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胡散臭い二名の市議③

kage

2018/11/14 (Wed)

胡散臭い二名の市議③

 6ヶ月後には市議選がある事から、議員によるパフォーマンスが活発化している。
 米沢市議会基本条例の「第2条(4) 議会主催の議会報告会を開催し、討議内容及び議決事件の説明をするとともに、市政全般に関する課題について市民と意見交換を行うこと。」を受けて、往年地区ごとの説明会を行ってきたが、最近は ①地区に出向かないで役所で行う。②テーマを絞り市民の意見を聞く。方式に変更した。
 
 これは地区ごとに行う議会報告会の場合に比し、議員の労力が少なく、参加市民も少なくて対応が楽という手抜きと見るが、問題は ②テーマを絞り市民の意見を聞く。と変更した点にある。
 条例では「市政全般に関する課題について市民と意見交換を行うこと。」とあることから、市政全般でない特定課題のみの意見交換会は条例違反とみるがどうだろうか。

 以前に行われていた各地区に出向く意見交換会での諸議員は、市民の多種多様な意見や質問に的確に対応出来ず、勉強不足と能力不足を露呈したものだ。
 第1回の議会報告会はナセバ建設で揉めている時期であり、それに関する質問に「報告会なので、報告するだけで質問は受け付けない」と堤郁夫市議が発したことから『条例には「意見交換を行う」と有るではないか!!』と会場は騒然となった経緯がある。
 又、市民団体が書簡にて一新会会長の島軒純一市議に意見交換会を申し入れた際には、返答が無いので電話で問い合わせると「ネット上に申し込み用紙がある。それに従って改めて申し入れよ」と居丈高であった。
 漸く市民と議員団との意見交換間が開かれ、小生が「市立病院は年間いくらの赤字を出しているか、又その原因は何と考えるか?」と質すと、答える議員が居なかったため「次の質問に移ります」と言った途端に「質問を繰り返すのなら、この会は打ち切る」と海老名悟市議が発し、「意見交換会は質問の場ではない」と言ったのが鳥海隆太市議であった。

 議会では、事前に議員が質問内容を通達し、当局がそれに答えるシステムが一般化しているが、これを片山鳥取県前知事は「ほとんどの自治体の議会で八百長と学芸会をやっている」と揶揄し、「議会の議論はぶっつけ本番で緊張感と中身のあるものであるべき」との意見を述べている。
 当然の論旨で、是には議員には多岐に亘る勉強と、能力が要求されるが、米沢市議団が「事前通告無き市民の質問には答えない」とする態度は「何もしなくても議員報酬は100%」との甘えが有るのではないか。

 請願採択後に請願内容にそぐわない当局の対応に「調査してくれ!」との市民の声である「陳情」を無視し、「議会報告会・意見交換会を開催し、市民の意見を直に聞きます」とは・・・
 請願は法に定められた市民の権利である。それを無視する議員団が「市民の意見を直に聞きます」とは鼻白む。

 この所の議員団によるパフォーマンスに惑わされることなく、「年報酬約700万円を24名に支払う」に値するか否かを刮目して貰いたい。

胡散臭い二名の市議②

kage

2018/11/12 (Mon)

胡散臭い二名の市議②

シティプロモーションは1990年に和歌山市が最初に使ったとされているが、ここに来て自治体のブームとなっており、シティプロモーション・シンドローム(症候群)ともいえる状態だ。
 言葉を直訳すれば、シティ=都市・市、プロモーション=消費者の購買意欲を喚起するための活動となるが、一般には、「地域の魅力を内外に発信し、その地域へヒト・モノ・カネを呼び込み地域経済を活性化させる活動」と概ね定義されている。具体的には、
①自治体の認知度を高める
②定住人口を獲得し、移出人口を制す
③交流人口の増加
④既存住民が地元に愛着心を持つ
⑤企業誘致
等が目的に上げられている。

 島軒純一市議と中村圭介市議の提言もこの線に沿ったものと思うが、2市議の提言があった同日の2日に、中川勝市長は『次の米沢へ「挑戦と創造」の出発式』をアルカディアで開催し、「米沢ブランド宣言」を行っている。
 この「米沢ブランド宣言」の内容もシティプロモーションと似たり寄ったりで、シティプロモーションの①~⑤等は、これまで盛んに言われてきた事で、特に目新しい発想では無い。
 提言者の2市議は、横文字やカタカナ文字を使うと「格好いい」とか、「俺は市議活動をしているぞ」と選挙前に市民にアピールしたいのだろうが、米沢市議会基本条例の制定と実行の経過を見れば、単なるパフォーマンスにしか映らない。
 新たな条例制定を提言する前に、自ら定めた「米沢市議会基本条例」を遵守している市議であるかを、胸に手を当てて考えるのが先決だ。

 ネットでシティプロモーションの成功例を調べても、「ゆるキャラ」「ご当地グルメ」「田舎ぐらし」等が上げられているが、これらはシティプロモーションでなければ実現出来ない事柄ではない。
 シティプロモーションとは、これまで自治体がやってきた事や、これからやる米沢ブランド事業等を十把一絡げ(ジッパヒトカラゲ)にしたようなものと解釈し、あえて担当課を新設する必要は無いと考えるが如何か。
【続く】

胡散臭い二名の市議

kage

2018/11/09 (Fri)

胡散臭い二名の市議

【米澤新聞11/3より】
 トップ記事に”ブランド推進の担当課設置を”と題し、『2日午後、島軒純一市議と中村圭介市議が中川勝市長を訪れ、「市のイメージ向上、魅力の創造と発進による交流・定住人口の増加を図るべく”米沢市シティプロモーション条例”を制定すべき」と提言した』との掲載があった。

 国会の一番重要な仕事は法律の制定であり、市議会では条例の制定に当たる。今般、島軒・中村市議が中川市長に「シティプロモーション条例の制定」を提言したことは、一見すれば市議としての責務を遂行する賞賛すべき行為のようだが、果たしてどうであろうか?

