2018 04 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2018 06

色部長門と萱野権兵衛

kage

2018/05/22 (Tue)

色部長門と萱野権兵衛

 米沢市民で色部長門を知る人は少なくなった。まして萱野権兵衛など聞いた事もない時世であろう。 今年は戊辰戦争150年に当たる事から両氏について簡単に触れてみたい。

 鳥羽伏見の戦いから端を発した戊辰戦争は、薩長連合のテロリスト集団が官軍の名をかたり、それまで朝廷の護(まも)りであった会津藩を賊軍(朝敵)に仕立て上げ、東北に進攻した。
【色部長門】
 米沢藩は、薩長の東北進攻には義が無いと、奥羽越列藩同盟をもって薩長連合のテロリストと一戦を交える事となり、城代家老の色部長門は新潟港を守るべく、総督として戦地に赴いた。
 しかし、銃器に勝るテロリストには敵わず上杉軍は退却するも、このまま米沢に逃げ帰るのでは「武士の面目立たず」と死を覚悟で交戦したが銃弾に倒れ、関屋(現在新潟県)の地で果てたのであった。

 戊辰戦争で勝利を得たテロリスト達が、逆らった各藩の首謀者を差し出すよう命じたとき、米沢藩は戦死した色部長門を首謀者と報告した。
 色部家は当時、命より大事な家名を断絶する処分を受け、その処分に甘んじた事から、咎は領主に及ばず、米沢藩を護ったのであった。
【萱野権兵衛】
 萱野権兵衛は会津藩の城代家老で、戊辰戦争の責任者として名乗り出て切腹の処分を受けた事から、色部長門同様に会津藩(松平容保)を護った功労者である。

◆先賢顕彰・供養会
 ひょんな事から萱野権兵衛の供養会に参列する機会を得た。場所は萱野家の菩提寺「天寧寺」だが「近藤勇の墓」が有る事で知られている寺である。
 供養会は会津若松市長も参列し、詩吟・剣舞・舞踊が奉納されるなかなかのもので、今年は59回目という。
IMG_3930 - コピー IMG_3947.jpg

 米沢の色部長門も下記の先賢顕彰・供養会を計画しているので多くの方の参加を願っている。
A4ポスター - コピー

いよいよ刑事告発③

kage

2018/05/18 (Fri)

いよいよ刑事告発③

 ナセバ建設の10・11月の工事遅滞は12月の豪雪が原因で、工事受注者に技術不足はないと結論づけた「地域と行政を支える技術フォーラム」と、米沢市監査委員会との会議録(録音)の存在を認めたことから、その議事録を求めた。
 提出期日に「あと一週間待ってください」とのことで待っていると、『消去したので「不存在」』との返事が返ってきた。

 慌てて消去しなければならない内容とは? 市民に公開出来ない内容とは? 行政にとって余程都合の悪い内容が録音されていたものと推測される。
 このように、国政・地方行政共に「都合の悪い公文書は、改竄するか不存在」が常套手段のようだ。

 このような場合、市民で構成される審査委員会に不服を申し立てる事が出来る。そこで書面を提出すると「法的な事には関与しない」と前置きし「不存在を確認した」との回答を行い、公文書毀棄行為には一切触れない審査委員会であった。
 行政のポチぶりを遺憾なく露呈する審査委員の態度に「審査会は誰のためにあるのか?」との大いなる疑問が沸いてくる。

 以上のような公文書の出鱈目な扱いは本市に限らず、国政や都議会でも行われ、国民・住民から複数の公文書毀棄罪刑事告発が為されている。
 そこで「住民は役人(公務員)の僕(しもべ)ではない」との思いから、「米沢市でも刑事告発を行うべし」と今般その行動に取りかかった。 事前に米沢警察署に相談しているが、警察官も公務員の立場から積極的に捜査に取り組む姿勢は感じられない。 同じ公務員の仲間意識からか「出来れば有耶無耶に」との思いが伝わってくる。

 米沢藩の志士「雲井龍雄」が「政権の座に就いた薩摩は、やりたい放題。許すまじ」と諸藩に訴えた「討薩檄」から150年。
 小生も「やりたい放題の公務員。許すまじ」との思いで、間もなく刑事告発を行う予定である。刮目願いたい。

いよいよ刑事告発②

kage

2018/05/17 (Thu)

いよいよ刑事告発②

 この所、国会は公文書の扱いで揉めているが、公文書とは「国または地方公共団体の機関、あるいは公務員がその職務上作成した文書」と定義され(電子媒体を含む)、内容によって保存期間が定められている。

 今般告発するのは「刑法258条:公文書毀棄罪」であるが、何故告発に至ったかを説明したい。

 「10・11月の工事遅滞は12月の豪雪が原因」と主張する当局と「工事遅滞の原因は、壁柱工法に対処出来なかった工事受注者の責任」と主張する小生らは、現在仙台高裁で争っているが、その前段として住民監査請求がある。

 小生らは住民監査請求で「10・11月の工事遅滞は受注者の技術不足」「責任は受注者にある」として「公金支出は違法」と米沢市監査委員会に申し立てた。
 監査委員は行政のポチなので返答に困り、市民の指摘は棄却する役目からその棄却理由を、学者や技師で構成される「地域と行政を支える技術フォーラム」に求めた。

 この「・・・技術フォーラム」は「専門技術者の立場で、技術的観点(法律の観点は含まない)から事実認定する」と前置きしておきながら「契約は適法」「契約金増額は適法」などと法的観点で殆どを埋め、技術的観点のくだりは「壁柱工法は特殊工法でない」と1行だけの報告書を市に提出したことにより、これを根拠に小生らの申し立ては棄却された。
 10・11月の工事遅滞の原因は技術不足と主張する問題に「壁柱工法は特殊工法でないので受注者に技術不足はなかった」とは恐れ入る。 10・11月の工事遅滞の原因については一言たりとも触れられていないこんな稚拙な報告書に市は30万円を支払ったのである。

