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住民と議会の責任②

kage

2017/06/22 (Thu)

住民と議会の責任②

 「ナセBAの工期延長に伴う追加工事料3,000万円の支払いは不法である」と提訴して現在裁判中だが、住民・議会共に関心が薄いと思われるのでこの件について改めて述べたい。 

 ナセBAの完成予定は平成27年12月であったが、前年12月の大雪を理由に、完成は平成28年3月と3ヶ月遅れとなり、3,000万円の追加工事料が支払われた。これに対する議会(議員)の対応を報告する。

◆堤郁雄市議は、産業建設常任委員会委員長の立場で「法律で支払わなければならないと定められている」との説明があり、小生は「それは何という法律か?」と質すと、堤市議は「・・・」の為、後日の回答を待つことにした。

◆中村圭介市議は、議会運営委員会委員長の立場で、堤郁雄市議に代わって「支払う理由は、契約約款の第23条に記載されている。しかし、契約約款には定めが無いので請負業者と話し合いで決めた」との珍回答にビックリした。
 第23条は「米沢市に責任がある場合は契約金額の変更をする」とあり、「雪」は米沢市の責任でないので支払う理由は無い。このような整合性の無い回答に改めて回答を求めて1年以上経つが何度催促しても梨の礫である。

◆海老名悟市議に会見を申し込むと、議長の立場で「建設的な意見を言わないから会わない」と公文書で回答してきた。これに「建設的で無い意見とはどのようなことを言うのか?」と質すと「建設的な意見を言わないとは言っていない」とこれ又整合性の無い回答に『1回目の回答が「建設的な意見を言わない」と記述しながら2回目に「言っていない」とはどうゆう事か?」と質したが、これ又梨の礫である。

◆島軒純一市議に書面で会見を申し込んだが返事が無いので電話すると、「会う気は無い。会いたければネットにある書式で改めて申し込め」との事であった。 

◆ようやく島軒純一市議との面談が叶うと思ったが、出席者は市議全員であった。その会合で小生が質問した途端に、海老名悟市議は「質問をするなら会は続けられない」・「質問は当局にしろ」と会を打ち切ろうとし、鳥海隆太市議も「質問はおかしい」と同調する態度に、肝心の事は聞けなかった。

◆成澤和音市議は、「他の自治体でも、降雪を理由に追加工事料を支払っているので、本市の3,000万円支払いは妥当である」との意見を述べたので、「他がやっていれば違法行為が認められるという考えか?」と質したがこれ又梨の礫である。

 以上議会の体たらくの一部を述べたが、このように議会のチェック能力は無いに等しい。よって、このようなノーテンキ市議を選んだ住民の責任として、多くの市民に、現在進行中の住民訴訟への関心を持って貰いたい。

住民と議会の責任①

kage

2017/06/21 (Wed)

住民と議会の責任①

 マスコミは、加計・森友・豊洲問題を大きく取り上げ国民の関心も大なるものがあるが、これらに絡み住民監査請求や住民訴訟、それに公文書毀棄罪に当たるとして刑事訴訟が起こっている。これらは警察・検察によらず「住民」が行動を起こしていることに注目する。

 アメリカは訴訟大国と呼ばれ、ちょっとしたことでもすぐに訴訟沙汰になるが、それは、様々な地域からの移民により成り立った国で、倫理観が違うことから当事者間で問題を解決することが難しく、揉め事が起こった場合は公正な第三者の判断を裁判に求める社会情勢がある。

 その点、我が国は単一民族であることから、「話せば分かる」と当事者間で問題解決を行い、裁判は希であった。(単一民族ではなく、大和民族・アイヌ民族・ウィルタ民族・ニヴフ民族・琉球民族の5つという説もある)
 しかし冒頭に述べた如く、住民による「お上にもの申す」行動が増えたのは、アメリカナイズというより、住民意識の向上と捉えたい。
 
 小生が住民監査請求を行った13年前は、米沢市政100余年間で3件目と少なく、まして住民訴訟は初であったが、このところ全国的に住民訴訟が増えたのは「議会の体たらく」が一因と思っている。

 我が国の民主主義は、市長(行政)が予算を編成し、議員(議会)がそれをチェックするシステムだが、両者を住民が選挙で選ぶことから、二元代表制といわれる。
 しかしこのところ、国・地方を問わず議員の劣化が目立ち、住民の付託に応えられない現象が多発していることから、住民個人が直接行政をただす事の出来る住民監査請求・住民訴訟が増えたのではないか。

 住民に代わって議員が行政を監視する間接民主主義の中で、住民監査請求・住民訴訟は直接民主主義として残された制度だが、昨今、町村では「議員はいらない」として、町村民が全員参加する直接民主主義が話題となっている。
 これは議員のなり手がいないこともあるが、「選ぶにろくな議員がいない」ことも一因ではないか。 米沢市の場合は如何であろうか。

一転、政宗PR

kage

2017/06/18 (Sun)