 米沢市の条例制定は、平成6年に「情報公開条例」、次は18年経過後の平成24年に「米沢市議会基本条例」が制定された。
 久々の条例制定に関心を示す市民団体は、条例作成の委員会(市議数名と市民代表二名)に対し、「集会を開くので、米沢市議会基本条例の制定過程と内容を説明願いたい」旨の書簡を郵送した。
 市議からは「条例は制定され、委員会は解散したので欠席する」との返答で全員欠席、市民代表は「当局に相談したら欠席するようにとの教示があった」として欠席であった。

 何故、条例制定の委員は全員欠席したのであろうか? 小生思うに①他自治体が制定している。流行なので米沢市でも制定しよう。②他自治体の条文をコピペして作成しよう。③コピペは出来たが、漢字が読めないので内容は理解出来ない。④内容が理解出来ないので説明は出来ない。等の理由により欠席せざるを得なかったのではないか。
 現に、現在でも「米沢市議会基本条例」の条項は殆ど守られていない。

 それでは島軒純一市議と中村圭介市議が提言する「米沢市シティプロモーション条例」とは如何なるものだあろうか?
【続く】

無名の投稿氏へ

kage

2018/11/08 (Thu)

無名の投稿氏へ

 当ブログの”市議会だよりを検考(9月定例会)④”へコメントが有ったので答えたい。

 昨年9月の請願提出時には高橋壽市議が反対論を述べ、他メンバーからは発言が無かった事に「発言しないのは請願の内容を理解しているから・・・」と本会は解釈した。
 しかし今回は、同じく高橋壽市議以外に他メンバーの発言が無かった事に「陳情の内容を理解できないから・・・」と記述した。
 このブログ記述に「矛盾し、自分に都合の良い解釈」との指摘があった。
◆解釈の違いについて。
 昨年9月の請願内容は、
1.鍛冶川油膜の発生源を特定する調査。
2.発生源の油残留量。
3.残留油が将来市民生活に影響を与えるか否かの調査。 
であり、誰が見ても理解出来、敢えて質問するに至らない内容ではないか。よって「理解しているので発言は無かった」と解釈した。

 しかるに、今般の陳情は6項目と多岐にわたり、内容も入り組んでいる。海老名悟市議がトンチンカンな意見を述べた如く、低能なる市議では一読しただけでは理解が出来ず、無言だったと解釈したのである。

 又、「鬼の会様は現市長や一新会は擁護される。なぜでしょうか?」とあるが、当ブログで現市長や一新会を擁護したとは如何なる記述部分か、日付けと内容を提示願いたい。

 当会は市長や職員・議員の行動を観察し、当ブログで是々非々(一定の立場にとらわれず、良いことを良いとして賛成し、悪いことは悪いとして反対すること)の評価をしてきた。但し職業・プロとしての行為はやって当たり前なので是の記述は少ない。
 それに比べれば、市長や職員・議員の非の部分は多く、自然と批判的な記述が主流となるのは否めない。

※コメントを投稿するに無名とはいただけない。せめてニックネームぐらいは欲しいものだ。

市議会だよりを検考(9月定例会)④

kage

2018/11/07 (Wed)

市議会だよりを検考(9月定例会)④

【民生常任委員会を検考する】
 今般、佐久間氏は、米沢市議会基本条例第5条-4”議会は、請願及び陳情を市民による政策の提案と位置づけるとともに、その審査等においては、提出者の意見を聴く機会を設けるものとする。”に則り陳情を行った。

 陳情に対し、米沢市議会基本条例により、議員には以下の責務が課せられている。
◇第3条(2) 市政全般に関する課題について、市民の意見、要望を的確に把握すること。
◇第5条 議会は、市民に対し積極的に情報を発信し、情報の共有を図るとともに、説明責任を十分に果たさなければならない。
◇第12条 議会は、言論の場であることを十分に認識し、議員間の自由な討議を中心に運営されなければならない。

 これらの条例に照らし合わせれば、
1.高橋壽市議の「紹介議員に相談しろ」との意見は何を根拠に発したものか? 請願採択後の当局による不作為に対し、請願紹介議員が担当する等の定めはない。
 請願採択は議会によるものであり、当局の不作為は議会が糾すのが道理である。

2.高橋壽市議の「紹介議員に相談しろ」発言は陳情内容とは関係のない事であり、こんな愚問に延々と時間を割く事を容認した相田克平議長の低能振りは糾弾されて当然である。

3.高橋壽市議の「陳情内容がよく分からない」とは情けない。分からなければ条例第3条(2)に則り、理解する努力をすべきだが、この程度の事が理解出来ないのであれば、専門医への相談が必要ではないか。

4.陳情に対し、高橋壽市議以外の市議からの質疑はなかった。陳情の内容を本当に理解して質疑を行わなかったのではなく、高橋壽市議同様「陳情内容がよく分からない」を原因とするものと思われ、条例第3条(2)及び、第12条に抵触する行為ではないか。

5.海老名悟市議の「地下水技術検討会が検討しているので、陳情は不採択」とは何を言っているのだ。
 陳情者の佐久間氏は「地下水技術検討会は請願内容とは関係ない行動にて、公金の無駄遣いが発生」を指摘し、当委員会は何を目標に行動しているのかと疑義を呈し、糾してくれと陳情しているのではないか。
 海老名悟市議は何故此の問題を避けようとするのか? 痛くない腹も探られようとする行為ではないか。
 
 かように米沢市議団は低能にして、市民の立場で行動する意思など皆無である事がお分かりと思う。

 民生常任委員会の前に、請願紹介者の中村圭介市議と相田克平委員長は、重油汚染地区の有力者に「陳情は地下水技術検討会に振って、幕引きにする」旨の報告を行ったとする情報がある。
 何故、請願内容の1.鍛冶川の油膜発生源を特定すること。2.油膜発生源にある残油が、将来市民生活に影響を及ぼすか否かを調査すること。から逃れようとするのであろうか?

