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上杉家の名刀

kage

2017/10/17 (Tue)

上杉家の名刀

 「上杉家の名刀と三十五腰展」と題する展示会が「米沢市上杉博物館」で10/22迄催されている。
 古来、刀(太刀)は武器としてだけでなく、献上品や褒美としても重要な位置を占めていた。上杉景勝は刀(太刀)への造詣が深く、自ら選んだとされる「御手撰三十五腰」の存在が伝えられるが、三十五口の存在ははっきりしないという。

 本市には現在、国宝に指定された刀(太刀)は無いが、元上杉家所有の短刀「謙信景光」が国宝に指定され、現在の所蔵者は「埼玉県立歴史と民族の博物館」となっている。今回この国宝が展示されているのに加えて、ゲームで刀剣女子ブーム要因の一つ「五虎退」も展示されているので博物館を訪れた。
 
 元上杉家所有で国宝に指定された刀(太刀)は「謙信景光」の他に「山鳥毛」がある。
「山鳥毛」は上杉謙信の愛刀で、現在個人所有となっているが上杉謙信ゆかりの地、新潟県上越市が購入を予定し、3億2千万円の予定価格で所有者との間で交渉中とのことだが、契約金額に折り合いがつかず交渉が難航しているという。
 過去に、どのような事情で個人の所有となったかは定かで無いが、3億2千万円でも折り合いが付かないとは驚きである。

 山形県に国宝は六つ在り、その内の二つ、洛中洛外図屏風(狩野永徳筆)と上杉家文書の本市所蔵は誇らしいが、もし上杉家が近代まで栄えているとしたら、更に国宝の数々が加えられたであろうと思うと残念な気がした。

山鳥毛
山鳥毛


尚山氏へ ナセBA界隈の近況

kage

2017/10/16 (Mon)

尚山氏へ ナセBA界隈の近況

 安部三十郎元市長が「図書館で、まちなか活性化を図る」とした新文化複合施設の「ナセBA」はオープンから1年3ヶ月が過ぎた。
 写真でお分かりのように、シャッター通りと化した商店街が「ナセBA」オープン後は「歯抜け通り」と姿を変えた。
 建物解体当初、新築店舗が出来るかと期待したが、現在の空き地にはバラスが蒔かれて整地されたことから新築の気配は感じられない。

 そもそも「図書館で賑わいを取り戻す」などは妄想であり、その裏付けはどこにも無かった。そこで小生らは「工事差し止め訴訟」を起こしてまで、「建設反対」を訴えたが、協力する市議は一人も無く「議決を得て、もう済んだこと」と関心の欠片も無かった。

 「図書館で賑わいを取り戻す」との安部市長の幻想に賛成した市議団はこの「歯抜け通り」と、積雪に耐えられない老朽化したアーケードをどのように考えているのであろうか。

 前回の積雪によるアーケード損壊は、人通りの無い時間帯のため人身事故に至らなかったが、もし通行人がいたら死に至ったと思われる。しかし行政は「商店街が設置したので関与しない」とにべもない。 鍛冶川油汚染同様「発生源は市でない」として放置するつもりであろうか?
  
 「ナセBA」東側、ポポロビルの「魚民」が近々退去するという。当ビルにその後新たに入店する話も聞かないので、今後は「お化け屋敷と歯抜け通り」として、米沢市を象徴する商店街になるのではないか。 10/13 AM11:00 撮影 

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裁判官に正義はあるか?②

kage

2017/10/14 (Sat)

裁判官に正義はあるか?②

 今般の裁判は、ナセBAの追加工事料3,000万円が支払われたのは、『建築工事に関わった市職員の虚偽の説明による議決の結果である。 虚偽により議会を欺いた市職員の行為は違法であり、「行政行為の違法性の承継」として「先行行為が違法なら、後の行政行為も違法として引き継がれる」』として提訴された事案であるから、裁判官は先ず「担当職員は虚偽の説明を行ったか」「虚偽の説明が違法と言えるか」の判断を示すべきであるところ、この件には一言も触れずに「建築工事に関わった市職員は支払いの権限を有していない」との理由で却下された。

 となると、市職員は委員会や議会で事実と異なる説明や報告を行っても「無罪放免」との免罪符を与えたことになる。このようなことが一般社会で許されるであろうか?
 例えば前稿のように、社員が会計係に「客先の接待の経費です、支払って下さい」と求め、会計係が支払ったとする。しかし、真実は客先接待の経費ではなく、社員個人の「買春代」であった場合、この社員は支払い権限を有していないので「無罪放免」となるであろうか。
 
 このように、一般社会通念では通らないことも、行政訴訟で公務員が罰せられることは皆無に近い。小生が相談した7名の弁護士はすべて代理人を拒み、「行政訴訟に法律は関係なく、民間敗訴と決まっている」「勝訴となるのは①原告の命(生活)が掛かっているか、②1,000名以上の原告か、③10名程の代理人弁護団が付いているかである」との弁を賜った。
 その理由は、①~③のような条件の裁判なら、今回のようにいい加減な判決を下した場合にはマスコミ(世論)が放っておかないからだという。
 良い例に、2012年9月に提訴された「最上小国川ダム公金支出差止等住民訴訟」は未だに結審に至らない。

 「絶望の裁判所」の著者、元エリート裁判官の瀬木比呂志が「裁判所の門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」と言うように、裁判官が正義の味方と思うのは幻想である。
 
 しかし、「もしかして正義の裁判官に当たるのでは」と淡い期待を抱いて「控訴」を考えている。

裁判

裁判官に正義はあるか?①

kage

2017/10/13 (Fri)