一転、政宗PR

 今年は、伊達政宗生誕450年に当たり、仙台市などは気合いを入れての催しを企画しているが、政宗生誕米沢市の中川市長は「「政宗が名をはせたのは仙台時代・・・米沢市には遺品無く・・・」とイベント開催に熱気不足が報じられたが、6/16の定例会で高橋英夫市議の質問に対し、中川市長は「政宗は米沢にとって重要な精神文化・・・」、「城下町を補完する事業を考えたい」と考えを一転させ、何らかの企画実行に軌道修正したようだ。

 「米沢市には遺品無く・・・」では無く「知恵が無い」と小生は市の無策を揶揄し、観光行政に歯がゆいものを感じて、なじってきた。
 伊達政宗が、「舘山発電所の上に築城を計画した」などの捏造話で、6千万円もの調査費を費やす文化課には呆れかえる。
 
伊達政宗にまつわる観光資源はこれまで縷々述べてきたが、「遠山覚範寺」については余り知られていないので紹介したい。

【覚範寺】
 天正14年(1586)伊達政宗が父輝宗の菩提を弔うため、遠山村に創建したと伝えられる。 
 昭和62年(1986)に愛宕山の北東麓の大地が発掘調査され、その一部に大型の建物、基壇跡、小祠堂跡、墓壙、墓道階段、などの遺構が検出された。
 出土品としては、常滑系甕破片、美濃系鉄釉花瓶、かわらけ、手あぶり等があり、時期も寺院のあった年代と一致する。

 何度も述べているが、城下町米沢を売り込むには、視覚に訴えるものが少ない。しかし最近は単に風光明媚を求めるのではなく、その土地の歴史や文化を知りたいとする観光客が増えている。

 父輝宗の最期に嫡男政宗がどのように関わったかについては諸説あり、史家に取って覚範寺は大変興味のある遺構なので、中川市長が「城下町を補完する事業を考えたい」と述べるなら、舘山発電所付近に伊達政宗が居城を計画したなどの捏造話に市予算を費やすのでは無く、先達が結論づけた「伊達政宗が居城を計画したのは一の坂より」を観光資源に考えて貰いたいものだ。

周年記念事業②

kage

2017/06/15 (Thu)

周年記念事業②

 6/13は中部コミセンの開館5周年記念の式典が執り行われたが、式典に先立ち「中部わくわくコンサート」と題する歌謡ショーが華を添えた。

 ショーは「美空ひばり」のものまねを売りとする「村上敬之」が数十曲を披露したが、男性ながら「美空ひばり」そっくりの歌声に聴き入り、目に涙の観客も見られた。
 担当者の談によると「中部コミセンの周年事業だが、美空ひばりも生誕80周年なのでこの催しを企画した」とのことであった。
村上敬之1 村上敬之2 伊藤忠太

 周年記念をイベントの動機付けとして企画することは、集客力が期待できるが、その点米沢市の場合は下手であり、小生の意見を取り入れて貰いたいと観光振興委員に応募すると、応募文章が「誤字脱字が多い」との理由で撥ねられてしまうし、市議との意見交換会を申し込むと「建設的な意見を述べないから」との理由で会って貰えない。

 小生思うに、今年の周年事業として取り上げるべき人物は伊東忠太と思っている。
 伊藤忠太は明治から昭和にかけて活躍した、米沢出身の建築家、建築史家で神社仏閣設計の第一人者として知られ、代表的な建物としては築地本願寺、平安神宮、靖国神社などに加え、上杉神社、稽照殿があり、米沢市名誉市民第一号である。
 1867年10月26日生まれなので今年が生誕150周年だが、市としては如何なものであろうか。

 小学館の「サライ」では伊藤忠太を大々的に取り上げている。米沢市も花火を打ち上げて貰いたい。

周年記念事業①

kage

2017/06/14 (Wed)

周年記念事業①

 生誕・創立・に限らず、死没や事件後の区切りの年に「周年記念事業」を行うことが多々あり、仙台市では伊達政宗生誕450年ということで多彩な事業を計画しているが、伊達政宗の幼名「梵天丸」の故郷米沢市では「資料はみんな仙台に行ったので・・・」と、熱気不足の中川市長の弁が報じられた。

 来年は戊辰の役から150年、上杉謙信公没後440年の節目の年に当たるが、米沢市の場合の取り組みは如何であろうか?

 小生は色部長門を顕彰する米沢御堀端史蹟保存会に属していることから、戊辰の役後150年には大変興味があるし、何か記念事業を企画したいと思っている。
 
 色部長門と言われても「誰?」という市民が殆どでは無いかと思われるが、色部は戊辰の役で、新潟港から攻め込んでくる官軍と戦うべく新潟に赴いたが、現在の新潟市を戦場にすれば町が破壊することを懸念し、市内から外れた関谷で官軍を迎え撃った。しかし、官軍に敗れて関谷で命を落とすことになった。

 戊辰の役は幕府軍の敗戦により、官軍に逆らった藩の責任者を処罰することとなったが、米沢藩は「責任者は色部長門」と届けた事により、色部家のお家断絶という軽い処分で米沢藩からの処刑者を出さずに済んだ。

 時が過ぎ、有志により米沢藩を救った色部長門を顕彰する石碑が、上杉伯爵邸西の放送局裏に建立され、新潟市でも戦火から町を守った色部長門として、新潟市民により関谷(今は合併して新潟市)に顕彰碑が建立された。

