 銀山温泉の名前は聞いていたが、実際に行ったことが無かったので、横手市の帰りに訪れた。驚いたのは、「大正ロマン貸衣裳」をまとった多くの若者が散策していることにあり、ガス灯風の街灯、大正ロマン漂う旅館群と若者の出で立ちは、古きものに癒やしとやすらぎを覚える小生であった。

銀山1 銀山2

孫太郎
 人は誰しも、古きものに出会ったとき、少なからず「癒やし」と「やすらぎ」を覚えるのではなかろうか。米沢市でも赤芝の新藤氏は「古民家・孫太郎」をオープンしたので、そのうち訪ねたいと思っている。

 栗子の高速道が開通したことを手放しで喜んでいないで、これまでとは違う切り口の観光事業に取り組むことが肝要ではないか。










金山町のこと

kage

2017/11/09 (Thu)

金山町のこと

 11/4に栗子の高速道路開通とは逆に横手市に向かったことは前述したが、途中、金山町を訪れた。
 金山町は、山形県北東部にある町で、金山杉と、白壁を用いた「美しく古びる」を目指した金山型住宅、農業用水路には錦鯉を放流するなど、景観施策に意欲的な町として複数の町並みコンクールにおいて受賞実績がある。

金山3 金山2

 この町並みを語る前に「岸宏一氏」に触れたい。
 金山町出身の岸氏は早大政経学部卒後、1967年に金山町議に初当選。その後、71年に同町長選に立候補して当選すると、82年に全国の地方自治体で初めて情報公開条例を制定し、83年度には『街並み(景観)づくり100年運動』を「新金山町基本構想」の基幹プロジェクトとして位置付けし、98年まで連続7期町長を務めた。
 98年に金山町長を辞職し、参院選に山形選挙区から自民党公認で出馬、初当選し、2016年の政界引退まで3期連続当選する。02年第1次小泉改造内閣で総務大臣政務官、第1次安倍改造内閣で厚生労働副大臣を務めた。

 岸氏がすすめた1983年制定の『街並み(景観)づくり100年運動』とは、100年をかけて自然(風景)と調和した美しい街並みをつくっていこうというものであり、あわせて林業等の地場産業の振興や人と自然の共生を図るというものだ。
 この100年運動の実現のために、86年3月に「金山町街並み景観条例」を制定し、「街並み形成基準」とともに、街並みの基本となる「金山住宅」の基準と、金山住宅を建てた場合の助成制度を定めた。(平成25年4月「金山町の風景と調和した街並み景観条例」に改正)

 街並み(景観)づくり構想から34年経過した金山町を訪れ、懐かしいたたずまいの家並みや風景を目にすると、ホッと心は癒やされる。午前8時という事もあり、我々以外の訪問者はいないと思ったが、宮城ナンバーの乗用車が前を走っていた。

 100年後を見え据えた岸氏の町長としての先見の妙に敬服し、我が米沢市歴代首長の粒の細さに気落ちする金山町並観賞だった。

 11/4は奇しくも、「岸宏一氏(77歳)」の告別式の日で、故人を偲び大変な参列者であったという。ご冥福を祈る。

東北中央自動車道の開通

kage

2017/11/08 (Wed)

東北中央自動車道の開通

 東北中央自動車道は、福島県相馬市を起点に福島市、米沢市、山形市、新庄市を経由し、秋田県横手市で秋田自動車道に接続する全長約268 kmの高速道路である。その一部分の「米沢北IC~福島大笹生IC」間が今月4日に開通した。
 これまでの米沢・福島間の栗子峠は、冬期積雪により年に何度か通行止めが発生したが、新しい道路は雪の難所がトンネルになっているので、その心配は無くなったようだ。

 吉村県知事を始め中川市長は、高速道の開通に大きな期待を寄せるコメントを発し、経済活動の活性化に希望を膨らませているが、小生はややもすると当市が呼び込む経済活動を上回る経済活動の流出も懸念され、数年後に相馬・横手間が全線開通となったとき、米沢市は単なる通過都市として、高速道路の恩恵を受けないのではとの考えがよぎる。
 そうならないためには、開通後に経済活性化のための戦略を、県・市ともに示してくれれば安堵するが、今のところ具体策は見えていない点にある。

 民間企業なら高速道開通を機に具体的な戦略を立て、自の利を考えるであろうが、働かなくとも給料の100%が保証されている職員は「民間が具体策を提示すれば、予算化を考える」と上から目線で、自ら戦略を練ろうとの意識は無いようだ。

 小生は、米沢北IC~福島大笹生IC開通の11/4には、逆方向の横手市に出かけた。目的は横手市の「ふるさと村」で開催されている「逸品明治工芸の至宝展」を観たかったからである。
 千円の入場料を支払い見学した。内容は期待以上で、長距離をかけて出向いた効が有ったと大満足であったが、反面、関東方面より無料の高速道路を経て米沢に来る魅力は何だろうかと考えると、投稿の尚山氏や伊達の居残り氏が指摘するように心許ない。

 米沢北IC~福島大笹生IC開通を手放しで喜んでいないで、これを機に市・商工会議所・観光協会・民間で構成する「中央高速道開通戦略会議」を進言したい。

 

高齢者様へ

kage

2017/11/01 (Wed)