裁判官に正義はあるか?①
 
 小生等は、ナセBAの工期延長に伴う3,000万円の追加工事料の支払いは違法であるとして、今年1月に提訴した。その裁判に原告敗訴の判決が10/10に下った。

 改めて訴えの要旨を簡単に述べると、
 ナセBAの工期延長に伴う3,000万円の追加工事料の支払う根拠として、『10月完成予定が翌年3月迄に延びたのは「豪雪」に原因があり、請負業者に責任がない』として公金が支出された。
これに対して小生等は、『10月迄に雪は降っていない。工期迄に完成できなかった原因は技術不足であり、これを「豪雪」理由の公金支出は違法である』として、豪雪という虚偽の説明を行った職員等に賠償を求めた。
 以上の訴えに裁判官は、『支払いを実行した会計担当職員は、支払い指示を受けているので責任はない。賠償を求められた建築関係職員は支払い権限が無いので法に問えない」との判断を下し、小生等の主張を退けた。

 この裁判官の判決には驚いている。
 わかりやすく説明すれば、営業マンが「取引先の接待経費」として会計係に支払いを指示し、会計係が支払った。 ところがこの支払い経費は客先接待ではなく、営業マン個人の買春という違法行為であったとする。
 この場合、接待経費として支払った行為は違法では無いが、それを支払う原因(買春)が違法であるなら、接待経費として支払った行為は違法であるとする小生等の主張である。これは、小生等の個人的主張ではなく、以下の最高裁判例を根拠としている。 
 
◆判例(最判昭和25年9月25日)
「裁判要旨」
 自作農創設特別措置法第五条に違反した買収計画にもとづいて買収処分が行われたときは、所有農地を買収された者は、買収計画に対する不服を申し立てる権利を失つた後も、買収処分取消の訴において買収計画の違法を攻撃することができる。

 上記の判例は、「行政行為の違法性の承継」として「先行行為が違法なら、後の行政行為は違法として引き継がれる」とするものである。

【続く】

請願採択とは?

kage

2017/10/07 (Sat)

請願採択とは?

 請願とは、選挙以外の場で主権者たる市民(国民)の意思を市政(国政)に反映させる市民(国民)の権利である。
 今般、委員会採決の「継続審査(従来の対策を継続)」が本会議で「請願採択(早急に原因特定)」の逆転採決となった。

 ところで「請願採択」とは如何なるものであろうか? 十数年も前になるが、鬼の会は「一般廃棄物収集運搬の許可」の請願を行い「採択」となったが、それに対する行政の対応と利権者の対応を述べたい。

 一般廃棄物とは、家庭から排出されるゴミの事だが、生業(なりわい)としてゴミを千代田クリーンセンターに搬入するには市の許可が必要である。
 老人家庭が増え、一般家庭のゴミを定期的に回収してくれる業者の需要が増えたこともあり、新たな業者が許可を求めようとしても、申請書さえも出さない環境生活課であった。
 そこで「一般廃棄物収集運搬の許可」の請願を行ったところ、本会議で共産党の高橋壽・白根沢澄子市議を除く議員の賛成を得て「採択」となった。

 すると「同和」のオルグが市に乗り込み、許可を出さないように強談判を行ない、それに加えて600名が市立体育館で反対運動集会を催し、その結果、それまで協力的であった市議だが、「身の危険を感じる」を理由に鬼の会との接触を避けるようになった。
 当会もスタンガンを用意して万が一に備えたが、幸いにも事は生じなかった。当然、行政は怖じ気づき、請願は反故にされた。

 同じ頃、京都市の環境生活課の職員が年に数日しか出勤しないのに、満額の給料を手にしていることがマスコミに取り上げられ問題になったが、彼は「部落解放同盟」に属していることから市も黙認する他無かったという。
 
 このように、環境生活課の職員は、その筋の出身者や、関係を持つ者が多いことから、全国的に問題を抱える課とされている。

 さて、米沢市の環境生活課だが、鍛冶川の「油汚染問題」を一年間も効果的な対策を採ろうとしないのは何故であろうか? やはりその筋の関係者なのであろうか?
 「油汚染問題」の解決を延ばしに延ばしてきたのは中村課長である。彼がその筋の者なのかは定かでないが、今年度で定年退職とのことである。
 そうなると「遅れず、休まず、働かず、何もしないのが最大の美徳」とする市職員の「金科玉条」を実践し、何とか3月迄「継続調査」と称して時間を稼ぎ、満額の退職金を手にして「ハイ、さようなら」と決め込んでいるのではなかろうか?

 公務員は何もやらないことに、職務怠慢の罰は無い。中村課長は「あと6ヶ月、ノラリクラリで退職金満額」とほくそ笑んでいるだろうが、3千万円弱の退職金を払わされる一市民として納得出来ない小生である。

※請願が採択されても、行政は必ずしも応じるとする定めは無い。議決(請願)を無視する中川市政であれば、議員団は「議会軽視」・「議会無視」として行動を起こすべきだが、議会の対応に刮目する。 

市立病院のこと

kage

2017/10/05 (Thu)

市立病院のこと

 「地域医療連携推進法人」を共同設立する米沢市立病院と三友堂病院は、設立後にそれぞれが担当する入院診療を、嘉山孝正・山形大医学部参与、中川勝市長、仁科盛之・三友堂病院理事長らによる検討委員会で、正式に決定したとの新聞報道があった。
 それによると、2023年度までに開院できるよう、両病院ともに施設建て替えを行い、市立病院(現在322床→300)が急性期医療を担当し、三友堂病院(現在190床→170床)が回復期医療を担当する。適切な役割分担をすることで、医師不足解消と経営改善などが期待できるという。

 建て替えられる市立病院は、現在とほぼ同じ規模で、急性期医療(救急・手術)を担当し、三友堂病院は回復期医療を担当するとのことだが、全国的な医師不足は急性期医療(救急・手術)の分野である。
 はたして医師の確保は大丈夫だろうか? 本当に役割分担をすることで医師不足解消と経営改善が出来るのであろうか?
 市立病院が精神科の医師不足からその分野から撤退したのは記憶に新しい。中川市長にその件を質すと「嘉山孝正・山形大医学部参与が関わって居るので心配ない」との見解だが、如何なものか疑問は残る。