 戊辰の役で大きな犠牲を払ったのは現在の会津若松市だが、長州藩(現在の山口県)からの非道な扱いに、「戊辰の役からまだ150年」と心の傷は未だ癒やされず、150周年には今から気合いを入れて記念事業を企画していると聞く。

 米沢市で戊辰の役と言えば、もう一人忘れていけないのは「雲井龍雄」だが、彼の名を知る市民も少なくなったのではなかろうか。彼については後述する。
左は新潟県関谷の碑 右は米沢市の碑
関谷碑  米沢色部碑
 

情報公開

kage

2017/06/12 (Mon)

情報公開

 学校法人加計学園への獣医学部新設をめぐる問題で、内閣府職員の発言として「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと記された文書が文部科学省内部で作成され、前川喜平・前文部科学事務次官はそれらの文書を「本物」と証言した。
 この前川氏の文書について、菅官房長官は、繰り返し、「確認できない」「信憑性がない」「出所不明」「文科省が適切に対応」などと言い続け、松野文科大臣も、「文書が出所不明」を理由に「再調査しない」との発言を繰り返してきた。
 しかし、文科省の現役官僚が次々に内部文書の存在を証言し始めた事や、国民世論の不信感を背景に、ついに安倍政権は再調査すると公表した。

 この様に権力者は、自分に都合の悪いことは隠蔽するのが常套手段であり、これは政府官邸に限ったことではない。

 小生等は、「ナセBAの工期延長に伴う3,000万円は支払う理由が無い」として安部三十郎元市長の他に市職員を相手取り「損害賠償」の裁判中だが、証拠書類として添付すべく、会議録を情報公開条例に則り請求すると、会議録を故意に「消去」し、「不存在」との回答を返してきた。

 この態度に「不法である」として米沢市情報公開審査会に審査を申し込んだところ、来る6月29日(木)に市役所7階701会議室で、小生の意見陳述が認められた。
 安倍政権が折れたのも、国民世論の高まりによるものであり、国民の無関心が行政権力者の悪行を増長させる原因であるから、今回の「情報公開審議会」、並びに「損害賠償事件」に刮目願いたい。

 改めて裁判の内容だが、ナセBAの工期延長に伴い、市民は3,000万円の負担を強いられた。しかし、「工期延長の理由が米沢市に責任がある場合に必要経費を負担する」と契約書には明示されている。
 工期延長理由は「豪雪」であるから、米沢市に責任は無いことは明白であり、支払う理由が無いにも拘わらず、業者に支払いを企んだ、安部元市長と市職員に賠償を求めたものである。

 それに対して、弁護団は「支払って悪いとは書いていない」との詭弁を弄してきたが、小生等は「米沢市に責任が無い場合に支払って良いとも書いていない」と抗弁している。
 プロとしては余りにも稚拙な弁護団なので、戦い易く負ける気はしないが、裁判官も「公務員」なので、行政擁護の判決が心配だ。

行政の長は魅力的

kage

2017/06/10 (Sat)

行政の長は魅力的

 日本の行政の長は言わずもがな安倍晋三首相である。彼が平のサラリーマンなら擦り寄ってくる者もいないだろうが、首相となると話は別だ。
 首相と森友学園、加計学園といった教育機関が土地払い下げと許認可をめぐって、行政の長の関与と忖度が大きな問題となり連日マスコミを賑わせているが、利権者と多くの官僚が官邸にすり寄っている、あるいはすり寄らされていることが問題の根幹である。

 森友学園、加計学園で利権が大きく占めるのは土地の部分だが、米沢市でも土地による利権問題が安部三十郎前市長時代に起こったことを思い出した。

 現在の西条天満公園用地は、米沢市が買い入れる前に、社会福祉法人あづま会(現在の代表はS氏)が75,000円/坪で取得し、わずか1ヶ月後に米沢市は160,000円/坪で購入している。これは森友学園、加計学園の場合のように公用地を安く払い下げるのではなく、安い民間地を高く買い上げて公用地にしたパターンで、世間では土地転がし・地上げなどと称し、褒められない行為とされている。
 この土地取引を巡って、鈴木章郎前市議が議会で問題としたが、他の市議は協力を拒み、うやむやの結果となった。

 この取引に口利きを行ったのが海老名悟市議である。海老名市議は安部市長とS氏の間を取り持ち、言葉巧みに当時の松田理事長に近づいて罠に掛け、松田理事長を失脚させてこの地上げを完成させたのである。かれが金員を手にしたかは定かでは無いが、時の行政の長はこのようなマジックが可能と言うことだ。

 

奇っ怪な噂

kage

2017/06/09 (Fri)

奇っ怪な噂

 何故この時点で「市長選」・・現職市議の”出馬準備話”飛び交う。・・
 これは米沢新聞6/3の見出しだが、立候補予定市議の実名を挙げ、現職市議と一部市民の間で出馬準備を進めているとのことである。

 前回の市長選は2015年11月22日であるから、次回選挙の2019年11月には大分時間があるが、何故この時期に現職市議の”出馬準備話”が取り沙汰されるか小生なりに考えてみたい。