 何故こんな出鱈目な報告書が作成されたのか? 監査委員が30万円を包んで「行政有利の報告書を作成してください」と頼んだのではないか? との疑惑から議事録の存在を確認すると「電子媒体で存在する」との監査事務局員の返答から、早速情報公開条例に則り、資料を請求した。

【続く】 




いよいよ刑事告発

kage

2018/05/16 (Wed)

いよいよ刑事告発

 「モリ・カケ」「セクハラ」問題など、官僚の体たらくがテレビを賑わしているが、国政に限らず公務員のやりたい放題は目に余る。

 折しも、今年は戊辰戦争150年の節目に当たり、明治維新と称して武士社会の幕府から明治政府に移行した150年でもある。
 武士社会の封建制度は幕府が絶対で、庶民が幕府に意見を述べようものなら「お上に逆らう不埒なやつ」と、命まで取られる社会であった。
 それが明治政府の天皇親政体制への転換、そして太平洋戦争後の民主主義に移行し、国民の権利が保障される時代になったとは言うものの、公務員に巣くう「国民・市民の分際で、お上に逆らうとは不埒なやつ」との思想は未だ健在のようだ。

 万世村人氏投稿のように、公務員を罰することは極めて難しく、小生らが何度も訴えてきた住民訴訟は、法律に関係なく「行政勝訴」の席が確保され、そこには「公務員は偉いのだ!! 市民の分際でガタガタ言うんじゃねぇ~」との声が聞こえてくるようだ。

 小生は、平櫛田中氏(木彫彫刻家)の「実践、実践、また実践。挑戦、挑戦、また挑戦。修練、修練、また修練。やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。今やらずしていつできる。やってやってやり通せ」に薫陶を受け、お上を相手に戦っても勝ち目がないと分かっていても、挑戦することに意義を感じている。

 これまで司法の場で争って来たのは「住民訴訟」だが、今回挑戦するのは「刑法258条:公文書毀棄罪」に抵触する刑事事件として、刑事告発を行おうとするものだ。

 過日、山形県警に出向いて公文書毀棄罪について相談し、この度米沢警察署にその旨を伝えた。この場合に「刑事告訴」か「刑事告発」かを質問すると、自分に直接危害や損害が及ばない場合は「告発」の申し立てとのこと。
 現在告発文をしたためているところ。
【続く】 

仙台高裁へ第2準備書面

kage

2018/05/15 (Tue)

仙台高裁へ第2準備書面

 この所ブログ更新が滞っていたが、その原因の多くが、現在戦っている仙台高裁へ期日まで提出する準備書面の作成だった。
 テレビなどで原告側と被告側が激しい論戦をする場面が多々見られるが、それは刑事事件の場合であって、民事裁判は書面のやり取りだけで、その書面は準備書面と称される。

 現在争っている裁判の内容は何度か掲載したが、改めて報告したい。

 完成を平成27年12月とする契約のナセバ建設工事だったが、完成したのは平成28年3月の3ヶ月遅れであった。その遅れに対して市は、「原因は豪雪と人手不足のため、受注者の責任は問えない」として3,000万円の追加工事料を支払った。

 この公金支出に、小生らは「10・11月で完成する予定の一階工事が、翌年3月まで延びた原因は、壁柱工法に対処出来なかった受注者の技術不足にある」として訴えたところ、「10・11月の工事遅滞は12月に例年より多くの降雪が有ったことと、翌年1月以降の職人不足が原因である」と市側は抗弁した。一審の山形地裁は「市側の言うとおり」として我々は敗訴した。

 12月の降雪と翌年1月以降の職人不足が、それ以前の10・11月の工事に影響を与える道理はないのだが、こんな出鱈目が通用するのが行政訴訟で、法律に関係なく「行政側勝訴」の判決が下される。

 ダメ元で、仙台高裁に「道理の通らない判決だ」と控訴した所、裁判長より市側に「工事遅滞の合理的理由を提出しなさい」との教示があり、それに対して市側は懲りずに「10・11月の工事遅滞は、12月の降雪と翌年1月以降の職人不足が原因」と一審と同じ抗弁を行った。
 我が方は「裁判によって10・11月の工事遅滞の原因を明らかにしてほしい」とする要約の反論を行ったのが今回の準備書面だ。

 今回は、宝くじ一等に当たるより大変な「正義の裁判長」に遭遇出来たのか否か? 「正義の裁判長」であることを祈るばかり。

上杉まつり考

kage

2018/05/05 (Sat)

上杉まつり考

 5/3天候があいにくの小雨模様の上杉行列は、これから松川河川敷で行われる模擬川中島合戦に参加する武者軍団を先頭に、小生らの「前田慶次」山車が続いた。

 今年は直江兼続400回忌の節目でもあり、米沢駅前で長谷堂の戦いを模したパフォーマンスを演じ、観客の注目を集めたが、主催者の米沢商工会議所にはあまり歓迎されなかったようだ。
 と言うのは、行列は警察の許可を得て、停滞なく時間通りに行進する事が条件であるから、主催者側からすれば好ましくなかったのであろうが、「時間通りに行列を進行するのが祭りの目的か?」との疑問も沸いてくる。