 心配なのは、建替の為の資金は如何程の額になり、その返済の為に市財政はどうなるかだ。これまでの市立病院は毎年10億円に近い赤字経営であり、新病院もその程度の赤字を出すと思えば、返済金は市民サービスの低下に頼る他無いのでは? 数々の疑問はあるが、間もなく詳細が発表されるであろう。

請願後日談③

kage

2017/10/04 (Wed)

請願後日談③

 鍛冶川油汚染に多くの投稿が有ることは、環境に対する関心度の表れと思っている。

・城北住民氏の「上流を調査したか?」に付いては、環境生活課で調査し、油汚染は地下オイルタンク付近の側溝目地・雨水排出管からと結論づけ、それらを塞ぐ工事を既に行っている。しかし現象は止まらない。

・名無しの投稿氏はTH市議と呼称されることにご不満のようだが、貴殿の論旨・論法が高橋壽市議に酷似していることからTH市議と表現した。不都合がお有りなら、せめて「城北住民」位は記述願いたい。
 
 小生はこの鍛冶川油汚染問題に付き、何度か環境生活課・下水道課の職員と面談したが、彼らは問題を解決する意思はなく、働いている振りをして、いたずらに問題解決を引き延ばしている。

 再度述べるが、この油汚染現象が環境生活課に持ち込まれたのは昨年の11月で間もなく1年になる。業を煮やした住民が市長(行政側)に要望書を出したが、それに飽き足らず議会に請願書を提出した経緯がある。

 それでは請願者は市長に何故飽き足らなかったか?。それは、行政という組織の権限委譲制度による。
 権限委譲とは、組織構成員(市職員)に自律的に行動する力を与え、その遂行方法は担当職員の自主的な判断に任せることにある為、詰まるところ担当職員のやる気に関わってくる。
 請願者は市長宛に要望書を出した際に、同席した担当職員の態度から飽き足らず、議会に請願という手段を取ったものと思われる。
 しかし、請願が採択されたとしても担当職員の意識が変わらなければ問題は解決しない。それは請願が採択されたとしても、行政側はそれに従うとは限らないからである。
 よって、当会は事態を観察し、業務遂行がはかばかしくない場合は、市長では無く担当職員を追い込む計画を練っている。

 又、TH市議は一新会の言動を何故言及しないのか?との意を述べているが、小生は請願が採択されることを望んでいた。
 これを裁判に例えれば、請願書が訴状で、一新会は弁護士に当たる。裁判の結果、原告勝訴なら、弁護内容がどうであれ、弁護者(一新会)に文句を言う必要は無いと考える。
 一新会の対応よりも、請願制度そのものに問題があるので後日述べる予定でいる。
 
 「高橋壽市議のような、何の影響力もない一議員を攻撃していたのでは、しかも事実に基づかずに・・・」との文言だが、9/20の委員会では高橋壽市議の討論で継続審査となったので、小生は影響力大と思っている。
 当ブログは、名誉毀損の訴えを想定し、調査して事実(思う・思っているは、その限りで無い)を掲載しているが、「事実に基づかず」の判断は訪問者諸兄にお任せする。

請願後日談②

kage

2017/10/03 (Tue)

請願後日談②

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 投稿者は身分を明らかにしないことからTH市議として記述する。
 請願者は昨年11月より常任民生委員会に問題を提起し、委員会でも数度に亘り審議されたが、環境生活課の中村課長は原因を調査するのでは無く、オイルフェンスの設置や側溝の目地止めを行う程度の措置であるから、原因は特定されずに約1年経った現在でも写真左の如く川面はギラギラの油汚染状態である。
 よって、この状態が何年も続く事を懸念する市民が、ボウリングによる原因特定を請願した。
 しかるに、紹介議員の中村圭介議員の指導によりボウリングの文言が削除されたが、請願者は口頭陳述の場でボウリング調査を主張している。何故かTH市議は請願者の口頭陳述内容を避けるので、当会との議論は噛み合わない。

 中村市議が、請願書にボウリング調査等の具体的記述を避けるように指導したのは、中村市議に何らかの必要性が有っての事と思われるので、中村市議に質してみるべきである。

 写真右は60年経過したオイルタンクから5~6m南の道路だが、御覧のように舗装には亀裂が入り、地盤沈下の様相を呈している。
 この現象は油を含んだ土壌が側溝に流れ出た結果と推測されるので、道路補修を兼ねて付近の土砂を採取すれば、ボーリングを行わなくても油汚染の原因特定が出来るのではないか。

請願後日談

kage

2017/10/02 (Mon)

請願後日談

DSCN1371.jpg 今議会で請願は採択されたが、今朝の鍛冶川は左写真の如くである。川面は油膜で全面覆われ、強い油臭が鼻を突く。これが環境生活課が取ってきた対策の約1年後の結果である。
 この状態を早急に解決して貰うべく請願を行った事を当ブログが掲載すると、名無し氏からの批判と受け止められる投稿が続いた。
 文脈から限りなく高橋寿市議の投稿と思われる。が、それはさておき、名無し氏では、当方の気分が乗らないので、以後は名無し氏=TH市議として述べる。(不都合が有るなら実名で投稿されたし)

 TH市議は、「鬼の会」様が追及すべきなのは『具体的な対策を示さなかった市長たる中川勝氏なのではありませんか』と述べるが、請願が行われたプロセスは、 請願者は先ず市長宛に「ボーリング調査で油汚染の発生源特定」と「残留油が将来、飲み水に影響を与えないか調査」を求める要望書を提出した。
 しかし、具体的な対策を示さなかった市長及び当局の態度から、以下の文言を含む請願書を作成した。