 請願・陳情の内容を精査すれば、間違いなく環境生活課職員の眼を覆うような出鱈目振りが露呈される。そこで「議会は議案の追認機関」を自認する市議団であるから、行政当局を忖度して「議員は市民を無視し、当局を擁護する」とする行動に出たのではないか。

 来年は選挙の年である。訪問諸兄は、このような市議24名に約700万円の年収が妥当であるか真剣に考えて貰いたい。 
【この項終わり】

市議会だよりを検考(9月定例会)③

kage

2018/11/07 (Wed)

市議会だよりを検考(9月定例会)③

 佐久間氏の陳情は平成30年9月19日に、以下の民生常任委員会メンバーによって審議された。(youtubeにて閲覧可)
委員長 相田克平 副委員長 山田富佐子
 山村明 高橋壽 齋藤千惠子 海老名悟 我妻德雄

 常任委員会では、先ず陳情者の意見陳述が行われ、続いて高橋壽市議の「請願時の紹介議員に相談したか?」との内容の質問が延々と続いた。
 相田克平委員長が「ほかに御質疑御座いませんか?」・「議員間討議の希望ありますか?」と諮ったが応じる議員は皆無であった。
 続いて、海老名悟市議が「地下水技術検討会が検討しているから、今回の陳情を採択する必要がない」と陳述し、高橋壽市議は「陳述者の言っている内容が理解出来ない。請願紹介者と相談するべし」との意見を述べ、採決の結果賛成議員0で陳情は”不採択”となった。

 訪問諸兄は、前回の当会ブログで陳情内容を理解出来たと思うが、佐久間氏の陳情の要旨は、請願の要旨と同じく、1.鍛冶川の油膜発生源を特定すること。2.油膜発生源にある残油が、将来市民生活に影響を及ぼすか否かを調査すること。にある。

 請願が採択されたのは昨年の9月議会であり、その後地下水技術検討会によって請願内容が検討され、今も続いている。

 前ブログ掲載の陳情書では、1~4は発生源特定の調査に対する疑義、5.では請願とは関係ない井戸掘削の疑義、そして6.では、「原因特定が目標ではない」とする当検討会に「私の請願内容とは違う方向に会議が進められている」よって、議会にて「地下水技術検討は何を目標にしているか」を質してほしいとするものである。

 この程度の陳情内容を高橋壽市議は「よく分からない」と述べ、他市議もそのようで、米沢市議団の低能振りを露呈する民生常任委員会だった。
 次回は、これら市議の態度を検考したい。
【続く】

市議会だよりを検考(9月定例会)②

kage

2018/11/07 (Wed)

市議会だよりを検考(9月定例会)②

【陳情の要旨】
 昨年度の9月定例議会にて採択された私の請願内容は次の二点であります。
  1.鍛冶川の油膜発生源を特定すること。
  2.油膜発生源にある残油が、将来市民生活に影響を及ぼすか否かを調査すること。
 しかるに、1年が経過しようとしている現在、請願の内容は曲解され、請願の趣旨にそぐわない公金が使われていることは誠に遺憾な現況にあります。
 よって以下の疑問点を議会に於いて調査し、その報告を文書にて求めることを陳情するものです。

1. 私は、鍛冶川の油膜発生源を、平成5年に廃業した染色業者(C)の地下タンクの可能性が大であると指摘し、その地下タンク付近のボーリング調査を請願しました。しかし、当局は「(C)業者が使用していたのはC重油であり、鍛冶川へ流出している油分はA重油である」との理由で染色業者(C)を調査対象から外しました。
 ところが、染色業者(C)はC重油の使用が平成5年以降に禁止となることから、平成4年にはA重油に切り替えております。この事は染色業者(C)代表者の弟、M氏も当局に伝えていました。
 染色業者(C)が使用していたのはC重油であると限定した根拠は何ですか。

2. 昨年10月に私が指摘する地下タンク付近の掘削調査を土木課が提案しましたが、環境生活課はそれを断っています。断った理由とは何ですか。

3. 油流出の発生源を既に廃業している染色業者(A)と見立て、その付近を調査しましたが、染色業者(A)は消防署員立ち会いの上、適切に廃タンクの処理を行い、消防署に適切に処理した書類も存在します。加えて染色業者(A)の社長は「タンクは箱状コンクリートの中にあり、鍛冶川に流出する事は絶対にない」と当局に伝えているにも関わらず、染色業者(A)と見立てて調査した理由は何ですか。

4.現在、染色業者(C)のタンク入り口はコンクリートで覆われていますが、染色業者(C)代表の弟であるM氏は現在の地権者であり、その彼が「コンクリートを壊してのタンク内部調査に同意します」と言明しております。
 タンク内部調査を行わない理由は何ですか。

5. 油膜発生源と思われる場所から離れた場所に井戸を設置し、「油による影響を調査する」とのことですが、将来井戸水に影響が出ることを懸念して「油膜発生源の特定」を請願したものです。井戸を設置する行為は「油膜発生源の特定」には何の役にも立たないばかりか、井戸水に影響が現れたときには地下水利用が出来なくなります。よって①原因箇所の特定②残油処理の対策③地下水の調査観測、のプロセスによるべきです。
 ①②の行程を踏まずして、井戸の設置という無駄な公金支出を行う理由とは何ですか。