 松川河川敷の模擬川中島合戦を一度観たら、再度観てみたいと思う方は如何程であろうか。
 小生は日頃から「東京ディズニーランド」のリピーターが途切れない事に感心しているが、それには常に新しいイベントを取り入れて観客を飽きさせないスタッフの努力によるものと考える。
 そこで川中島合戦も本戦前に何らかのパフォーマンスを取り入れ、「今年は何を演じるだろう」とのわくわく感を観客に抱かせたいものだ。

 上杉謙信公から最後の藩主「茂憲(もちのり)公」までには数え切れないほどの物語がある。

IMG_3688.jpg IMG_3756.jpg IMG_3786.jpg

今年も参上「前田慶次」

kage

2018/05/02 (Wed)

今年も参上「前田慶次」

慶次
 5/3は、祭りのクライマックス上杉行列が慣行されるが、前田慶次のフィギュア山車で行列に参加して今年で5年目を迎える。折しも今年は直江兼続400回忌の節目でもあり、米沢駅前でのパフォーマンスを考えているが、どうも天気は雨模様である。これまでは好天に恵まれ雨の心配はなかったが、今年はどうであろうか。
 関ヶ原合戦の前哨戦として「長谷堂の戦い」が語り継がれているが、「東北の関ヶ原」として前田慶次と直江兼続とのエビソードを紹介したい。

◆「東北の関ヶ原」
 かぶき者で知られる前田慶次は上杉藩の智将・直江兼続を慕って上杉景勝に仕官し、出羽国で行なわれた長谷堂城の戦に参戦する。この戦は豊臣方に与する上杉軍と、徳川方に与する最上義光・伊達政宗軍との戦いで、「東北の関ヶ原」といわれる。
 関ヶ原合戦の数年前より会津の上杉景勝は石田三成と気脈を通じ、徳川家康討伐を計画して築城や兵の増強に着手していた。これを嗅ぎつけた徳川家康は、「上杉景勝に謀反(むほん)の嫌疑あり」と上洛しての釈明を求めたが「直江状」をもってこれを拒否した事から、慶長五年(千六百年)、徳川家康と諸大名連合軍は上杉討伐へ向けて軍を進めた。
 が、小山(現在の栃木県小山市)で石田三成挙兵の報を聞き、家康は「おのおの方の妻子は、大坂に人質にとられておるゆえ、さぞ心配でござろう。されば、これより速やかにこの陣を去り、大坂に舞い戻って治部(三成)や備前中納言(宇喜多秀家)に味方しようとも、わしはいささかもおのおのの行動を恨みに思わぬ。我らが領内においては、行軍の心配もいらぬ。心置きなく上坂いたされよ」と諸大名に諮る軍議(小山評定)を開き、その結果軍を西に返した。
 逸話では家康が小山を去ったのを知った直江が上杉景勝に追撃を進言すると、景勝は「敵を後ろから攻撃するのは謙信の義に反する」と制したという。
 ちょうどこの時、上杉景勝は最上義光が酒田城を攻めようとしていることを聞き、兼続に最上領への侵攻を命じ、直江兼続を総大将とした上杉軍は、山形城からは南西約八キロのあたりに位置する長谷堂城を包囲した。
 長谷堂城が落ちれば、上杉軍は最上義光の山形城攻城戦に取り掛かる戦略であったが、長谷堂城を守る最上氏の重臣・志村光安は寡兵ながらも夜襲を仕掛けるなど巧みな戦術にて、兼続のいる本陣近くまで攻め寄った。
 兼続は春日元忠に命じ、さらに長谷堂城を激しく攻め立てたが、城の周りは深田になっており、人も馬も足をとられ迅速に行動ができないところへ最上軍は一斉射撃を浴びせて上杉軍を散々に撃ち付けた。
 その後、上杉勢は総攻撃を敢行するも、長谷堂城を守る志村光安はなおも善戦に及び、上杉軍は武将・上泉泰綱を失うなどの大きな痛手を受けた。
 長谷堂戦のさなか、関ヶ原において石田三成率いる西軍が、徳川家康率いる東軍に大敗を喫したという情報が、直江兼続のもとにもたらされ、兼続は盟友・義友の一人でもある石田三成を失い、戦意喪失して自害しようとした。
 この時、前田慶次は「一軍の将ともあろう者が、そのような気弱でどうする。わしらにお任せあれ」と兼続を諫め、上杉軍退却の殿(しんがり)役を申し出た。
 上杉軍は撤退を開始するも、最上伊達連合軍との追撃戦は、最上義光の兜に銃弾が当たるなど大激戦となり、両軍多くの死傷者を出したが、この時、前田慶次は、難しい撤退戦を水野・藤田・韮塚・宇佐美ら朱柄の槍を持つ豪士五名と兵三百にて、追撃する最上勢の中を縦横無尽に分け入って戦い、退いてはまた戦うと言う、一番危険な殿(しんがり)を、見事な戦術にて務め、更に武名を高めた。
 この戦法は、のちに日本陸軍が手本として研究し、士官学校で教えたくらいである。
 慶次の大活躍により、兼続は敵陣をふりきって米沢に戻る事が出来た事は、言わば前田慶次は直江兼続の「命の恩人」と言えるのではないか。
 前田慶次の活躍で直江兼続が撤退戦を完了させると、伊達政宗は「最上の兵が弱すぎて直江兼続を逃がした」といったそうですが、この時ばかりは最上義光の兵が弱いのではなく、前田慶次の武勇が凄すぎたのかもしれません。

米沢市の行政

kage

2018/04/28 (Sat)

米沢市の行政

 日本国民は納税の義務を課せられ、何れかの地方自治体(地方公共団体)に属し、国や自治体のサービスを受ける訳だが、そのサービスには自治体によって大きな開きがあり、良きサービスの自治体には人が集まり、悪しき自治体からは去って行く。

 米沢市の場合はどうであろうか? 胸を張って「米沢市の施政は素晴らしい」と言える市民は如何程か?