・・・「検討する」とは言うものの、「いつまでに、どのような調査を行う」という具体的な回答は得られませんでした。
 行政言葉の「検討する」は、期限を定めない場合には「なにもやらないと同義語である」とするのが定説であります。
 このような行政当局の態度を医師に例えれば、胃癌が原因であるにも拘わらず、原因を検証することなく、発症した「胸焼け」や「食欲不振」の対策しか行わないため、やがて手遅れとなって死に至らしむ現象と類似していると思います。・・・

 上記文言は、紹介議員予定者の中村市議によって削除するよう指導された。腑に落ちない請願者は、他の紹介議員を求め複数の市議に当たったが、中村市議と同じ意見であったという。

◆TH市議は、「鬼の会が市長の言動を追求せよ」との意見だが、当会は市長の言動を追求する責務も無ければ権限も無い。しかし、議会(議員)は「米沢市議会基本条例」に以下の事項を明記している以上、議員として行政側に対し、言動を追求する責務と権限を有する。
①執行機関の事務の執行を監視する。
②市民の付託に的確に応え、市民の安全安心を追求する。
③市長の市政運営状況を監視し、評価する。
 この文言から明らかなように、市長を追求するのはTH市議であり、鬼の会では無い。市議団が市長(行政)を追求して、手に負えないと音を上げた場合には当会が行動を起こす事はやぶさかではない。

◆TH市議は、中村市議が請願者に「具体的な記述は一切行わない」ように指導を行った事をとやかく言うが、彼は紹介議員であり請願者当人では無い。問題は請願者が口頭陳述の場で、行政に対し、どのような調査を望んだかを言及すべきである。
 又、請願書には具体的な記述がない事を問題視しているが、昨日も述べたように請願者の口頭陳述では、具体的にボーリング調査による早期原因確定を求めており、口頭陳述も請願の内容である。

◆高橋壽市議は、請願者陳述と当局の説明に齟齬が有るから「継続審査」を主張したとTH市議は言うが、当局は、請願者はボーリング調査を求め、当局はボーリング調査では原因を特定出来ないと主張している。
 この場合、高橋壽市議は「何故ボーリング調査で原因を特定出来ないか」を言及すべきだが、当局説明を鵜呑みにし、一年近くも鍛冶川油汚染を解決できない当局を擁護する態度は、行政に擦り寄り、行政への忖度以外の何物でもないと断ずる。

◆TH市議は、『具体的でない請願を採択した「一新会」の方が無責任です。』と述べるが、請願者はボーリング調査による早期問題解決という具体的な口頭陳述を行っている。請願採択に賛成した市議は、請願者の説明(口頭陳述)を聞き、納得して採決に臨んだ訳であるから、非難には値しない。
 それどころか「米沢市議会基本条例」第12条2に定める「議員間討議」を怠り、委員会の場で賛成議員と議論を尽くさなかった高橋壽市議が、請願を採択した「一新会」を無責任と非難するのであれば、それこそ「無責任」の誹(そし)りを免れない。

※ 問題の地下タンクは設置後60年が経過し、「危険物の規制に関する規則等の一部を改正する省令(平成22年総務省令第71号)」等で「腐食のおそれが特に高い地下貯蔵タンク」に指定されている。

当ブログ掲載の請願内容への反論に反論

kage

2017/10/01 (Sun)

当ブログ掲載の請願内容への反論に反論

 無名氏は「ボーリング調査は請願内容で無い」旨の反論をしているが、議員の発言だけで無く、請願者の陳述内容を動画で確認願いたい。

【逆転までの経緯】
 鍛冶川の油汚染は発生から間もなく1年になろうとしている。その間、請願者は発生源の特定を環境生活課に求めたが、未だに特定出来ずにいることから、市長宛に、
『今般の油流出は、元丸山染色の地下タンクに重油が残留していて、地震によるタンク破損が原因と考えられます。その場合には河川への流出よりも地下への浸透の方が深刻な被害を起こす可能性が大であり、地下水を利用している市民・企業への影響は計り知れないものが有ります。
 よって、元丸山染色地下タンク脇の市道をボーリングを行い、地下汚染の程度が将来に影響を及ぼすものか否かの判断を求めたく、ここに住民の署名を添えて要望致します。』との文言を記述し、多くの署名を添えて要望書を提出した。

 しかるに、市長より具体的な対策が示されなかったことから、これまでの調査では発生源が特定出来ないので、上記文言を記述した「ボーリング調査」により発生源を特定してほしい旨の請願書を作成した。

 請願には紹介議員の署名が必要なことから、請願者は中村圭介市議に署名を願い出た。一旦請願書を受け取った中村市議だったが「鍛治川油汚染発生源調査の請願」のタイトルを「油汚染」→「油膜」に訂正すること、具体的な記述は一切行わないこと、この条件で無ければ紹介議員を引き受けられない(請願者談)とのことであった。(環境生活課の中村課長も同じ事を言っているので、中村市議による中村課長への忖度と思える)

 請願者はやむなく「ボーリング調査」のような具体的記述を削除し、詳しくは陳述の場で述べることにし、委員会に臨んだ。

 委員会では、委員(市議)は市長への要望書で「ボーリング調査」を求めていることは事前に知っていることと、請願者が、即時「ボーリング調査」による発生源特定を求める陳述をしていることから、討論は「即時ボーリング調査」か、これまでのように一年経っても結論の出ない「継続審査」にするか、意見が分かれた。
 
 「継続審査」に対する委員会の採決は同数の為、委員長の「一刻も早く解決するためには、継続の上、我々も一緒になって原因を究明して、解決することが望ましいと考え、継続審査と判断します。」との採決で「継続審査」となった。

 請願は文書による陳述と、口頭陳述が有り、どちらも請願内容である。請願者はこれまでのやり方では、いつまで経っても結論が出ないので「ボーリング調査」を求めた訳であるが、委員長の「一刻も早く解決するためにはこれまでのやり方で良い(継続審査)」とは、一年経っても結論が出ない方法を「一刻も早く解決する手段」とするのであるから、明らかに論理破綻である。

逆転 !!

kage

2017/09/29 (Fri)

逆転 !!