高齢者様へ

 ご指摘の亀裂発生のナセバ床と階段を見に行くと写真のように僅か1年経過した約30億円の施設にしてはお粗末だ。

 早速、建築課の職員に糾すと「管理の委託先である上杉財団からの連絡は無い。早速調査する」との事であったので、報告あり次第このブログに載せる予定。
 もし、これが自宅の新築工事なら、当然施工主にクレームを付けるであろうが、建築費は「所詮他人の金」との認識から「我関せず」の態度を貫くのが当市職員の性(さが)である。【ワンクリックで写真拡大】

DPP_2.jpg DPP_3.jpg DPP_4.jpg DPP_5.jpg

IMG_2934.jpg 公共事業に関して担当職員がノーテンキなのは当市だけではない。鶴岡市の96億円も掛けた「鶴岡市新文化会館」も、市民からは「仕上がりがお粗末すぎる」・「新築なのに雨漏れ発生」と大ブーイングなので見学に行ってみたが、完成したはずなのに、閉館で内部を見ることはできなかった。

 写真のように建物全体は奇抜にして目を引くが、カーブの多い屋根の仕上がりは工事難からか曲線は歪み、雨漏れ発生は「さもありなん」と思われる。
 又、外壁の仕上がりは、よく作業小屋に使用される角波トタンのようで、「安普請」の印象は免れない。大方の市民が評するように96億円にしてはお粗末の評は当然と思えた。

そして誰もいなくなった!!

kage

2017/11/01 (Wed)

そして誰もいなくなった!!

 アガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」は長編推理小説のタイトルである。
 これは、交通手段が絶たれた孤島に於いて、そこにいた10名全員が次々に殺害され、ついに島には誰もいなくなる内容だが、今回はそれとは別に10/31をもってテナントが誰もいなくなる「ポポロビル」の話である。

 当市繁栄の極み「平和通り商店街」であったが、大型店が郊外に進出したことから、近年はシャッター通り・歯抜けの商店街と化した。
 そこに位置し、老朽化した「ポポロビル」は、取り壊して更地での販売も検討されたが、アスベストが使用されていることから、解体費が更地の販売価格を上回ることも懸念され、ポポロビル側より安部市長へ寄付の話が持ち込まれた。

 「まちなかに図書館建設」を公約に掲げた安部市長は、この寄付話に食いついた。しかし、議会で「無償贈与」は承認されず「更地での購入」となったことから、ポポロビルはテナント(賃借人)に対して契約打ち切りの通知を行い、ビル解体を計画した。
 
 ところが、ポポロビルのテナント(賃借人)である「魚民」(モンテローザ)はこれに応じないことから、法廷闘争となった。
 そこで建設を焦る安部市政は、「現存するまちの広場を取り壊し、裁判決着後にポポロビル跡地をまちの広場にするのが最小の費用である」と市民を騙し、「まちの広場」に現在の「NASEBA」建設を強行した。

IMG_3008.jpg 「魚民」が退去に応じなかったのは、ポポロビルと安部市長の態度に対する「腹いせ」であることが裁判記録から読み取れる。
 それは、あれほど退去を拒んだ「魚民」が、「NASEBA」オープンから、わずか1年後に退去した今回の行動からも、「魚民」はこの場所への魅力で退去を拒んだのではなく、ポポロビル側と安部市長の「初期交渉の稚拙」が推察できる。

 「図書館で商店街が繁栄する」は安部市長の妄想であり、妄想であることを理解するポポロビルオーナーであるから、ビルを建替える行動は今後も起こさないであろう。

 安部三十郎元市長の平和通り商店街繁栄のシンボル「NASEBA」の逆読みが「安部さん」であるように、「そして誰もいなくなったポポロビル」と「歯抜けの平和通り商店街」は、安部市長が唱えた「繁栄」の真逆である「衰退」のシンボルとして後世に残るのではなかろうか。

←10/31退去に備えて看板を撤去する「魚民」








奇っ怪な噂[市立病院]

kage

2017/10/31 (Tue)

奇っ怪な噂[市立病院]

 米沢市立病院の建て替えは「地域医療連携推進法人制度」に則り、嘉山孝正山形大医学部参与を委員長に、米沢市・三友堂病院間で話し合いが進められ、11月中には双方合意の上、12月定例会に諮られる運びと聞いていたが、ここに来て「交渉は決裂した模様」との情報が当会に入った。早速、市の総務課・議会事務局に問い合わせたところ、「10/25の委員会でも、その件の報告は無かった」とのこと。

 小生は市立病院のあり方が「地域医療連携推進法人制度」に則ることには反対論者である。
 異なる企業体が合併して成功するのは「吸収合併」で、「対等合併」の場合でも、いずれ強い経営体質の企業が主導権を握るのが世の習いである。
 
 この法案に早々と名乗りを上げた諸自治体も、「メリットが無い」と撤退する例が多いなか、酒田の日本海病院は意欲を見せている。
 それは核となる日本海病院の経営内容が充実し、「吸収合併」のような「連携」が可能であるからである。
 しかし、本市の連携は両者とも相手を吸収するには力不足で、いわば「ドングリの背比べ」・「一寸法師の背比べ」・「目くそ鼻くそ」・「同じ穴の狢」の類いであり、日本海病院を立ち上げた栗谷義樹氏のような賢者はいない。

 小生は本市の持ち出しが少ない病院の建設として、県立・国立病院、日赤病院、徳州会等の招致を検討すべきと思っている。
 今回の情報がガセネタでない事を祈り、もし三友堂病院との連携がご破算となった場合には、これらの案を検討してもらいたい。

 須賀川市の国立病院と長岡市の日赤病院の写真を掲載するが、日赤病院の無いのは、宮崎・奈良と我が山形県だけである。
須賀川 長岡日赤