 行政権力者の威光に与(あずか)ろうと、良からぬ輩が寄り添ってくるのは世の常である。昨今の安倍晋三関係の報道からもそれが伺える。
 
 中川市長の場合、まだ就任1年一寸と言うこともあるが、利権者との結びつきは耳にしていない。となると「中川市長では利用しにくい」と思った利権者が、自分の息の掛かった現職市議を担ぎ出し、利権を貪ろうと企む事は想像に難くない。

 ならば利権とは何であろうか?
 3年後に考えられる利権は何と言っても「市立病院建設」である。新道の駅や市庁舎建て替えは現職中川市長の管轄だが、「市立病院建設」は時期市長管轄となる公算は大である。

 市立病院の建設費の規模は県立新庄病院が約200億であり、本市の場合もその程度であることは前財政課長も口にしている事から、地権者や工事関係者に取っては大きな魅力である。
 現に、安部三十郎前市長の時代にはK建設絡みの駅前地所が市立病院の候補地として、A市議介在で具体的に進められた。
 安部三十郎候補が落選したことによってその話は立ち消えになったが、中川市長になって数カ所の候補地が噂に上がっている。

 市立病院建替は地権者に限らず建設関係者にとっては、市長という権力者を抱き込むことは最大の魅力であるし、そのアプローチに市議を利用しようとする動きの起きることは人間の性であろうが、それによって市民が不利益を受けることは御免被りたい。
 

ふるさと納税に思う

kage

2017/06/05 (Mon)

ふるさと納税に思う

 都会には地方出身者が多数いるが、その人たちは地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育等様々な住民サービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税を行っている。 その結果、都会の自治体は税収を得るが、自分が生まれ育った故郷の自治体には税収が入らない。
 そこで、今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないかとの問題提起から発足した制度がふるさと納税だが、我が故郷に限定されず、どの自治体にでもふるさと納税を行うことがでる。(総務省)

 山形県の2016年度ふるさと納税額は、総額225億1791万円で、前年比約1・6倍の大幅増となった。
 我が米沢市は35億3099万円(前年度比約15億7200万円増)の納税額があり、県内市町村別の1位に輝いたが、加熱する制度に、総務省は各自治体に対して「ふるさと納税に係る返礼品の送付等について」と題し、返礼品の額に関する苦言の通達を行った。

 小生は、総務省に対し「今更何を申すか」と苦言を呈したい。
 故郷に限定されず、どの自治体にでもふるさと納税を行うことができるのであれば、当然にして返礼品に魅力のある自治体に納税するから、自治体間の競争は必至で、このような結果を招くことは想定できた筈だ。

 それを今更「自粛せよ」とはよくも言えたものだと呆れるが、そもそもこの制度はゼロサムゲーム(プラスとマイナスの和は0)であるから、増収の自治体が有る反面、減収の自治体が有り、国としての財政力・国民の幸福度もプラスマイナス0である。

 ふるさと納税は、国としての税収には影響がないので、我が身を安全地帯に置いて格闘技を見物する観客の如く、自治体間バトルを高みの見物と楽しむ政治家が目に浮かぶ。このような付け刃の「地方創生策」に非ずして、真に地方が活性化する策を講じてもらいたい。

【2016年度ふるさと納税県内市町村の順位】
    市町村     寄付額       寄付件数    15年度
 (1)米沢市   35億3099万円   3万5574件    2
 (2)天童市   33億5754万円  20万1925件    1
 (3)寒河江市  23億2697万円   9万4685件    3
 (4)上山市   14億6587万円   8万5419件    5
 (5)東根市   13億2785万円   6万2388件    4
 (6)山形市   12億3950万円   6万7426件   16
 (7)河北町   12億1473万円   8万6296件   21
 (8)酒田市    9億6646万円   6万2245件   15
 (9)村山市    7億1087万円   5万3444件   14
(10)新庄市    6億8126万円   5万4581件   17

前田慶次の法要

kage

2017/06/04 (Sun)

前田慶次の法要

 前田慶次は前田利家に仕えていたが、突然出奔して京に向かい、上洛で京に来ていた直江兼続と出会った慶次は意気投合し、生涯の盟友として兼続を慕って上杉景勝に仕官し、6月4日に米沢で亡くなったとされており、今日406回忌供養祭が「堂森善光寺」で執り行われた

 慶次は漫画家原哲夫氏の「花の慶次~雲のかなたに~」が雑誌に掲載されると全国的にメジャーとなり、400回忌供養祭では大変な数のファンが当地を訪れたが、年を追うごとにその数は減少し、今年は寂しい感じの供養祭であった。

 前田慶次は観光素材として集客に優れた要素を持つが、米沢市の観光事業としての取り組みは素っ気ない。供養祭は宗教行事であるから自治体が関与するには問題があるが、供養祭とは切り離して催しを行うには問題は無いので6月4日に市が関わる「慶次祭り」を企画してはどうだろうか。