 米沢市議会の最終日9/28、委員会採決が本議会で逆転した。
 議会とは、色々な事案を市議全員で協議するのでは無く、事案は関連の委員会に付託され、数名の委員(議員)によって採決される。そして、その結果を本議会に報告し、改めて議員全員で採決されるシステムだが、大概は委員会の判断が尊重され、逆転することは希である。

 今般、逆転採決になった事案とは、当ブログ既報の「鍛冶川油汚染の原因特定調査」の請願に対してである。

 本会議で、担当議員から『請願は9/20に委員会に諮られ、採決結果は「継続審査」(次の議会まで様子を見る)である』と報告された。議長が委員会結果に異議の有無を諮ると「異議あり」の発言から、議会は中断し、改めて委員会が開催された。

 請願の要約は「鍛冶川に重油が流出し、臭いも発生している。いずれ地下水に重油臭が発生する懸念があり、多くの住民が心配しているので、想定される地下タンク付近のボーリング調査を行い、発生源の特定を願う」と言う内容だ。
 
 この請願に、担当の中村環境生活課課長は「A重油、植物油、が検出されたので、想定される場所を特定出来ない」との理由で「ボーリング調査を行わない」との持論である。
 小生が過日、中村課長に「何故油汚染の油種を検査しないのか」との質問に、課長は「油量が軽微なため、健康被害の報告が無い。検査するに足る油量が採取できない」と答えていたが、いつの間にかA重油、植物油の存在が確認できたと変わった。
 さらに、中村課長は「A重油を使用していた工場は請願の地所より、南方にもあるから調査を行わない」と発言している。ならば「請願者の地所に加えて南側も調査して原因カ所を特定します」と答えるのが、心配する市民に対する市職員としての態度であろう。

 又、ボーリング調査を強硬に反対したのは共産党員の高橋壽市議であるが、討論は耳を疑うような発言が続き、1時間にも及ぶ委員会となった。
 
◆耳を疑うような高橋壽市議の発言。①
 高橋市議は「市長に提出した要望書と、請願の内容が違う」と請願者に迫ったという。
 今般の審議は、議会に提出された「請願内容に付いて」であるから、市長宛の要望書は審議の対象では無く、市長に提出された要望書を検討するのは市長である。仮にその内容が違っていても議員がとやかく言う立場には無い
 因みに、小生は市長宛の要望書と議会宛の請願書の内容を把握しているが、市長宛の方が具体的表現が多いだけで、求めている内容は全く同じである。

◆耳を疑うような高橋壽市議の発言。②
 高橋市議は「想定した場所が発生源で無かった場合、どのように責任を取るのか」と請願者に迫ったという。
 請願は法で定められ、市民に認められた権利である。よって、その定められた手続きによって議会承認された結果に対して、「請願者に責任を求める」とは如何なる了見であろうか。
請願者に責任を求めるのなら「発生源が請願者の想定した地所であった場合には、調査を反対した高橋市議はどのように責任を取るのか」と反論したい。

 相田克平委員長により、発言を制する場面も有ったが、支離滅裂なる高橋市議の発言が続き、会議は1時間にも及んだ。採決の結果「継続審査」(次の議会まで様子を見る)は否決された。
 続いて本議会で全議員の採決が行われ、日本共産党市議団の高橋壽・高橋英夫市議が反対したが、他の市議全員が賛成したので「ボーリングによる原因特定」の請願は採択された。

米沢の同胞氏の質問へ③

kage

2017/09/27 (Wed)

米沢の同胞氏の質問へ③

 前回に続き、米沢の同胞氏の質問に述べたい。

問5.市議会議員の方の活躍が全く見えませんし各議員の方が何処に何をどういった形で政活費を使用しているのかを兵庫県の議員の方みたいに載せられないのですか?

・いつだったか議会報告会で各議員の自主申告による使途が公表された。市議が使える政務活動費は月にすると2万円そこそこで、仮に不正な使途であっても大した額にはならないので、当会は調査を行っていない。
 関心がお有りなら、資料請求を行えば公開するはずなので議会事務局に問い合わせては如何か。

問6.若者が喜べる様なイベント アニメやゲーム等を持ってこられないのでしょうか?

・上杉博物館で9/23より「上杉家の名刀と三十五腰」展が開催され、それにちなんで、市民団体がコスプレ大会を開催した。ゲーム刀剣乱舞のブームも有り、多くの参加者があったようだ。
 市民は、「市職員(議員も含む)は、遅れず・休まず・働かず、をモットーに何もしないのが最大の美徳」を金科玉条とする集団である事を自覚すべきである。
 何もしない職員なら、市民が行動を起こす他は無い。貴殿も、若者が喜べる様なイベント アニメやゲーム等を持ってくる行動を起こされては如何か。

問7.上記に関連しますが、確かに小さいお子さんをお持ちの方は子供が遊べる場所がと言いたくなりますがその小さなお子さんが大きくなる迄には時間がかかりすぎますしそんなに待ってもいられません経済的になので、女子短や山大協力のもと現在必要な物をピックアップして若者が楽しく過ごせるまちづくりを出来ないのでしょうか?