 当ブログへ桜に関する米沢市の行政姿勢への疑問が投稿された。米沢市には平成20年度から「花と樹木におおわれたまちづくり」と称する、概ね30年間を期間とした基本計画が策定されたが、不思議な事に、現在「花と樹木におおわれたまちづくり」のキーワードで市のホームページを検索すると、削除された旨の表示がされる。
 計画が策定されてから現在に至るまでに、多くの公費が投入されたと思うが、その詳細について市のホームページから検索出来なくした意図とは何であろうか? 後日市担当者に問い合わせてみる予定。

 万世村人氏が投稿で御指摘の如く、米沢市の行政は「やりっぱなし」、即ち、公費投入後の成果に対する配慮には極めて杜撰である実例として、「花と樹木におおわれたまちづくり」に関する極最近の事例を紹介したい。
 
 来年は鷹山公入部250年だが、中川市長が17代上杉藩主「邦憲」様に、それを今年と勘違いして伝えた事から、桜の苗木100本が市に贈呈される運びとなった。
 そこで、どのような植樹セレモニーが行われるか?、その後の維持管理計画はどうか?、と市の都市整備課に問い合わせると、「市民のボランティアで行う」とのことだ。
 植樹祭は市民の関心を引くであろうが、数十年の維持管理を考えた場合、市民のボランティアでは先細りになる事は疑いない。一億円の「ふるさと創生資金」で松川河川敷堤防に植栽された芝桜はその後の手入れを行わないため、瞬時に消えてなくなった実例もある。

 このように「やりっぱなし」では公費の無駄遣い以外の何物でもないが、市職員は「遅れず、休まず、働かず」を金科玉条に、「働くのは市民である」との認識を改めない限り、米沢市の疲弊は加速するばかりと、良き為政者が現れることを期待するが、望みが叶えられることは極めて低い。最近は「厭世観」が増すばかりだ。
 

春の行楽シーズン

kage

2018/04/25 (Wed)

春の行楽シーズン

 日本人の桜花に対する思い入れは強いようで、満開前線を追って観桜客が移動する。今年の開花時期は例年より早く、米沢は20日頃が見頃だったが、20日は晴天で「道の駅米沢」のオープンと上杉神社の桜満開が重なり両所とも大変な賑わいであった。

 反面、中心市街地と称するナセバ界隈はポポロビルの解体が始まったので、解体後の予定を市に問い合わせると「民間独自の工事なので市は関与しておりません。その後の予定は分かりません」との返事であった。
 そもそも、この周辺に30億円もの巨額資金を投入した安部三十郎市政は「図書館による中心市街地の活性化」であり、ポポロビル跡地は『市が更地で買い取り、ナセバ建設のため壊してしまった「まちの広場」を復元する』というのが市民との約束であったはずだ。
 しかし、中川勝市長は「ポポロビル跡地は民間が考える事」と、30億円を注ぎ込んだ中心市街地の再興策には全く無頓着であることは「中川市長のまちづくりが遅れている」と吉村県知事に言わしめる要因の一つではないか。

 「道の駅米沢」は、この所入場者が多い事は喜ばしいが、米沢市民にとってのメリットは果たして如何なものか?
 過去に、上杉城史苑がオープンすると、町中歩きの観光客が激減し、既存の商店の多くが閉店に追い込まれ、極一部の利権者が懐を暖める構図が構築され現在に至るが、城史苑は民間の1/4の借地料の恩恵を受けながら駐車場は無料で使用している。このように本市にとってのメリットは薄い。因みに道の駅いいで「めざみの里」は年間1,300万円ほど町に納め、その貢献度は評価できるが、はたして「道の駅米沢」はどうであろうか。

 オープン当時の「めざみの里」は赤字経営が続いたので、ジャスコより有能な人材を抜擢して駅長に据え、それまでの役所的経営を民間感覚に変えた事から収益が改善されたが、「道の駅米沢」は公務員的要素の強い元国鉄(JR)の駅長であり、市の威光が強い人事構成から、既に不協和音が聞こえてくる。

公文書の扱い

kage

2018/04/18 (Wed)

公文書の扱い

 モリカケ問題に絡む公文書の扱いで国会は紛糾し、安倍内閣の支持率が急降下したことから、その存続が危ぶまれている昨今である。
 軌道を逸脱する官僚の公文書の扱いがマスコミ報道で公になり、彼らの認識はこの程度かと、国民の多くが呆れかえったと思うが、公務員による公文書の杜撰な管理は国政だけに限らず、本市においても同様である。

 10~11月に完成するはずのナセバの一階工事が、翌年3月まで遅延したが、遅延理由は驚いた事に「12月に降雪が有ったから」と言うのである。そして、市民は3,000万円の負担を強いられた。

 これに対して小生らは、『10~11月の工事遅延が、「原因は12月の降雪である」とは合理的理由にならない』「工事遅延は壁柱工法に対処できなかった工事受注者の技術不足が原因である」として「市民負担の3,000万円の支払は不法」と訴え、現在仙台高裁で係争中であることは、何度か当ブログに掲載している。
 
 この裁判で、市側が提出した反論資料に疑義を感じ、その書類作成に至る会議録の存在を確認すると「電子媒体にて会議録は存在する」との事であった。そこで条例に則り公開手続きを取ったところ、「消去したので不存在」との回答を示した。
 上記のような行為は「公文書毀棄罪にあたる」として東京・大阪の住民は刑事告発を行っており、当会も現在告発状を作成して近いうちに警察に提出する手続きを進めているところである。