6. 地下水検討委員会の会議録によると、1~2回まで「原因特定」を目的としていた当該委員会が、3回目の会議録によると「原因特定が目標ではない」との委員発言から、私の請願内容とは違う方向に会議が進められることとなりました。
 それでは地下水検討委員会は何を目標にしているのですか。又、私の請願内容とは違う方向に会議を進めなければならない理由とは何ですか。

 私は、議会で採択された請願内容と、当局や委員会の請願への対応に齟齬を感じ、「米沢市議会基本条例」の条文の定めに基づき陳情するものです。
 議会は米沢市議会基本条例に則った調査を行い、適切なる報告を頂けるものと期待して陳情申し上げる次第であります。 以上

 この陳情が平成30年9月19日民生常任委員会で諮問されたが、耳を疑うような低レベルで、市民の権利を蹂躙するものである。
 次回、民生常任委員会の内容を載せるので、このような市議に約700万円の年報酬と、24名の定数が果たして妥当であるかを市民は真剣に考える時期にあると強く訴える。
【続く】

市議会だよりを検考(9月定例会)

kage

2018/11/06 (Tue)

市議会だよりを検考(9月定例会)

 市議会だより[Vol 152]裏表紙に、9月定例会に於いて陳情が不採択となった記事が掲載されているので、これを検考してみたい。

【陳情に至るまでの経過】
 平成28年11月の地震で、大量の重油が鍛冶川に流れ出た事から、市民の佐久間氏を代表に市民20数名の署名をもって、中川市長に下記内容の要望書を提出した。

[要望書]
 昨年11月22日早朝の福島県沖地震後、城北一丁目地内の鍛治川に重油の流出が確認され、県・市に対策を求めたところ、それなりの措置は施されましたが、未だに川面への流出が確認できる状況にあります。
 市当局の見解は、流出は健康被害を及ぼす程のものでは無い事を理由に静観するとのことですが、汚染被害は河川だけに限らず地下への浸透も想定されます。
 吾妻硫黄鉱山は廃坑後何十年経過した現在でも害を及ぼし、ユニオン電機がテトラクロロエチレンを地下へ廃棄したことから、地下水に害を及ぼすなどの例があるように、地下汚染は何年も市民生活に害を及ぼすことが懸念され、決して看過できるものではありません。
 さて、今般の油流出は、元丸山染色の地下タンクに重油が残留していて、地震によるタンク破損が原因と考えられます。その場合には河川への流出よりも地下への浸透の方が深刻な被害を起こす可能性が大であり、地下水を利用している市民・企業への影響は計り知れないものが有ります。
 よって、元丸山染色地下タンク脇の市道をボーリングを行い、地下汚染の程度が将来に影響を及ぼすものか否かの判断を求めたく、ここに住民の署名を添えて要望致します。
平成二九年八月吉日

 この要望書に何のアクションも起こさない中川市長であったため、業を煮やした佐久間氏は、市議会宛に陳情を行った。
 検討委員会では不採択となり驚いたが、しかし本会議では佐久間氏の主張が認められ、請願は採択となった。
 すると当局は第三者の専門家を加えた[地下水技術検討会]を立ち上げ、請願内容を移管した。

 この地下水技術検討会の進め方たるや「担当者の脳みそは何で出来ているか?」と疑いを持つほどの内容から、議会宛てに疑義を提示し、疑問点を明らかにするよう陳情を行ったものである。
【続く】

市議の報酬と定数について

kage

2018/11/01 (Thu)

市議の報酬と定数について
 
 米沢市議会は表題について、昨年までは「現状が妥当」との見解を示していたが、ここに来て議員の月額報酬を現行の44万5千円から42万円に減額し、政務活動費の現行月額2万3千円を3万円に増額する案を提示した。(月額1万8千円の減)
 中川市長は、此の議会案を”米沢市特別職報酬等審議会”(会長・吉野徹米沢商工会議所会頭)に諮問したところ、当該審議会は「妥当である」旨の答申を行った。その結果、議案は12月定例会で諮られ、来年5月から実施される見通しだ。

 市議の報酬と定数については、多くの市民が「どちらも削減すべし」との考えではなかろうか。
 今般”米沢市特別職報酬等審議会”に諮られたのは報酬のみであるが、報酬等と等が付いているので定数についても審議すべきと思うが、行政の御用審議会であろうから「御無理御尤も」(相手の言うことが無理とは思いながらも、争いをさけて従うこと)と抗う事など無理の無理。

 吉野徹会頭は何を基準に「報酬額は妥当」と答申したのであろうか?市議の報酬額が妥当か否かは”市議としての責務を全うしているか”を基準に判断すべきであるが、それが議論された形跡はない。

 市議の責務とは”条例の制定と、首長の行う行政を制御・監視する”であり、具体的には”米沢市議会基本条例”に明記されている。
 よって、審議会は此の条例に則って評価項目を制定し、市議の活動を精査すれば、「報酬月額45万円が妥当」などとの判断は行わないであろう。

 当ブログ訪問諸兄も、インターネットで”米沢市議会基本条例”と入力して条例の内容を把握し、現在の市議活動が月額45万円に値するものか評価願いたい。

 小生評価するに、現在の市議の働きぶりでは、報酬も定数も現行の半分でも多いと思っている。(次回その根拠を掲示する予定)   

ポポロを廻る奇々怪々!! ④

kage

2018/10/31 (Wed)

ポポロを廻る奇々怪々!! ④

 覚書をみると、ポポロ跡地の売買条件は”地権者に利益の生じない取引価格”と解される。当時の当局は「解体費用で市が購入する」と説明し、議会では建設部長が「解体費用は2億円相当」と答弁している。