 「東京ディズニーランド」は次から次へと新企画を提供することにより1983年開園以来、30余年経過した今でも来園者で溢れているが、毎年同じパターンで行えば同然来客は減少する。
 米沢市最大のイベント「川中島の合戦」にも新企画を取り入れていかなければ、何れ衰退の道を辿るのではないか。
 
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左写真は御堂の裏手にある、慶次が月見を楽しんだという「月見平」
【昨年の供養祭】















監査委員の不条理

kage

2017/06/01 (Thu)

監査委員の不条理

 山形県議の2015年度政務活動費を巡り、27人に不適切な支出があるとして市民オンブズマン県会議が行った住民監査請求について、県監査委員は30日、県議会が作成した運用基準「政務活動費の手引」に反していないなどとし、違法・不当な支出はなかったと判断、監査請求を棄却した。

 監査委員とは、地方公共団体に設けられた財務や事業について監査を行う機関であり、代表監査委員は地方公共団体の長が委員を選任し、もう一名は議会より選任される。
 監査委員に求められるのは、人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた見識を有する者となっている。

 小生は13年間も「住民監査請求」を経て監査委員と対峙してきたが、求められる資質を兼ね備えた人物にお目に掛かったことは無い。
 その筈である。代表監査委員は首長が選任するのであるから、自分に厳しい人物など選ぶべきもないし、又、議員選出の監査委員は、自分が議決した案件を不法・不当との判断を下す訳もなく、監査委員は行政擁護の態度を貫き、民主主義の根幹である「主権在民」など何処吹く風で「行政の番犬」の如き待度を取るのである。

 ナセBAの「不法な公金支出」について係争中であることは何度か述べているが、その証拠に供すべく監査委員会の議事録を求めると「行政に不利な証拠」と判断した監査委員は、法を犯してまで「議事録の破棄」を行った。
 正に「行政の番犬」たる態度であり、監査委員として求められる高潔な人格など微塵も備えていない。
 
 もうそろそろ、行政の監査委員を行政が選任するシステムを改め、監査を外部に委託するよう改める時期にあるのではないか。

伊達政宗②

kage

2017/05/31 (Wed)

伊達政宗②

 中川市長は5/22の記者会見で「伊達政宗生誕450年の節目の年として米沢市でイベントを企画しているか」との質問に「遺品のほとんどは仙台に移っているのでイベントは難しい」と答えている。が、本当にそうであろうか?

 確かに遺品は少ないが、米沢には「伊達政宗生誕の地」、政宗の幼名「梵天丸の故郷」としての歴史が有り、政宗生誕の米澤城をはじめ、政宗が一の坂から築城しようとした壮大な縄張りの舘山城、政宗に信頼厚い家臣の片倉小十郎生誕の地、政宗の家臣として慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパまで渡航した支倉常長生誕の地、等々素材は豊富であり、遺品が無いのではなく、知恵が無いだけだ。

舘山景観

 上の写真は御成山ジャンプ台からの景観である。若き政宗はこの地より城下を眺め、まちづくり、城づくりを思案した場所として宣伝し、御成山から船坂峠までの遠山街道を「政宗の歴史街道」として売り出すなど一計と思われ、度々当ブログでも述べているが、行政の関心は極めて薄く残念な事である。

 

伊達政宗①

kage

2017/05/31 (Wed)

伊達政宗①

IMG_3377.jpg 今年は伊達政宗生誕450年の節目の年として、仙台市は多彩なイベントを企画しているが、小生が交流している「仙台藩士会」より伊達家18代当主記念講演会の案内状が送られてきた。
 そこには「伊達政宗公は、羽州置賜郡米澤城で生まれまして今夏で450年です」と有る。

 上杉神社参道に建てられた左の石碑が示すように、松が岬公園が米沢城であり伊達政宗生誕の地であるが、その歴史を歪曲して、舘山発電所上部が政宗生誕の地であるなどと絵空事をアナウンスする市民団体と、それを取り上げるメディアには困ったものだ。
 
 観光行政にとって歴史は大きなファクター(要因)であり、何かにかこつけて集客に結びつけたいところだが、米沢市の場合はどうであろうか?

 中川市長は5/22の記者会見で「政宗が名をはせたのは仙台時代・・・」と関心は薄いが、過去1987年にNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」が放映されると「政宗生誕の地、梵天丸(政宗の幼名)の故郷」として大変な数の観光客が本市を訪れ、小生等は現在のお祭り広場に「米沢村」を設営して観光客に対応したものだ。

 仙台で名をはせた政宗であるが、1614年「故郷(ふるさと)は 夢にだにさえ 疎(うと)からず 現(うつつ)になどか めぐり来にけん」と詠み、米沢時代を偲(しの)んだという。

 今年5/20には市民団体のミュージカルとして「梵天丸」が公演され、多くの集客が有ったように、政宗幼少の「梵天丸」は優れた要素を有するが、安部市政から中川市政へ移っても、歴史のファクターを活用できない行政力には憂憤の小生である。 

裁判[第2回目]

kage

2017/05/28 (Sun)

裁判[第2回目]