 公務員である警察官が、公務員である市職員を起訴することは仲間意識から容易には事が進まない傾向にある。しかし国政の杜撰な文書管理に国民の関心が集まっている事から、米沢警察署も当会の告発状に対し対応してくれるものと期待はしているが、本当に真剣に事件を捜査してくれるだろうか?との一抹の不安も同居する胸の内である。
 

米沢のまちづくり「観光事業への協力」②

kage

2018/04/14 (Sat)

米沢のまちづくり「観光事業への協力」②

 5/3には本市最大のイベントである上杉まつりの呼び物「川中島合戦」があり、合戦場に「上杉武者行列」が行進する。それに上杉神社の「神輿渡御」と続き、小生らは神輿渡御に前田慶次の山車を仕立てて参加し、4年になる。
 今年は直江兼続400回忌に当たるので、東北の関ヶ原と言われる「長谷堂の戦い」にて前田慶次が活躍したパフォーマンスを米沢駅前で演じる予定である。

 観光事業がもたらす経済効果は大きく、NHK大河ドラマ「天地人」が放映されると、驚愕の数字の恩恵を米沢市にもたらしたことは記憶に新しい。よって主人公にゆかりの各自治体は、NHKに大河ドラマ化運動の攻勢をかけるが、来年はもう既に東京オリムピック噺「いだてん」が決定しているので2020年を目指して次の招致運動が聞こえてくる。

その1
 柳川藩(現:福岡県柳川市)の藩主だった立花宗茂は、豊臣秀吉から「鎮西一の武将」、加藤清正から「日本軍第一の勇将」といわれた人物で、藩主になってちょうど400年に当たることから、柳川市は立花宗茂と妻・誾千代(ぎんちよ)を主役にNHK大河ドラマの招致を目指しているとのこと。

その2
 岡山市では、幕末の備中松山藩で藩政改革に尽力した陽明学者・山田方谷(1805~77年)のNHK大河ドラマ化を目指し、「全国100万人署名運動実行委員会」を立ち上げ(事務局・岡山商工会議所)署名運動を展開中とのことだ。

 米沢市の場合はどうであろうか? 来年は上杉鷹山公入部250年に当たり、「鷹山公を大河ドラマに」との声が多少は聞こえるが、柳川市や岡山市のような自治体や公的機関が本腰を入れなければ、巷のお茶のみ話に終わってしまうので、米沢市・商工会議所・観光協会が「観光事業」にどう取り組むか、真剣に協議してもらいたいものだ。

米沢のまちづくり「観光事業への協力」①

kage

2018/04/12 (Thu)

米沢のまちづくり「観光事業への協力」①

 尚山氏・伊達の居残り氏より、米沢の将来に厳しい見立てが寄せられている。
 将来に悲観してばかりも居られないので、一市民として何か本市に貢献できる事はないかと考えるとき、資力に乏しい小生にとっては観光事業へのお手伝いぐらいと考え、現在次のイベントに取り組んでいる。

 本市が取り組む花と樹木にあふれたまちづくりの一環である、シンボルツリー認定事業は2017年度にスタートし、この度、◇松が岬公園のモミ◇林泉寺のシダレザクラ◇普門院の平洲ツバキ◇旧愛宕小のポプラの4本が認定され、観光事業に役立てたいとの事だ。
 
 小生は普門院の「平洲ツバキ」に付いては、数年前に植物学者「石栗正人」先生より新種ではないかとの話を伺い、大変興味があった。 この度、遠山町住人の「山口邦彦」氏と新潟大学との数年に渡る共同研究の結果、今年中に新種として認定される運びとなり、大変に喜ばしい事と思っている。
 しかし、普門院の一本だけでは枯れてしまえば絶滅種となることから、広く市民に苗を頒布したいとの話が山口氏よりあり、協力すべく努力している。頒布については広報よねざわ5/15に掲載されるので希望者は申し込んでほしい。

◆「平洲椿」とは   平洲椿保存推進会発起人 山口邦彦
 日本原産のツバキは大きく分けてヤブツバキ系とユキツバキ系に分けられています。 暖地系のヤブツバキは比較的温暖な地域の低山や平地に分布していますが、ユキツバキは寒冷な積雪の多いやや標高の高い山地に自生し、分布は北陸、信越、東北南部の日本海側にまたがっています。 ヤブツバキは、多雪地帯では幹や枝折れが発生し、大木にはなりにくいのですが、ユキツバキは枝折れしにくいため豪雪地帯においては地面に這って越冬します。逆に、積雪に守られることとなり枝葉は厳寒でも傷みませんが、寒冷風にはヤブツバキよりも弱い印象があります。 ツバキの花は、まだ新鮮と見えるのに急落花することがありますが、それはヤブツバキ系に多く見られることでユキツバキ系は比較的少ないので喜ばしいことです。

 平洲椿は、ユキツバキ系の改良種の一つと考えられます。
 日本では室町時代の頃より、ツバキの交配種が多数作出され、特に当時の越後の国は品種改良が盛んに行われ、平洲椿もその一つであろうと考えられています。 2018年まで、この平洲椿は学術的に分類と登録がなされていなかったことが判明しましたので新潟市の植物分類学者との共同論文を提出し登録申請中です。
 登録されれば学名が「Cameria rusticana var Heishu」(カメリア・ルスティカーナ・バラエティ・ヘイシュー)となるかと予測しています。
Cameria→カメリア(ツバキ科、ツバキ属)
rusticanaル→スティカーナ(ユキツバキ種、人里離れたの意)
var→バラエティ(変種、品種の意)
Heishu→ヘイシュー(平洲品種)