 即ち市の買い取り価格は約7万円/坪と想定されていた。これはあづま会が天満神社界隈を地上げのために買い付けた7万5千円/坪、うどん市隣の取引価格6万5千円/坪と近似値であり、妥当な坪単価と考えられる。
 しかるに、将来市がポポロ跡地を求める事態となれば、覚書が破棄されたのであるから、市の天満神社界隈の買い取り価格16万円/坪をベースに価格設定が行われると想定される。

 それでは、将来市がポポロ跡地を求める事態が生じるか否かであるが、現在米沢商工会議所は中川市長に「ポポロ跡地を買い取り、そこに市役所の支所を設けよ」と進言している。
 中川市長の性格から「はい、分かりました。坪16万円で市が買い取ります」とは言わない公算が大であるが、海老名悟市議が市長となればその可能性は大と見る。
 何故なら、海老名市議は”あづま会”の買い取り価格7万5千円/坪の土地を、1か月後に市が坪16万円で買い取るシナリオの立役者であったからである。

 それに奇妙に思えるのは商工会議所の市への進言である。ポポロビル跡地に市役所支所を建設する事が市民の利益と考えるなら、何故新庁舎設計段階で「市役所支所を設ける事により、新市役所庁舎の簡素化を図るべし」と進言しなかったのか? ここに来ての進言に「裏があるのでは?」と勘ぐりたくなる。

 因みに、商工会議所の吉野徹会頭とポポロビルの実質オーナーは”刎頸の友”とも噂され、実際に平和通り駐車場跡を二人で約9万円/坪で購入した後、市は天満神社の土手法面(斜面)を16万円/坪で購入している。 かように、安部市政では特定の市民には極めて寛大な扱いを行っていた。

 来年の市長選で誰が選ばれるかは分からないが、現在出馬を噂される、どの候補者が市長になっても、本市の未来に希望が持てない小生である。
 

ポポロを廻る奇々怪々!! ③

kage

2018/10/30 (Tue)

ポポロを廻る奇々怪々!! ③

 市民のために機能している「まちの広場」を壊してのナセバ建設には、多くの市民が反対運動に立ち上がった。
 安部市政はこれに対し、「ポポロビルのテナント問題が解決したら、その跡地に”まちの広場”を造ります」と議会・市民にアナウンスして議決を得て建設されたのが、現在の”ナセバ”である。
 しかしながら、中川勝市長は世論に問う事無く、この市民・議会との約束を勝手に反故にして、後日議会に報告した。

 市民との約束を破った理由が、①西條天満公園が有るから広場は要らない。②市庁舎・市立病院の建替がある、とするものだ。

 余りにも市民を小馬鹿にする中川市長であり、それを容認するとはなんと能足りんな市議団ではないか。
 小生はこの事象に怒り心頭であるが、訪問諸兄も拱手傍観(こうしゅぼうかん=何もしないで、なりゆきにまかせたまま見物していることのたとえ)を決め込まず、一緒に考えて貰いたい。

①「西條天満公園が有るから広場は要らない」の不条理。
  そもそもの事の起こりは、「ポポロビル跡地に図書館を建設し、まちの広場との相乗効果を持って中心市街地活性化を図る」であり、西條天満公園は、「まちなか歴史公園として整備し、上杉神社等に訪れる観光客を中心市街地に誘導する」というものであった。

 これから分かるように、公園と広場とは使用目的が違うし、法的縛りも個別のものである。広場と公園を同一視するのであれば、「広場が有るのに同じ使用目的の無駄な公園を作った」と言うことになるではないか。
 よって議会は、無駄な公園を作った市職員の責任追及と、それを容認した議員団の猛省が必要なのに、海老名悟市議に倣(なら)い「もう終わった事」と涼しい顔である。

②「市庁舎・市立病院の建替がある」の不条理。
 まちの広場への図書館建設に反対運動華やかし頃、安部市政は17地区での説明会を開催した。その折り、「南部コミセン事件」が起こったのである。 
 16億円予定の図書館建設であったが、その後の予算増額に増額が続き、南部地区の説明会では「財政面で大丈夫か?」の質問が有り、これに対して当局は下図のグラフを示して、「このように建設債が減少するので何ら心配御座いません」旨の返答を行った。

 これに「これは何も建設を行わない場合のグラフだ」「市は老朽化した施設の建替を行わないのか?」の質問が続いた。
 すると司会者は「10分間休憩を頂き、その後に返答致します」と告げたが、驚いたことに10分後には「安部市長が帰られましたので閉会致します」とのたまった。
 是には会場騒然となり、「安部市長を連れ戻してこい」と、担当市職員を取り囲み、いまにも殴りかからんばかりの事態を招いたが、職員は這々(ほうほう)の体で会場を逃げ出した。

 このようにナセバ建設以前より、市立病院や市庁舎が老朽化し建て直しが必要であろうことは市民の認識であり、市当局も意識していたはずの事柄で、天変地変により急に市立病院や市庁舎が老朽化した訳ではない。ましては「安部市政時代より、財務内容が改善した」とアナウンスする中川市政であるから、急に財政が悪化した訳でもない。

 市立病院や市庁舎の建替に反対し、絶対にポポロビル跡地に広場を造れとは言わないが、議会制民主主義の市政運営とは、市民との約束を違(たが)えるには、市民に対しそれなりの丁寧な説明が必要ではないか。
 「公園が有るから広場は要らない」とか、「市立病院や市庁舎建替の必要が生じた」などの詭弁に対し、「契約を反故にしてポポロ側に訴えられないか?」などとトンチンカンな質問をする議員団は何を考えているのだ。
 「当事者の双方合意」が有れば、契約解除や更改に何の問題も無い事ぐらい常識ではないか。今般の市民無視の契約解除に、この程度の議論しか出来ない議員団に年700万円の報酬と議員数が果たして妥当であるか、市民は考える時期にある。
【続く】
17地区説明会資料