・小生も小さい孫を持つ身で、貴殿の考えに共感する。しかし、それが実現するには詰まるところ「数の力」と「金力」、即ち、選挙で同じ考えの市議と市長を選出し、金を工面する他は無い。
 
 ナセBA建設に先立つ市民への説明会時に、「そんなにお金を掛けて、市の財政は大丈夫か?」との質問があった。それに対して当局は「このように建設債が減少します」と右肩下がりのグラフを提示したが、「それは今後、何もやらない仮定のグラフだ」「今後、老朽化した箱物の建替をどうするのだ?」と糾されると、安部三十郎市長は「その質問には、休憩後にお答えします」と言うので待っていると、「もう市長は帰られましたので閉会します」との司会者説明に、「連れ戻せ」と会場は騒然となった経緯がある。

 そして現在は「市庁舎建替」「市立病院建替」「道の駅の建設」等で、新規事業に廻す金は無いのが現状だ。
安部市長のノーテンキ行政を支えたのは市の幹部職員で、計画を承認したのが多くの現職市議である。

 もし、貴殿の「小さいお子さんが遊べる場所」をお金を余り掛けずに実現するには、ナセBAをそれに改造すれば良い。
 図書館は現在空いている小中学校を利用した「分散方式」にし、芸文協は元のように大沼にお願いする。ナセBAの高い壁面は、今流行の「スポーツクライミング」に最適だ。

 数回に亘り、米沢の同胞氏の質問へ述べたが、望みを叶えるには「先ず自らが行動を起こす事」に尽きる。そして賛同者を増やして「数の力」を行使しない限り、望みは夢で終わる。

 市民が市政に疑問を持つことは大変良いことなので貴殿も何らかの行動を起こされては如何か。もし、声掛けがあれば協力したい。

【完】 

米沢の同胞氏の質問へ②

kage

2017/09/25 (Mon)

米沢の同胞氏の質問へ②

 前回に続き、米沢の同胞氏の質問に述べたい。

問2.市議会議員の給料ですが、何をしているのかも分からないのに給料制度はおかしいと思いませんか?地方再考の下福島県矢祭町の町議会議員が全国唯一の日当制を導入されている様に、米沢市の議員の報酬も日当制を導入してはいかがでしょうか?

・議員の日当制については賛否両論あるが、詰まるところ、「議員としての働きと報酬の釣り合い」に尽きると思う。即ち、議員が報酬に見合う働きをしているか否かが問題である。
 議員が何を為すべきかは「米沢市議会基本条例」に定められているが、殆ど守られていないことから、現在の約700万円の議員年報酬は働きに見合っていない。今の議員の働きでは年100万円ぐらいなものでは無いか。と、いっても議員報酬は議員が決めることなので、問1と同様に改革はほぼ不可能であろう。
 もし、本気でやろうとすれば「議員リコール」を行い、改めて市議を選出する方法もあるが、ものすごいエネギー(労力)を必要とする為、これ又不可能に近い。

問3.米沢市には何故か、売り家が多く人口も減少している様に感じられますがどうなんでしょう?引っ越したりとかも含めて。

・地方自治体の人口減少は本市に限らず、我が国が抱える大きな問題であり、本市でも人口減少が続き、必然的に空き家が増えている。
 空き家対策として、借り受けるか又は購入して、シェアハウス・インバウンド宿舎・市営住宅などに利用している自治体もあるようだし、米沢市には現在でも原発の避難者が500名程居るようなので、その受け皿としても考えられるが、本市では何もやっていないようだ。
 又、空き地も方々に見られるので、市が借り受けて市民に「まちなか菜園」として貸すのも一考ではないかと思われるが、行政と議会がその気にならない限り難しい。

問4.市議会議員の方による意見交換会が物凄く少なすぎますので1年に4回にして欲しいのですが上半期下半期それぞれ2回ずつで。

・議長宛に要望書を出すのも一つの手であるが、独自グループで議員との懇談会を持つ事を考えてみたら如何か。小生等は先頃も平和市民クラブの市議団との懇談会を行い、意思の疎通をはかったところである。しかし、一新会の面々(島軒純一・海老名悟市議の所属する会派)は市民との対話を殊の外避けているので難しいかもしれない。

【続く】

米沢の同胞氏の質問へ①

kage

2017/09/24 (Sun)

米沢の同胞氏の質問へ①

 米沢の同胞氏より9/19当会掲示板に投稿が有った。投稿に対しては速やかに対応する方針でいるが、請願への議員対応を伝えたく遅れてしまった事を謝罪し、以下に述べたい。

問1.現在の米沢市は財政が苦しい中、市議会議員24人も必要ですか? また、次回の選挙の時には24人の市議会議員ではなく半分の12人には出来ないのですか?

・以前は地方自治法にて住民数に応じて議員の数が定められていたが、現在は定められていないので何人でも良いことになるが、先ずもって議員の適数は「議員とは何をする人か?」を考えなければならない。

 法によると、議員の責務と権限は「議決権の行使」と「条例の制定・改廃権の行使」とあり、行政側は「予算を編成し、議会に諮り、承認を得なければ公金の執行が出来ない」ことに定められている。

 そこで、議員は行政側の議案に賛否を投じるが、この時、住民の意思が如何に行政へ反映するかによって議員の適数が定まるものと考えている。
 しかるに議員の実態は「行政のポチ」としての議決権行使にとどまり、議員に「なぜ議案に賛成したのか?」と問えば「何故賛成したかは当局に聞け」とのノーテンキな議員態度では住民の意思は行政に届かない。このような議員であれば12名はおろか4人でも良いのではないかと思っている。

 では、議員の数を市民の意思によって減ずることが出来るかと言えば、議案上程も議決も現職議員が行う訳であるから、議員の過半数が「議員数削減」を唱えなければならない。
 ところが、相田光輝市議を委員長に議員数名による、議員定数を考える会が設けられ、「現在の議員数が適数」との結論を出していることから、来期の「議員数削減」は無理である。

 ならば、市民の「議員数削減」を実現する方法は?と考えれば、「次期選挙に議員数削減を公約に掲げる議員を13名選出する」ことにある。しかしこの時、市民として用心しなければならない実例を述べる。

 現職の成澤和音市議は「議員の定数と報酬の削減」を公約に当選した。我が意を得たりと「議員の定数と報酬の削減を請願したいので署名をお願いしたい」と申し出ると、公約を翻し「議員の定数と報酬の削減には反対です」といけしゃあしゃあと述べるのには呆れかえってしまった。