◇ユキツバキ[ハイツバキ(這椿)とも呼ぶ]
ツバキ5
        幹が横に伸びる              オシベは散性

◇ヤブツバキ
ツバキ6
   幹が立つ             オシベは束性


人口減問題

kage

2018/04/03 (Tue)

人口減問題

 先頃人口推計が報道されたが、2045年の米沢市の人口は57,720人とのことだ。
 人口減は我が国が抱える由由しき問題で、各地方自治体はその対策に頭を悩ませているが、首長の采配により人口減少の度合いに差が出ている現状がある。

 ところで米沢市はどうであろうか? 小生思うに吉池慶太郎市長の後続市長は、変わる度に資質が落ちているように思える。
 吉池市長は市庁舎を金池に移し、全国でもいち早く業務のコンピューター化に取り組んだ。しかし、借財も膨らんだ事を批判され、退陣を余儀なくされたが、当時の市庁舎の駐車場が現在でも機能している事や、今や業務のコンピュータ化は常識で、吉池氏の先見の明は評価に値する。

 4/1の日曜日、「天丼の東月」で昼食をと思い電話すると「現在使われておりません」とのアナウンスに、訪ねてみると店は閉じられていた。噂では閉店したとの事。
 又、その日には「岩倉まんじゅう店も閉店する」との話を耳にした。酒の香りに人気のあるまんじゅうで、旧桂町「東月」の向かいや、旧鉄砲屋町の南側・北側に店舗が有ったが、桂町店、鉄砲屋町南側店の順に閉店し、最後の鉄砲屋町北店も閉店となれば米沢市の名物が一つ消滅する事になる。

 このような事象は「時代の流れ」と切り捨てるにはあまりにも悲しい思いがする。
 小泉施政が大型店舗の出店を緩和したときから、地方の商店街は衰退の一途をたどり、地元の老舗と称する店舗が廃業に追い込まれる事態を招いたが、山出保金沢市長は「取り入れるべき新しき物」・「残すべき古き物」を明確にし、まちづくりに取り組んだのは30数年も前の事である。
 そして今日新幹線の開通とあいまい繁栄に繋がったが、新道の駅のオープンや、フル規格新幹線の開通見通しに浮かれている市長ではなく、少なくとも30年後の米沢市の姿を描ける市長の現れることを願っている。
 来年は市長選の年である。

 

ある噂②

kage

2018/03/31 (Sat)

ある噂②

 当会掲示板に投稿のごとく、米沢市役所の人事異動が発表され、退職者には当然退職金が支払われるが、それは最終の報酬月額に倍率を掛けて計算される。
 よって、平職か役職で退職するかによって退職金の額に相当の開きが出ることにより、定年間近の役職職員は「おくれず、休まず、働かず」を金科玉条としての勤務態度となる。

 それを証明するような事案に「鍛冶川油汚染問題」がある。これは廃業した染色工場の地下に油タンクが放置され、地震によりタンクが破損したことから鍛冶川に油が流出した。
 地下水汚染を心配する市民が市長に調査するよう「要望書」を提出したが、何も行動を起こさない市長であったので、市民は「請願書」を議会に提出し、採択されたのは昨年9月であった。

 請願の要旨は「①近隣に染色工場の地下タンク以外には存在しないので、これが汚染源と思われる。よってその近くをボーリングして汚染源を特定してほしい。②放置された地下タンクの油残量を調査し、将来地下水汚染の心配がないか調査してほしい」というものだ。

 請願採択後、当局は鍛冶川側溝の目地を塞ぐなどで誤魔化し、汚染源の特定を行う作業は頑なに拒み続けてきた。更に驚くことには、山大教授や知識人と称される人物を交えた調査会を立ち上げ、汚染源から離れた場所に井戸を掘って地下水汚染が発生しないか「継続監視」するとのことだ。

 小生は、これらの行動に「何を馬鹿げたことに無駄な公金を支出しようというのだ」との怒りが収まらない。これらの行動を癌患者に例えるなら、『癌発症は確認しているが、癌が全身に広がらないか「継続監視」する』、そして「癌が全身に広がったので手遅れです」というに等しいではないか。
 地下水汚染が確認されたときは「もう地下水は使えない状態」に陥ることは必至である。そうならない為の請願ではないか。

 当局が、何故にこれ程までに汚染源特定を拒むのかと疑問に思っているとき、ある噂を耳にした。
 「現在、染色工場地下タンクの上には住宅が建っている。この住宅建築確認には現在の環境生活課課長が関わっていた。そのとき染色工場地下タンクを隠蔽したからさ」とのことだ。
 
 この隠蔽が建築基準法に抵触するかは定かでないが、古傷に触れられることを嫌った環境生活課課長であれば妙に納得が行く。

 その課長は3月で定年退職し、民間の数倍の退職金を手にし、使い切れないんですよ~」と嘯(うそぶ)くのであろうか。

 

ある噂

kage

2018/03/29 (Thu)

ある噂

 地価の変動は殆どの地域で「上昇」と報じられ、地方の価格上昇要因は商業の活性化によるところが大とのこと。殊に外人観光客の増加による地価上昇が顕著というが、本市の場合はどうであろうか?
 本市は栗子の高速道開通や、新道の駅のオープンという好材料があるが、訪問客を呼び寄せる戦略については心もとない。

 小生の住まいは米沢城に近い松が岬1丁目で、バブル期の地価評価は坪14万円であった。
 ところがこの度、近所で大口の土地取引があり、信頼されるところから聞き及んだところ、取引土地価格は更地にして坪3万円とのことである。
 