 安部三十郎元市長をはじめ、他に6名の市職員に対して3,000万円の損害賠償を求めて裁判中であるが、5/23に第2回目の裁判が山形地裁で行われた。

 ナセBAの工期延長により、市民は3,000万円の追加工事料を支払わされたが、支払った理由は「豪雪・人手不足」に有ると言う。
 これに対して原告(市民)は、『米沢市工事契約約款23条3項には「工期延長が発注者の責めに帰すべき事由による場合においては、請負代金額について必要と認められる変更を行い、又は損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない」と定められている。よって「豪雪・人手不足」は米沢市(市民)の責任では無いので支払う理由は無い。』として提訴した。

 5/23には、弁護士が書面による反論を行ったが、その内容には驚いた。『契約書には「豪雪・人手不足の場合は支払わない」とは何処にも書いていない。よって原告(市民)の主張には理由が無い』と述べているのである。

 訪問者諸兄も、自分が家を建てる時を想定してもらいたい。
 建築業者と「11月末迄に工事を完成します。」と契約を交わし、「12月に雪が降ったので3月迄工事が遅れました。契約書には、豪雪で工事が遅れた場合に追加料金を払わないとは書いていないので払って下さい。」と建築業者から言われて「ハイそうですか」と払うお人好しが居るであろうか?

 契約とは「二人以上の合意によって成立する法律行為。」と定められていることから、契約書に書かれている事項以外には請求権も支払い義務も無い。
 それを『契約書には「支払わない」と明記していないから支払う義務がある』と言うのであれば、この弁護士は「弁護料を120万円と契約したが、「それ以外には支払わない」とは明記していないので「娘の結婚式の費用を持ってくれ」とか、「私は海外に旅行するので、その費用を負担してくれ」と言うのであろうか。正に馬鹿げた論旨である。

 もう一度述べるが、米沢市民がナセBAの工期延長に追加工事料を支払うのは「工事遅れの原因が発注者(米沢市)に有る場合」と契約書に明記されているから、「豪雪・人手不足」は米沢市民の責任では無いので支払う義務は無い。

 よって、これからも安部三十郎元市長はじめ、6名の職員に損害賠償を求める戦いを続ける所存である。

公用文書等毀棄(きき)罪

kage

2017/05/24 (Wed)

公用文書等毀棄(きき)罪

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、財務省が学園との面会記録などの文書を廃棄したのは公用文書等毀棄(きき)罪にあたるとして、弁護士らで作る市民団体が5/15、東京地検に財務省の佐川宣寿理財局長や売却交渉時の理財局長だった迫田英典・国税庁長官を含む当時の幹部ら7人を告発した。地検は受理するかどうか検討する。(朝日新聞デジタル 2017.5.15)

 以上は大阪市での事件だが、本市に於いても今年1月に公用文書等毀棄(きき)罪に抵触する行為があったので報告したい。

 小生等は現在、「ナセBAの、工期延長に伴う追加支払いは不法」として安部三十郎元市長をはじめ、市職員6名に損害賠償を求めて係争中であるが、その裁判の証拠書類に供すべく、米沢市情報公開条例に則り会議記録を監査委員会に求めたところ、「会議記録は電子媒体として存在する」と明言して公開請求書類を受理した。

 ところが、大沢代表監査役名で「不存在」との回答があった。当然「ハイ、そうですか」と引き下がる当会ではなく、すかさず情報公開審査会に「この行為は如何なものか」と諮問した。当委員会は近々開かれる予定(6/29頃)なのでその詳細は後日報告する。

 公用文書等毀棄(きき)罪とは、「刑法第258条:公務所の用に供する文書又は電磁的記録を毀棄した者は、3月以上7年以下の懲役に処する。」と重い処分の刑であるが、「行政を監査する」監査委員がこの違法行為に手を染めるとは嘆かわしいことである。

 小生は諮問委員会の態度次第で「刑事告訴」を考えている。森友問題の場合、地検が受理するかどうかは、「①故意であるか②定められている保存期間中か」が検討されているが、本市の場合は①故意に毀棄した事②保存期間は3年と定められている事、と違法性が明確であるから「刑法第258条」に触れ、受理される確率は極めて高い。
 
※「告訴」と「告発」
 被害者当人が申告する場合を告訴といい、被害者でない第三者が申告する場合を告発という。

観光行政に思う

kage

2017/05/21 (Sun)

観光行政に思う

 観光客の支出は、訪れた地域にもたらす経済効果に大なるものがあり、各自治体は如何にして来訪者を増やすかに躍起であるが、米沢市の場合はどうであろうか。

 過日、元市民氏から「米沢の観光」と題して以下の投稿があった。
「私は昨年米沢から会津若松に引っ越したものです。それでも米沢のことはいつも気になり、鬼の会もよく見ております。若松に越してきて感じたのは鶴ヶ城や飯盛山を中心にした観光業界の充実さです。
 また、会津地方は全体がまとまって様々な観光施設を充実させていると感じております。特に道の駅については各自独自性とともに「会津地方」を宣伝、物販しており、どこに行っても楽しめます。
 果たして米沢に新しくできる道の駅がどうなるか、期待を裏切らないことを祈っております。」
 元市民氏に限らず、他市町村の観光行政の取り組みを米沢市と比較し、「米沢市は下手だ」との感想を良く耳にするし、小生もそのように思っている。