シュウ氏へ

kage

2018/10/25 (Thu)

シュウ氏へ

◆質問の「酒井彰ってそんなに市政に影響力あるのですか?」について。

 酒井氏の市政に対する影響力については分からないので一般論を述べたい。
 日本のトップ企業、トヨタ関連の豊田章男氏の言動は経済界に限らず、我が国の政治・行政にも大きな影響力があると思っている。
 米沢経済界に限って見れば、酒井氏はそのトップであることは大方の周知するところで、市政に対する影響力は豊田章男氏程ではないにしろ、あると考えるのが常套ではなかろうか。

◆質問の「市議会議員で酒井彰に小判鮫のように付いている議員」について。
 
 これ又、確たる情報を持ち合わせてはいないので、天満神社にまつわる経緯から察して貰いたい。

 社会福祉法人の松田元理事長は、平和通り商店街の駐車場と天満神社界隈に、まち中「あづま会」の施設建設を計画していた。
 歴痴の安部前市長が「天満神社は歴史的価値のあるもの」として購入を計画しているとの噂から、松田理事長は計画の有無を市に打診した。
 海老名悟市議がその答えを持って「あづま会」を訪れ「市には計画が御座いません」と答えたため、松田元理事長は土地の購入を進め、契約金を含め約5,000万円の出金を行った。
 しかし、この出金は正式な理事会承認を得ていない事が咎められ、松田氏は理事長の座を追われることとなり「嵌(は)められた」と側近に漏らしたという。

 その後「あづま会」は残りの土地を購入し、一ヶ月後に購入価格7.5万円/坪の土地を16万円/坪で市に売却した。
 
 海老名悟市議が誰のために、何故このような行動を取ったかは、聡明なシュウ氏であるから察しがつくと思っている。

ポポロを廻る奇々怪々!! ②

kage

2018/10/25 (Thu)

ポポロを廻る奇々怪々!! ②

 前回掲載の覚書条文中、以下に刮目願いたい。
1 甲は、中心市街地活性化事業としてビル用地を取得し、交流広場整備事業を行う。」
3 協力は、乙に利益が生じないことを基本とした土地等の取引により行うものとし、その内容は、甲、乙協議の上定める。

 上記1 の条文から、市はポポロビル跡地に「まちの広場」を造る計画であった事が理解出来る。 又、3 の条文には、ポポロ側に利益の生じない取引と明示されている。これは、以前に口頭で契約された「ビル解体費用で土地の売買」と考えられる。

 以上の条件を踏襲して現在のナセバが建設された訳であるから、市はこれを実行する責任がある。

【経過2】
①中川市長は市民には何の説明も無くポポロとの契約を破棄し、議会には、H29.11に「旧ポポロビル用地について」と題する書面をもって説明した。
 議員からは「契約破棄を行うに、相手から訴えられるような事はないか?」などの質問があったが「弁護士に相談して問題ない」と返答し、他に議員からの突っ込んだ質問は無かったという。

②今年になって、海老名悟市議は定例議会で「ポポロとの覚書を破棄したが、市として跡地活用をどのように考えているか」と中川市長に質すと、中川市長は「跡地活用は民間が考える事」との見解を示した。

 H29.11に議員に説明した「旧ポポロビル用地について」と称する文書を以下に掲載するので良く眼を通してほしい。
 次回は此の二通の公文書から、摩訶不思議を指摘し、深慮してみたい。
【続く】

契約破棄

ポポロを廻る奇々怪々!! ①

kage

2018/10/24 (Wed)

ポポロを廻る奇々怪々!! ①

 現在ポポロビルの解体が進んでいるが、この地所を廻っては余りにも摩訶不思議な事態が続いている。海老名悟元議長のように「もう済んだ事」と"臭い物には蓋"ではなく、改めて検証してみたい。

【経過1】
①ポポロビルオーナーから、安部元市長に対し「中心市街地活性化に役立つなら・・・」と当該ビル及び敷地無償譲渡の申し出があった。

②是を受けて、安部元市長は同地に図書館建設を議会に諮ったところ「ビルを壊して更地にしてもらい、その解体費用で市が購入する」案が採択され、此の条件で「市とビル側は口頭にて合意した」 

③ビル側はテナントに対して「現在の契約を最後に再契約は行わないので退去を求める」との内容証明郵便を発送した。

④内容証明郵便を受け取ったテナントの「魚民」オーナーは「内容証明郵便で通達するとは何事だ」と立腹し、退去しない事をオーナーに伝え、その事が市側に伝わった。

⑤魚民が退去しない噂から、小生は当時担当の我妻課長に噂の件を質すと「契約は単年度なので何ら問題はありません」と涼しい顔であった。
 しかるに、此の時点で「魚民」オーナーの立腹は相当なもので、市が求める期日までの退去は望めるものではなかったが、議会・市民には「交渉は進んでいる」との虚偽のアナウンスを行い、調査費や設計料が支払われた。

⑥結局期日までの退去交渉は決裂し、図書館建設地を「まちの広場」に変更せざる事態となった。その結果それまで支出された公金約3,000万円が無駄金となった。

⑦まちの広場への図書館建設には、多くの市民参加の反対運動が湧き上がった。ポポロ側は魚民退去を裁判で争うこととし、市側は「裁判の後にポポロビル跡地にまちの広場を造る」と議会・市民(市報)に説明し、中村圭介市議などからの「ポポロ跡地を市は確保すべき」との提言を受け、以下の契約書を取り交わした。
【続く】

覚書


市長選へのある異聞!!

kage

2018/10/18 (Thu)

市長選へのある異聞!!