 地価はその利用価値により変動するが、このように下落するのは取りも直さず、本市に於ける経済活動の低迷を表すに外ならない。
 地価下落が固定資産税の引き下げになるのなら良いが、そうはならず、もし土地を担保に借り入れをして商売をしていれば、担保不足から金融機関より追加担保の要求や早期返済を求められ、円滑なる経済活動が妨げられる場合も生ずる。

 米沢市の経済活性化に「米沢牛」が話題になるが、工業出荷額と比べればその売上額は1%位なもので、倍にしたところで経済効果は知れている。
 行政や公的機関が「米沢牛」に後押しをするのは悪いことでは無いが、力を入れるべきは商工業の活性化であろう。
 米沢市の山形大学工学部は本市への貢献度大なるものがあるが、歴代市長が大学側と真剣に話し合いを行った業績は伝えられていない。
 この度のブイ社誘致も城戸淳二山大教授によるとの報道もあるので、行政機関はもっと真剣に山大と「工業振興」に向き合って貰いたいが、掲示板に投稿のある如く、市職員の資質は低く、山大側と差しで話し合いの出来る人材が居るか疑問である。

 

統一地方選挙

kage

2018/03/26 (Mon)

統一地方選挙

 来年は選挙の年である。その対策かどうかは定かでないが、3/24吉村美栄子知事を支援する会の総会が開催され、小生も参加した。

 中川市長の来賓祝辞は、知事の力添えに感謝の意を述べ、栗子新トンネル開通の高速道路による経済効果や、4/20オープン化予定の新道の駅に期待する内容の挨拶があった。

 吉村知事は板谷峠トンネル化によるフル規格新幹線の着工に熱意を示したが、中川市長を評し、「まち作りが進んでいない」との苦言があった。
 この話は別の米沢市民の会合でも口にしており、知事による中川市長の評価であろう。

 組織のトップとは将来に向けてのマスタープランと、それを実現する具体策を示し、実行を決断する立場にあるが、中川市長は就任2年の経過を見る限り、それらの能力は極めて低いと思われる。

 例えば企業誘致は県や山大の功績によるところ大と聞くし、中心市街地の活性化対策は民間企業に期待するとの意向だし、井戸水汚染を心配する市民が中川市長に直接対策を要望したにも関わらず、他人任せで一切指示を行わず、「市長とは当たり障りのない挨拶をする事が仕事」と解釈しているようだ。

 このような中川市長の「言うだけ番長」的な言動、即ち具体的なまち作りとその実行策が知事に見えない事から「中川市長によるまち作りが進んでいない」との印象を与えるのではないか。

 小生は米沢市の観光に寄与する事案の決断を中川市長に求め2年になるが、一向に進展は見られず、彼の市長としての能力に疑問を持つが、市民数百人も集まる集会で、知事がこのような苦言を述べるのは、小生と同じ思いからではなかろうか。

 「安部より勝る中川勝」との思いで彼を推したが、来年は・・・

 

仙台高裁口頭弁論

kage

2018/03/21 (Wed)

仙台高裁口頭弁論

 ナセバの一階工事は10月~11月で完成する契約で進められたが、完成は翌年の3月末になるという、すこぶる大幅な工事遅滞が発生した。
 この工事遅滞に対し、3,000万円の追加工事料を支払った安倍三十郎市政を違法とする裁判の第2回口頭弁論が3/20仙台高裁で開かれた。

 10月~11月の工事が遅れたのは、『「①12月~翌年1月の大雪が原因、②職人不足が原因」のため請負業者に責任がない』と言うのが市側の主張だが、『10月~11月の工事に「12月に雪が降ったから遅れたのだ」とは理由にならない。工事遅滞の原因は「一階の壁柱工法に対処できなかった請負業者の責任である」』とするのが当方の主張である。

 驚く事に、山形地裁の第一審では行政側の主張を100%認め、当方の敗訴となったが、控訴した仙台高裁の第1回口頭弁論での裁判長は「市側の工事遅滞理由に合理性が無い。次回まで、工事遅滞の合理的理由を述べよ」との教示により開かれた第2回仙台高裁口頭弁論だ。
 
 当日これまた驚いた事に、市の代理人である弁護士は「10月~11月の工事で完成する予定の、一階工事が遅れたのは、壁柱工法に対処できなかった請負業者技術不足が原因である」とする当方主張に対し、「12月にこれ程雪が降りました」とする資料と、米沢市以外で職人不足が有りました」とする厚さ3㎝程もある資料を提出してきた。
これに裁判長は小生らに「反論はありますか」との事だったので「次回反論します」と答えて閉廷した。

 10月~11月の工事に「12月に雪が降ったから遅れたのだ」との理由には馬鹿らしくて反論する気にもならないが、米沢市以外の職人不足も理由にならない。
 それは、同時期に同工事規模の市立第四中学校が予定通りに完成している事や、市が発注した公共工事に遅滞が無く、ナセバ工事以外に追加工事料の支払いが無かった事と、そもそも工事発注前から「3.11の地震」と「四中工事と重なる」事から人手不足が懸念され、鈴木彰郎元市議や海老名悟市議から「職人不足から工事遅滞を起こさないか」とする質問に対し、「職人不足を織り込んだ工事計画である」として始めたナセバの工事であるから、今更「職人不足」と泣き言を言う業者に3,000万円もの追加工事料を支払う合理的理由は無い。

 次回の第3回仙台高裁口頭弁論は6/20に行われる。

投稿のお二方に感謝

kage

2018/03/19 (Mon)

投稿のお二方に感謝

 米沢市の雪灯籠祭りに関わる投稿を頂き感謝申し上げます。
 祭りに限らず観光は産業と捉えられるほど、活況であれば地域を潤す要因であるが、本市の取り組みには歯がゆいものがある。