 桜はその花びらを散らしたが、今は藤やツツジが咲き誇っている時期なので5/20は寒河江のつつじ公園に出かけた。土曜日と言うこともあってか多くの方が訪れ賑わいを見せていた。
 当ツツジ公園が近くなると、要所要所に警備員を配し、近くにある無料の臨時駐車場(陸上競技場)へ誘導してくれ、駐車の不便は一切無かった。 
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 小生はこの所、色々な観光地へ車で出かけたが、常に心配するのは駐車場であり、それに配慮されていれば、訪れた地元へ幾ばくの散在も抵抗無いが、駐車にお金を要求されると気分の良いものではない。
 
 出かけた観光地で駐車料を払ったのは極少ないが、福島の「花見山」は有料であった。しかし鑑賞する目的物(庭)は無料であるから、不快感は無い。
 三春の「滝桜」の場合、役所は駐車場を有料と考えたが、来訪者の不評が大きい事から「滝桜保存の協力金」として、鑑賞しようとする入り口で入場料を取ることにした。入場料を支払ったが、抵抗は無かった。

 米沢市の市議団は、「上杉神社の参拝客から駐車料金をせしめる」と考えているが、市として努力もしないで宗教団体の「お賽銭の上前をはねる」発想には愛想が尽きる。

コメント氏へ

kage

2017/05/18 (Thu)

コメント氏へ

 既載、舘山城のこと② (05/15)に、以下のコメントが有ったので答えたい。

【コメント】
事実誤認があるようなので、指摘しておきます。
1.館山発電所は「跡」ではなく、現在も稼働中です。東北電力の水力発電所一覧にも掲載されています。
2.「一の坂から御成山下」は「舘山城跡」としてではなく「一ノ坂遺跡」としての指定です。
3.「舘山城跡」として指定された範囲は「小樽川と大樽川の合流地点付近の標高310~330mの丘陵先端に立地する山城と山麓部の館跡からなる城跡」です。ただし、東北電力館山発電所の敷地は除外されています。

【小生の考え】
1.について、・・小生が「館山発電所跡」と表記した場所は、館山発電所上部の平地で、公図では「大字舘山字城山」と記されている。
 市の調査初期では、上記場所にある瓦礫を『伊達政宗が築城し、岩出山へ移封になったことから城の石垣を破城した「裏込め石」』と発表していた。
 それに対して小生等は「東北電力は発電量を上げるべく、この地に貯水池(ダム)を作ろうとしたが、取水地住民の反対から希望する高さからの導水が叶わず、貯水池建設を中断した。瓦礫はその時の資材であり、伊達政宗が築城しようとしたのは一の坂の看板通り」と主張し、市と論判した。
 公図にはその計画水路跡が残っているし、この地区には現在も東北電力名義の土地があるので、小生はこの場所を「館山発電所跡」と表記したのである。
 
2.について、・・下図の米沢市文化課が作成したパンフを参照すれば、「舘山城の領域」として「一の坂」から色分けされているし、その説明には「舘山城の城域は、大樽川・鬼面川を越えてさらに東側へ拡大するとみられ、並松土手(一の坂)と呼ばれる東側に堀を伴う土塁を東端とする広大な城域を形成した・・・」と添えられている。
 文化課A職員に舘山城の領域を質したとき、『一の坂から御成山界隈を「舘山平城」、舘山発電所付近(下図赤色部分)を「舘山山城」』との説明を受けている。
 又、「一ノ坂遺跡」とは、矢来1丁目にある約6000年前の縄文時代前期の集落遺跡であり、「舘山城」とは別物である。
舘山城城域
◆以上から事実誤認とは思っていないが、如何であろうか?












盥回し(たらいまわし)

kage

2017/05/17 (Wed)

盥回し(たらいまわし)

 5/15に米沢市議会で「盥回しショー」が演じられたが「盥回し」とは「物事・地位などをある範囲内で次から次へと送りまわすこと。」と大辞林にある。

 市会議員を目指した者はすべからく、議長・副議長・監査役の席を賜りたいと願っていると思われる。が、地方自治法では「議長及び副議長の任期は、議員の任期による。」と定められていることから、任期中にその座を得ることが出来るのは3議員である。
 そこで、過去に米沢市の議員は任期を2年と申し合わせ、3役を任期中に6議員で盥回しすることにした。

 任期が4年と定められているのに、どのような口上で交代劇が演じられるのか興味があって拝聴すると、現在の海老名悟議長・小久保広信副議長は共に「一身上の都合により職席を辞する」と挨拶し、空席となった議長・副議長の選出が24市議の選挙によって行われた。

 地方自治法の「議長及び副議長の任期は、議員の任期による。」に「一身上の都合により職席を辞する」を当てはめて考えると、「議員の任期を全う出来ない一身上の都合」と言うことになる。
 しかるに前議長・前副議長がそのまま議員に止まる訳であるから「一身上の都合」と言うのは白々しい。この場合には「盥回しの慣例により・・・」と挨拶すべきだろう。