 以上の程度が現職議員であり、これを是正するには志高き候補者の選出に尽きるが、「議員程度は市民の程度」と揶揄されていることから、「自分は議員程度では無い」との主張をこのブログで発し続けて十余年になる。
【続く】

会津まつり

kage

2017/09/23 (Sat)

会津まつり

 会津まつりは、1928年の秩父宮雍仁親王と松平容保の孫娘・松平勢津子の成婚を祝って行われた提灯行列がそのルーツと言われ、3日間行われる祭りだが9/23の会津藩祖公行列を見に行った。

 天守閣から鏑矢が放たれると武者姿の約500名が入場し、開会のセレモニーが行われた。女優の綾瀬はるかが華を添え、その後、行列は城下へと繰り出した。
 他所の武者行列を何度か見たが、顔を赤く塗った「會津奴隊」には驚いたし、見物人の数や、華やかさに感動した。

 今回は、来年の戊辰戦争150年を先取りし、鶴岡の庄内藩も行列に参加した。来年は各地で戊辰戦争150年のイベントが行われると思われるが、米沢市の場合はどうであろうか。市役所・商工会議所・観光協会に問い合わせたが、具体的な計画は聞かれなかった。

 本市は戊辰戦争150年に加え、直江兼続400回忌・上杉鷹山公入部150年も重なるので、公的機関の発憤に期待したい所だが、望みは薄い。
 
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請願傍聴記③

kage

2017/09/22 (Fri)

請願傍聴記③

◆高橋壽市議の継続審査(次回議会まで様子を見る)を主張する理由である「発生源を特定すれば、原因者に負担を求める問題も発生するので"継続審査"を求める」との見解を考察する。
 
 今般の請願は「油汚染の原因特定を求める」という事案である。公害発生には「原因者負担原則」(PPPの原則とも言い、1972年に経済開発協力機構 OECDが決議したもので、公害防止費用は公害発生の原因者が負担するという原則)が有るので、高橋市議はそのことを言ったのかもしれない。
 原因者が特定されれば、市が行ったボーリング調査を含め原因者に費用負担が発生するので原因を特定しない方が良い、とする考えのようであるが、これが政治家としての有るべき姿であろうか?

 似たような事案に「学校でのいじめ問題」が有る。愛しきご子息がいじめにより自ら命を絶った時、親御さんは教育委員会に「原因はいじめに有り、調査を願いたい」と申し出ても、教育委員会は「いじめと自殺の因果関係は認められない」等の調査結果を発表するのが通例である。その結果、原因はうやむやにされ、いじめによる自殺という悲劇は何年経っても繰り返されている。
 
 小生は「原因者特定」と「原因者負担」は切り離して議論すべきと考える。 即ち、先ず原因者を特定し、次にどのような形で原因者に負担を求めるかを議員間討論を行うというプロセス(過程)である。

 問題の油タンクは染色工場の物であるが、会社は倒産しているので責任を求めることは難しい。そうなると地権者に負担を求めることになるが、「ハイ、分かりました」と応ずるとは考えにくい。
 そこで、国はこのような場合を想定して、時限的に補助金を支給することを認めている。しかし、原因者を特定しない限り、問題解決には至らない訳であるから、高橋壽市議の継続審査を主張する理由である「発生源を特定すれば、原因者に負担を求める問題の発生」は今回の請願とは切り離し、中村課長の「ボーリング調査によって原因を特定出来ない」とする根拠を討論すべきであったが、その辺の議論は詰め切ること無く採決に及び、委員会で"継続審査"となったことに議員の資質に疑問を感じた請願傍聴であった。

 本会議では、良識有る議員よる「請願採択」に期待する。
【完】

 

請願傍聴記②

kage

2017/09/21 (Thu)

請願傍聴記②

 河川汚染は昨年11/22以降より顕著となり、地域住民が問題視したが、環境生活課が水質検査を行ったのは、それより6ヶ月も遅れた今年の5月であり、そのデータを基に「油の濃度は健康被害を及ぼさない程度である」を理由に対策を怠ってきた。

しかし井戸水に匂いが入ることを心配する住民は「川の汚染は、元染色業者の地下タンクからの油流出が原因である可能性が極めて高い。タンク近くの市道をボーリングして、発生源を特定し、タンクの油残量を調べ、将来に亘り井戸水汚染の心配が無いか調査を依頼する」との内容を請願した。

 請願に対して、環境生活課の中村課長は「ボーリングで発生原因を特定することは難しいので、もう少し様子を見る」との見解を示し、高橋壽・我妻德雄・山田富佐子・相田克平の各市議がその意見に同意し、「継続審査」が採決された。

【疑問と問題点】
① 中村課長の「油の濃度は健康被害を及ぼさない程度である」の文言は、東京都の豊洲地下水問題で「地下水汚染は健康被害を及ぼさない程度である」と発表した東京都に、民主党の議員が独自に調査を行うと、都データを遙かに超える汚染が露呈した事案と同じ手口である。

② 中村課長の「ボーリングで発生原因を特定することは難しい」との根拠は何なのであろうか。
 河川油汚染の現場付近でオイルタンクが有るのは元染色工場敷地だけであるから、その付近の土壌を採取して分析すれば、原因特定は極めて簡単である。 何故に中村課長はボーリングを拒み、高橋壽・我妻德雄・山田富佐子・相田克平の各市議がその中村課長の意見に同意したのであろうか。?