 二期8年を任期と公言して当選した中川市長も、一期目の約3年が経過した。そろそろ次期の市長選を考える此の期に「海老名悟市議」が出馬を表明した。

 これに選挙雀は、
・「2期を表明している中川に、同系の海老名が出馬とは義が無い」
・「海老名は市議の評判が悪く、応援する議員はいない」
・「中川の実績に見るものがなく、将来の青写真も無い。海老名に期待する」
・「中川は歳を感じ、海老名は若さを感じる」
・「あるお方が海老名に出馬を促し、応援するといった。海老名有利」
・「利権がらみの業界はこぞって海老名を押すだろう」
などなど口うるさいが、「もし中川・海老名の戦いになるなら、安部前市長が再度出馬する」とのもっともらしい噂がこのところボリュームを上げている。

 安部前市長は自叙伝を出版し、パーティーを開いて人を集め、その後も本を売り込もうと各家庭を訪問しているし、加えて「雲井龍雄の銅像を建てよう」と運動を起こしている。
 そこで、中川・海老名の戦いを見据えて「中川・海老名なら票はあまり偏らない。自分には基礎票があるから有利と安部は踏んでいるのさ」と・・・。

 空白の安部市政が12年、それに暗黒の中川市政が4年間続き、次は利権傀儡の海老名市政か、はたまた空白の安部市政の再現かと選挙雀は口さがない。

[選挙雀の雀とは]
 雀が両足をそろえてチュンチュンと跳ぶさまが、軽はずみなことをして踊って喜んでいるさまの比喩。
[口さがないとは]
 他人の事について、節度なく言いふらす態度。

滅び逝く街

kage

2018/10/17 (Wed)

滅び逝く街

 かつて繁栄を誇った「平和通り商店街」であったが、車社会と共に大型店舗が郊外に出店するに至って「滅び逝く街」の体を晒し、繁栄の象徴であるアーケードは、この度撤去されることになった。

 当会は、一昨年前から「老朽化したアーケードは倒壊の恐れあり」とその危険性を進言していたが「市所有の施設ではない」を理由に静観を決め込む行政であった。
 商店街は、かつて多数の組合員も現在では数人となり、撤去する資金難からアーケードは放置されていたが、「危険である」との世論の高まりから、この度商店街有志と市の費用負担で撤去に至ったのである。

解体 DPP_1005.jpg

 「これで一件落着、めでたし・めでたし」とはならないであろう。
 安部施政は平和通り商店街付近を「中心市街地」と銘し、図書館(ポポロ跡地)・まちの広場・歴史公園(天満神社)の整備による相乗効果による活性化を謳い、30億円もの投資を行った結果の「アーケード撤去」である。
 安部施政を引き継いだ中川市政であるから「中心市街地の方向性」を示すべきであるが、「民間が考える事」と我関せずである。
 それに、安部構想を承認した市議団は「もう過去の事」と責任感のかけらも無い。

 今は亡き、かつての「社会福祉法人あづま会」松田俊春理事長は下図の構想を提示した。正に中心市街地活性化構想ではないか。

中心市街地

 しかし、此の素晴らしい構想を市・商工会議所・平和通り商店の誰もがな「見たことがない」と口を噤(つぐ)むのである。是には「使途不明の公金があり、公になると困る人が多数居る」との情報から調査を行ったが当会の手に負えるものではなかった。

 かように、有志が本市の発展を望み種々の進言を行った場合、「闇の力」が働き、計画は潰されるのが過去の例であり、これが「ザワ衆根性」と言われるものであろうか? 

 小生のこれまでの行動から「足を引っ張る人は多数いるが、手を引っ張ってくれる人はまずいない」との実感を強く抱く昨今である。  

雲井龍雄を想う10月14日

kage

2018/10/15 (Mon)

雲井龍雄を想う10月14日

 戊辰戦争が終結して明治の世となると、維新のために戦った士族(武士)は職を失い路頭に迷う事になる。米澤藩志士・雲井龍雄は、新政府に彼らの救済策を提示(嘆願書)した事から、雲井の元に多くの士族が集まり、暴動を懸念する新政府は、雲井を見せしめのために処刑することを考えていた。
 このような場合には自藩の雲井を擁護すべき米澤藩であるが、新政府に諂い(へつらい)、「政府転覆を企てた在任」との冤罪に異議を申し立てることなく雲井を差し出した。
 
以後、米澤藩では雲井龍雄を語る事はタブーとされ、市民間には「明治政府転覆を企てた謀叛(ぼうはん)者」としての認識が定着したようだ。

 戊辰戦争150年の此の機に雲井龍雄に光を当て、10/14に北村公園の「討薩之檄碑」に於いて碑前祭と、「戊辰雪冤」(戊辰戦争での濡れ衣を晴らすの意味)の著者「友田昌宏」東北大助教の講演会を企画した。
 式には会津より18名が参加し、詩吟・剣舞を奉納した。

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ふるさと納税と「道の駅米沢」

kage

2018/10/12 (Fri)

ふるさと納税と「道の駅米沢」

 平成29年(1月~12月)に本市へのふるさと納税額は約25億2千万円で、返礼品の経費を差し引くと米沢市には6億円の自由に使える収入があった。
 そこで、その使用内訳を調べてみると、「道の駅米沢の運営支援など」として1億円が計上されている。これには驚き、そして腹が立った。

「道の駅米沢」は、開業半年も経たないのに100万人の来場者が有ったと誇らしげにアナウンスしている米沢市である。これだけの入場者の施設であれば、人間にたとえれば成人した「一人前」と見て良いだろう。
 その大人に年間1億円のお小遣いを与えると言うのであるから、「親馬鹿」の誹りを受けて当然と、女優三田佳子が息子に月450万の小遣いを与えていた親馬鹿振りを連想した。