 茶番の議長・副議長辞職から、各職席の選挙が行われ、結果は以下である。
◆議 長 島軒純一市議 15票、  我妻徳雄市議 9票
◆副議長 木村芳浩市議 15票   佐藤忠次市議 9票
◆監査役 堤 郁雄市議 「普通地方公共団体の長が選任する」とあるが議員団が推薦したと思われる。

 議員団は会派に属しているが、会派の存在はこの三役を獲得するのが目的と思われる。その証拠に一新会から4市議離反したタイミングもこの3役改選の時期であったし、議長・副議長共に得票が15票であるが、内訳は一新会9票と明誠会4票及び公明クラブ2票で、堤郁雄監査役は一新会離反4名のガス抜き人事であろう。
 
 今回の注目すべき島軒議長だが、彼は2年前にも議長を経験していることから、盥回しとしては異例の人事であり、今後の会派間活動に興味が持たれる

舘山城のこと②

kage

2017/05/15 (Mon)

舘山城のこと②

 毎日新聞5/14に『「大窪砦」は伊達の山城!?』の記事が掲載されたが、記事提供者は問題の手塚孝職員一派である。
 手塚孝職員は、舘山発電所跡を「伊達政宗普請の主郭」説をぶち上げ脚光を浴びたが、史実とあまりにも矛盾点が多いことから、米沢市文化課は手塚説を封印して現在に至るが、諦めきれないのが手塚職員と、「伊達政宗普請の主郭」付近地主のO氏である。

 そこで「舘山城保存会」を結成しては付近の砦を調査し、「伊達政宗普請の主郭舘山城」と結びつけようと躍起だが、そもそも伊達氏が置賜に来る前に各地に豪族的集団が存在し、近隣からの襲撃に備えて砦や狼煙台や城を築いていた。
 その後に伊達氏(政宗に限らない)に制定され、伊達氏の所有となった訳であるから、置賜の砦や狼煙台や城は、全て伊達氏と関わりが有ったと考えて良い。
 それをあたかも新発見のように『「大窪砦」は伊達の山城!?』と取り上げる毎日新聞も如何なものか。

 この連休には「神指城(福島市)」「大塚城(川西町大塚)」「荒砥城(白鷹町荒砥)」「鮎貝城(白鷹町鮎貝)」を訪れたが、その規模は『舘山発電所跡「伊達政宗普請の主郭」』を遙かに凌ぐ大きさである。
 これらは伊達氏支配以前より存在したが、その後伊達の家臣が使用した。この伊達政宗の家臣が使用した城に比して犬小屋みたいに小規模の舘山城を、主人である政宗が主郭として使用するなど笑止千万である。

 手塚職員は米沢市より俸給を授かる身であれば、研究すべきは国に史跡指定を受けた舘山城の平城部分(一の坂から御成山下)であろう。

鮎貝城の石垣                        井戸跡 城には必ず井戸が必要だが舘山城には無い
DPP_156.jpg   DPP_157.jpg


舘山城のこと①

kage

2017/05/12 (Fri)

舘山城のこと①

一の坂3
 当掲示板に舘山城に関する投稿があったが、関心は米沢市民に限らず他所から訪れる観光客にも少なからぬものがある。

 今回の連休に、東京から来米者のS氏は、米沢市文化課が発行したパンフレット(左参照)を手にし、舘山城の案内を所望された。
 小生はS氏を現地に案内したが、そこには「伊達政宗生誕の地」の木標があり、パンフレット表紙の発電所跡を「伊達政宗が作った舘山城」と思い込んだようだ。
 
 公務員とは、社会通念上「堅い人(悪いことをしない人)」との認識があるようだが、それは「お伽話」の世界であり、現実は「捏造・隠蔽・すり替え」を常套手段とする自利に長けた人々の集団である。

 問題の発電所跡地であるが、文化課の手塚孝職員は、大正時代に放置されたと思われる瓦礫を「豊臣秀吉に移封を命ぜられたことから、伊達政宗が築いた舘山城を破城した痕跡」と捏造して「舘山城(発電所跡)=伊達政宗築城説」を国へ史跡指定申請を行った。
 小生はこの行為に「一の坂の表示板が正しい」と抗議すると「あれは間違いであるから撤去する」と覆い隠してしまった。
一の坂看板1 一の坂看板2

 しかし次第に「舘山城(発電所跡)=伊達政宗築城説」の化けの皮が剥がれてくると、小生指摘の「伊達政宗は一の坂から築城しようとした」とする表示板説に擦り寄り、「伊達時代に一の坂から舘山城が存在した」と替えて国に申請した結果「国指定の史跡」が誕生したが、文化課は「元々その様に考えていた」と嘯(うそぶ)く始末である。 

 S氏には「舘山城=伊達政宗築城説」は捏造であることを説明して、山形県指定の「御成山公園(舘山公園)の眺望景観資産」へ案内し、「伊達政宗はここから米沢城下を眺めて築城の構想を練ったとする伝承がある」と説明すると、氏は「手塚孝説より伝承の方に真実味があり、これで納得した」と来米の成果を喜んでいた。

 手塚孝職員は「継続して調査研究する」として定年後5年の任用が認められ、現在年300万円程の報酬を手にしている。