③ 高橋壽市議の継続審査を主張する意図とは何であろうか。?
 鍛冶川の水質汚染は10ヶ月経過した現在でも、川面は油膜で覆われ、異臭を放ち、住民は地下水汚染に恐れおののいている時、「発生源は分かりません」「油の種類は分かりません」とノーテンキな市職員の肩を持つ高橋壽市議の政治姿勢に、彼の頭脳構造を疑わざるをえない。

 もし本会議で「継続審査」が議決されれば、少なくとも12月議会までボーリング調査は行わないことになり、河川の油汚染は一年以上も放置される事となる。

鍛冶川汚染

【続く】

請願傍聴記①

kage

2017/09/20 (Wed)

請願傍聴記①

 鍛冶川油膜発生源調査の請願が市民より提出されたことを受け、9/20民生常任委員会で審議された。

 請願の要旨は「昨年11/22に震度4の地震の後、鍛冶川に油の流出があり、河川を汚染すると同時に地下水にも影響を及ぼす懸念がある。地下水に油の匂いが発生した場合には重大な被害が考えられるので、想定される発生源の付近をボウリング調査して"発生源の特定を求める"」とするものである。

 上記請願に対して、担当の環境生活課の中村課長は「ボウリング調査を行うことは難しい。水質検査をして油の特定を依頼している。間もなく結果が出るので調査の報告を待つ」との答弁を行った。
 これに対して市議は、
◆高橋寿市議=「発生源を特定すれば、原因者に負担を求める問題も発生するので"継続審査"を求める」。
◆齋藤千惠子市議=「市民の不安を一時(いっとき)も早く解消する為、ボウリング調査を行い発生源を特定すべし」。
との意見を述べ、継続審査の採決となった。結果は以下である。

◎継続審査に賛成した委員(市議)
 高橋壽(日本共産党市議団) 我妻德雄(市民平和クラブ) 山田富佐子(公明クラブ) 相田克平(明誠会)
◎継続審査に賛成しなかった委員(市議)
 山村明(櫻田門) 海老名悟(一新会) 齋藤千惠子(一新会)

 委員会での結果は4対3で「継続審査」と決まった。

※ 継続審査とは? 
 会期中に議決に至らなかった議案を、閉会中および次の会期に審査を継続させること。閉会中審査あるいは継続審議ともいい、案件の採決より先決性がある。

 以上の委員会結果を本議会に報告し、議員23名の採決に入ることとなるが、早期の原因特定に賛成する会派は、一新会9名と櫻田門4名なので、この2派が本会議で継続審査を否決して、早期原因調査に賛成票を投ずれば「請願は可決」となるので、採決の本会議最終日28日に刮目する。

 今回の請願に対して問題点が多々あるので次回に継続して述べる。

【続く】

米沢の同胞 様

kage

2017/09/17 (Sun)

米沢の同胞 様

 米沢の同胞氏が、市の財政に関心を持たれていることを嬉しく思います。
 当会も市の財政状況には強い関心があるものの、現在の実態については「よく分からない」と言うのが本音であります。

 今、9月定例議会に、平成28年度の決算報告が有り、決算特別委員会で審議された。小生も平成28年度の決算書を入手して目を通しているが、一般の法人会計と異なり、一読で判断できる代物では無い。これはなるべく複雑にして市民には理解できないようにする仕組みで、行政には都合の悪い部分を伏せるズルさがある。

 数年前になるが、5/31の入金を前年度の3/31に振り替えたことを質すと「年度末より二ヶ月間は修正して良い事になっている」との説明を受け、調べるとその通りであった。このように一般企業会計では信じられないような行為が認められる行政の決算書であるから、財政力については信憑性を疑わざるをえないが、とりあえず入手した「平成28年度米沢市歳入歳出決算書」から数字を報告したい。尚平成28度の「米沢市の財政状況」が【ここをクリック】で閲覧出来るので参考にされたい。

 先ず議会で審議されるのは「歳入歳出」であり、一般法人が株主総会等で公開する財務諸表(貸借対照表・損益計算書)とは異なり、年度内の収入と支出の額が表記されているもので、その数値は以下である。
 収入の額=約403億円(前年比4.5%増)
 支出の額=約388億円(前年比5.0%増)
 黒字額 =約15億円

 この黒字額であるが、米沢の同胞氏ご指摘のように、平成26年度の安部市長時代に話題となった。その時「基金を取り崩して収入としたのでは実質赤字ではないか」とする論争が起きたが、総務部長は「制度上問題ない」と言い張った経緯がある。

 平成28年度の約15億円の黒字は、安部市政で取り崩した基金を埋め、更に上積みしているから、安部市長時代よりは改善されている。
 この一般会計の推移を見れば、米沢市の財務状況は破綻するような数字では無いが、15億円の黒字は「ふるさと納税」が昨年度より15億円増えたことを原因とするなら手放しでは喜べない。

 議会で審議されるのは一般会計と特別会計(保険関係や下水道事業等)である。そのほかに事業会計(市立病院・水道事業等)があることと、起債額(借入金)と老朽化した建物の再建予定などを総合的に検討しなければ、「北海道夕張市と同様に財政破綻も考えうる状況でしょうか?」との問には簡単に答えられないが、事業会計である市立病院の累積赤字、約100億円を一般財源に組み入れた場合には「財政再建団体」になることも「考えうる状況」なので市立病院の今後には強い関心を持っている。

 現時点で米沢の同胞氏へは、以上のような説明しか出来ないが、もっと狭義での質問については、当局に納得するまで詰問するので投稿願いたい。

11月4日開通!!

kage

2017/09/13 (Wed)

11月4日開通!!

 米沢福島間の高速道路(東北中央自動車道)の開通が11月4日との朗報が入り、当ブログで、「建設業者の間では今年11月に開通するとの噂がある」と報じたが、それが現実となった。

 小生は福島県内を営業で周り、帰りが冬期の夜間に及んだときは年に2~3回通行止めになり、「米沢福島間がトンネルで繋がれば」との思いを抱いていたが8,972メートルの栗子トンネルが開通することにより、雪による交通障害はほぼ無くなるであろう。降雪前の開通は米沢市民に取って大変有りがたい。

 そうなると「新道の駅」のオープンが来年5月予定なので、高速道路の開通と相まって期待したいところだが、城史苑のように一部の利権者の懐を暖める運営は勘弁願いたい。