 地域の「祭り」は、何と言っても地元民の盛り上がりが不可欠だが、御指摘の「雪灯籠祭り」は、小生思うに年々市民の関心が薄れているのでないかと感じている。

 小生は30数年前までは「米織」の製造元であり、当時、雪灯籠祭りには積極的に関わっていた。仲間と米織直販店の「織陣」を上杉神社侵入口の米織会館一階に開設し、「雪灯籠祭り」では「玉こんにゃく」や「つきいれ餅」などでおもてなしを、店では「織元蔵出し特売」などの企画を行い、当然二階の資料館はオープンしていた。
 又、「織陣」から上杉神社までの道筋には、高校生作による小型の雪灯籠や地元住民作の雪灯籠が連なり祭りに華やかさを添えていた。

 しかし、行政関与の「上杉城史苑」がオープンすると、観光客の市内商店への回遊が途絶え、多くの商店が閉店に追い込まれた。「織陣」も御多分に漏れず廃業の憂き目を見る結果となった。

 そして現在、「上杉城史苑」は極一部の利権者が懐を肥やすだけの施設となったことから、城史苑北側空き地を民間と行政で開発しようとそのプランを中川市長に直談判しているが、「菊だけの秋の花」である。

 観光事業は地元住民と行政の協力を持って為すべしとの持論だが、観光に関する行政の温度は北極並みと感じている。
 行政批判を行うだけでは何にもならないので、琴線に触れる「・・・、やってやれない事はない、やらずにできる訳がない、いまやらずにいつできる、わしがやらねば誰がやる」のフレーズから、微力ながら「戊辰戦争150年の企画」に没頭している。

 この企画を通じて幾らかでも本市観光に寄与できればと願っている。
 

寂しい思い

kage

2018/03/14 (Wed)

寂しい思い

 「栄枯盛衰世の習い」と言い、栄えたり衰えたりを繰り返す人の世のはかなさをいうが、かつて繁栄を極めていた米織も時代の流れから今はその勢いは無い。
 又、中心市街地の中心とも言える大沼デパートも経営者が代わり、売り場を三階までに縮小し営業を続けると言うが、果たして・・・

 又々、数日前には、清酒「沖正宗」で知られる米沢市の老舗酒造会社「浜田」が、兵庫県尼崎市の㈱レゾンディレクションに事業譲渡したことが報じられた。社名や沖正宗の商標などは存続し、全従業員13人の雇用も継続するという。(レゾン社は、全国で自社ワインを提供するレストランや宿泊施設などを運営している)

 浜田の清酒沖正宗は全国的に知られ、東北有数の大規模酒造で73年にはワイン事業に参入し、「モンサンワイン」の自社ブランドを手掛けたが、清酒市場の縮小により、厳しい経営状況となっていたという。

 米織業界や醸造業界が栄えていた頃の米沢市は、祭りや催し行われると多額の協賛金が集まり盛況であった、近年は他所からの大型企業は地元との結びつきや伝統行事への理解が薄い事からか、大規模の企画行事を行うに苦労する。

 今年は戊辰戦争150年・直江兼続400回忌の年だが、大型の企画は聞こえてこない。小生はこの節目に何らかの催しを計画していたが、この度、多少の資金だが目処が付いたので、①7/22大谷吉継末裔による講演会」、②8/26「色部長門碑前際」、③10/14「雲井龍雄碑前際」・「米沢藩と会津藩による剣舞奉納」・「友田昌宏東北大教授による講演会」、それにスポンサーが付いた場合に④「三藩校サミット」を開催する予定でいる。

 詳しい事は開催日が近づいてから報告するので、その節には多くの参加者を望んでいる。

 

しっちゃかめっちゃか!!

kage

2018/03/10 (Sat)

しっちゃかめっちゃか!!

 「しっちゃかめっちゃか」は「方言かな?」と辞書を引いてみたら「物事の混乱したさま。めちゃくちゃ」との解説が載っていた。
 この所の国会を見て、当局による行政文書の扱いはこの言葉が相応しい。私的メモの為廃棄したと言った文書が出てきたり、森友学園との契約時に財務省が作成した決裁文書が改ざんされて国会に提出された疑いがあると朝日新聞にスクープされたり、行政文書の扱いはまさに「しっちゃかめっちゃか」である。
 そして、ついに3月9日には、近畿財務局で森友学園との交渉を担当した職員が自殺したという報道があった。

 それでは行政文書の定義はどうなっているだろうか?
(公文書管理法第2条第4項)では「行政機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとして、当該行政機関が保有しているもの」とある。

 行政文書を勝手に廃棄した場合は?
(刑法第258条)には「公務所の用に供する文書又は電磁的記録を毀棄した者は、3月以上7年以下の懲役に処する」とある。

 かように公文書を勝手に遺棄する罪は結構重いが、公務員にはその意識が低いのではないか。
 口先で国民の目を誤魔化せると高をくくり国会答弁を行った佐川国税庁長官であったが、ついに辞任に追い込まれた。
 この過程で腑に落ちないのは内閣の対応である。「議員に配られた資料とは別の資料の存在があるのでは?」との野党質問に、麻生副総理は「捜査に影響があるので・・・」と佐川長官擁護とも思える答弁を続けるのは何故だろうか?

 そもそも森友問題は「安倍昭恵首相夫人の口利きに対する忖度があったのでは?」との疑問から発している訳で、もしこれが事実なら安倍内閣の総辞職に発展しかねない。小生は、麻生副総理は安倍政権を支えるに躍起となっていると思えるがどうだろうか。

 小生は公文書毀棄罪で監査委員を告訴する予定で米沢警察署と折衝中なので、国会の今後の進展には大いに興味を持っている。