 三田の息子は成人しても真面目に働きもせず、親が与える小遣いを充てにして覚醒剤に手を出し、逮捕された。このように独り立ちすべき子に小遣いを与える事が本人の為にならないのは世の認識である。

 三田の息子のように「道の駅米沢」を甘やかせば、麻薬に手を出す事は無かろうが、上杉城史苑同様に特定個人の懐を暖め、市民への利益還元は望めないであろう。

 米沢市は早急に親馬鹿を改め、「道の駅米沢」には自立を促すばかりで無く、親(米沢市)に喰い前(家賃)を納めさせるのが筋であろう。

 飯豊町には「道の駅 いいで めざみの里」があり、駅長の安達氏は「年間3千万円を町に納めている」と胸を張った。「道の駅米沢」の入場者数なら、1億円を米沢市に還元しても良いのではないか。
 
 中川市長も誇らしげに「入場者100万人」の挨拶は止めて、如何にして「道の駅米沢」への投下資本を回収するかに腐心し、その道筋を市民に示すべきと諫言する。

戊辰戦争150年 雲井龍雄は・・・ ②

kage

2018/10/11 (Thu)

戊辰戦争150年 雲井龍雄は・・・ ②

 新政府軍に立ち向かった東北諸藩であったが、武器の優劣が勝敗を決し、東北勢は新政府軍の軍門にくだることとなった。

 明治新政府は、維新の為に戦った士族(侍)の地位を蔑ろにしたことから多くの武士が生活に窮する状態を招き、新政府への不満が高まっていた。
 これに対し、雲井龍雄は嘆願書にて「彼らを救済すべし」と新政府に申し出たことから、多くの士族が雲井龍雄のもとに集まると、暴動を危惧する新政府は雲井龍雄を捉え、罪状も定かでないにも関わらず、見せしめのため斬首刑に処したのであった。

 「歴史は勝者によって語られる」や「勝てば官軍」が示すように、歴史は勝者に都合良く伝えられ、真実・事実は闇に葬られる。そこで、戊辰戦争150年を期に下記の「上杉メモリアルフェスタ 戊辰戦争150年 雲井龍雄は・・・」を企画し、雲井龍雄と明治維新を多くの市民に知ってもらいたいと願った。無料なので10/14(日)は是非会場に足を運んでいただきたい。

雲井パンフレット



戊辰戦争150年 雲井龍雄は・・・ ①

kage

2018/10/10 (Wed)

戊辰戦争150年 雲井龍雄は・・・ ①

 今から150年前、テロ行為にて政権を奪取しようとする薩長は、東北諸藩に会津・庄内藩の討伐を命じた。此の命に米澤藩・仙台藩を中心に「薩長の行いに義は無い」と「奥羽越列藩同盟」をもって立ち向かったのが東北の戊辰戦争である。

 この時、米澤藩士雲井龍雄は、薩摩の行動が如何に理不尽で義の無いものであるかを書にしたため諸藩に送った。これがいわゆる「討薩の檄」で、これにより「奥羽越列藩同盟」参加藩の士気を大いに鼓舞したという。
戊辰戦争150年を期に、教科書とは違う「薩摩藩の悪行」を下記の雲井龍雄による討薩檄から認識してもらいたい。

【討薩檄】(大意)
 はじめ、薩摩の賊はもっぱら尊王攘夷を主張したが、兵乱の末、政治を勝手に取り仕切るに及んで、急に外国に迎合しその歓心を買い、万国のあざけりとあなどりを受けるに至る。尊王攘夷の主張は、ただ幕府を倒すための悪だくみだったのか。
 薩賊が権力をほしいままにして以来、ついに皇国の制度や定めは、跡形もないように廃れるに至った。摂家や清華家をしりぞけ、皇子・皇室を奴僕視し、みだりに己におもねるものを登用して、綱紀は乱れその極に達している。
 もともと、力ある者が軍隊を動かす場合は、公平な議論の結果、罪科を決めたのちに討つべきにも拘らず、突然、錦旗を掲げて幕府を朝敵におとしいれ、征東の軍を起したのは、私ごとの怨みを晴らすための悪だくみでなくてなんであろうか。
 薩賊が東に兵を進めて以来、土地を侵し財産を掠め、鶏牛を盗み婦女を犯し、むごたらしく人を殺して恥じることなく、官軍の名を藉りて太政官の規則だという。これは、今上陛下に暴虐無道の君主の汚名を被せるようなものといえる。
 また、徳川の親族及び勲臣を使って、その主君を討たせるのは、薩賊も人として守るべき、君臣の義・父子の親・夫婦の別・長幼の序・朋友の信など五つの道と、君臣・父子・夫婦の三綱を破滅させ、今上陛下の治世のはじめに、大きな乱れを生じさせるものだ。
 これらの罪のすべては、どうして問い糺さずにおられようか。
 以上の諸点からすれば、薩賊の行動は、幼帝をおどし従わせて邪悪に走り、天下をあざむき、至るところで残忍かつ乱暴にふるまい、人の道を破壊し古くからのおきてを絶滅するなど、古今にその類をみない。
 わが列藩はこれを傍観するに忍びず、幾度も京都において上奏するも、宮廷に達することはなかった。ここで勇を奮って賊徒を征伐しなければ、天下は何によって暗黒の闇から解放されようか。
 あえて勝敗や運不運を問題とせず、奮ってこの正義のための企てに、同調してくれるよう主張する。およそ四方の諸藩で忠誠の志をおなじくするものがあれば、願わくはわが列藩を助け、皇国のために誓ってこの賊を破り、もって天上にある歴代の天皇の霊を慰め奉ろうではないか。
【続く】